これが今年最後の投稿です
執筆がうまくいけばもう1話かけるかな?
「今日はアルバイトも休みでのんびりしようと思ったのに・・・・」
「そこや~~」
「そこよ!入れなさい!」
「なんで子供サッカーの観戦に付き合わなきゃいけないんだ?」
現在、悠一は士郎がオーナー兼コーチをを務める少年サッカーチーム“翠屋JFC”の試合を見ていた
「サッカーチームのオーナー兼コーチもやるなんて士郎さんも物好きだな~」
悠一は大声でプレーする選手たちに指示をだす士郎を見ながら呟きながら、翠屋JFCの戦術を見る
「(試合相手はそこそこ名の知れたクラブチーム、無理に攻めず、カウンターを狙い、隙があれば攻めるって感じか。だけど、同じ戦術を繰り返してたら相手にも気づかれる。実際、対戦相手の監督さんは意図を理解したのか選手を焦らすようにパスを回してる)」
悠一はフィールドを見回しながら冷静に状況の分析を行う。相手側のパス回しに焦れたのかボールを奪おうとしたところをつかれピンチに陥るがキーパーのファインセーブで守り切り、前半戦は終了した
「なんか危なさそうね」
「うん。お父さんどうするんだろう?」
「悠一君」
ふと士郎が悠一の名前を呼ぶ、手招きで来るようジェスチャーをとる
「何ですか?」
「悪いけど後半戦、選手としてフィールドに立ってくれないかな?」
「いやいやいやいや!無理言わないでくださいよ。一緒に練習したことない俺が入っても連携が取れなくなるだけですよ?」
「君ならほかの選手たちのプレーに合わせることができる」
「その根拠は?」
「僕の勘だよ」
「俺にメリットがないんですけど?」
あくまで出たくないとアピールする悠一だったが
「それじゃあ今月と来月のアルバイト料をあげるでどうかな?」
「よーし、ひと暴れすっか」
給料UPという単語の前には無力だった
「あ~~~」
選手用のユニフォームに着替えた悠一はフィールド中央で試合開始のホイッスルがなるのを待っていた
「じゃあ、言ったとおりに頼む」
「はい」
隣に立つ選手に一声かけると試合開始のホイッスルが鳴る。選手は試合開始前、悠一に言われた通り、ボールを軽く蹴って上にあげると、悠一は思いっきりそのボールを高く蹴り上げる。試合を見ている誰もが何をやってるんだと思った。だが、蹴り上げられたボールは弧を描くように相手ゴールまで進み、ゴールネットに突き刺さった
「まずは・・・1点」
遅れてなったホイッスルの聞きながら悠一は指鉄砲で相手のゴールを撃ち抜くよう仕草をした。1点を先制されたことから相手は果敢に攻めてきたが、指令塔となった悠一の的確な指示で守備を行いカウンターを仕掛け、4‐0で勝利した
「それでは勝利を祝ってカンパーイ」
試合に勝ったことを祝って士郎がささやかな祝勝会を翠屋で開いた。さらには
「お願いします。ぜひ僕たちのチームに入ってください!」
『お願いします!!』
「そんなこと言われてもな」
悠一はサッカーチームの全員に頭を下げられチームに入ってくれるようお願いされていた
「ユウ君、すごい人気やな~~」
「まぁ、あれだけのプレーを見せられたらそうなるのも当然よね」
少し離れたところで、なのは達が言い寄られている悠一を見て苦笑いをする
「それにしても・・・ユーノ君やったけ?これ本当にフェレットなんか?図書館で見たフェレットと違うよな気がするやけど」
「キュ、キュウ?」
「あ、あははうちのユーノ君は普通のフェレットと少し違うんだ」
はやての問いになのははそれしか言えなかった。その時
「「あれ?」」
「ん?」
「3人ともどうしたんや?」
「うんん、何でもないよはやてちゃん(気のせいだったのかな?)」
何度か感じたことのある力を感じ取った3人だったが、気のせいだと思い、はやてとの会話を続けた。ただ一人除いて
「(今のは間違いなくジュエルシードの気配だな。キーパーが持ってるようだが、どうしたもんかね~?)」