前回より、一週間と一日ぶりでごぜぇます!
感想ありがとうございます!
ゆっくりしていってね!
「で?何かいうことは?」
「すいませんでした…」
今俺は正座している…。
意味がわからない?安心しろ、それで正常だ。
説明すると…黒髪美少女を連れて帰る。銃を所持していたし、そこそこの実力だったので念を入れて銃を奪い、更に手錠で拘束した。
フィールも一緒に住んでるため当然ばれる、さらって来たのかと思ったんだろう、とりあえず本気でビンタされる…。
正座、と短く静かに言われたので今正座して、何か言うことは?って言われた。
「何に対して謝ってるの?よくわからないからしっかりと説明してくれないかしら?」
「はい…」
とても怖いです。
そもそも、なんで日本人じゃないのにフィールが正座なんて知っているんだ。
取りあえず説明した。
すると…
「そう…ならいいわ」
「じゃ、じゃあ正座を崩しても?」
「ええ、もういいわよ、理由もなくビンタとしたのと正座をさせてごめんね」
「いや、普通は勘違いしてもおかしくないから別にいい」
フィールは自分の間違いはすぐ謝るな。
まあいいところだけど。
「でも、手錠は少し可哀想ね」
「いや、でも状況判断が出来なかったら撃たれるぞ? 実際危ないと思ったら取りあえず撃つ習性はいつの間にかついてるもんだし」
「それは理解してるつもりだけど…」
なんだか哀しそうな目で見られる。
う、う~ん、危ないんだけどなぁ…。そんなに切羽詰ってる状態でもないし、別に手錠とってもいいか…?
うん、今回だけだ。今度があるかわからないけど、今度からはこんな甘い判断はしない!
「わかったよ、手錠はずしとく」
「そう…無理をいってごめんなさい」
「別にいいよ。女性の頼みは極力断らないようにしてるから」
黒髪ロングの美少女はまだ気絶している…。
フィールと違って色々可哀想な胸だ。
何故か俺のベッドに寝かされている。
なぜに?これ起きなかったら俺が寝れないじゃん。
……怒りがわいてきた…。
「絶壁…」
小声でそういうとほぼ同時。
――ダンッ!
あ…あぶねぇ!?
黒髪の美少女が起きて俺に銃を向けていた…って言うか撃ってんじゃん!?
「うわっ!?」
狙いは正確だな! いい腕だ畜生!
頭に飛んでくる銃弾を俺は飛んできた弾丸を弾丸と同じ速度で腕を引きつつ銃弾のスピンにあわせて手をひねりながら銃弾を掴む。
――パシッ
つ…掴めた…こんな荒業、あんまり使いたくないんだが…。
銃弾を掴むなんて、もう人間じゃないだろ…今までも、ちょくちょく使ってきたけど…
手…火傷したし…。
黒髪の美少女は目をまん丸にして驚いている。
フィールもすごく驚いているみたいだ。
俺は銃弾を捨てる。
ころころ…っと転がっていった。
「よかったわ…ライム…大丈夫だった?」
さらっと名前言ったな…。
心配してくれてるのか…こんな美少女に心配されるなんてうれしいぜ!
でも…なんか微妙に涙目なんだが…そんなに心配だった?
黒髪の美少女は何を思ったかおろおろしだしている…。
そして黒髪の美少女は
「あ、ああああの!すいません!あ、謝ってすむことじゃないのはわかってますが!す、すすいません!」
謝ってきた、人に謝るのは大事なことなんだよ。謝られたら極力赦すようにしている。
でもね、俺銃弾受け切れなかったら死んでたよね…。
フィールはあなたにまかせるわって顔で黙っている。
はあ…
「まあ、こんな美少女に謝られてるんだし、許すけどな」
「び、美少女…」
「ああ、お前十分美少女って呼べるくらい可愛いぜ? お前の名前はなんていうんだ?あと年齢もな」
「あ、あの…私の名前は、間宮 ななかっていいます…14歳です」
間宮?確か日本の公儀隠密の家系…。
なんでこんなところに…と思いながらフィールとアイコンタクト。
『間宮一族がどうなったかしらべてくれ』
『了解』
こういうのは便利だから覚えていた、フィールも俺もな。
俺は一番初めに転生した世界で覚えた。
年齢は同じか…。
それにしても…今撃たれたのは絶壁って言ったからなのか? それとも、昔からそういうふうに教育されてきたのか? できれば後者であってほしい!
「そうか、ななかって呼ぶぞ?」
「はい、どうぞ…」
「俺の名前は、
この名前は苗字は神が考えた…咲…中二病っぽいとか少しでも考えたやつ!出て来い!
今なら、5-7でドタマ5回弾くだけで勘弁してやる!
好きでこの名前ってわけじゃねぇんだよ! 一番初めに転生するときに神がつけた名前だからな…。
来夢ってほうは、俺の転生する前からの名前だ…だから結構思い入れのある名前だ
まあ、士咲もなんだかんだ言っても長い間使ってるから愛着がわくけどな。
「い、いえ…あの…」
「ま、そう簡単に信用してくれはしないよな…」
まだ警戒したままだ…銃をはなさない。
ちなみに、あのともりが持っている銃はH&K USPだ、なんのオプションもついてないやつ、フィールの銃だ。まあ、フィールは銃…撃ってもまったくあたらないけどさ。
そして銃を離さないくらいに警戒しているのに、なぜ名前を教えた!? あれか?ドジッ娘か?
まあ、殺しかけたとは言え、知らない人だしな…俺。
うーん…気配の消し方とかはうまいんだけどな。
何でだろ?アンバランスだな…まあ、できること、できないことは人それぞれか?
取り合えず…これからどうするんだろ…この子。
「これからどうするんだ? ななか」
「え……そう…ですね…どうしましょう…依頼主は来夢さんに殺されてしまいましたし…。やっと依頼主見つけたんですけどね…ここからまた依頼主を見つけるのは…難しそうです。でも、あんまりいい依頼主でもなかったんですけどね」
フィールがこっち見てくる…。
お前のせいでこうなったんだから助けてやれって顔だな。
とはいえ、フィールさん、貴女も一枚噛んでますよこの件。
それはそれとして…
「なあ、ななか、俺たちと一緒に暮らそうぜ?それなら仕事のことを考えなくてもいいだろ?」
ななかはすごくびっくりした顔をしている。
少しツリ目気味の目を、まんまるに見開いている。
そして小さな声で
「どうしてそこまでしてくれるんですか?」
とたずねて来た。
少し警戒している様子だ。
フィールが俺の前に出てきてななかに本心を語り掛けるように言う。
「ライムとわたしが、お人よしだからよ…いえ、わたしよりもライムはお人よしだけれどね…。それに、同じような境遇の人は放っておきたくないし」
フィールのほうがお人よしだろ…どう考えても…。
俺は、フィールの要求に従ってるだけだし…
「そう…ですか…行くとこも…あてもないですし…お願いします」
「そう…ところで…家事はできる?」
「はい、一通りはできますよ」
なんでフィールがこんなこと聞くか?
俺もフィールも家事ができなからだよ…。
それのせいで、そこら辺でインスタント食品買ってくるか、弁当買ってくるのどっちかなんだよ。
フィールが申し訳なさそうに聞いている。
「あの…家事…任せてもいい?」
「はい、わかりました!」
こうして、住人が一人増えた。
ななかには、殺しはさせないさ…仕事は全部俺がする…本当はフィールにも手伝わせたくないんだけどな。
ななかが今まで何人殺してきたかはしらないが…これからは俺が殺すから…大丈夫だ
いつか…こんな仕事は俺一人でできるようになりたいもんだ…フィールにも…ななかにも…表に戻ってもらいたいな。
さらっと銃弾掴みをする、今回名前を披露した来夢さん
ちなみに、ななかが銃弾を撃ったのは混乱していたからと、意識が完全に覚醒していないときに、自分のコンプレックスを指摘するであろうことが聞こえてきたので、撃ったんですね…ほとんど意識は覚醒してませんでしたが…
時間的には今間宮がイ・ウーに襲撃されたあと…それからしばらくたったくらいです
ななかはイギリスに渡ってきて、仕事してたんですね…
感想待ってます!
次回もお楽しみに!
2015年3月22日修正