言い訳はこの辺にして、第16話、スタート!!
あの後、陽真はやっぱり質問攻めをくらってた。そりゃリサ先輩と付き合ってるって突然言われたらそうなるわな。特にひまりがやばかったな。ひまりは多分あいつらの中でいちばん恋バナに興味を持ってるだろうからやばかった。質問の量が他のみんなより多すぎる。もう、、やばいな。語彙力を失うくらいに。俺も多少は質問した。今後、陽真に相談することが増えるだろうし。
みんなが帰ってつぐみと2人になったところで本題となった。俺は今日つぐみに来てほしいと言われて来た。その要件をまだ済ませてなかった。
朝陽
「そういえば、用ってなんなんだ?今、俺とつぐみしかいないし大丈夫だろ?」
つぐみ
「えーと、これなんだけど…」
つぐみが渡してきたのは茶封筒だった。これってもしかして、お金?え?なんで?俺無給料のはずじゃなかったっけ?いや、お金とは限らない。別の何かの可能性もある。そっちを信じよう。
朝陽
「これ、何?」
つぐみ
「お金。お父さんからさっき渡されたの」
朝陽
「でも、俺無給料で1日バイトしてたんじゃないの?」
つぐみ
「私もそのことお父さんに言ってあったんだけどね。予想以上に一生懸命働いてたから少しのお礼だって。返金はできないって」
朝陽
「そうか。じゃあ、今回だけはつぐみの父さんに甘えさせてもらおうかな」
本当にこのお金、貰っていいのかな?お礼されるようなこと全くやってないのに。すごい不安。マジで貰っていいの?うーん、悩むなー。
つぐみ
「私も、その、正直お金あげていいかなって思った。朝陽くん、ほんとに一生懸命働いてくれてたし、イヴちゃんと1日で仲良くなっていろんなこと必死でやってくれてたから。私はお金のことは言えないけど、私は貰ってもいいって思うよ。正直驚いちゃった」
つぐみ父
「朝陽くん、そのお金、貰ってくれないかな?1日分の給料として少ないけどほんの少しのお礼として貰ってくれ」
朝陽
「そんな、少ないだなんてとんでもないです。お金貰えるなんて思ってなかったですし。つぐみの父さんがそこまで言うなら、貰います」
つぐみ父
「そうしてくれるとありがたい。今回は甘えてくれ」
朝陽
「本当にありがとうございます。じゃあ、俺、帰ります。お疲れ様です」
つぐみ父
「お疲れ様。気をつけて帰れよ」
つぐみ
「じゃあね、朝陽くん」
朝陽
「じゃあな!」
結果的に貰うことになっちゃったけど、つぐみもつぐみの父さんもあそこまで言ってて返すのも逆に失礼だよな。今度、このお金でつぐみになんか買ってあげようかな。このお金は大事に使っていくか。そう思い俺は帰り道を歩いた。
そういえば、陽真かわいそうだったなー(棒)。リサ先輩、いなかったからよかったけどね。あ、そうだ!2人からいろいろ聞けばなにかヒントを得れるかもしれないな!ついでにどこまで進展したかも聞きたいなあ。よし、聞いてみるか。電話しよ。
朝陽
「もしもし。リサ先輩ですか?」
リサ
『朝陽じゃん。珍しいね。どうしたの?』
朝陽
「明日って空いてますか?」
リサ
『空いてるよ』
朝陽
「相談したいことがあるんで明日、陽真とファミレスに来てくれませんか?」
リサ
『ちょっと待って。アタシと陽真が付き合ってるの知ってるの?』
朝陽
「ええ。今日、陽真が嬉しそうに言ってましたよ」
リサ
『あちゃー。まあいいや。明日、陽真とファミレスに行けばいいんだね?』
朝陽
「はい。よろしくお願いします。陽真には俺から伝えておきます」
リサ
『はーい。じゃあ、また明日ー』
朝陽
「はい、またあし…ってリサ先輩が通話切っちゃった!」
次は陽真か。まああいつも空いてるだろ。電話電話っと。
朝陽
「もしもし。陽真か?明日空いてるよな?」
陽真
『空いてる前提で言うのちょっと寂しいんだけど。まあ空いてるけどさ』
朝陽
「相談したいことあるから明日リサ先輩とファミレスに来てほしいんだけど」
陽真
『リサ先輩には伝えてあるの?』
朝陽
「バッチリよ!リサ先輩も来るって言ってたから来いよ?」
陽真
『はいはい、言われなくても行きます』
朝陽
「ありがとな。じゃあな」
陽真
『ああ。じゃあな』
明日、2人からなんかヒントかアドバイス貰えるといいな。人生の先輩方からのアドバイスは大事にしないとな。よし、頑張るぞ!
その後、少し歩いて家に着いた。初日から結構長い1日だったな。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
短めでごめんなさい。次は相談の回になりそうです。なるべく早く上げられるように頑張ります。
では、また次回。