SCP-682とGE世界をゆく   作:ピギュィィ

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ちなみに、時間軸的にはGE主人公が来るほんの少し前のお話だったりします


5話・市街地観光

 

 

 

アナグラ近辺

 

 

おい、腹が減った・・・あれ食っていいか?

「だめだ、またアラガミ捕まえてきてやるから我慢しろ」

 

 

今俺達はスラム街にいる。

ゲーム中にはあまり描写されていなかったがそれなりの人口密度を誇っている。

アナグラの周囲の壁に囲まれた居住区・・・のその外にある居住区だ

多分ここの住民は訳アリの人ばかりなのだろう

アーコロジー化されたアナグラの外と言うだけあって、アナグラ関係者を見ることは少ない

見たとしても大抵が出勤するゴッドイーター達だった

 

所々で市場が開かれ・・・あれ闇市じゃねえかな?

明らかに殉職したゴッドイーター達の服のようなものや、何の肉かわからないものが並んでいる。

それに、見間違いじゃなければ前世では持ってるだけでも御用になるアブナイ葉っぱとまったく同じ形の葉っぱが・・・見間違いだと信じたい!

というかこんな世界でもあるのかよアレ!

 

まぁそれは置いといて。

 

このスラムには簡易的な防壁や物見櫓のようなものも有るようだ。

よく見るとアナグラにも使われていた対アラガミ用防壁の小型版みたいなものが使用されている。アナグラが支給したのか・・・それとも盗んだのか・・・

 

無法地帯に似つかわしくない自警団のような武器を持った集団も時々見かける。

遠目には巨大な防壁が見える・・・多分あれの中にあるのがアナグラだろう。

 

そして今回の目的はそのアナグラについ昨日ボコボコにしてしまったゴッドイーターを送り届けること・・・まぁ、もう届けてきたんだけどね。

物資運搬通路的なところにぽーいって・・・

まぁ、あれで大丈夫でしょ。

 

で、いまは適当にスラム街をブラブラしている。

そう、観光である。

勿論体を小さいカナヘビサイズにまで縮小させてだ。

通常時の大きさだとすぐにバレて攻撃されかねない。

まぁ、攻撃と言っても殆どが槍や鉄パイプを加工した様な長物、たまに見るのだと劣化の激しい銃火器。

この集落にある武器ではこの体にダメージを与えられるようなもは無いだろう。

だからといって襲うのは言語道断・・・むやみな殺生はイケナイ。

まあこのトカゲは襲いたくてうずうずしてるだろうが。

 

 

 

せっかく食うなら若いのが良いな・・・

しかしここは骨張ったやつか筋の多そうなやつしかおらん

メスですら見ただけでその肉の硬さが伺い知れるわ

なんじゃあの筋肉は・・・

 

「だから食うことを考えるなって。別に人間食わなくてもアラガミを食えば、アラガミじゃなくても無機物で全然大丈夫じゃないか」

 

食うならうまいものが良い

これは譲れん。まぁはなからお前に譲る気など無いが

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

こんなくだらない会話をしているうちに日が沈み夜が来た

今晩は空き家と思われる家に身を隠すことにした

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

とある廃墟にて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

打ち捨てられた廃墟の中

それはそこにあった

 

甘い香りを放ち、茶褐色色の液体を滴らせるアラガミ

そのアラガミからはとても魅力的な・・・そう、とてもとても美味しそうな匂いがする

周囲のアラガミ達がそのアラガミの存在に気付き近寄る

もちろん喰らうために

 

その時、謎のアラガミに異変が起きた

謎のアラガミから、何か蠢くものが溢れかえる

それらはアラガミ達の身体によじ登り、その肉を小さな顎でちぎりとる

 

アラガミ達はそれらに対抗すべく、踏みつけ、燃やし、噛み砕くが、圧倒的な数を前にその努力虚しく小さく、小さく千切られ、謎のアラガミの元へと運ばれていく

 

 

 

 

やがて日が昇り、廃墟群を太陽が照らす頃

その地域一帯のアラガミは、その謎のアラガミ一体を残し姿を消していた

 

 

謎のアラガミは新たなる食料を求め歩き出す

 

彼、そして彼等の好物である人間の匂いを辿りながら・・・

 

 

 

 

 





この話から独自要素というかクロスオーバーが加速していくので、苦手な人は回れー右・・・だったり

スラム街にはアーコロジーに訳あって居られなくなった人や、アラガミ信仰をする狂信者など、様々な人達がいます
位置的には

(簡易防壁)スラム(防壁)居住区(アナグラ)居住区(防壁)スラム(簡易防壁)

となっています

2にでてきた老夫婦然り、外壁の外なのに生き残ってる人ってかなりの手練ですよきっと
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