第7学区、第34警備員出張所の活動記録   作:あきとし

1 / 16
当作品のオリジナル設定資料等となります。
※ネタバレ要素ありです。ネタバレが苦手な方は辞書のような使い方で読み進めていってください。※


書庫
「とあるシリーズ」をよく知らない?この作品をもっと楽しみたい?もっと知りたい?そんな時はここ!「用語解説」、「能力解説」、「オリジナル能力解説」、「オリジナル設定資料」


・用語解説・

 

・風紀委員―読み:ジャッジメント

 学生のみで構成され、主に学校敷地内における安全管理を担っている学園都市の治安組織の一つ。

 

・警備員―読み:アンチスキル

 教師のみで構成され、主に学校敷地外での犯罪捜査などを行い、凶悪犯罪にも対処できるような高度な制圧技術と最新装備を有する学園都市の治安組織の一つ。

 

・先進状況救助隊(英名:[MAR] Multi Active Rescue)―読み:せんしんじょうきょうきゅうじょたい(英名:[エムエーアール] マルチアクティブレスキュー)

 警備員傘下の救助隊。隊員は警備員の教師らが所属している。高度な救助技術と最新装備を有し、駆動鎧などを用いた救助活動を行う。略称は「MAR」。

 

・学園都市統括理事会―読み:がくえんとしとうかつりじかい

 学園都市の全て(司法・立法・行政・軍事・貿易・外交)を掌握する学園都市の最高機関。理事長を含め12人の理事によって構成されている。

 

・無能力者、低能力者、異能力者、強能力者、大能力者、超能力者、絶対能力者―読み:レベル0、レベル1、レベル2、レベル3、レベル4、レベル5、レベル6

 学園都市が定める、各能力者の規模や精密性、強さなどを基準にした客観的な判断指標。

 

・強度―読み:レベル

 学園都市が定める、各能力者の能力レベルを表す格付け。またその言い方。

 

・スキルアウト

 学園都市内にいる無能力者たちの集まり。主に犯罪行為に加担しており、学園都市の治安を揺るがす大きな一因となっている。

 

・An_Involuntary_Movement拡散力場(略称:AIM拡散力場)―読み:アン・インボランタリー・ムーヴメントかくさんりきば(略称:エーアイエムかくさんりきば)

 能力者が無自覚に発している微弱な力場の総称。「An_Involuntary_Movement」とは、直訳して「無意識の動き」という意味となり、つまるところ「無自覚に発している力場」と言える。この力場は非常に微弱なもので、専用の測定機器を用いなければ人間に感知することは不可能である。また、能力者のレベルによってもその力場の強さはさまざまであり、例えば御坂美琴のような超能力者の電撃使いともなると、無自覚に発せられている微弱な電磁波(AIM拡散力場)の反射波を用いて空間把握をすることができる。また、各能力に応じてその人自身のAIM拡散力場は千差万別であり、例えば電撃使いなら微弱な電磁波、発火能力者なら炎による熱などである。ついでに言うと、各能力者によって千差万別のAIM拡散力場を探ることによって、能力者の心や、「自分だけの現実」を調査するといったことも可能であると言われている。

 

・自分だけの現実―読み:パーソナルリアリティ

 これは能力者自身が持つ独自の感覚で、超能力を発動するためのいわば「土台」である。つまり超能力そのものの源であり、発火能力者なら「手から炎を出す可能性」、電撃使いなら「身体から電気を出す可能性」など、現実の常識とはズレた世界のことであり、またその「ズレた世界」を観測し、「ミクロな世界」を操る能力の総称でもある。より強い個性、より強靭な精神力、より確固たる信念を持つことがこれの強化に繋がるとも言われており、能力者の精神制御方法の一つとしても考えられている。「自分だけの現実」は「信じる力」などとも揶揄されており、その言葉の意味通り、能力者によって見ているものは千差万別である上に超能力の性質上、その能力者自身が観測できる「自分だけの現実」によって所持する能力も決まってくる。これによって基本的に、能力者一人につき能力は一つであると言われている。

 

・書庫―読み:バンク

 学園都市にいる全ての人たちの年齢や性別などの個人情報はもちろん、学園都市に関するほぼ全ての情報が記録されているデータベース。主に風紀委員や警備員などが事件捜査などの為に閲覧することが多いが、基本的には誰でも閲覧することができる。しかし、ある一定以上の情報にアクセスするためには正式な理由と許可が必要となる。

 

・駆動鎧―読み:パワードスーツ

 学園都市にて盛んに研究がおこなわれているものの一つ。その名の通り人が中に入り、自らの手足のように操ることができる。また電子的な補助によって常人よりも遥かに強い力を出したり、着用者の安全性を容易に確保できるなど利点が多いために需要も高い。警備員でもMARのように救助目的で採用したり、特殊部隊が武装した駆動鎧を用いた治安維持活動を行うこともある。

 

・幻想御手―読み:レベルアッパー

 都市伝説の一種。Joseph’sにて男子高校生らが話していたもの。どうやら音楽のようで、聴くだけで能力が上がるらしいが・・・?

 

・守護神―読み:ゴールキーパー

 都市伝説の一種。学園都市にいるハッカーたちの間でささやかれている、「絶対に突破できない防壁」を作り出すインターネット上に存在する最強のハッカー。彼、あるいは彼女が管理する小さな詰め所と、とある学校のセキュリティシステムは「書庫」のセキュリティシステムよりも数段強固だと言われている。

 

・冥土帰し―読み:ヘヴンキャンセラー

 半ば伝説と化している、第7学区の病院で働く、とある凄腕医師の異名。その医師の腕は凄まじく、その腕前の高さから「神の摂理すら曲げる」とまで言われている。そしてその通り名として、この名前が囁かれるようになった。この医師の腕にかかれば、全ての患者は命を救われると言われている。

 

・カエル医師(本名不詳)―読み:かえるいし

 第7学区にある病院に勤務する医師。本名は分からないが、カエルによく似ていることから、当作品においては「カエル先生」などと呼ばれている。基本的に患者に必要なものは全て揃えると言うのをモットーにしており、そしてどんなに重症だったとしても絶対に患者を見捨てず、救うためなら手段を選ばない。ちなみにかなりの凄腕で、その腕前の高さから一部の人たちの間では「冥土返し」などと呼ばれたりもしているという。

 

・身体測定―読み:システムスキャン

 学園都市内部の学校にて行われる能力測定などを指す。

 

・時間割―読み:カリキュラム

 学園都市内部の学校にて行われる、能力開発などの授業の時間割りのこと。

 

・グリーンマート

 第7学区内にあるコンビニ。御坂美琴がよく立ち読みをしているのもグリーンマートである。当作品では、略して「グリマ」と呼ばれたりしている。

 

・Joseph’s―読み:ジョセフ

 第7学区内にあるファミレス。アニメでもたびたび登場し、御坂たちの行きつけの店でもある。

 

 

・能力解説・

 

・一方通行―読み:アクセラレータ

 学園都市第1位の超能力者が所有する能力。また、その能力者の通称。運動量、熱量、光、音、電気量などの「ありとあらゆる種類の力の向き(これをベクトルという)」を観測し、自身の身体に触れたベクトルを自由に変換することができる。

 ちなみに、この能力に関しては力が作用する「向き」だけに干渉する能力であるため、力そのものの大きさや量を操作することはできない。しかし、そのベクトルを適切に制御することで、高い攻撃力などを発揮することも可能である。

 そしてこの能力名は正式なものではなく、後から能力者本人による自己申告により付け直されたものらしい。

 

・電撃使い―読み:エレクトロマスター

 能力者カテゴリの一つ。電気を自在に操ることのできる能力の総称。「超電磁砲」、「欠陥電気」などがこれに該当する。

 その名の通り、電気を自在に操ることができ、単純に電気を操ったり、磁力やローレンツ力の制御、電磁場、電磁波等の知覚、電子線などの目視も能力レベルの高さによっては可能である。また、応用的な面としては電子ロックなどの解除、ネットワークへのハッキングなども行うことができる。

 そしてこの能力のAIM拡散力場は「無自覚に発している電磁波」であり、これを用いることによって高位の能力者であれば視覚や聴覚に頼らずとも、空間把握などが可能である。ただし欠点として、微弱な電磁波を常に周囲に発しているため、これを敏感に察知出来る動物にはあまり好まれないという点がある。

 

・超電磁砲―読み:レールガン

 学園都市第3位の超能力者、御坂美琴が所有する能力にして、彼女の二つ名でもある。

 「電撃使い」系の中では最強の部類に入り、その威力を見せつけられた「電撃使い」は「力を行使する前に恐怖で気を失う」とまで言わしめるほどの差が存在する。それもそのはず、最大で10億ボルトもの出力を誇る電撃、強力な電磁波によるジャミングや電波傍受、電気を用いた磁力操作による「砂鉄の剣」に代表される様々な金属類の操作、極めつけは電撃によるローレンツ力を用いて、コインを音速の3倍以上のスピードで撃ち出す、いわば必殺技ともいえる「レールガン」など、圧倒的な攻撃力を誇る。

 更にかなりの応用が利き、例えば電子機器ならほとんどの場合は操作できるので、その点を利用してハッキングやセキュリティの無力化など、電子的なものに関してはほとんど操作が可能である。また、人体を流れる生体電流にも干渉可能なため、それを応用して自身の神経回路をブロックされている状態にあるにも関わらず、電流を体表面に流し、電気信号そのものを直接制御することによって肉体を動かすような荒業も可能である。

 しかし逆に、アナログチックなものに関しては全くと言っていいほど能力が通用しないため、いわゆる「ガチャガチャ」などの物理的干渉以外に操作する方法が無い場合は、そのものを何らかの手段で破壊するか、ピッキングなどの手段を取るか、あるいは正規の方法で操作する以外にない。

 ちなみにこの能力名は、御坂自身による自己申告により、後から付け直されたものである。

 

・欠陥電気―読み:レディオノイズ

 「電撃使い」系の能力系統の一つ。強度は異能力~強能力程度。御坂美琴と同種の能力ではあるが、単純な出力の差はもちろん、電磁力線を目視することもできないなど、その差は歴然である。

 しかしいくら弱いとはいえ、最大で5万ボルトほどの電撃を放つことができるために侮ることはできない。そして御坂と比べれば見劣りするとはいえ、強度は異能力~強能力程度であり、一般的な能力者として見れば標準の域にあるため、特に劣っているというわけでも無いと言えるだろう。

 

・心理掌握―読み:メンタルアウト

 学園都市第5位の超能力者が所有する能力。そして学園都市最強の精神系能力でもある。

 記憶操作、読心、人格の洗脳、念話、想いの消去、意志の増幅、思考の再現、感情の移植、人物の誤認など、精神に関することなら何でもできる、いわゆる「十徳ナイフ」のような能力。

 洗脳の射程と処理能力としては、ある一定のプログラム通りにオートで動かすような形であれば、少なくとも3桁近い人間を同時操作することができ、身体の全てを掌握するような精密操作でも同時に14人は操作可能である。当然、能力者を使役した場合はその能力者の有する能力を行使することもできるが、操作している人間の脳を介して更に「心理掌握」を行使することは不可能である。

 能力使用時にはリモコンを操作しているが、これは能力の応用範囲が広すぎるために、それを安定制御する必要があるため自分で『区切り』を設けるためである。このように「自分ルール」で細かく制御しなければ、本人ですら能力の全容が把握しきれなくなってしまうという弊害がある。

 しかしこのような大きい弊害もさることながら、それを補って余りある圧倒的な出力と応用性を併せ持つこの能力ではあるが、その動作原理としては『ミクロレベルでの水分操作』によるもの。主として脳内物質の分泌、血液や髄液などの配分の制御などによって精神に干渉している。生体電流にも影響を与えているが、これは電気を通す媒体である液体を操作して、伝導効率を変更することによる間接的な干渉だと思われる。

 その一方でこの性質上、身体の水分バランスが著しく乱れている対象(例として大出血を起こしている、熱中症を発症しているなど)に使用すると、予期せぬ副作用や悪影響をもたらす恐れがあると言われている。

 ちなみにこの能力が通用するのは人間のみであり、ロボットなどの電子機器はもちろん、動植物に対しても効果は無い。

 

・空間移動―読み:テレポート

 読んで字のごとく、空間を移動する能力である。風紀委員に所属する白井黒子は、この能力の大能力者である。

 この能力は、3次元空間を無視してあらゆる物体を転移させることができ、また「自身の身体(が触れている物体)を転移させる能力」を「テレポート」と言うのに対し、「離れた物体を手元に引き寄せる能力」を「アポート」と呼ぶなど、「何をどう移動させるか」によって呼び方も異なる。

 3次元から11次元への特殊変換を計算するため、他の能力よりも脳への演算負荷が大きく、発動に時間がかかり、痛みや動揺などで集中力が乱れるとすぐに使用不能に陥ってしまうという欠点もある。しかしその原理の複雑さからか、総じて能力者の強度は高い。

 ちなみにこの能力は、「空間移動」であって「瞬間移動」ではないため、物体を飛ばしてから移動した地点に出現するまでに、若干のタイムラグが発生する。またこの能力は、「飛ばした物体が、重なる地点にある物体や物質を押しのけて、割り込むように転移する」ため、能力自体は無音だが、使用時には飛ばした物体が空気を裂く「ヒュン」という音が発生したりする。また、飛ばしたものは双方の硬さに関係なく、たとえ障害物があってもその障害物に刺さったりする形で出現する。

 そのため、理論上は紙一枚でも複合装甲などの非常に硬い物体を「裂く」ような形で転移させれば、その複合装甲を真っ二つに割ることも可能であるとされる。しかしこの点は、利点でもあり欠点でもある。例えば攻撃に用いる際は前述のように、物理的な防御力を無視できるため非常に強力ではあるが、対して自身や、ある物体を転移させる際には座標の指定を徹底しないと、その先にある物体にめり込んだ状態になる可能性があるためだ。

 ちなみに空間転移という特性上、例えば銃弾などのように軌道を見て避けるなどと言うことは不可能であり、また物理的防御力すらも無視するため攻撃手段としては非常に有効かつ強力である。しかしそれと同時に「出現の瞬間」にしか破壊力が無いため、ピンポイントの座標攻撃しかできず、幻覚を見せられたり、対象が高速移動していたりすると照準が定まらず無効化されてしまう。更にある物体を転移させる際に、その物体の向きも変更できるため、例えば相手を瞬時に地面に倒すなど格闘戦などにも応用が利く。

 なお同系統のAIM拡散力場が干渉しあってしまうために、空間移動で他の空間移動能力者を転移させることは不可能である。

 

・定温保存―読み:サーマルハンド

 風紀委員の初春飾利が所有する、「触れているものの温度」を一定に保つ能力。彼女自身の強度は低能力者。当然のことながら熱すぎたり、冷たすぎたりするものは触っていられないため、実質的には触れているものを常温に保つ能力だと言えるだろう。

 しかしその特性上、例えば(人が触っていられる範囲で)対象の温度を一定に保たなければならない時などには、非常に役に立つと言える。だが逆に言えばそれだけの能力であるため、応用もあまり効かず戦闘向きでもないので、強度は低くても致し方ないともいえるだろう。

 

・発火能力―読み:パイロキネシス

 炎を生み出す能力のこと。また、その応力を使う能力者の総称は「発火能力者―読み:パイロキネシスト」と言う。学園都市では「電撃使い」と並んでポピュラーな能力の一つ。

 科学的な理由付けでは、念動力を用いて対象物の分子運動を促進、摩擦を増加させることによって発火させるらしい。しかし作中で可燃物もなく火を出していたところからすると、単なる加熱、発火能力ではなく具現化要素もあると思われる。

 ちなみに作中の大覇星祭では、「拳に空気中の水分を集めて分解、燃焼」させるという方法を用いている発火能力者もいたため、一概に木や紙などが無ければ火を出せないとも言い切れないのかもしれない。

 また、この能力系統は単純に火を出すだけではなく、煙などを出して酸素を奪ったりすることも可能らしい。

 

・窒素装甲―読み:オフェンスアーマー

 空気中の「窒素」を自在に操ることができる能力である。その力はきわめて強大であり、圧縮した窒素の塊を制御することで自動車などの重量物を持ち上げたりすることや、弾丸などの攻撃を受け止め、防御すること等が可能である。

 しかしその効果範囲は非常に狭く、拳から数センチの位置が限界なため、見た目では自動車などを「手で持ち上げている」ように見えてしまう。また、この能力の特徴として圧縮した窒素の「壁」を生成することにより、あらゆる方向からの攻撃を防ぐ事が可能。ただしその一方で防げる限界もあり、強すぎる攻撃を受けると防ぎきれない可能性もあるという。

 またこの能力の弱点として、窒素を操る能力であるが故に、空気中に窒素が存在しなければ一切の能力が発揮できない。その点を利用できれば勝機はあると言えるだろう。

 

 

・当作品オリジナル能力解説・

 

・集中治療―読み:インテンシブトリート

 当作品オリジナル能力。新橋恵の所有する能力であり、他人や自分の受けた怪我や病気を、重症度にもよるが瞬時に(長くても1時間程度で)回復することができる。患部に自分の手を触れれば手足の離断した部位を再結合させたり、人体の深部に受けたダメージを体表面から回復できるなど、超人的な能力であるがその分使用後の反動も大きく、かなり体力を消耗する。しかし一方で死んでしまった細胞に関しては再生できないため、例えば脳梗塞などで死滅した脳細胞などは再生不可能である。

 能力の発動原理としては、自身のAIM拡散力場をもって、対象となる体細胞の生命活動に干渉し、生命力を最大限にまで増幅、細胞そのものの自然治癒力を極限まで高めるというシンプルなものではあるが、細胞レベルでの演算が必要となるため連続使用は不可能である。ただし、この能力の欠点としては、対象の体細胞に干渉し自然治癒力を極限まで高める一方、その代償として対象となる体細胞にも大きな負担がかかる。そのため治療する範囲、箇所にもよるが、患部または患者は、ある一定期間の安静、及び休息が必要となる場合がある。

 また、いわゆる「暗黒面」としての一面も併せ持っており、対象となる体細胞にAIM拡散力場を用いて干渉、生命活動に直接アクセスできる点を逆手に取り、「体細胞そのものの生命活動を停止させ、自壊(壊死)させることも可能」であることも判明している。

 しかし、この能力系統に関しては学園都市内部にもごくわずかな人数しかいないため、目下研究中である部分も多く、まだ十分に解明されていない能力でもある。

 

・健康診断―読み:セルフチェック

 「集中治療」に付随している付加属性。特技ともいう。主に研究者たちの間でこう呼ばれている。この特技は、自身のAIM拡散力場をもって、対象となる体細胞の状態を体表面から把握するというもの。それによって、体表面から見えない深部のダメージを診断したりすることが可能であるが、しかしそれには使用者自身が、正確な人体解剖医学を履修、或いは習得している必要がある。そうでなければ正確な診断はできない。

 イメージ的には、レントゲン画像を医師が見れば骨折箇所などを発見できるが、一般人が見てもよく分からないのと同じである。

 

 

・オリジナル設定資料・(芝浦先生監修)

 

・第34警備員出張所

 主人公の芝浦先生が勤務している警備員の詰所の一つ。出張所としては比較的規模が大きく、2台のパトロールカー、1台の護送車を配備し、一通りの個人用装備(制服から防弾装備に至るまで)を各隊員ごとに備えている(爆発物処理用の防爆スーツのみ共用)。

 また、非常時には風紀委員第177支部と協力体制を取り、事件解決に尽力する。シフトは基本的に固定されており、例外なく8時間勤務で統一されている。教職もその間に行う形にはなるが、異常事態等が起きなければ私服で教鞭をとるという柔軟なシステムとなっている。ただし、最低限の個人装備として警備員の教師は常日頃から特殊警棒と手錠、セキュリティカードの携帯を義務付けられている。

 休憩は学校での昼休みなどとは別に1時間取る形となっているが、状況によっては取れないこともままある。休みは完全週休2日制であるが、固定されている曜日は特にないためシフトの変動によって曜日も変わる。長期休暇は学校での長期休暇中に申請すれば1週間取ることができる。何かしらの事情で休む際にはその時に変わってくれた人のシフトに代わりに入ることとなる。

 配備されている車両はすべて防弾仕様であり、パトロールカーなら小銃弾程度、護送車なら対物ライフル弾程度は防弾可能である。

 

・第7学区警備員本部

 第7学区の中心部にある警備員の本部。第7学区内にある警備員の施設では最大の規模を誇り、配備人員は総員150人程度。ここには証拠品の解析を専門に行う部署や、MARの部署も併設されている。また、ヘリポートを屋上に備えているためヘリの離発着も可能であり、迅速な部隊展開を可能としている。

 通常のパトロールカーや護送車に加え、MARの所有する救助トラック、捜索用ドローン、救急車も少数配備しており、他にも放水銃を備えた暴徒鎮圧用特殊車両、凶悪犯罪者対処用の重装甲車、現場にて仮の指揮所と情報収集施設になる大型トレーラー、空中からの追跡も兼ねた人員輸送ヘリコプターなど圧倒的である。

 また各種装備も最新鋭のものを備えており、自律型警備ドローンや自律人型武装警備ロボット、半自律型服従式犬型ロボットなど多岐にわたる。

 中でも対凶悪犯罪用に設立された特殊部隊に至っては武装型駆動鎧の完全配備、対能力者用演算妨害装置である車載型キャパシティダウンの配備、様々な状況に対応するよう設計された多目的大型重装甲車、状況によっては対戦車ヘリと同等の武装を施すことができる重装甲ヘリコプターなど軍隊とほとんど遜色ないほどの装備を有している。

 しかしその一方で、学園都市統括理事会の影響も大きい施設であり、上からの命令によっては隊員一人として現場配備ができなくなってしまう恐れもあるという。

 

・セキュリティアラートレベル

 当作品オリジナル設定。犯罪や事件などへの警戒レベルを示しており、レベル6が平時、あるいは全く緊急度のない事案などに用いられ、対してレベル1が非常事態宣言の発令、学園都市全域への警備員の緊急配備、警備員各員のフル武装・実弾装填、特殊部隊の緊急出動、一般市民等への避難指示発令及び、避難支援の開始、学園都市外部ゲートの閉鎖、学園都市領空の閉鎖及び、ヘリコプターなどによるパトロールなどなど、もはや国家危機レベルの事態が起こった際に発令される。普段はレベル5~3がよく用いられる。この辺りは迷子の捜索や落し物の捜索から、能力者同士による喧嘩などまでが範囲となる。

 

・グリーンマートの略称「グリマ」

 略称のみオリジナル設定。グリーンマートそのものは原作に出ている。

 

・芝浦先生(本名:芝浦 誠(しばうら まこと)

 この物語の主人公。22歳。基本的に昼間(8:00~16:00)のシフトに入っている。また、昼間のシフトに入っている分隊の分隊長も兼任している。

 古賀とは警備員訓練所からの腐れ縁であり、それ以来ずっとコンビを組んでいる。身体能力や格闘能力は普通の警備員と大差ないくらいだが、銃の扱いと命中率にかけてはずば抜けており、立射姿勢で500m先を横に移動する大型犬サイズの的を、警備員に支給されている小銃で光学照準器を使わずに確実に命中させるほど。たとえ拳銃でもその技量は衰えることはない。(立射姿勢で200m先の横に移動するバスケットボール大の的に確実に命中させられる。)

 また、指揮能力も総じて高く、それもあって若干20代でありながら、比較的安全とは言え第34警備員出張所の分隊長を任されたのである。優しい性格で、基本的に女性と学生(子供)に対してはいかに凶悪な犯罪者であったとしても殺傷系の武器を使わないとしており、特に女学生に対してはそもそも武器を使わずに拘束することを第一主義としている。

 逆に言えば女性や学生を守るためには一切の躊躇をせず、相手を速攻で無力化することを第一目標としている。

 古賀先生曰く、「隊長って女の子にはめちゃくちゃ優しいくせに、俺にはつれない態度取るんだよねぇ。そういえば聞いた?実は隊長と新橋ちゃんってさ、どうやら付き合っ―――・・・。」・・・えー、このコメントは気にしないように。趣味は学生たちと談笑したり、一緒に遊んだりすること。特に趣味が無いとか言わないこと。

 

・古賀先生

 芝浦先生の相方。年齢は20代前半(自称)。普段から芝浦先生とコンビを組んでいることもあり、行動を共にしているが時たま自分で墓穴を掘るような発言も多く、しばしばそれが原因で痛い目を見ることもある。

 身体能力、格闘能力、射撃技術のどれも平均的だが、車両操縦にかけては他の追随を許さないほどに磨きがかっており、それもあって主にドライバーを担当する。

 どちらかというと学生に舐められないように警備員になった気が強かったが、芝浦先生と行動を共にしてきたことで共感し、今では芝浦先生のサポート役に徹している。

 芝浦先生曰く「古賀の奴に犯人の車を追わせたら、逃げる間もなく捕まっちまうだろうよ。」とのこと。趣味で休日はサーキットでの走り込みなどをしている。

 

・林先生、鈴木先生

 第34警備員出張所に所属する教師。林先生は昼間のシフトに入っている分隊の副分隊長であり、芝浦先生のサポート、分隊長の代役などをこなす。主に昼間のシフトに入っており、芝浦隊長の指揮下で行動する。この二人はコンビを組んで行動している。主に昼間のシフトに入っており、芝浦隊長の指揮下で行動する。

 

・中山先生、神田先生

 第34警備員出張所に所属する教師。この二人でコンビを組んでいるが、主に出張所に残り現場部隊のサポートとバックアップを担当している。特に神田先生は初春ほどではないにせよ警備員の中では情報処理能力が高く、そういった事件も多く担当している。しかし非常時には現場に便乗し、分隊と他組織や部隊との通信役を担ったりもする。

 

・坂上

 第7学区の病院に勤務する医師。・・・これ以上は胸糞悪いので割愛する。(ちょっ、芝浦先生!?きちんと説明してあげて!?by作者)

 

・ひったくり犯

 当作品オリジナルキャラクター。新橋のハンドバッグを強奪し、芝浦先生に拘束された犯人。どうやら電撃使いのようだが・・・?

 

・新橋恵

 当作品オリジナルキャラクター。長点上機学園の1年生。年齢は16歳で身長152cm。スリーサイズは不明だが、スレンダーな体型である。ちなみに御坂に負けず劣らずの美少女で、ヘアスタイルはさらさらのミディアムヘア。

 すでに医療分野での研究を独自に行っており、新たな医療機器や技術の研究開発に日夜取り組んでいる。成績も総じて良く、頭の回転も研究などに関してはかなり早いが、普段は優しいおっとりとした性格で、人当たりもいい。ひょんなことから芝浦先生と知り合うこととなる。能力は強能力者の「集中治療」。(年齢、身長は「書庫」より引用。)

 

・セキュリティ管理AI「REX(レックス)

 当作品オリジナルシステム。カエル先生が用意した家のセキュリティのほぼ全てを管理する、超高性能AI。もともとプログラムされている対処法に加え、各種状況に対して臨機応変に対応する柔軟性と、それらの記録を基にした新たな対処法の自己生成が可能であり、将来的に利用期間が長ければ長いほど、対処できる状況への効率性が上がっていく、いわば「成長するAI」である。

 芝浦先生と新橋恵の2名を最重要保護ターゲットとしており、家の半径30m以内を保護区域と設定している。そして簡易的ではあるが負傷者への応急処置をするための医療ドローンの制御を個別に持っており、非常時には警備員へと緊急連絡を行うことも可能。セキュリティレベルは1~5まであり、1が最も厳重なセキュリティを敷かなければならない時、5は平常時である。このAIのホームコンピュータは地下室に設置されており、それが破壊・停止されない限りAIは稼働し続ける。

 

※以降は物語の展開次第で随時追加予定。※




不明瞭な点、改善点、誤解している点などあればご指摘いただけると助かります。

2018.11.30追記
前書きを更新しました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。