ファイアーエムブレム 聖魔の光石 外伝「金剛石は砕けない」   作:アップルトン中将

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一応まだ帝国入りするまでのダイジェストデス
最後の方に名前だけ出てきたあの人が出るお


第二話「まだ話をしよう」

 

この世界に流れ着き、早数年がたった。

あれ以来幾度かの戦闘に参加した俺は

そこそこ戦いなれしはじめて来た

 

今いる傭兵団でも上から数えたほうが早いくらいには実力はある

し、一応は一部隊任せられてる身でもある

 

手持ちの得物は基本的に「斧」である

一応クラスは傭兵であり、ゲームでは傭兵は斧を使うことはできないが

ここはリアル世界でもある、槍だろうが弓だろうが扱うことはできる

 

ならば斧が使えない道理は無い

 

今回の戦闘は山賊共を退治する小競り合いみたいなもんだった

戦闘を小競り合いなんて言うほど俺は「戦い」と言うものに慣れてしまったのだろう・・・

 

作戦は夜襲及び、挟撃戦法

 

まず俺が率いる戦闘部隊(以後これをAと称する)が

真正面から夜襲を仕掛ける

 

その誘いに乗った山賊共をAが迎撃

 

その後、分かれていた分隊(以後これをBと称する)が

背面より敵のアジトを乗っ取り、占領する

 

それ以降、山賊共を殲滅

晴れて依頼達成という訳だ

 

弱い市民どもを相手にしかしてなかった山賊どもに

俺達は毛の先程も負ける気はしない

それだけの修羅場や死線は超えてきたつもりだ

 

そしてアジトを見つけ、待機

 

作戦開始の時刻だ・・・

 

 

「お前らぁぁぁぁぁ!!、攻め込むぞォォォォ!!」

 

「「「「「うォォォォォォォおおお!!」」」」」

 

 

俺たち戦闘部隊が叫び声を上げながら門付近にいた見張りの奴らを

叩き伏せる。

 

 

「なんだこいつらぁ!!」

 

「野郎ども!!迎え撃てやぁぁぁ!!」

 

「「「「「おおおおおおおおおおおお!!」」」」」

 

 

山賊どももすぐに体制を整え、こちらに向かってくる

 

真上面からぶつかり合う俺らと山賊

 

策もない山賊どもはバカ正直に真正面から力攻めしかしない

 

 

「ピィィィィィィィィィィィ!!」

 

戦場に笛の音が鳴り響く、これは引きながら戦う合図だ

 

「お前ら、合図だ!!」

 

俺達は劣勢になり、引きながら戦う、振りをした

 

そして山賊どもはこちらの誘いに乗り

俺たちを追い掛け回す

 

しばらく戦闘が続いていたら山賊の一人が気がつき始める

 

 

「お頭・・・さっきから同じところを回ってませんかね?」

 

「なんだとっ!?そりゃどういうことだ!!」

 

そしてもう一人の子分が気がつく

 

「お頭!!あれを見てくだせえ!!」

 

「なんでい?・・・・なんだとォォォ!!」

 

 

奴らのアジトには既に、俺たちの旗がはためいていた

 

「まさか・・・お前らこれが狙いで・・・」

 

「そういうこった、さてお前ら!!、もう逃げんのは無しだ!!

 押しつぶしちまいな!!」

 

「「「「「おおおおおおおおおお!!」」」」」

 

 

「ヒィ!!!」

 

「なんてこったい!!」

 

「逃げるぞ!!」

 

「逃げるってどこへ!?」

 

こうなれば最早こいつらは烏合の衆

動揺してる間に殲滅する

 

さらに砦からこちらの援軍も直ぐにつ

 

王手だな、否こちら風に言えば「チェックメイト」か・・・

 

 

 

 

☆    ☆    ☆    ☆    ☆

 

 

 

さて、山賊どもの殲滅を終えた俺達は依頼をした村の奴らから報酬を受け取り

意気揚々としていた

 

酒・食料を買い込み宴会状態だ

 

因みにおれは下戸だ、ぶどうジュースを飲みながら武器の手入れ中

 

さてさて、ここいらでもっとデカイ仕事にありつきたいね

うちの傭兵団もそこそこ大きな人数になってきた

そろそろ本格的に国に雇われてデカイ金をもらいたいね

 

そんな事を考えていた矢先だった・・・

 

あたり一面に大きく響く声、その一言に

仲間たちの酔は一気に冷めた

 

 

「敵襲!!!!敵襲!!!」

 

 

 

「なんだって!?、誰だ!!」 

 

「早く、武器を持て!!」

 

「お前ら、グズグズすんな!!迎え撃つぞ」

 

「隊長!!」

 

俺は鉄の斧を持ち、いの一番に敵に突っ込む、少し遅れて俺の部下たち

 

 

ズバっ!!、ぐちゃ!!、ぐしゃ!!

 

 

骨を折り、肉を立つ生々しい音が再び響き出す

 

所畏(ところかしこ)で悲鳴が上がる

 

マズイな・・・こっちは酔いがまだ冷めてない

それに引き替え、あちらはシラフ・・・

考える限り、こちらに勝ち目はない・・・

 

そう考えているうちに俺達は既に四方を取り囲まれていた

 

そして取り囲む一団の中からひとりの男がこちらに歩を進めてくる

 

 

「もうお前たち意外に誰も生きちゃいないぜ」

 

「なんだと!!、誰だお前!!」

 

 

「・・・・お前は・・・」

 

俺は驚きを隠せないでいた、俺の目の前にいたのは・・・

 

「お前は・・・ケセルダ・・・」

 

赤茶けたオールバックに、僅かに垂らした前髪

そして何より虎の如く鋭い目つき・・・

 

間違いなくコイツはグラド帝国

魔将石の一角「虎目石」のケセルダ

 

だがこの時期、まだグラドは戦争を起こしてはいない

 

詳しい時期は知らんが、コイツは今グラドにいるのか?

 

 

「ほう、俺を知ってるか。」

 

「あぁ、有名人だからな・・・」

 

どうする、コイツはグラドに居る、もしくはいずれ入る

だったらこいつに取り入れられて、なし崩しにグラドに入り込むか

 

それともコイツは今、俺たちをここで殺す気か・・・

 

俺の表情が必然的に険しくなる、自然と手に力が入り

全身から汗が吹き出る

 

今戦えば俺に勝ち目はない、兵数でも兵質でも

総合的に見た俺の実力も俺はこいつに劣っている

 

 

「構えな!!」

 

ケセルダは剣を鞘から抜き、構える

 

「サシで勝負しようじゃねーか」

 

 

・・・従うしか無いか

 

俺は斧を構える

 

今までにないくらいの勝負が起きることを俺は理解していた・・・




ケセルダ出ました

うん、それだけしかありません
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