真選組のとある傭兵の話   作:ささら.

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二話目だぁ!
基本的に原作沿いじゃ無いです。
決闘とかやりたいなって…
でもその前に書きたい話があるから次はそれかな。


02:ほらさ、こんだけ男がいたらそりゃ一人ぐらいおっさんもいるよ

「新島千重と言います。得物は主に銃、趣味は銃の改造。よろしくお願いするね。」

「おうおう。男ばっかりでむさくてすまなんだ。部屋は用意してあるからゆっくりしていいからな。」

「ありがとさん。」

今日は少し前から検討されていた女性隊員の試験導入の日である。と言ってもこの少女は会津からの出張なので隊員と言うよりは傭兵だが。

といってもここは真選組。完全なる男所帯である。だから…

「すげえ、ほんとに女の子じゃん!」

「やばいですね、めっちゃカワイイじゃないですか!」

「真選組の制服なのが逆にいい!」

こうして男どもが浮かれるのである。まあ士気が上がるなら近藤としてはいうことはないのだが。

パンパンッ!

すると、突然銃声がした。千重の仕業である。

「あんたらうるさい。うちははるばる会津から旅してきて疲れてん。挨拶は明日にするから早く通してくんない?それと、部屋どこですか?」

最後の問いは近藤へのものである。

「あ、ああ…そこの廊下をまっすぐ行って右だ。見ればわかると思う。部屋の内装は好きにしていいぞ。風呂は部屋についてる。それから…」

「分かりました。あと一つ。隊服ってちょっと改造してもいいですか?」

「あ、ああ…まあ少しなら。」

千重は…なんというか、人を圧倒する、と言えばいいのだろうか。そんな才能を持っていたのかもしれない。そして近藤も例に違わず勢いに呑まれかけていた。

「ありがとうございます。そんじゃ。」

手をひらひらと振って歩いていく千重を、誰も止めない。

やがて誰かがポツリと言った。

「すごい美人だけど…なんかすごく嵐みたいですね…」

まさに言いえて妙。

 

「近藤さん、あんたどう思う?」

土方は真剣な表情で近藤に問うた。千重の事についてである。

隊士に強烈な印象を与えて部屋に戻った彼女。当初追うものは居なかったのだが…

「このままじゃ隊士全員撃たれるぜ。」

そう、彼女の事を何とかして知りたいと、部屋を覗こうとする者が多数いたのである。部屋の前にたむろしてるぐらいなら本人に許されているのだが…部屋を覗いたり五月蝿くしたりすればまず間違いなく撃たれる。

「急所外したゴム弾つっても一発で気絶するぐらいには痛い。明日の隊務、使い物になる奴がいなくなる。」

「けどなあ…どうかなトシ。こういうのはいくら禁止されてもやりたくなるもんだ。俺にはわかるぜ。」

「そりゃあんたがストーカーだからだろうがよ。」

近藤のストーカーにはお妙もほとほと参っているだろう。あれは酷すぎる。実は訴えられた時のために近藤の始末書類は作成済みだったり…まあそういう事だ。

「まあともかく俺があいつらに注意してくる。あんたからも言っておいて貰えるか?」

「ああ、勿論。」

さて、どうしようかな。

 

「おい聞いたか?拳銃が得物だってさ。」

「ひゃー、安倍伍長と同じじゃないか。あの人プライド高いからなぁ。絶対勝負とか言い出すよ。しかもあの人は男尊女卑とか自分で言ってるし。」

「ああ…『鉄砲は男のロマンだ。道具だ。女なんかが触れていい代物じゃねえ』ってか?」

「それそれ。鉄砲の方がむしろ使いやすいだろうに。」

「んだと…?」

「うへっ!伍長!」

「いいか、鉄砲はな、扱うだけなら誰にでも出来る。だがなぁ。いいかお前ら。それを上手に使ってやるのが俺たちってもんよ。」

「は、はい!」

「さて…あの女、どれほどのモンかいな?」

男はペロリとくちびるを舐めた。




読んでいただいてありがとうございます。
なんか読みにくいような気がしているので、よかったら感想とかで意見お聞かせください。

あとお詫び。
原作に伍長なんて地位があるのか私は知りません!
けど元祖新撰組にはあったので許して!
だって鉄砲扱うの上手いって言われてたのは元祖隊長の中にはいないし!
なんかね、原作で分からないとこがあるなら元祖(いやなんか……元ネタ?)に頼ろうって決めたから!
決闘させたいから!
っていう事でお詫びでした。

てゆーか最近気づいたんだけど山崎って意外とえらいんだね。
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