シドゥリ「このコーナーはADONISのSSの設定を説明するコーナーです。予は司会を務めるブリタニア帝国初代魔法皇帝シドゥリ・エルデルト・フォン・ヴァーブルです」
シリウス「それと私が監察軍総司令官のシリウスだ」
シドゥリ「まぁぶっちゃけると世界観が大きくなりすぎて読者に分かりにくくなっているので説明しないといけないワケですね。それでは第一の質問を見てみましょう」
■問一『シドゥリさんは何でわざわざ新興宗教のシドゥリ教を立ち上げたのですか?』
シドゥリ「うん、これは良い質問です。これは民衆をより効率よく統率するためと支配者として君臨するための正当性を確保する為です。これって別に珍しいことではなくて日本でもそうだし、古代エジプトも王(ファラオ)は神の化身とか言って神格化することで統治の正当性を確保していました」
シリウス「確かに国という土台を作る上では必要かもしれないな」
シドゥリ「ちなみにシドゥリ教が帝国国内ではやたら排他的なのは、他の宗教が広まると色々と邪魔だからです。これはキリスト教を弾圧した徳川幕府と似たような理由です」
シリウス「確かに宗教問題は面倒だからな」
シドゥリ「そうですね」
■問二『ブリタニア帝国ってどれくらいの規模なの?』
シドゥリ「ブリタニア帝国は次元世界には進出しておらず、その宇宙の開発を重視しています。初期は他勢力との接触を控える為もありましたが、時空管理局崩壊後もそれは続きました」
シリウス「確か管理局崩壊の時点で、有人惑星だけでも567個を領地としていて人口が456億人だったかな?現在ではもっと増えているが」
シドゥリ「そうですね。シドゥリ暦2000年の段階では有人惑星30567個、人口は5兆3154億人位かな?他にも資源採掘用の衛星や惑星等々があるよ」
シリウス「……改めて聞くと凄い数だな。夜の国の人口とは桁違いだ」
シドゥリ「人口を抑制する必要がなかったですからね。これでも管理局崩壊後は人口増加に関してはそれほど積極的に取り組んでいなかったですよ」
シリウス「……チート国家だな」
シドゥリ「……そうですね(汗)」
■問三『覚醒者の精神的寿命についてですが、精神調整などはしていないのですか?』
シドゥリ「これですね。確かに『天地無用! 魎皇鬼』の様に長命に対応した精神調整は可能です。でもそうすると貴族の代替わりが停滞してしまうのでしていません」
シリウス「お前もしていないのか?」
シドゥリ「ええ、していないですよ。そもそもトリッパーの場合は、その手の調整は不確定要素が多すぎます。あっ、でもフェイトとなのはにはしていますよ。折角苦労してあの二人を手に入れたんですからそう簡単に死なれたら困りますから」
シリウス「その二人は精神が長命に対応しているんだな」
シドゥリ「そうですよ。でも『十二国記』とかでもあるように、うちの貴族にも長生きに飽きる人って多いんですよね。みんな自ら望んで貴族になっているんですけど精神がそれにあっていないから、余程精神的に向いている人以外は数百年で自殺します」
シリウス「それ問題ないのか?」
シドゥリ「あまり大きな声では言えませんが、その方が好都合なんです。何せ貴族のポストには限りがありますから適度の間隔で空けておかないと貴族候補生が困ります」
シリウス「確かに貴族の席が空いてないと困るな」
■問四『ブリタニア帝国記ってコードギアスと関わりがあるの?』
シドゥリ「全く関係ありません。ADONISは地球の古い国名から適当にブリタニアという名前を決めているだけです」
シリウス「確かに反逆のルルーシュとクロスしているのかと勘違いしていた人も前にいたね。でも国名が同じなのは偶然だよ」
■問五『皇帝の後継者はいないのですか?』
シドゥリ「ちゃんといますよ。予となのはの遺伝子を使った娘と、予とフェイトの遺伝子を使った娘の合計二人」
シリウス「その割に私は会ったことがないが?」
シドゥリ「それは二人がコールドスリープしているからだよ」
シリウス「なんでそんな事を?」
シドゥリ「後継者を確実に残す為よ。予にもしものことがあったら、帝国が困るから。幸い二人とも後継者としては問題ないレベルだし、既に覚醒者にしているからね」
シリウス「二人だけなのか?」
シドゥリ「あまり多すぎても後継者問題がややこしくなるでしょ? それに最悪の場合は帝国各地で保存されている予の遺伝子を元にクローンを作る手も可能だしね」
シリウス「そうだな」
シドゥリ「でも二人ともずっとコールドスリープしているわけではなくて百年ごとに数ヶ月間活動しているよ。これは『∀ガンダム』のディアナ・ソレルのパクリだけどね」
シリウス「確かに行動が似ている」
シドゥリ「ちなみに二人はコールドスリープばかりしているので貴族や臣民からは『眠り姫』と呼ばれて親しまれているわ」
シリウス「まんまだな」
シドゥリ「捻りがないけど、分かりやすくていいと思うよ」
■問六『非人道的な研究とかしているんですか?』
シドゥリ「ズバリしています。主に死刑囚とかクローンとかだけどね」
シリウス「確か人類進化研究所とかいっていたね」
シドゥリ「そこは政府が管理している国家機関でね、それ以外では禁止しているよ」
シリウス「確かに民間が勝手にそういうことをしたら面倒だしな」
シドゥリ「人類進化研究所は技術の進歩の為の必要悪として用意したわ。でも無闇に乱用されるのは本意ではないって事だよ」
■問七『地球との関係は?』
シドゥリ「悪いですね。まあ地球連邦自体が潰れていますから問題ないですが」
シリウス「確かに地球は盛大に自滅したな」
シドゥリ「地球も色々ありますから、確か今は分裂状態ですから」
シリウス「地球圏統一国家の崩壊。おまけに文明も一気に後退しているな」
■問八『ブリタニア帝国の軍備は?』
シドゥリ「これは現在ではかなり拡張しているわね。『銀河英雄伝説』の銀河帝国よりも艦艇数が多くて、軍事技術は銀河帝国を大幅に上回っているから戦力は桁違いだよ」
シリウス「『トップをねらえ!』『マクロスF』『機動戦艦ナデシコ』『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』『スーパーロボット大戦OG』など色々な世界から技術を蒐集しているからな。軍備もトンデモだな」
シドゥリ「監察軍が動き出して技術が集まるようになると、軍事技術は飛躍的に発展したわ。正規艦隊は一個艦隊20,000隻もあるんだよ」
シリウス「戦艦は光子魚雷、相転移砲、マイクロブラックホールキャノン、重力波砲などがある上に、フォールド航法、三千世界航行など多機能だな」
シドゥリ「機動兵器はブリタニア帝国記でも登場していた可変戦闘機メサイア。これはエンジンを核融合炉からトロニウム・エンジンに換装しているし、細かい改造を繰り返して千年以上使っているわ」
シリウス「なんでトロニウム・エンジンに変更したのだ?」
シドゥリ「核融合炉は可変戦闘機に搭載できるほど小型化できるけどエネルギー不足よ。だから監察軍がトロニウムの精製技術とトロニウム・エンジンの技術を入手して以降はそれを採用したの」
シリウス「他にも無人の可変戦闘機ナイトメアや攻撃機があるな」
シドゥリ「無人機はパイロットの育成の手間が省けるからね。消耗戦になったら頼りになるから、一応揃えておいたわ」
シリウス「うむ、こうしてみると相当な戦力だな」
シドゥリ「他にも8m級の有人の人型機動兵器もあるわね。まぁそういう訳でブリタニア帝国の戦力は充実しています」
■問九『ブリタニア帝国の魔法形式は?』
シドゥリ「初期は予が持ち込んだ古代ベルカ式魔法を改良して使っていただけだったわね」
シリウス「確か監察軍が出来てから暫くして新しい魔法形式ができたね」
シドゥリ「元々ブリタニア帝国では、ベルカ式だけではなくブリタニア独自の魔法形式も作ろうという考えがあったけど、下位世界の知識や技術の影響を受けたというのが一番大きいわね」
シリウス「『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』などのRPG系世界を筆頭にゲーム、小説、マンガの世界など、それぞれの魔法や魔術等と呼称される魔導技術は原理から何からそれぞれの世界で違いすぎるから、多様性がありすぎて大変だよ」
シドゥリ「結果として帝国ではブリタニア式魔法がつくられることになったわ」
シリウス「確か魔法形式が大幅に変わったな」
シドゥリ「下位世界の魔導技術を取り入れての魔法形式の変化よ。最も既存のベルカ式もかなり効率の良い技術だったけどね」
シリウス「元々リリカルなのはの魔法は、神秘を含まないオカルトサイドとは無縁の科学サイドの技術の一形態にすぎないが、その分野ではそれなりに優れていたな」
シドゥリ「結果として帝国の魔法形式は、既存の近接戦に特化したベルカ式魔法と、汎用性に優れたブリタニア式魔法で二分されたわ」
シリウス「ブリタニア式魔法は、ミッドチルダ式を参考に下位世界の魔導技術を取り入れた魔法形式だけど、リンカーコアを持つトリッパーはこれを重宝しているな」
シドゥリ「確かにブリタニア式魔法は結構便利だわ」