殺せんせーの個人授業   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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子育ての時間

田園風景が広がる場所に2つの建物が有りました。

 

片方は木製の校舎のような建物で、中には教室と書かれた木製の札が釘で柱に打ち付けられており、その更に中には教卓と机が2つに椅子が3つ置いてありました。

 

横の部屋は12畳程の広さがあり、布団が2組畳まれていた。

 

食堂とトイレと書かれた札が立て掛けられた部屋も存在した。

 

殺せんせーに助けられた少女の長門、爆風で大火傷をしたために、記憶が一部無くしてしまった少年の2人がそこで暮らしている。

 

少年は殺せんせーが保護した際、焼けたハンカチに高畑と書かれていたが名前が読めなくなっていた。

 

苗字が無い少女、長門に名前が無い少年、高畑・・・運命の悪戯なのか、必然だったのか・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隣の建物には殺せんせーの顔の形に窓と扉が配置された殺せんせーの家があった。

 

森の景観をぶち壊す痛ハウスだ。

 

中も子供達が入ってきても大丈夫な部屋と、巧みに隠された殺せんせーの自室の2部屋だけだ。

 

自室には壁一面に小汚ないエロ本がびっしりと飾られ、漫画、食べかけのポテチ、ハズレの馬券等が落ちていた。

 

ただ、漫画に関しては、この世界の物ではなく、殺せんせーが生きてきた世界で自分が読んでいた漫画をコピーした物だ。

 

(今は読むことができないでしょうが、数年以内にはこの漫画を使って授業をするかもしれませんねぇ・・・)

 

それは殺せんせーなりに考えた個性の育成方法だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

個性【電磁石】

 

それが高畑少年の個性だ。

 

四肢からコイル状の金属を生やして周囲に磁力を発生させるという微個性と呼ばれるものだ。

 

記憶を失っている影響なのかもしれないが、磁力に関しては、発動半径10cmと普通なら本当に微個性で終わる個性だ。

 

 

 

 

 

 

殺せんせーは個性について調べているときに目についた

 

【個性は身体の一部】

 

ということに注目し、身体の成長期に連動して個性の成長もおこなわれるのではないかという仮定を立てていた。

 

また、電磁石という性質は体内で僅かながら電気を作り出していることを意味し、電力の発電量、蓄電量、送電量、磁力に変換した時の抵抗の緩和、コイルの延長・・・これ等が出来て初めて磁力が上がると考えた。

 

「とは言え、体のどこで発電しているのか知る必要もありますし、顔の火傷の影響で感情を面に出せませんから、そこら辺のリハビリもさせませんと・・・ヌルフフフ。」

 

 

 

 

 

 

高畑だけでなく少女長門の個性【軍艦】についても殺せんせーは調べていた。

 

彼女の個性は強個性と呼ばれる中でも桁外れに自由度と性能が高い事がわかる。

 

名前の通り軍に属する船の特徴を体に現すことができる能力で、毎日個性を使用しての運搬をしていたため、個性の使用限界を超え、それを回復しようと体を治す筋肉の超回復と同じことを個性でおきていたらしく、発現時は水に浮く、木製の板を出す程度だったらしいのだが、今は手首を上に上げることで弾を発射することができるらしく、肘から発射口の手首までにかけて鋼鉄化し、その内部はライフリング加工がされていた。

 

つまり彼女の個性は鍛えれば鍛える程、船の歴史を進むように強くなると仮定できる。

 

「どのように教えるのが最適なのかまではわかりませんが、私なりの教育を続けましょう。」




短くてゴメンね、次は長くするから
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