すごい書きたかったのが、ついに!
是非読んでみて下さい。不定期更新です。
新島八重ってカッコいいよね。
あのね、真選組の隊服を長くしたらすごくかっこいいと思うんです。
かっこいいは正義⁉︎
(今のは作者の独り言です。)
その日は桜が満開に咲いていた。
桜色の吹雪が舞い踊る中で、彼女の金髪がはためく。
「れっつしょーたいむ…っと。」
桜色の中に、赤い飛沫が舞い始めた。
彼女の名前は新島
さて、そんな彼女の話をしよう。
「「傭兵?」」
沖田と土方は同時に声を上げた。お互い嫌い合っている仲だが、この時ばかりはそんな事に気付きもしなかった。
「近藤さん。正気か?」
「そうでさァ。これまでそういうのは全然なかったし、そんな事をしたら真選組の威光は地に落ちまさァ。」
「ああ。だが、そう言っても幕府の____会津からの紹介だから無闇に断れないし、女だというから隊員の士気向上とか真選組のイメージアップに繋げたい、ってのもある。だから多分大丈夫…な筈だ。」
「ならいいが。なんか嫌な予感がするんだがな…」
「戦力的には多分、大丈夫だ。
「山本家…何ですかい、それ?」
「総悟お前そんなことも知らないのか。常識だぞ。覚えとけ。」
土方の溜息に腹がたつ。一般常識はあんたにもないだろうが。
「あの…トシ、俺も詳しくは知らない…」
「知らないのに言ってたんですか。」
もう一度はあ、と溜息をつき、土方は話し始めた。
山本家は、会津で代々砲術師範を務めている家柄である。その腕前は相当なもので、先代の山本権七はかつて攘夷戦争の鎮圧をしていて、かなりの猛者だった。その権七に指導を受けたという者なら腕はたつはずだ。
「そうか…だから松平のとっつぁんも拾い物だって言ってたんだな。」
「まあ、山本家ってなら信用できるな。あそこにゃ知り合いがいるし。」
「まあ、そういう事なら。」
こうして、真選組への新島千重の出張は受諾されたのであった。
一方、こちらは真選組へ出張する事となった新島千重。
「真選組?あの、江戸の…確か、特殊警察だったっけ?」
「ああ。今回お前はその真選組に出張してもらう。傭兵みたいな扱いになるだろうから、不自由はないように配慮しておこう。」
「ふうん…まあうちは命令ならどこにでも行きますけど。でも確か真選組ってミツバさんの弟さんがいるんだっけ。それはちょっと乗り気だわ。ミツバさんといえばうちの家じゃ超有名だからさ。」
「ああ。しかも真選組には銃の使い手はいないらしいんでな。楽しめると思うぞ。」
「そりゃあ僥倖。さあて…」
当主から説明を受けていた千重は、その真っ赤な瞳を光らせた。
「楽しくなりそうやね。」
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