いいタイトル案が思い浮かばなかったよ~~~
「つまりこういうことか?小さいころからともにあった夜天、基闇の書が絶えずはやての魔力と肉体に負担を与え、蝕んでいた。そして、書の封印が解かれ活性し、お前達守護騎士が出てきたことにより魔力に消費が増し、にもかかわらず魔力を蒐集していなかったからはやての病状が悪化した」
「それを知った皆は私との約束を破って魔力の蒐集を始めた。そういうことやね?」
「「「「・・・はい」」」」
床に正座して事の顛末を説明するシグナム達の話を聞いていた悠一とはやては事情を復唱して尋ね、シグナム達は静かに答えた
「はやてを救うために魔力を蒐集していたのは解ったが、一言相談して欲しかったな」
「ユウ君の言う通りや。たとえ私の病気を治すためとはいえ誰かの犠牲の上で治したくない」
「とにかく、明日奈、クリス、フェイト、アリシアの4人にはあとで謝れよ」
気を失った4人は治療を終え、2階の客間で眠っている
「しかし、こいつ(夜天の書)に呪いなんてものあったか?これはもともと魔法を記録し、研究するための資料本だっただろう?」
悠一は自分とはやての間に浮かび上がっている夜天の書を手に取り、シグナム達に尋ねる
「それが我らにも解らないのだ。気が付けば書は今のようになっていたのだ」
「俺はそういう系の魔法は苦手というか覚えてないからどうなっているのか解らん。あいつなら何か知ってそうだがな」
悠一は最後の守護騎士の一人を思い浮かべる
「あいつ?」
「そういえばはやてには言ってなかったな。あたしら同様、主であるはやてを守る存在であると同時に主をサポートする奴がいるんだ」
「我らのシステムを含めて書のすべてを管理している存在で“管制人格”とも呼ばれています」
「へぇ~~そんな子がまだおるんか」
ヴィータとシグナムの話を聞いてはやては最後の騎士の1人に早く会ってみたいと思う
「書の完成=はやての病気が治ることは解った。っで?今どれぐらい埋まっているんだ?」
「あたしが蒐集した2人の魔力で333ページまで埋まった。あと、半分だ」
「なのはちゃん達に協力を頼んでページを埋めるか。あの子達なら事情を話せば協力してくれるだろう。あとはフェイトや明日奈達にも事情を説明して協力してもらおう。管理局が動き出す前に事を終わらせよう」
今後の方針を悠一が考えていると
「あ~~~悠一、そのことなんだが」
「ん?どうした・・・ってまさか?」
「・・・そのまさかだ。書の完成を焦るあまり、あたしら局の魔導士を襲って、魔力を蒐集してたんだ」
「・・・ガッデム」
ヴィータの話を聞き、悠一は自分の考えたプランがうまくいかないことに気づき、天井を見上げた
「エイミィ、地球での拠点は抑えたのか?」
「もっちろん」
悠一が頭を抱えていたとき、リンディ・ハラオウンが艦長を務める次元艦“アースラ”が地球に向け進路をとっていた
「(近頃、頻繁に起きている魔導士襲撃事件。その事件は地球を中心に行われている。襲われた局員の起こった共通点はリンカーコアの一時的な衰弱)」
クロノは捜査資料を見ながら推理をしていると、脳裏にあることが浮かび上がった
「(確か、11年前に起こった事件も今回と同じケースだった。まさか)これも運命なのかもしれないな」