SCP-682とGE世界をゆく 作:ピギュィィ
ゴッドイーターのストーリー忘れかけてるからもう一度プレイしようかな・・・
贖罪の街
ビルの屋上から眼下の戦場を見下ろす
新種のアラガミを足止めするゴッドイーター達を眺めながらクソトカゲが言った
(クックック・・・まさかここであの美味に再会するとはな)
「俺もなんとなくだがわかる・・・あれはSCPに限りなく近い能力を持つアラガミだ・・・」
アレはただのアラガミでは無い
俺が元いた世界のネット上の創作物、SCP財団が管理する、クソトカゲも含めた異常物品達
その中の一体、SCPー743と呼ばれる異常物品の性質を引き継いだかのような能力を駆使するアラガミだった
なんでそんなアラガミがこの世界に・・・ふと頭に俺を転生させたドジっ子神が頭をよぎる
『まさか神のせいじゃ・・・』
(にしても、見た目が変わった様だな)
「・・・ホントだ、よく見たら所々元となったアラガミの特徴がでてるな」
パッと見の見た目はサリエル種だろうか
腕のヒラヒラとした布のような質感の部位や、女体部分はまさにサリエル種の特徴だった
違う所は下半身部と首から上がチョコレートファウンテンのそれに酷似した見た目に置き換わっている事だ
チョコレートファウンテンのような部位から、チョコレートの様なドロドロとした液体を垂れ流している
にしてもチョコ臭い
そしてSCPー743の異常性の中で最も危険な"アレ"らが、ゴッドイーター達を囲い、その肉を喰らうためにジリジリと距離を詰めつつある
このままでは彼らはあの虫達に食い殺されるだろう
「よし、トカゲ、加勢するぞ」
(フン、よかろう、あやつはとても美味いからな、行こうではないか)
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「ちくしょう!切っても切ってもキリがねぇ!」
「隊長!増援は!?」
「あと少しだ!それまで耐えろ!死ぬんじゃねえぞ!」
(なんなんだこのアラガミは!この小さいのもアラガミなのかはわからないが数が多すぎる!)
(倒しても倒しても次から次へと押し寄せてくるし、本体と思われるあのクソッタレチョコ野郎を攻撃しても取り巻きの虫が付けた傷をすぐ治しちまう
隊員達も疲弊してきている
これは不味い・・・
スタングレネードも残りわずか、せめてオペレーターにこのアラガミについての情報だけでも伝えねば・・・)
一瞬だった
一際強い突風が巻き起こったと思うと、あたりの虫が消えたのだ
否、跡形もなく消し飛んだのだ
辺りが甘い匂いと土埃に包まれる
土埃の中に影が見える
それは巨大な、本で読んだトカゲという生き物に酷似したアラガミだった
チョコ野郎がつんざくような咆哮をあげ、大量の虫をトカゲのようなアラガミに向け発射する
先程までとは違った、顎や爪などが一際大きい蜘蛛と呼ばれる生き物に似た虫たちがトカゲ目掛け飛翔する
トカゲの様なアラガミは真上に飛び上がると、軽やかな身のこなしでビル群の間を跳び回る
一見して逃げているように見えるが、その長い尾と舌による攻撃で確実に虫の数を減らしていっている
トカゲがチョコ野郎に向かって飛びかかる
それを迎え撃つ為、チョコ野郎が虫をトカゲに向け発射する
トカゲは止まらない
そのままトカゲの顎はチョコ野郎の頭部を捉え・・・る事無く空を噛んだ
どうやらあの虫は目潰しの為の物だったようだ
そして、チョコ野郎はその隙にどうやったかはわからないが、自分の足元を掘り地中へと逃げたのだ
顔にまとわりついた虫を払い除けたトカゲが地面に着地すると同時に、トカゲの背後の地面が盛り上がり、大量の虫が地面から吹き出す
不意をつかれたのか、トカゲに大量の虫がまとわりつき、その体の肉をちぎりとる
痛みに耐えかねたのか、トカゲのようなアラガミはチョコ野郎から距離をとる為、物凄い勢いで駆け始める
あろう事か、アナグラ方面に向かって
「「「「おぃぃいいい!」」」」
俺達には目もくれず、トカゲをチョコ野郎が追いかけてゆく
「オペレーター!乱入したアラガミがターゲットの新種のアラガミを引連れアナグラ方面に向かっている!今すぐアナグラの警備を固めてくれ!」
命は助かった
しかし、目的のアナグラの防衛はあのアラガミによって失敗に終わった
「クソトカゲ・・・」
隊員の誰ががそういったのが微かに聞こえた
この日以降、アナグラ内でクソトカゲという名称が定着することになるのであった
【挿絵表示】
チョコレートアラガミの見た目はこんな感じ
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真面目だけど突然変なことし出すのがSCP財団だと思ってます