特別保護星系とは、第一世界ブリタニアに存在する帝国が特別に保護している星系。最初にこれが誕生したのは、『ヴァンパイア十字界』の夜の国の住民を移民させた時だった。
帝国にとって他の下位世界の存在は機密事項であったので、彼等は他の次元世界の住民からは隔離する方が何かと都合が良い。だから彼等は管理しやすい要に、お膝元の第一世界ブリタニアの惑星に住まわせることにした。
しかし、ブリタニア人ではない彼等は当然ながら帝国の身分制度や宗教には馴染まないので、問題が起こることが予測された。そのため、ブリタニア帝国の法律やシドゥリ教を持ち込むことが望ましくないので、彼等が住む星に対して種族や民族の文化を守るために、ブリタニア帝国が不必要に干渉しないブリタニア帝国直轄の特別保護地域という形式を整えた。
この時に帝国の星系分類が修正された。所領星系、開発途上星系、皇帝領星系、資源採掘星系、観測指定星系、特別保護星系の六つで、それぞれの解説をします。
所領星系は、貴族が統治している地方星系。開発途上星系は、人間が住めるようにテラフォーミングが予定されている、またはテラフォーミングの途中の星系で、更にその星系に実際に移民が行われて、ある程度の町が築かれるまでこれに分類される。
皇帝領星系は、皇帝が所有している星系。開発途上星系が開発が完了すると一旦、皇帝領星系になり、封建貴族が死んだ場合、領主がいなくなった所領星系も、皇帝領星系になる。これらの星系は帝国が軍を退役した封建貴族候補に与えて所領星系にする。
資源採掘星系は、有人惑星とテラフォーミング可能な惑星がないが、有益な資源がある星系。この星系の管理は帝国政府が代官を派遣して治めさせている。
観測指定星系は、有人惑星とテラフォーミング可能な惑星がなく、これといって有益な資源がなにもない星系。これは領地として価値が乏しいので、ほとんど放置状態である。(※1)
この様に帝国の星系は管理されていた。
その後、ブリタニア帝国では『ドラゴンボール』のナメック星人などいくつかの種族を保護することになったが、それは別のお話。
(※1)この時代のブリタニアではテラフォーミング技術が未熟であった為に観測指定星系が多かったが、後に異世界の技術を取り込んで飛躍的に技術力を向上させたブリタニアでは観測指定星系が激減することになる。また、その影響で開発途上星系が激増してしまうことになる。