Rewrite the world   作:ブラジル12

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プロローグ『動き始める世界』

2020年12月24日夜8時

 

?『ごめんね?今日から君の人生は大きく変わるけど許してね?』

 

突然のことだった、

目の前の物体はそう言ってきた。

 

そしてその瞬間を境に全ては変わってしまった。

 

遡ること10時間〜

 

2020年12月24日

 

少年は目を覚ました

 

『もう10時か、よく寝たな』

 

世間はクリスマスイブ当日

 

しかも雪が降っている

 

ホワイトクリスマスときたものだ。

 

『エイン、

君と一緒にクリスマス過ごしたかったな』

 

ふと置いてある写真を見た。

 

写っているのはカップルの写真

 

そう、エリンとの写真だった。

 

そうあの日のことだ

 

全ては急だった

あまりにも急だった

 

2020年12月2日

 

その日、ラグナとエリンはショッピングに来ていた。

 

二人は幸せそうに休日を過ごしていた

 

あんなことが起こるなんて

誰もが思わなかっただろう

 

国際ショッピングモール

 

無差別テロ事件

 

死亡者1名

 

すぐに病院に運ばれたが手遅れだった

 

死因は内臓損傷

 

銃弾による損傷だった

 

『俺がもっと早く気がつけたら

 

あと1秒早く気づいたらあんなことには

 

なんでエリンなんだ』

 

 

少年は涙を流しながら叫んだ。

 

『これからも一緒にいられると思ってたのにさ、どうしてだよ』

 

2020年12月5日

 

ついに彼女の葬儀が始まってしまった。

 

俺は涙が枯れたみたいに涙が出なかった。

 

あの日から19日がたった

 

『君が死んでからもうそんなに時間が経ったよ

 

今日はホワイトクリスマスだってさ

 

君と一緒に過ごしたかったな』

 

そうラグナは呟いた。

 

時刻はすでに13時を回っていた

 

『そろそろ行こうか』

 

ラグナは家を出た

 

『家を出たものの早すぎたな

どこかで暇つぶししようかな。

 

そうだ!

 

君との思い出の地巡りしよう』

 

そう言って時が過ぎていった。

 

もうすぐ午後8時

 

場所は街で一番景色が綺麗なところ。

 

彼女とクリスマスはここにくる予定だった、

 

『エイン見ているか?

 

ごめんな、俺が弱いばっかりに君を守れなくて

 

もっともっと一緒にいたかった。

 

またここで君と景色を眺めたかったよ』

 

彼は泣きながら言葉を口にした。

 

その時だった、彼の前に神々しい光を放ちながら近づいてくるものがいた。

 

『やあ?君のその願い叶えてあげるよ

 

そのかわり、ゲームに付き合ってもらうよ?

 

拒否権はないから』

 

男は突然言ってきた。

 

その瞬間世界の

 

あり方

 

存在

 

意味が変わってしまった

 

 

毒の雪が降った

 

人類は壊滅状態

 

人口は100分の1まで減少した。

 

世界には得体の知れない化け物たちが徘徊するようになってしまった

 

だがこれはまだ始まりでしかなかったのだ

 

これからどんどん世界は変わっていく

 

そう

 

この程度の絶望など始まりに過ぎなかったのだ

 

目の前の物体言った。

『さあゲームの始まりだ!

 

ルールは簡単!

 

僕を殺せれば君の勝ち

 

できたら彼女を生き返らせるし世界も元に戻そう

 

そして君が死ねば僕の勝ちだ

 

人間という種は滅びるだろう』

 

彼はそう言ってきた。

 

だが彼は現状束になっても目の前の存在に勝てないことがわかっていた。

 

それほどまでに目の前の奴は強かった

 

『お前はいったいなんなんだ』

 

ラグナは尋ねた。

 

『そうだな〜神とでも名乗っておこうかな』

そう神は言った。

 

『ふざけるな何が神だ

 

なぜこんなことをする

 

どうやったらお前を殺せる!』

 

彼は必死になって目の前の神に叫んだ

 

神は答えてくれた

 

笑いながらまるで俺をあざ笑うかのように

 

『必死だねぇ、

 

それに君が望んだことじゃないか、

 

彼女を生き返らせるのが君の望みのはずだ

よ?』

 

続けて神は言った。

 

『でも僕は無償で命を蘇生してあげるほどお人好しじゃないんだ

 

だから僕はゲームに招待したんだ

 

彼女を生き返らせてあげるんだからそのくらいは付き合ってもらうよ?』

 

そしてさらに続けて神は言った

 

『そうそうタイムリミットは5年だよ

 

5年経っても僕を殺せそうになかったら

 

君の命をもらっていくからね?

 

そうならないように頑張ってよね

 

このことは誰にも知られちゃいけないよ?

 

知られた時点で終わりだからね?』

 

そう言って神は笑いながら消えていった。

 

残ったのは死体だらけの街

 

崩れた建物

 

徘徊する化け物

 

もう何もかもが変わってしまったのだ。

 

『俺は、絶対にあの神をぶち殺してやる』

 

そうラグナは誓った。

 

そして世界の歯車は動き出した。

 

 




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