ストライクウィッチーズの世界に転生して人型ロボットを造って乗る男の話。 作:メガテニスト(偽)
本編の筆が乗らないので代わりに書いた話。
1945年、ベルギカ共和国、サン・トロン基地。
俺は今ここにいる。なぜここにいるかというと、少し前、別の基地にいた俺は連合国軍からの命令書を受け取った。
それに書いてあることには、
『新型魔導甲冑のテストパイロットとして試験に参加されたし。場所はベルギカ共和国、サン・トロン基地。』
とあった。
これを受け取った当初は困惑していた。なぜなら、サン・トロン基地は航空ウィッチのいる基地、つまり航空基地なのだ。そんなところで新型魔導甲冑のテスト?そう疑問に思うのは不思議ではないだろう。
しかし、命令は命令なので取りあえず移動してここに来た。
到着してすぐに基地の司令室へと向かう。司令室のドアをノックして許可をもらうと、ドアを開けて中に入る。
そこには基地を任されている女性ウィッチの方がいた。
「失礼します。北郷一郎大尉、ただいま到着いたしました。」
「よく来てくださいました。私は今このサン・トロン基地を任されています、ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です。お会いできて光栄ですわ。」
聞いた事のある名前だった。かの有名な501統合戦闘航空団、通称ストライクウィッチーズの隊長を務めていた人物だ。
「こちらこそ、かの有名な501統合戦闘航空団の隊長を務めておられたミーナ中佐にお会いできて光栄です。
クルトからよくいろんな話を聞かされましたよ。」
「まあ!クルトはそっちでも元気ですか?よく手紙は届くのですが…。」
「ええ。元気でやってますよ。彼ら整備兵には助けられてます。後、みんなよく演奏を聞かせてもらってます。最近はミーナ中佐に会えなくて寂しいなどとぼやいてました。」
「まあ、まあ!クルトったら!」
恥ずかしそうに顔を赤らめるミーナ中佐。
クルトとはダイナモ作戦時のパ・ド・カレーの撤退戦で知り合った。最後まで残っていた兵士の一人で、民間人がすべて退避するまで一緒に戦い、その後、一緒にブリタニアに脱出。無事に脱出したのはいいのだが、
船がブリタニアに着いた直後に、エルベ川近郊にできたネウロイの巣からユトランド半島にネウロイが押し寄せているのを食い止めるために俺たちの部隊が送られることになった際に一緒に行くことになった。
クルト本人は始め、ミーナ中佐を探そうと思ったのだが、ユトランド半島に行く俺たちの話を聞いて、
「そんな話を聞いて僕が戦わずに彼女にあったとしても彼女に合わす顔がない。
あなたがいなければ、おそらく僕はあそこで死んでもう二度とミーナに会えなかった。その恩を返すためにも連れて行ってくれ。」
と言ってついてきた。
「私もあなたのことをクルトからの手紙で聞いていますわ。本当にすごい人だと。
戦う姿はまさにジークフリートを思い起こさせるなんて書いてありました。」
「持ち上げすぎですよ。私もクルトからあなたの戦いぶりをワルキューレのようだなんて聞かされました。
実際に見たことありましたが、噂にたがわぬものでしたよ。」
「まあ!いったいいつのことかしら…。」
「何回かありますが一番最近は1年ほど前のことです。エルベ川近郊にできたネウロイの巣にネウロックと呼ばれるネウロイがグラーフツェッペリンを乗っ取って逃げ込んだのを追って、ストライクウィッチーズの皆さんがそのネウロイの巣に突入した時に便乗して、混乱していたネウロイの巣の襲撃圏内に航空ストライカーと魔導甲冑と陸戦ストライカーだけで突入してブラウシュテルマーを狙って破壊して回って即座に撤退したんです。」
「まあ、あの時の!」
ようは電撃的な火事場泥棒的いやがらせである。生産能力を削ってネウロイの巣の戦力を削り取ったのであった。
さすがに大編隊を組んでるわけでもないので上空のネウロイの巣を破壊するなんて真似は到底無理であったが。
反撃が本格化する前に壊せるだけ壊した後はわき目も降らずにすたこらさっさと逃げ出して追撃をかわしたのだった。
そしてその後しばらく、ブラウシュテルマーが修復、ないし投下されて戦力と生産能力の修復が行われないように散発的に嫌がらせを繰り返していた。
具体的には勢力圏内の内部の浅いところに機動力のあるウィッチ部隊だけで突入して引き付けてる間に対瘴気ガスマスクをつけた砲兵による砲撃でブラウシュテルマーがあるところを攻撃して即座に撤退を繰り返すとか。
おかげで警戒が厳しくなったが心なしかネウロイの数が減っている。
エルベ川のネウロイの巣が破壊されればハンブルクが解放されて港が使えるようになる。
バルト海への侵入も視野に入り、北方前線への補給が改善される。
海岸線に沿ってネーデルラントからの陸路での移動や輸送も比較的安全になるのでぜひともあそこは解放してもらいたいのだが…。
いかんせんそんな戦力は俺達の部隊にはない。ないが、報告を受け取った上層部は、
『ネーデルラント方面、ブリタニアから出発した艦隊、そしてユトランド方面の3方向からの同時攻撃によりネウロイの巣の破壊する反攻作戦を準備するからそのまま嫌がらせしておいて(意訳)』
とのこと。
上層部の言うことなのでどこまで本気かは知らないが、ちゃんと実行してもらいたいところだ。
大幅に話がずれた。話を戻そう。
「ところで、私は新型魔導甲冑のテストパイロットとして呼ばれたということですが…。」
「ええ、こちらへどうぞ。格納庫で詳しい説明がありますわ。」
ミーナ中佐に案内されてサン・トロン基地の格納庫へと足を進める。
そこにはブリタニア将校とカールスラント将校がいた。見知った顔だ。
猛烈に嫌な予感がした。が、そんな気持ちを押し殺して挨拶をする。
「北郷一郎大尉、ただいま到着いたしました!」
「遠いところご苦労。私はブリタニア空軍のフランク・ホイットルだ。久しぶりだな。」
「アドルフィーネ・ガランド少将だ。よろしく頼む。久しぶりだな、北郷大尉。」
すごい!空軍の将校が二人もいる!魔導甲冑って普通は地上の兵器だから陸軍管轄なはずなのに!
「お久しぶりです…。あの…どうして新型マギウスアーマーのテストに空軍のお二人が…?」
「そこから先は私が説明します。」
一緒にいた人物が発言した。
「カールスラント技術中尉、ウルスラ・ハルトマンです。よろしくお願いします。お久しぶりですね。北郷大尉。」
「ああ、どうも、ご無沙汰してます。」
「まずはこちらをご覧ください。新型マギウスアーマー、その名もブルーセイバーです。
こちらの説明としては、まず、この機体はブリタニアとカールスラントの共同制作となります。
ブリタニア軍の極秘研究とその産物である兵器、ウォーロックの…」
「待ってくれ!」
「なんでしょう?」
「軽く極秘とか言っているがそれは聞いてはまずいことなのではないだろうか!?」
「ええ。ですからこのことは内密にするようにお願いします。」
軽い!軽いよ!もうちょっと重々しくいってほしい!
「話を戻します。ウォーロックはその後、事故を起こし、研究を指示していたとレヴァー・マロニー空軍大将は更迭。
しかし、研究は継続されていました。が、研究内容そのものは関係なくて、
そのウォーロックの機構に関する技術を転用したものがこちらのブルーセイバーになります。」
「なんとなく想像はつきますがその機構とは…?」
「航空機への変形機構です。」
知ってた。
「ウォーロックは無人人型飛行兵器だったのですが、変形することで航空機形態になり巡行することができました。同じ人型兵器であることからマギウスアーマーへその機構を採用して航空機形態へと変形することで機動力の上昇を図ったのです。」
「なるほど、しかし、それならなぜカールスラントがかかわってきているのでしょう?」
「それはブルーセイバーに搭載されているエンジンにあります。」
おっと?なんかもう嫌な予感がしてきたぞ?
「ブルーセイバーには当初レシプロエンジンを搭載しようとしていたのですが、レシプロエンジンでは機構的にも問題があり、出力的にも性能不足であることが判明。そこでジェットエンジンを積み込むことになったのですが…。」
「当初はブリタニアのジェットストライカーのミーティアとグロスターミーティアのジェットエンジンの技術を合わせたエンジンでいくつもりだったんだが、いかんせん航空機のほうは信頼性が低くてね、エンジン軸受け強度が足りずに機動が+-2Gに限定。そして何より問題は出力が足りなかった。」
「根本的な問題が解決していないじゃないですか…。」
「安定性と燃料消費効率では上なんだがね。これでは満足な性能にならないという結論に至った。
そこで今度はハルフォードのほうを試してみようということになったのだが、
ここで上層部の横やりが入ってね。ウォーロックという対外的に見れば汚点から流用した技術を使った機体だ。
トレヴァー・マロニーの暴走とはいえ、この汚点を汚点ではないとしたかったブリタニア上層部による判断で、
急遽カールスラントの技術を入れることになった。こうすることでブリタニア独自のものではないとなるからね。この機体にやましいことはないとしたかったのだろう。」
おれにはよくわからないせかいだなー。
「そういうわけでエンジンにカールスラントの技術を盛り込むこととなったわけだが、どうせ作るのならより高性能なほうがいいということでエンジンの共同開発となった。そしていろいろと実験的な機能を積み込んでできたものがこちらに搭載されたエンジンとなる。」
「作られた経緯はわかりました。それで、なぜ私がテストパイロットに選ばれたかもいろいろ察しました。」
「それなら話は早い。君は航空ストライカーも扱えて光武にも乗れてジェットストライカーも経験があるし、輸送機ではあるが航空機の作成や操縦も経験したことがある。それ故に君をテストパイロットに選んだ。
早速ではあるが搭乗してくれたまえ。」
可変機かあ…。ロボット好きとして憧れないわけではなかったが実際に乗る身になるとかなり不安だなあ…。
新しい技術が盛り込まれすぎてて信頼性がないんだよなあ。これ。
と思ってても命令なので仕方ない。まずはコクピットに乗り込む。
ブリタニアやリベリオン製のマギウスアーマーに多いグラスコクピットだ。航空機に変形することを意識してか涙滴型である。
グラスコクピットのほうがはっきり言って視界が広く取れるのだが、
俺はあえてのあれである。迷彩とかつけやすいし、カメラとかの機械がつけられるし。かっこいいし。
グラスコクピットも捨てがたいいいものではあるんだけどね?
「搭乗しましたね。ではまずは魔導エンジンの起動をお願いします。」
いわれて起動する。さすがの魔法力の増幅だ。ジェットエンジンのマギウスアーマー搭載用魔導エンジンは伊達ではない。
「なるほど…。では次に変形機構のテストをお願いします。やり方は…。」
説明通りに操作して変形を行っていく。10秒ほどで変形は完了した。
「なかなか早く変形できるんだな。」
「変形中は隙になりますから、できるだけ早く変形できるように設計してあるんです。」
その後もテストは続いていき…。
「では、いよいよ飛行テストに入ります。まずは離陸を。その後は追って指示を出します。」
「了解。」
航空機形態でエンジンのスロットルを上げていく。
徐々にスピードが上がり、一定の速度になったら機首を上げて空中へと飛び立つ。
その後も高度と速度を上げていき、水平飛行に移行した。
「離陸は成功したようですね。では今度は私の言うとおりに飛行を。」
いわれるがままに飛行していく。空戦機動をしたり、高高度での性能とか、加速とか、最大速度とか調べた。
10分ほど飛行すると、
「お疲れ様です。これで飛行テストは終了です。この後もテストはありますが一度戻ってきてください。」
「了解。」
基地へと戻り高度と速度を落として滑走路へと降りていく。主輪が地面について速度をさらに落としていき、着陸成功。
「お疲れさまでした。この後、休憩をはさんで今度は武装のテストを行います。」
機体から降りると、整備兵たちが機体の点検をしていく。その後、燃料の補給やら武装の取り付けやらをした後、
時間になったので再び機体に乗りこむ。
「武装の説明をします。20mmのリボルバーカノンのマウザーMG 213。BK5機関砲。それと近接武器としてナイフです。リボルバーカノンは背中のウェポンラックにある弾薬庫と接続されており、可動が制限されますので注意してください。また、BK5は総弾数が今装填されている14発だけと少ないです。
まずは地上での戦闘テスト、続いて空戦での戦闘テストになります。指定された目標を破壊してください。」
「了解。」
「おー、やってるやってる。」
「それにしてもウォーロックの技術の転用などとは…。」
「ネウロイ関連の技術部分じゃないんだしいいじゃん。」
「馬鹿者。そういうことではない。第一…。」
「おっ!飛んだ!…飛べるんだねえあれ。」
「話を聞かんかまったく…。ストライカーユニットに比べて機動がだいぶ制限されそうではあるがな…。」
「そりゃあまあ仕方ないんじゃない?それにしても重武装ばっかだねえ。トゥルーデといい勝負してるんじゃない?」
「武装だけよくても負ける気はないがな。」
「そうだね。」
空中での目標を破壊していく。
「これで…終わり!」
最後の目標を破壊した。
「お疲れ様です。それでは帰投してください。」
「了解。終わってみればそこまで目新しいこともなかったな。」
「戦闘機形態は戦闘機形態で、マギウスアーマー形態時はマギウスアーマー形態時でそれぞれ特性と戦場が分かれてますからね。実感したければ移動速度と移動距離を活かした戦闘時になるでしょう。」
その時、無線の向こうで警報が聞こえた。
「警告!ベルリン方面よりネウロイが侵入!当該空域に高速で接近中!至急迎撃に当たれ!」
「なんでこういう時に限ってくるんだろうねあいつら?空気読みすぎじゃない?」
「私に言われましても…。それよりも、武装の消耗もあります。当該空域から離脱してください。」
「了解。実戦テストはお預けだな。」
ネウロイが接近するまでに時間がある。幸いこいつの速力なら振り切れるだろう。
基地に向かって方向転換すると速度を上げていく。
途中で基地から発振した3人の航空ウィッチ、ミーナ中佐と二人のカールスラントのウィッチとすれ違った。
あれは…ウルスラ・ハルトマン中尉の姉であるエーリカ・ハルトマン中尉とゲルトルート・バルクホルン大尉だろう。新聞で見たことがある。
彼女たちはネウロイが出た方向に向かっていった。
何事もなく基地に戻れた。襲撃とあって基地内はあわただしい。
「お疲れ様です。いいデータが取れました。」
「そりゃどうも。それより戦況はどうなって?」
その時無線が入った。
「こちらゲルトルート大尉。戦況はよくない。奴はレシプロストライカーじゃついていけない高度から急降下しての攻撃と速力を活かしての高度の上昇を繰り返している。一撃離脱戦法だ。急降下による速度上昇こそないもののそもそもの速度が違いすぎて追いつけない。ジェットストライカーはないか?あいつを倒すにはジェットストライカーの力が必要だ。」
「こちらウルスラ・ハルトマン中尉。すいません。ジェットストライカーは…。」
「あるな。」
「え?」
「今テストしたばっかりじゃないですか。」
「いやでも、それはまだ試験機…。」
「燃料と弾薬を補給したらすぐに行きます。実戦テストはまだでしょう?ついでにやっていきましょう。」
「相変わらずそういうところは強引ですね…。」
「いいじゃないか。ハルトマン中尉。まだ実戦で使えると決まったわけじゃない。それの証明にはちょうどいい。」
「アドルフ少将まで…。」
「そうと決まれば善は急げだ。発進準備急げ!」
燃料補給、弾薬補充が急速に進められて再び発進準備に入る。
「北郷大尉、発進します!」
航空機形態で離陸する。そのまま速度を上げてネウロイの場所まで急行する。
「くそっ!敵の攻撃の際に打ち込んだのはいいもののあいつ、装甲も固い!」
「おまけに速度早いから射撃機会も短いねー。」
「小型ネウロイまで出てきた。まずいわね…。」
大型ネウロイについてきた小型ネウロイを攻撃する。2体撃墜。しかし、あと20体はいる。
残弾のこともある。大型ネウロイを撃墜するのは厳しいだろう。
「お待たせしました!北郷大尉、戦闘に参加します!」
そういうとまずは小型ネウロイの群れの後ろ上を取ってリヴォルヴァーカノンを打ち込む。ほぼ外れたが2発命中。
2体を撃墜。お次は5cm砲を打ち込んだ。弾が群れの外側に行って1体撃墜。
そこで群れを追い越しそうになったので上昇。反転して再び水平に。小型ネウロイの群れは分かれてこちらに狙いを定めたようでこちらを追い始めた。しかし、こちらの速力に追いつけないようで引き離していく。
機体を右に左に揺らして攻撃を回避するかシールドで防ぐと再び反転して向かってくるネウロイたちと急速接近。
すれ違いざまにリヴォルヴァーカノンを打ち込む。連射力の高いリヴォルヴァーカノンはすれ違いざまでも高い火力を発揮する。
「しっかしこいつ航空機の特性だから射角が狭い!当たり前だが前にしか撃てない!…そうだ!」
俺は今度は上昇していく。そして、ネウロイがついてきているのを確認すると、空中で上方向に魔力障壁を発生させて一気に失速。
そして変形して下からきているネウロイ達に狙いをつけリヴォルヴァーカノンと5cm砲を放った。
いきなりぶちかまされてよける暇もなかったネウロイ達のついてきていた5体全部を撃破。
そして失速が終わり、落下が始まるのに合わせて再び変形。落下のスピードを乗せて機首を上げてグライダー状態になると推力を取り戻したエンジンによる飛行魔法と合わせて速度を取り戻すと飛行を安定させる。
「うわー!?あれ失速した!?…うーわー、空中で変形しちゃったよ…。」
「え!?」
無線の向こうのウルスラ中尉が驚いている。
「あの機体、空中変形なんて想定してません!飛行するために軽量化を図ったので耐久性を落としてるんです!
空中で変形なんてしたら魔法力による耐久性向上があっても空気抵抗とそれに伴う失速による慣性によって機体が壊れます!それに、失速して墜落します!ジェットエンジンだって無事で済むかどうか…!」
「んー?でも失速してから変形してるみたいだったけど?」
「それでもエンジンのほうが駄目なんです!一度失速してしまえば再び推力を取り戻すのに速度が必要です!安定だって難しいのに…。」
「あー、それで落下してグライダー状態になってたのか。でも無茶苦茶だねえ。
うわっ、今度は航空機状態のまま縦になって失速しつつ変形して撃ってるよ。
失速で追いつかれて攻撃されたら全部シールドで受け止めるって感じ。
あ、今度はうつぶせになるように変形して速度を維持したままジェットの推力で浮力を稼ぎつつ後ろを撃って即変形してる。試行錯誤しながら戦ってる感満載だね。」
「・・・・・・・・・・・・・・!!」
「声にならないって感じだね、ウルスラ。」
「ええい!あのパイロットはバカか!バカなのか!見ていられん!
おい!北郷大尉、とか言ったか!雑魚どもの相手は私たちがするからお前はあのデカ物の相手をしろ!」
「了解!」
返事をするとレーダーを発動。さて、どこにいる…。上か!一気に相手のいる高度まで上昇する。
遠いが見えた!相手もこちらに気付いたのか急速に高度を落としてきた。一気に降りてきてそのまま攻撃するつもりだろう。しかし、確かにこいつは航空ストライカーは履いて戦うより視界が狭いがその代わりとなるレーダーという目がある!そんな奇襲攻撃は通用しない。敵の攻撃をかわしたりシールドで防ぐと敵の後ろ上を取り、
後ろ上から降下しながらリヴォルヴァーカノンを打ち込む。弾は敵の表面を削り取るが一度目の射撃では倒しきれなかった。
敵は今度は速度を落とさずに急浮上する。しかし、こいつを振り切れるかな!
敵の後ろをついていく。ぐんぐん高度が上がっていくが、ジェットであるこいつにはむしろ好都合だ。
二回目は5cm砲も打ち込みつつリヴォルヴァーカノンをぶち込んだ。
5cm砲は大きく外れてどこかへ飛び去ってしまった。当たり前だが弾速が遅く当てづらい。
しかし…、2回目でも仕留めきれなかった。では3回目…と思った矢先、
「あ、弾切れた。」
「は?」
「ちょっ!」
「え!?」
リヴォルヴァーカノンの弾薬が無くなってしまった。5cm砲はほぼ当たらないとさっき実感したところだしこれは困った。…そうだ!
俺は機体の高度を上げ始めた。レーダーで常に敵の位置は把握できる。俺は敵の真上を取った。
「何するつもりだろうね、あれ?」
「わからんがろくでもないことだろう。」
そして変形を途中で止めて、人型に戻る途中で、エンジンが後ろを向いた状態で試作機能のアフターバーナーを炊き、出力を上昇。推力を上げて速度を上げていく。そしてそのまま敵に向かって落ち始めた。
「ジェットストライカーとかジェット飛行機っていうよりロケットだね、あれ…。」
航空機状態じゃ5cm砲を当てられないし、人型に完全に戻ると失速して追いつけない。この状態だと十分な揚力を稼げないから高度を取り、上からロケットのようにして敵に近づいていき、
完全に接触する直前でうつ伏せ状態でマギウスアーマー状態に戻り敵にしがみつく!
魔法力操作で敵につかまり、魔導履帯で敵の上で立ち上がった。そして…
「こんだけ近ければ外しようがないよなぁ!」
敵の上を移動しながら5cm砲を乱射していく。敵も振り落とそうとしているが魔導履帯でくっついてるから離れない。5発目くらいでコアに当たったらしく敵は消滅。足場が無くなった俺は航空機形態に戻って離脱。
「どんなもんだい!」
「ほんとめちゃくちゃするなあ…。」
「聞くところによると美緒の師匠さんのお兄さんだそうよ…。」
「なぜだか説得力があるな…。」
「こちら北郷大尉。ネウロイは撃破した。これより帰投する。」
「お疲れ様です…。ところで大尉。ジェットに共通することなんですが、燃費が悪いんです。
それも例にもれず、1時間くらいで燃料が切れます。アフターバーナーを炊くとさらに早く減ります。
戦闘域に行くまでに使った燃料と戦闘中に使った燃料を計算していくと…。燃料が足りません。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「…どうしようか?」
「…気合で帰ってきてください。」
やれやれ、どうやらここからも大変なようだ。
この後、途中で燃料が尽きたけど、一緒に帰ってきていた3人に支えられて何とか帰還しました。
機体は全面オーバーホールを余儀なくされました。
また、まだ製作には時期尚早ということで凍結となりました。
ちなみに、エルベ川周辺のネウロイの巣を排除してハンブルクを取り戻す作戦。
507JFW「がんばれ♡がんばれ♡」
502JFW「がんばれ♡がんばれ♡」
北郷一郎「がんばれじゃねえよ、おめえらもがんばんだよ!特に502JFWはカールスラント奪還が主任務だろうが!」
グンドゥ…502JFW「私たちの基地はペテルブルクにあって遠いからいけない!(キリッ
そもそも進行ルートが決まっている。」
迫水…507JFW「私たちの任務は防衛だからいけない!(キリッ!
防衛が主任務なのに現地離れるとかわけわからない。」
感想に書いた魔導甲冑不要論の一例。
彡(^)(^)「6号陸戦ストライカーティーガーが完成したで!魔導甲冑より火力も防御も上や!魔導甲冑なんていらんやろ!」
その後…。
彡(゚)(゚)「あの場所入ったら狙撃もできて有利やなあ…。よしティーガー行って来い!」
パイロット「(いけ)ないです。」
彡(゚)(゚)「そ、そうか、まあ向き不向きはあるもんな、よしっ!ほかの陸戦ストライカーはどうや!」
陸戦ストライカー「いったはいいものの射程が足りないです…。」
彡(゚)(゚)「じゃあ陸戦ストライカーで守りつつ高射砲を設置すれば…。」
「そんなところ持っていくのに一苦労だぞ、設置にも時間かかるぞ、敵が来たら破棄する羽目になるぞ。」
彡()()「しゃーない…。あそこはあきらめるか…。」
その後、
ネウロイの群れ「よろしくにきーww」
彡()()「あかん!敵の攻勢が激しい!どっかから横やり入れられたら…。あそこが一番いいけどでもあそこは使えんし…。」
魔導甲冑「大口径砲で狙撃するぞ。伏射で迷彩してあるから見つかりにくいぞ。」
ネウロイ「「「ぐえーwwwやられたンゴww」」」
ネウロイ「あそこだ!攻撃しろ!」
魔導甲冑「遠いからビームも減衰しているしシールドが全く通さないぞ。お返しだぞ。」
ネウロイ「ぐえーwwやられたンゴwww」
ネウロイ「いくつかあっちに差し向けるぞ!」
彡(゚)(゚)「!攻勢が止んだ!戦力も分散した!今や!」
陸戦ストライカー「「「やあネウロイ君、よくもやってくれたね、お返しだよ。」」」
ネウロイの群れ「」
彡(^)(^)「やっぱ魔導甲冑最高や!」テノヒラクルー
また別の時代…
彡(゚)(゚)「陸戦ストライカーの進歩もだいぶ進んだ。現代兵器も進歩してるしカバーできるし高い魔導甲冑はいらんやろ。」
低空を飛んでいるネウロイ「よろしくにきーww」
彡(゚)(゚)「甘いで!歩兵用携行地対空ミサイル発射!」
低空を飛んでくるネウロイ「ぐえーwwやられたンゴwww」
彡(^)(^)「やったで!現代兵器の勝利や!」
低空を飛んでくるネウロイ「「「「「よろしくにきーwww」」」」」
彡()()「ふぁっ!?数が多すぎるで!対空砲!対空ミサイル車!」
ネウロイの群れ「あーちーちーwあーちーw燃えてるんだろーかーww」
対空砲「ぐえーwwやられたンゴww」
対空ミサイル「ぐえーwwやられたンゴww」
彡()()「あかん!やられてもうた!でも携行歩兵用ミサイルじゃ倒しきれん!そんな数もないし!
陸戦ストライカー!機銃でどうにかならんか!」
陸戦ストライカー「(機銃じゃ倒せ)ないです。主砲は威力が高すぎます。」
彡()()「くっそ!こんなことなら陸戦ストライカーにいっぱい携行ミサイル持たせとくんやった!」
陸戦ストライカー「身体能力向上があってもサイズの関係でそんなに持てないです…。」
彡()()「あ、あ、あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )」
魔導甲冑「シールドだぞ。歩兵は後ろに隠れとくぞ。後ウェポンラックから弾薬だしてほしいぞ。
本体のレーダーと連動したミサイルとガトリングで敵を倒していくぞ。」
ネウロイの群れ「「「「「「ぐえーwwやられたンゴww」」」」」」」
彡(`)(´)「魔導甲冑のウェポンラックから弾薬補充や!よくもやってくれたなくそネウロイども!お返しや!」
ネウロイ「ぐえーwwやられたンゴwww」
彡(^)(^)「サンガツ!助かったで!」
魔導甲冑「お安い御用だぞ。」
彡(^)(^)「やっぱ…魔導甲冑は…最高やな…!」テノヒラクルー