ROCKMAN CROSSLINE   作:じゃすてぃすり~ぐ

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 最近、ロックマンXDiveの日本版がリリースされたので即ダウンロードしました。ストーリーやゲーム性とかも凄く良く、どハマりしております。Ricoちゃん可愛いよRicoちゃん。
今回は、404小隊対改造マッドグラインダーとの死闘となっております。
ではどうぞ。


EP3-9「進入禁止 その2」

―バシュン!

 

 マッドグラインダーの頭からカッターが射出される。

 回転しながら飛来するそれは、404小隊の面々を刈り取らんと迫る!

 

「散開!」

 

 45が的確に指示を飛ばすと同時に散開して回避、マッドグラインダーを取り囲むように各々の武器を構える。狙いは頭!こう言ったタイプの大型機械人形は大抵、頭が弱点なのである。

 

ーBALATATATATA!!!

 

 銃声。

 それと共に、銃弾がマッドグラインダーの頭部目掛け殺到する。

 

「!」

 

 グイン!とウィリー走行めいて、前腕部のローラーを上げ直撃を防いだ。防ぎ終わり、ローラーを地面につけたと同時に、二つの影が躍り出る。

 レッドと8だ!

 

「これで!」

「どうだ!」

 

 8は手に持ったナイフを、レッドはビームサイスを無防備になった頭部に振り下ろす。

 

−ザシュッ!

 

振り下ろされた刃は、狙い違わずマッドグラインダーの顔面を切り裂く。だが・・・、

 

「チッ、浅い・・・」

「やっぱ、弱点対策はされてあるみたいだね。頭部の装甲も厚くなってる」

 

 斬り裂いたのは薄皮一枚のみ、致命傷とはいかなかったようだ。

 

ーゴオオオオオッ!!!

 

「あぶなっ!?」

「うおっ!?」

 

 マッドグラインダーは、口をガパッ!と開き、8とレッドに向けて火炎放射。

 それを転がって間一髪で回避。

 

ーゴオオオオオッ!!

 

「わわ!?今度はこっちにまで!?」

 

 続け様に、45らにも炎を吐き出す。

 とっさに、散開してそれを回避しようとするも・・・。

 

アッー!!?私のお尻に火がー!?」

「G11!?」

 

 G11が避けそびれ、尻に火が引火してしまった。

 

アーツ!アーツィ!アーツェ!アツゥイ!ヒュウー・・・アッツ!アツウィ!アツーゥイ!!!誰か助けてーーーーーーーーー!!!!」

「じっとしてなさい、G11!!!」

 

 ゴロゴロと転がりながら叫ぶG11に、416はとっさに自分の上着を脱ぐと火のついているG11の尻をはたいた。

 何回かはたいた後、火は鎮火。・・・したのはいいのだが・・・。

 

「うう・・・ズボンが・・・」

「全身黒こげになるよりはマシでしょ」

 

 もの見事に、ズボンのお尻部分が焼けてしまい、G11のお尻が丸出しになってしまっていたのであった。

 顔を赤らめ、涙目のG11に416は冷徹に切って捨てる。

 

「酷いよ、416〜・・・ってうわぁ!また、口を開いてきた!」

 

 そんな416にG11が抗議しようとした刹那、再びマッドグラインダーが口を開きG11と416目掛けて火炎を吐こうとした。

 その時である!

 

「ブルースストライク!!!」

 

 G11と416を救わんと躍り出たブルースが、ブルースストライクを発射。それは狙い違わず、マッドグラインダーの頭部に着弾した。

 

「!?」

 

 まともに直撃し、大きくのけぞるマッドグラインダー。だが・・・、

 

「軽くへこんだ程度か・・・」

 

 直撃はしたもののマッドグラインダーの顔面はへこんだ程度であり、大したダメージではなかった。

 そして、ブルース目掛けて口を開くマッドグラインダー。火炎放射か?そう思った次の瞬間!

 

ータタタタタタタタ!!!

 

「ちいっ!レーザーだと!?」

 

 放たれたのは、レーザーの弾幕。ブルースはシールドでそれらを防いだ。

 

ーギュルルルルッ!!!

 

「ッ!?」

 

 ブルースの傍から、マッドグラインダーから射出されたカッターが飛来。距離やタイミング的にも回避は不可能である。

 コレは一撃を貰うか・・・?ブルースがそう思った次の瞬間である。

 

「そうは行くかよ!」

 

 レッドがブルースの前に躍り出て、持っていたビームサイスではじき返した。

 

「助かった、レッド」

「礼なら後でいいよ。・・・にしても厄介だね。弱点対策されてるみたいだし」

 

 マッドグラインダーから目を離さず、レッドはブルースにそう言った。弱点であった頭部にブルースストライクを受けても、大したダメージも無く、その上武装のバリエーションも増え強化されたマッドグラインダー。

 正攻法で行くのならば、長期戦は必至。

 

「確かにな。パワーギアを使ってごり押しという手もあるが・・・、それで倒し切れる確証も無い」

 

 どうするか・・・、と呟きかけたその時だ。再び、マッドグラインダーが口を開く。

 その口から現れたのはミサイル!

 

「ミサイルも撃ってくるのか!?」

「何でもあり!?」

 

 ブルースとレッドがそう叫ぶと同時に、放たれるミサイル。

 とっさに、2人は二手に分かれるように散開して回避する。着弾すると同時に轟く爆音。

 ホーミング機能はないようだが、威力は高いようで、先ほどブルースとレッドがいた場所はクレーターとなっていた。

 

「直撃でもしたらひとたまりもないな・・・」

 

 クレーターを見て冷や汗をかきながらブルースはそうつぶやく。

 

「状況は芳しくないわね〜」

 

 マッドグラインダーをどう倒すか思案中に、聞こえてくる呑気な声。その声の方に、404小隊の面々は一斉に声の主、UMP45に向いた。

 危機的状況にも関わらず、45は慌てた様子を全く見せていない。

 

「その様子だと、何か良い案が浮かんできたのかしら?」

 

 そんな余裕そうな雰囲気に皮肉混じりに、416が問いかけた。もっちろん。と45は皮肉を気にせず返す。

 

「外側がダメならば中身を攻めてみたらどう?流石に、中身までも硬くはしてないでしょうし」

「でも、中身ってどうやって攻めれば良いのさ?中身を見せる素振りなんか一度も・・・」

 

 45の言葉に、レッドが代わりに反論しようとして、ハッと気づく。

 

「そうか、口か!」

「ご名答、ヤツが口を開いて火炎放射なりレーザーなり撃とうとした時に狙い撃ちすればいいって訳」

「成る程な、試してみる価値はある」

 

 45の言葉に、納得がいったかのようにブルースは頷く。

 もしも、口の内部を撃ったとして、弱点対策が施されていたら?と言う不安があるかもしれないが、今は45の案を頼りにする以外に方法は無い。

 

ーギュルルルル!

 

「っと、そうこうしているうちに来たな」

 

 マッドグラインダーのカッターが、回転しながら飛来する。ブルースが前に躍り出て、ブルースシールドで防ぎ押さえ込んだ。

 そのブルース目掛け、追撃を行おうとマッドグラインダーが口を開ける。

 

「今っ!!!」

 

 45が叫ぶ。同時に、416とG11が各々の愛銃を構えマッドグラインダーの口内へと発砲した。

 

『!?!?!?!?!!?!?!?!』

 

 狙い違わず銃弾はマッドグラインダーの口内に直撃。

 声に鳴らない声をあげながらマッドグラインダーは苦しみだした。

 

「45の言うとおり、口が弱点だったみたいね。・・・っとやらせないわ!」

 

―PON!

 

 苦し紛れに、今度はミサイルを発射しようとしたマッドグラインダーの口内に、416はグレネードを発射。

 

―DOOOOM!!!

 

『オオオオオオオオオオオオ!!?!』

 

 着弾と同時に、グレネードは爆ぜマッドグラインダーは口から黒煙を吐き出しながら、絶叫をあげる。

 

「それじゃ、ブルース。トドメよろしくねー♪」

「了解だ」

 

 ブルースに目配せしながら、ウィンクをする45。ブルースは頷くと、マッドグラインダー目掛けて駆け出した。

 

『!?』

 

 苦し紛れに、マッドグラインダーは頭部のカッターを射出し迎撃。ブルースを切り裂かんと迫る!

 

「遅い!」

 

 だが、ブルースはそれを難なくジャンプで回避。空中での回避は不可能、好機!とマッドグラインダーは口を開き、レーザーで迎撃しようとする。・・・だが、ブルースの方が早くバスターを構えていた。

 チャージ完了したバスターが狙うのは、マッドグラインダーの口!

 

「ブルースストライクーーーーーーー!!!」

 

 バスターから赤い巨大な光弾が放たれた。それがマッドグラインダーの口へと吸い込まれ・・・。

 

ードッグオォォォォォォン!!!!

 

 凄まじい炸裂音と共に、マッドグラインダーの頭部が爆ぜた。そのまま頭部を失ったマッドグラインダーは倒れ伏し、機能を停止させる。

 

「お疲れ様ー♪皆よく頑張ったね」

 

 ブルースが着地すると同時に、45が労いの言葉を404小隊の面々にかける。全くだよー。と便乗する様に、G11が口を開いた。

 

「早く帰って休みたい・・・」

「そうはいかないわよ、他の面々も別の場所で戦ってるかもしれないし、早く救援に行かないと。

『S09基地の部隊、及びロックマンと共にM16を保護。及びエリア内の鉄血部隊を撃破』それが、契約内容じゃない」

 

 416にそう言われ、むぅ・・・と唸るG11。そうだな。と8も416に同意する様に、頷いた。

 

「それに、はぐれちまったナインも心配だ。一刻も早くナインの元に行ってやらねば」

「アンタいっつもナインの事ばっか言ってんな」

 

 9本位の8の言葉に、レッドのツッコミ=ジツが冴え渡る。コレには416も呆れ顔で便乗。

 

「ハチ、あなたいい加減妹離れしたら?」

「妹を心配して何が悪い!」

「度が過ぎてるのよ、あなたは」

 

 8のシスコンぶりに、はぁ・・・。と深くため息をつく416。とにかくだ。とブルースが皆に切り出す。

 

「奴を倒した事で、出口が出てきたみたいだしここから出よう」

 

 そう言って、見やる先にはいつの間にかデン!と転移カプセルが置かれてあった。しかも、『お帰りはこのカプセルで』とご丁寧に看板まで置いてである。

 

「エラく親切だね・・・」

「でもま、こうも分かりやすいと出口を探す手間が省けるわ」

 

 苦笑いで言うレッドに45はそう返した。ふと、G11が不安そうに問いかける。

 

「でもこうもあからさまだと罠なんじゃない?このカプセルに乗ったらトラップルームに飛ばされたりとか・・・」

「ああ、それは大丈夫よ。

 ボスラッシュステージのボス戦の後とかに出てくるカプセルは大体、元の場所に戻るのがお約束だから」

「「メタ発言ッッ!!!」」

 

 メタ発言混じりの45の言葉に、異口同音にツッコミを入れるレッドとG11。そんな2人のツッコミを意も介さず、45は続けた。

 

「まぁ、そんなんだからさっさとここを出てS09基地の面々を助けにいきましょ」

 

 そう言って、45はカプセルに向かって歩き出した。後を追うように、404小隊の面々もカプセルへ向かうのであった。

 

NEXT EP3-10・・・




 いかがだったでしょうか?
 長い事、ロックマンXDiveをはじめとした新しくダウンロードしたゲームにどハマりした上、今後の展開をどう書くか悩んでいたらいつのまにか11月に・・・(汗)
長い間お待たせしてしまい申し訳ありませんでした!(ジャンピング土下座)
次回は、一番隊と改造メカドラゴンとの死闘となります。お楽しみに!
それではー。
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