剣聖の異世界転生禄~リリなの編~   作:白の牙

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 初の令和での投稿です。仕事上、中々休みが取れなくて投稿が遅れ申し訳ありません


少女たちの特訓

 

 

 

 

 「はぁ、はぁ、もう、無理、なの」

 

 「だ、だらしが、ない、わね、なのは。わ、私、はまだ、いける、わよ?」

 

 「そんな状態で言っても説得力ないよアリサちゃん」

 

 なのはは仰向けで地面に倒れながら過呼吸をし、アリサは四つん這いになりながらなのは同様、過呼吸でいけるとしちょうするが、その状態では説得力がないとすずかにつっこまれる

 

 「っと、ゆー、か、すずかは、なんで、平気、なの、よ?」

 

 「疲れてるけど、なのはちゃん、アリサちゃんほどじゃないだけだよ」

 

 「ってゆーか、なんで1000mも走らなきゃいけないのよ?」

 

 「何をするにも体力、持久力は必要だからな」

 

 「皆、お疲れ様。はい、タオルとスポーツドリンクだよ」

 

 文句を垂れるアリサに悠一が告げる。何故、悠一がなのは、アリサ、すずかの3人を鍛えているかというと、3人に頼まれたからだ。アースラでの会合で協力して残りのジュエルシードの捜索、および回収をすることなり、予想よりも早くすべてのジュエルシードを回収することができ、一件落着となったのだが、なのは、アリサ、すずかの3人がフェイトとアリシアとの全力の戦いを望んだのだ。フェイトとアリシアもなのは達の望みを了承し、7日後にアースラのスタッフが建設した特設フィールドで戦うことが決まり、その日のうちに3人は悠一に鍛えてほしいと頼んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それじゃあ、これから個別訓練を始める。それぞれの担当を言うから呼ばれたものはその教官の指示に従うように」

 

 10分の休憩ののち、特訓が再開される

 

 「なのはちゃんの担当は明日奈だ」

 

 「よろしくねなのはちゃん」

 

 「は、はい。よろしくお願いします」

 

 「アリサちゃんは俺な」

 

 「う~~ん、喜んでいいのか、悲しめばいいのか悩むわね」

 

 「そこは冗談でも喜んでほしかったんだけど、まぁいい。んで、すずかちゃんはクリスだ」

 

 「よろしくお願いします」

 

 「ビシバシ行くからな覚悟しておけよ」

 

 担当の発表を終えると生徒を引きつれ、悠一達は別れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それじゃあ、始めようか」

 

 「はい!」

 

 「なのはちゃんはフェイトちゃんと戦いたいんだっけ?」

 

 「はい。アリサちゃんやすずかちゃんと協力して戦うほうがいいと思うんですけ、フェイトちゃんとは一対一の勝負で勝ちたいんです」

 

 「なるほど、フェイトちゃんの戦いを映像越しで見させてもらったけど、彼女はオールラウンドに戦えるけど、近接戦をメインにしてる。中、遠距離を得意としているなのはちゃんとは相性がちょっと悪いね。悠一君に聞いたんだけどなのはちゃんって武術を習ってるんだって?」

 

 「はい。でもお兄ちゃんやお姉ちゃんと違って本格的に習ってるわけじゃなくて、ほんの少したしなむ程度です」

 

 「じゃあ、フェイトちゃんと戦うことを想定して模擬戦をやろうか。こう見えて私もスピードには結構自信があるからね。ラディアント・ライト」

 

 「レイジングハート」

 

 指導の方針が決めると明日奈となのははデバイスを起動する

 

 「じゃあ、行くよ?」

 

 「はい!」

 

 優しい表情から戦う戦士の表情になった明日奈の問いになのはレイジングハートを強く握りしめて答える

 

 「はぁ!」

 

 なのはとの距離を一瞬で詰めると明日奈は長剣を突き出す

 

 「っ!?」

 

 武術をたしなんでいることが幸いしたのか、なのはは魔導杖を使ってその突きをさばいた

 

 「それなりに本気で突いたのに防がれるなんて・・・それじゃこれはどうかしら?スターリィ・ティアー」

 

 突きを防がれたことに驚く明日奈。少し笑みを浮かべると今度は星の頂点を描くように5連突きを放つも、なのはは驚異的な動体視力と反射神経ですべての突きを躱した

 

 「(嘘でしょう!?)」

 

 「えぇ――い!」

 

 なのはの並外れた身体能力に明日奈が驚いている中、なのはは魔導杖に魔力を込めおもいっきり振るうも、後ろに一歩下がられ躱されてしまった

 

 「(嗜んだ程度じゃないでしょう絶対に)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そらそら守ってるだけじゃ、あたしには勝てないぞ?」

 

 一方、クリスとすずかの組。明日奈となのはの組と同じように模擬戦をしているみたいだが、クリスが一方的にすずかに攻撃を行っていた

 

 「アイシクルマシンガン」

 

 クリスに言われ、すずかは防御に展開していた氷の盾を分解させ、無数のツララをクリスに向け撃つ

 

 「成程、単発じゃなく、あたしが対処しきれねえほどの量を撃つか。いい判断だが、無駄だ。クラスターアロー」

 

 クリスは大型の一本の矢を射る。射られた矢をクラスター弾のように分裂し、無数のツララとぶつかり、相殺させた

 

 「アイストルネード」

 

 ツララが砕かれ無数の氷結晶が生まれたの遠目からみたすずかはそれを利用して、氷結晶を操作して局地的な吹雪の竜巻を起こし、クリスを襲う

 

 「(砕かれた氷を使う・・か。高い魔力制御がなければできねぇ芸当だな。だけど)ちょせえ」

 

 クリスは弓の両端に魔力刃を展開すると、その場で一回りしながら弓を振るい、魔力刃で竜巻を斬り裂いた

 

 「良くなってきたじゃねぇか。お前みたいな後方タイプは守ることや誰かをサポートすることも大事だが、時には攻めに出なくちゃいけねぇ。サッカーのDFが攻めに加わることがあるだろう?あれみたいになれるのが理想だ」

 

 「はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「やぁああ!!」

 

 「ほいっと」

 

 「こんの~~~!!」

 

 「攻撃が大雑把になってきてるぞ?」

 

 「だったら、当たって、下さい、よ!!」

 

 「それじゃあ特訓にならないだろうが」

 

 場所は変わって悠一とアリサ組。明日奈、クリス組と同じように模擬戦を行っているが、アリサが自身の攻撃が悠一にひょいひょうと躱されることに苛立っている

 

 「ほれ、足元がお留守だぞ?」

 

 「うひゃ!?」

 

 注意が散漫になっていたアリサに足払いをして尻もちをつかせる悠一

 

 「う~~~どうして当たらなのよ~~~!!」

 

 「アリサちゃんは動きが直線的なんだよ。だから自分より戦闘経験が豊富な相手や俺みたいに武術を嗜んでいる相手にとっては攻撃が読みやすく、避けやすいのさ」

 

 悠一は何故攻撃が当たらないのかをアリサに教える

 

 「後はすぐにむきになるところを直したほうがいいな。意識が持っていかれて周りへの注意が散漫になって、ピンチに陥るからな。今みたいに」

 

 「うぐ」

 

 正論を言われ、ぐうの音も出ないアリサ

 

 「それじゃあ、今言ったところを注意してもう一回、やるぞ」

 

 「う~~はい」

 

 その後、数時間個別訓練を行った後に、なのは、アリサ、すずか対明日奈、クリスのチーム戦を行う。それを7日間行い続け、戦いの日となった

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