ファイアーエムブレム 聖魔の光石 外伝「金剛石は砕けない」 作:アップルトン中将
第五話「任命式と宣戦布告」
グラド帝国・帝城・謁見の間
壮厳な雰囲気の中、王座に座りし「皇帝ヴィガルド」
そこに居るのは6人の男女、それは帝国が誇る6人の勇猛なる将軍
魔将石である
【黒曜石・デュッセル】
【日長石・グレン】
【 蛍石 ・セライナ】
【月長石・ヴァルター】
【血碧石・アーヴ】
【虎目石・ケセルダ】
誰も口を開かず、ただ皇帝が言葉を発するのを待っている
そして万を持したように口を開く
「我がグラド帝国が誇る6人の魔将石よ・・・
これより帝国は隣国ルネスへと侵攻を開始する」
6人がざわめき出す
ひとりは薄気味悪い笑を浮かべ
ひとりは野心を抱いた笑を浮かべ
またひとりは今回のことに納得いかない風に顔をしかめる
皇帝が再び口を開く
「またこれに伴い、新たな魔将石をこの場に加えよう、
入って参れ!!」
《ギィィィッ・・・》
目の前の両開きの扉が音を立てながら開き
扉から部屋に歩みを進める
《コツコツコツ・・・》
迷うことなく一直線に皇帝に向かう
道筋の左右に分かれる男女には目もくれず
皇帝の前で立ち止まり、片膝をついて頭を下げる
「頭を上げよ・・・」
そう言われ、頭を上げ、6人を見渡す
「この者が7人目の魔将石、ダイアーである」
簡素な自己紹介をする
「たった今より、皇帝閣下から魔将石の地位を拝命した
ダイアーだ、若輩者ながら帝国の勝利のために戦い抜く
事を今此処で誓う」
「また、ダイアーの魔将石としての二つ名は「金剛石」とする」
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皇帝への謁見が終わり、魔将石は各々バラけていく
そんな中、ケセルダがダイアーに話をかける
「おい、ダイアー!」
「ケセルダか・・・」
「ふん、お前とうとう俺たちと肩を並べちまったな」
「あぁ、アレから長くもあり、短くもあり・・・
やっとここまで来た」
アノ後、グラド帝国での初陣を見事勝利してみせたダイアーは
それからというもの、激しい戦いの中に身を置き
見る見るうちに頭角を現し始めた
そして開戦の折、とうとう新たな魔将石としてまで認められたのである
「だがここからが本番だ!、気を抜くなよ」
「わかってる、この大陸を掌握するまで気を緩めるつもりはない」
「へっ!ならいいんだがな」
言いたいことを言い終えたのか、ケセルダは満足そうに帰った
そしてまた一人、彼に近づく者がいた
「ダイアーよ」
「おぉ!これはデュッセル将軍殿!!」
「敬語はよせ、お前も地位は私と対等となったのだからな」
「何をおっしゃいますか、デュッセル将軍にそのような態度とるなど・・・」
「だがそれでは下の者に示しがつかぬぞ」
「たしかにそうですが・・・」
「・・・時にダイアーよ、お主はこの陛下のご判断どう見る?」
「ケセルダの手前、余計な不破や軋轢を産まない為にも口を合わせていましたが
私は・・・正直に言えば、やはり同盟国を打つという行為には賛同しかねます」
「やはりお主もか・・・」
「と言いますと?」
「ふむ、実はグレンにも同じ事を聞いたのだが、お主と同じ答えだった」
「ですか・・・」
「やはり今一度、この一件皇帝陛下に問いただしてみるべきか・・・」
「決して無理はなさらぬ様に、デュッセル将軍」
「うむ、お主もな、魔将石としての初陣で打ち取られては
元も子もないぞ」
「そのお言葉、重々肝に銘じておきます」
「うむ、それではな、私も戦支度をするとしよう」
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自室に戻り、これからのプランを考える
当面の目標はやはりエイリーク側に寝返る最の事と
グレン将軍とイシュメア王妃の事
そして聖石の破壊阻止、正確には破壊したと思わせる
行為か
非業の死を遂げた二人だからこそ、俺はこの二人を救いたい
となると、やはり邪魔なのは
「ヴァルター・ケセルダ・アーヴ」の3人か
セライナはなんとか、こちらの陣営に加えることは可能だろうか?
少なくとも、疑念は抱いていた様子だし
なんとか説得の材料と手回し根回しが必要か・・・
さてこれから本当に忙しくなってくるな・・・
俺はこれからの事を考えながら戦支度を済ませ
これから国境沿いの砦へと攻め込むのであった
え~、最近小説書いてたら異様に後ろから視線を感じる作者デス
もちろん振り返っても誰もいません
小説書いてる時は胡座をかいているので足の前面の筋肉が引っ張られている状態
デスので足が軽い筋肉痛の状態だから立ち上がる時に上手くいかず、一度すっ転びました
こんなもんです、後は何もないです