二周目提督がハードモード鎮守府に着任しました   作:ベリーナイスメル

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ハーレムはじまるよ

 ドロップ。

 そう、ドロップした二人の艦娘を天龍と一緒に漁船に乗せて。

 穏やかな表情で眠っているらしい顔に頬が緩んで。

 

「な、なぁ、ていと――」

 

「ていとくさーーーーーーん!!」

 

「んなっ!? ぐほぅっ!?」

 

 夕立のダイブが腹に突き刺さった。

 

「提督さんっ! 提督さんっ! 提督さんっ!!」

 

「おおお、おち、おちつつつけっ!?」

 

 うっひょう改二はやっぱり最高だぜ! 感触的な意味で!!

 ていうかどうしたどうした、提督さんって連呼しすぎぃ!

 

「提督、提督! 生きて、生きてるんだよね? 死んだり、してないよね?」

 

「……あぁ時雨、生きてるぞ。約束、まだちゃんと守れてるだろ?」

 

「……うんっ!」

 

 夕立にぐいぐいされながら、時雨の頭をぐりぐり。

 

「提督……私、私ぃ……!」

 

「龍田……ごめんな、遅刻しちまったよ」

 

 静かに涙を溜めていた龍田へと笑ってみれば、涙を拭うことなく。

 

「ううん……来てくれて、帰ってきてくれて……ありがとう」

 

 そのまま笑って雫を零した。

 綺麗な、本当に綺麗な笑顔で。

 

「んで? 天龍ちゃんは何むくれてんだよ?」

 

「べっ! 別にむくれてなんかねぇよっ! い、色々タイミング逃したなんて思ってねぇぞっ!!」

 

 はいはい、そうですかそうですか。

 

 まったくかわいいこって。

 

「んなっ!?」

 

「なんだよつれないなぁ天龍ちゅわぁん? ちょっとくらい、何かあってもいいんじゃねぇっすかねぇ?」

 

 時雨の頭を撫でてる手とは別の腕。

 がしっと天龍の肩に回して引き寄せてみれば。

 

「……バカヤロウ……」

 

「あはは、お褒めの言葉どうも」

 

 腕の中で顔を隠すようにひっついてきた。

 ……なんとなく、体温と別の温かさを感じるのは、まぁ気にしないようにしていよう。

 

 

 

「提督……」

 

「あぁ、ただいま。鳳翔」

 

 ひとしきり安心してくれたのか、天龍達は他のやつにもと漁船から降りた。

 そして直様乗り込んできたのは第二艦隊。

 

「申し訳、ありません……」

 

「謝られる理由がわからないな、鳳翔。それはきっと俺の台詞でもあるぞ?」

 

 先頭に立っていた鳳翔は、俺の姿をじっと見つめた後勢いよく頭を下げ、古鷹達全員が続く。

 

 いや、ほんとなんでだよって話。

 

「私、私達は……間違いを……」

 

「なんだ? 他に好きな男でも出来たか?」

 

「んなっ!?」

 

 提督ショック!!

 自分で言って自分を傷つけた!! うごご……!

 

「そ! そんな事あるわけがありません! ありえません!」

 

「そ、そうです提督! 私は提督さんのことが、ことだけが大好きですっ!」

 

「……あー、うん。冷静になったよあたし……」

 

「これは流石に恥ずかしいですね?」

 

 慌てて顔を上げた鳳翔と古鷹はまぁマジすぎる表情を向けてきて、救われたり?

 あーでも、加古と大淀さんや? ここはお二人に倣うところじゃねぇっすかね?

 

「や、やめてよ。あ、あたしはそんな墓穴掘ったりしないって!」

 

「あ、あの! で、ですが提督がお望みとあれば……!」

 

 じとっと二人に目を向けてみればどうしてこうなったと慌ててる。

 

 うむ、これでよし。

 

「んじゃあ間違いなんてねぇよ。俺も、お前たちの心を……もう、離さねぇ。離すつもりはねぇからさ。そんだけ覚悟しててくれ」

 

「はうっ!?」

 

 有言実行っ!

 イケメンムーブ、あってますかねこれで。

 

 顔を真っ赤にして固まった皆を見てたら合ってるような気がするけど……うん。

 

 あとは俺が慣れるだけだね、そうだねうごご。

 

 

 

「提督っ!」

 

「おう改めてただいま那珂ちゃん」

 

 そう言ってみればやっぱり元気いっぱいアイドルスマイル。

 那珂ちゃんのファンで良かったぜ。

 

「司令官っ!」

 

「ま、待てっ! 流石に四人いっぺんは……あああああああ!?」

 

 後ろからわっと一斉に出てきた六駆。

 

 いやぁ、津波って人でも起こせるんだね……幸せに押しつぶされてぱないです。

 

 しかもめっちゃぎゅっとしがみついてくるし。

 頭に響、右腕に電、左腕に雷、んでもって胸の中には暁。

 

 事前に打ち合わせでもしてた?

 

「くすくす……那珂ちゃん、甘んじて受け入れるべきだと思うなっ!」

 

「バッカ俺の身体はいつだってウェルカムだっての」

 

 幸せがんじがらめの出来上がり。

 そんな俺の姿に那珂ちゃんは笑う。

 

 あぁ、やっぱいいな。

 

 心配……ってどころじゃねぇのかもだったけど。

 こうやって帰ってきて、帰ってこれて。

 

 本当に良かったと思う。

 

「なぁ、那珂ちゃん」

 

「うん? 何かな? 解く手伝いはしないよー?」

 

 いやいや、それはノーサンキュー。

 この状態まぁじ最高です。

 

 って、そうじゃなくて。

 

「俺のためにアイドル辞めてくれって言ったら、辞めてくれるか?」

 

「えっ……」

 

 驚く那珂。

 

 聞こえた言葉の意味がよくわからないのか、目を丸くしてるけどそれも一瞬で。

 

「無理だねっ!」

 

「ぐほぅっ!? ま、まじですか……」

 

 つ、辛い……ここに来てこれですか。

 いや、はい、俺が悪ぅございました、反省するから海より深く。

 

「だって、私! 提督のためにアイドルしてるんだもんっ!」

 

 

 

「テートクーーーー!!」

 

「んお?」

 

 霞に女たらしで最低のクズ呼ばわりされたり、大井に冷たい視線を送られたり。

 そしてやっぱりありがとうございますと言ってしまったり。

 

 そんなこんなで海の上でいちゃこらと。

 ハッピータイムだわっしょいわっしょいのお祭りはまだまだ終わらないようで。

 物凄いスピードでこっちに来たのは、金剛。

 

「提と……戦友(マイフレンド)っ!」

 

「いや、もう提督言ってるし」

 

 漁船上の俺、海の上で肩を上下させる金剛。

 突っ込んでみれば恥ずかしげに頬を掻く改二の姿。

 

 あん時押した改造アイコンのおかげか、それとも別の何か、あるいは自分で至ったのかはわからない。

 

 無事。

 

 MI作戦は鬼畜なイベント。

 そんな戦場から無事に帰ってきてくれたことがただただ嬉しい。

 

 続いてやってきた比叡も、榛名も霧島も改二の姿で皆無事。

 もう少し後ろに見えるのは護送船、きっと長官達が乗っているんだろう。

 

「金剛、比叡、榛名、霧島」

 

「はいっ!」

 

 目の前で一斉に気をつけの姿勢を取って。

 四人分の瞳からは褒められることを期待されているってわかって。

 ニコニコと、心なしかどうだと胸を誇らしげに。

 

「ありがとう、お疲れ様……大好きだ」

 

 そんな四人に応える言葉が思いつかないから、気持ちだけをそのままに伝える。

 

 遠慮は、あったのかも知れない。

 まだまだ戦友としての俺だろうからと。

 

 だからいずれ。

 そんな遠慮。

 

 だけど。

 

「――」

 

「金剛?」

 

 俯いてぷるぷるしてどうしたの?

 あ、あんまりにもキモかったとか!? そうなのか!? 金剛っ!

 

「気合い、入れて……!」

 

「はいっ! 榛名の準備も大丈夫ですっ!」

 

「チェック、ワン、ツー……それじゃあ皆さんご一緒に」

 

 え? え? え?

 

 ま、まさか……!

 

「ばーにんぐっ! らぁああああぶっ!!」

 

「ふぬおっ!?」

 

 一斉に飛び上がって乗り込んできて抱きつかれた。

 

 ……はい、完敗のようですね。

 

 

 

 勝利の水平線を背に鎮守府へと戻ってきてみれば大きな歓声が迎えてくれた。

 

 出発した時は、静かすぎた鎮守府だったのに。

 

 多くの人が、俺たちを出迎えてくれた。

 

 凱旋。

 まさにその言葉通りの今。

 

「ひえっ!?」

 

 そんな中、俺の姿を見て腰を抜かしたお医者様。

 

 人差し指を唇に。そうして笑って目配せをしてみれば。

 

「……」

 

 驚きから抜けられない顔をしていたけど、なんとか頷いてくれた。

 

 光の粒へと変わっていった、俺。

 あの医者が、俺が見たのはそんな光景。

 そして、その光が再び俺という形を作った行程。

 

 まぁ、流石に混乱するし驚きもするだろう。

 

 建造された俺が沈んで、ドロップしたんだろう俺はこの世界に。

 俺のことながらあやふやで、あんまりこうだと言える確信はない。

 

 それでも俺はこの世界に再び辿り着いた。

 それだけで、その事実だけでよかったから。

 

「……嬉しいですね」

 

「あぁ……」

 

 護送船。

 乗り換えたそこから見える人の波に顔を綻ばせるのは長官と中将。

 

 悪いとは思うんだけど、長官はともかく中将に対しては不気味だとしか思えなくて。

 

 それでも。

 

「……いいな」

 

 見える光景を嬉しいと感じることは偽れない。

 

 護送船周りにいる艦娘達もそれは同じようで。

 驚いているヤツ、嬉しそうなヤツ、笑顔を返すヤツ。

 それぞれが心のままに、この光景を享受している。

 

 ありがとう。

 

 歓声と共に聞こえるのはそんな声。

 混じりっけなし、純度百パーセントの感謝。

 

「提督、皆に、何か言葉を」

 

「は? ……えちょ!? そ、そういうのは……ていうか今度こそ長官がするべきでしょう!?」

 

「うるさい黙れさっさとしろ。国民が求めているのは軍人の声じゃないことくらい理解しろ。皆、英雄の言葉を求めているのだ」

 

 うっせクソ野郎がっ! てか英雄ってなんだよ何があったのさ!?

 

 え? いや、まじで?

 

「提督っ!」

 

「お、おう? ってオイこのマイク!?」

 

 天龍が何処から取ってきたのか投げてきたのはマイク。

 周りを見れば、何でかスピーカーをよっこいせと船上に設置した時雨と夕立。

 機材のチェックをしていたのか龍田は、俺にオッケーサインを送ってきた。

 

「……信じてたのに……」

 

「さ、どうぞ? 英雄君?」

 

 トドメをさしてきた愛しき艦娘に被せるように、恭しく場所を開けた長官と、面白くないと顔に書いていても何処か納得している風味の中将。

 

 ……万事休すってこのことネー。

 

 ええいっ! ままよっ!

 

「皆さん、こんにちは」

 

「――」

 

 ……あれ? 間違えた?

 いやいや! 俺が前に出た瞬間の歓声が一瞬で止むとか軽く恐怖だよっ!? 助けてっ!?

 

「提督ー、なんか違うよー?」

 

「もうちょっとかっこよく頼むよー?」

 

「……川内は夜戦一ヶ月禁止、そして加古は一年間俺の晩酌担当」

 

「そ、そんなっ!?」

 

「やった!」

 

 あれ? 川内はともかくご褒美じゃん。

 

 ま、まま、ええわ。

 

 ほら、国民の皆さんもちょっと笑ってるし?

 

「失礼しました、身内ネタはどうかお気になさらず……」

 

「て、提督っ!? わ、私が! この長門がっ! 晩酌させて頂いてもいいのだぞっ!!」

 

「長門は引っ込んでて! 提督ー? 晩酌と一緒に、火遊びは如何?」

 

「台無しだよっ!?」

 

 君たちなぁ!?

 

 ていうかこんなやり取りに近いことした気がするぞ!?

 

 あーやっぱり無茶苦茶だよ……。

 

「あーもうっ! 長門も陸奥も覚えとけっ! 潰れるまで付き合ってもらうからなっ!!」

 

「任せろっ!」

 

「待ってるわ!」

 

 はい、大爆笑かっこわらい。

 

 はぁ……これで頭がすっきりする俺も大概だけどさー……あ、神通さん? 鳥海さん? 朝潮さん? あんまりソワソワしないで?

 瑞鶴も翔鶴も……キョロキョロタイミングを伺わないで?

 あぁ! 摩耶様!? 霞様!? その動きはなんですか!? シャドーボクシング!? アップ、アップなの!? 何をする気なの!?

 

 あかんこれ。

 

 さっさとしゃべろ、そうしましょ。

 

「私は……いえ、俺は……軍人じゃ、ありません。皆さんが思い描かれた、英雄でもありません」

 

「――」

 

 話し始めてみれば、やっぱり一瞬で静かになって。

 

 人が、艦娘が……そして、海が。

 

 俺の言葉に耳を済ませる。

 

「何処にでもいると思っていた、何処にでもいると信じていた、ただの一般人でした」

 

 疑わなかった。

 当然艦これを、艦娘を知らない人だっている。

 だけど、知っている人もたくさんいて、その人の多くは艦娘が、艦これが好きだって思ってた。

 

「多くの皆さんと違うのは、普通じゃなかったのは……ただただ孤独が怖くて、逃げたくて、その先を艦娘に求めたということ」

 

 艦娘に、家族を求めた。

 そのために、家族になるために……自分を孤独にしないためだけに必死になった。

 艦娘が大好きだという気持ちでごまかして。

 

「皆さん。皆さんには大切な家族がいますか? いえ、きっといるでしょう。もしくはそれに準じる大切な何かがあることでしょう。俺の場合は、それが艦娘でした」

 

 ある意味。

 この世界は俺に都合が良すぎた世界なんだろう。

 

 きっと、時雨も夕立も。

 墓場鎮守府にいる全ての艦娘は俺じゃなかったとしても、救ってくれる者を慕っていたことだろう。

 

「必死でした。ただただ、必死でした。手にした温かいものを手放さないために……この勝利はその結果、あるいは過程でしかない。……もう一度いいます。俺は、皆さんが思い浮かべたかも知れない、滅私を貴び、国を、人を救うなんて高潔で格好いい英雄なんかじゃありません」

 

 そう思った。

 思っていた、心の何処かで。

 

 だから俺は自分を軽く扱った、扱えた。

 艦娘を、繋ぎ止めるためだけに。

 

「何処までも利己的で、自愛のためへと必死になる矮小な人間です。そう、今でも言える。俺はきっと艦娘を失わないためなら、戦場から逃げ出して、世界の何処か片隅でひっそり艦娘と共に生きることを選ぶでしょう」

 

 だから。

 全ての人を守るなんて、口が裂けても言えない。

 そんな俺、だから。

 

「だから皆さん、艦娘と共に生きて下さい」

 

 俺はどうあがいても艦娘と、自分だけで精一杯だから。

 

「艦娘と一緒に、生き抜いて、戦い抜いて下さい、あなたの幸せを貫くために」

 

 どんな形でもいい。

 艦娘の燃料を精錬する職人になってもいい、自分たちが必要とする糧を一人分多く用意するだけでもいい。

 

 なんなら、提督を目指したっていい。

 

 そしてそれを笑ってやって欲しい。

 義務でもなく、強制でもなく。喜んで。

 ともに生きることを、生きられることを喜んで欲しい。

 

「負けないで下さい、怖がらないで下さい。あなたの大切の片隅に、海ってやつを住まわせてやって下さい。その想いが集えば、きっと何よりも大きな力になるでしょうから」

 

 綺麗事なんだろう。

 どうやったってそう思えない人間だっているだろう。

 でも。

 

「俺は……俺達は、そんな温かい絆、幸せと共にならきっと……何処まででも征ける。まだ見ぬ水平線に、勝利を刻むことが出来る。だから皆さん――」

 

 ――これからも一緒に、戦って下さい。

 

 ――。

 

 静かな拍手。

 それはだんだん大きくなって、この場所を包む。

 

 わからない。

 俺の言葉がどう作用したかなんて。

 

 救われたから、恩人だから。

 お義理で、お情けでそうしてくれるのかも知れない。

 

 ……。

 

 ん?

 

 待てよ、待ってくれ。

 

 別にそれでいいじゃん。

 何で俺いいかっこしようとしてんの? 英雄ぶろうとしてんの?

 

 馬鹿なの? 死ぬの?

 

「ちっぽけな俺が、もし出来ることがあるとするならば。一つの道を指し示すことだけ」

 

 ククク……。

 そうだよ、そうなんだよなぁ!!

 

 俺、艦娘大好き。

 それ以外、特になし。

 

「俺はっ!! ここに宣誓しますっ!!」

 

 あーうっせうっせ!!

 拍手とか注目とか要らねぇんだよ!! 艦娘よこせ! 艦娘オイテケッ!!

 

「健やかなるときも! 病めるときも! 喜びのときも! 悲しみのときも! 富めるときも! 貧しいときも! 艦娘を愛し! 艦娘を敬い! 艦娘を慰め! 艦娘を助け! 俺の命ある限り!!」

 

 

 

「艦娘全員っ!! 俺の嫁っ!! 等しく平等にっ! 愛情の限りを振り絞りっ! 幸せにして幸せになることを誓いますっ!! それが俺の道っ! 幸せハッピーマイロード!! 誰にも邪魔させねぇっ! 文句あるやつはかかってこい! 以上っ!!」

 

 

 

 ……。

 

 やっちまったなぁ……? 俺、やらかしたなぁ?

 

 ほら、国民の皆さん、目が点になっておられる。

 あ、長官何で腹抱えてんすか? あ、中将なんすか? 何震えてんすか?

 

 ていとくぅ、わかんなぁい。

 

 だけど。

 

「提督っ!!」

 

「おうっ!」

 

 俺の艦娘()達は一斉に船へと乗ってきて。

 

「ぬおっ! 貴様らっ! 何をっ……ぬわー!?」

 

「ちゅ、ちゅうじょっ!? って! 僕もなのかー!?」

 

 邪魔と言わんばかりに長官と中将を船外へと押しのけて。

 我先にと慌ただしく俺の目の前に整列して。

 

 

 ――不束者ですが!! どうか末永くお側に置いて下さいっ!!

 

 

 

 ようやく、俺の艦これ(ハーレム計画)が始まった。


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