SCP-682とGE世界をゆく 作:ピギュィィ
※ちょっと短めです
※クソトカゲが喋ります
1話・二心同体
ん・・・
んん・・・
・・・・・・ん?
確か我はよくわからない何かに接触して・・・ううん、思い出せん。
忌まわしい者どもめ・・・またよくわからんことをしおって・・・
それにしても・・・ここはどこだ?
あの忌まわしい者どもの住む建物に似ているような気もするが・・・古いな。
建材にかなりの劣化が見られる・・・奴らも居ないようだ・・・
「うーん・・・ここはどこだ?」
何奴!?いまの声はどこから!?
近い・・・近いぞ!何処にいる!!
「うぇ!?なんで目線がこんなに低いんだ?!俺人間じゃない?!まぁ、知ってるんだけどね〜」
何処だ!!何処にいるんだ!?
姿を現せ!曲者!八つ裂きにして貪り食ってやる!!
「さっきからなんだよこの声は!?どこからきこえてきてるんだよ!?」
我の声が聞こえておるのなら姿を現せい!姿を現したら八つ裂きだ!
「お前こそ!一体どこから話しかけているんだ!?」
・・・おい、我の体が動かないのとお主の声がすぐ側から聞こえてくるのには何か関係があると思うか?
・・・おいお前、試しに動け。
「上から目線だなおい・・・まぁ、動いてみるよ・・・」
ズルズル
おい、我も何故か動いたぞ
「・・・これヴェノム的な?」
おい!なんだ?ヴェノムとは!?我の身体は一体どうなっているのだ!?
・・・ま、まさか!お主に身体の主導権を乗っ取られておるというのか!?
「そうっぽいけど・・・これってトカゲ?何この謎の身体?アラガミじゃなくね?」
あらがみとはなんだ!我にもわかるように説明しろ!
ー時は少し遡るー
神「すまないのぉ、わしの部下のせいで・・・お主は案の定トラックに轢かれ死んでしまった。
本来あるべき死を迎えること無く・・・
なに?転生じゃと?あぁ、させるさせる、好きな世界に転生させてやろう・・・。
ふむ、ゴッドイーターとな。
確かにお主は生前そのゲームをやり込んでいたようじゃのう・・・よかろう、・・・じゃが問題があるのだ。
ゴッドイーターの世界で人の体を手に入れようと思うとしばし時間がかかるのじゃ・・・予約がいっぱいと言う奴じゃの。
なに?人じゃなくても良いと?
出来ればアラガミ?
そうかそうか・・・ならば今すぐにでも転生させてやろう。
お主に、神々の祝福があらんことを・・・」
ーそして今現在ー
「とまぁ、そういう事なんだけど・・・あんた何者だ?なんで俺の体に居る?」
それはこちらの台詞だ!これは私の身体だ!
まさか・・・新手の奴か!?
忌まわしい者どもめ!またよくわからないものを我に差し向けおって!
「まぁ、落ち着け落ち着け・・・この状況を理解するには少し時間がいるだろうな、まずはお互いのことを知ろう」
ふむ、お前の言うことも一理あるな
よし、話を聞いてやろう
手短にまとめろよ?さもなくば食い殺す
「いきなり物騒な・・・まず、お前って呼ぶのも不便だな・・・これから長い付き合いになりそうだし。あんた名前はあるのか?」
ふむ・・・名前か・・・名前など下賎な者達が互いの識別の為につけるような物・・・と思っていたが、確かにないと不便だ。
お前のような謎の存在に【お前】とか【あんた】と呼ばれるのも不快だしな
あの忌まわしい者達は我の事を数字で呼んでいたな・・・一部の奴らは不死身の爬虫類とも呼んでいたな
クソトカゲとか言ってたやつもいたがこれは論外だ
よし、我の名は【不死身の爬虫類】だ。
我の名、しかと脳裏に刻むがよい。
「・・・え?不死身の爬虫類?・・・その・・・呼ばれてた数字って682だったりする?」
おお!そうだそうだ!682だ・・・
しかし・・・何故お前が知っている?
「・・・マジかよ・・・人間じゃなくてもいいとは言ったけどまさかアラガミじゃなくてトカゲとは・・・」
そうだ、お前の名前はなんなのだ?
我も名乗ったのだ、お主も名乗れ
「すまない、今俺には名前が無いんだ・・・転生する時に名前は神に返したからね・・・」
そうか・・・てんせいとか、かみとかはよく分からないがお前はナナシなのか
ならば我がお主に名を授けてやろう・・・
・・・
・・・・・・
浮かばんから今のところお前でいいや
よく良く考えれば我の身体に巣食う寄生虫などに名を与えても仕方の無いことだな
なんならお前って呼び方も勿体ないわ
我は疲れた・・・
しばしの間眠るとしよう・・・
何かあったら起こせ、この身体は私の物、お前は借り・・・寄生しているにすぎんからな・・・
・・・寄生虫ってひでえなおい
一般的な男は、神様のミスでゴッドイーター世界のアラガミに転生する事に・・・しかし、アラガミではなく、どういう訳かゴッドイーター世界に降臨なさったクソトカゲに憑依!
オマケにクソトカゲの意識は消滅しずに残っていた。
チート的な体を共有する2人が、ゴッドイーター世界を征く!そんな物語です。
わかりやすく言うと映画のヴェノムです