シドゥリ「またまたお目に掛かりますチートオリ主シドゥリちゃんです」
シリウス「ノリノリだな」
シドゥリ「だってブリタニア帝国記が完結して予の出番がなくなっているんだよ(泣)」
シリウス「そ、そうか(ドン引き)。まあいい、今回は上位世界と下位世界とその並行世界についてだね」
■問一『上位世界とは?』
シドゥリ「そうですね。ぶっちゃけるとオリジナルの世界とか、創造主達の世界や現実世界とか、そういう定義になるかな」
シリウス「そうだ。下位世界は上位世界に地球を元に構成されているのが殆どだしな」
シドゥリ「現代地球が舞台となる創作物が元になった下位世界なんかは上位世界と殆ど変わらないコピー世界だしね」
シリウス「上位世界の特徴は、その世界の人間達が想像具現化能力を持っているということがあげられるな」
シドゥリ「そういうと凄いと思うかも知れないけど、単体でみたら特に能力は意味がないんだよね。あくまで何らかの媒介を通じて何万という沢山の人々の力が結集して初めて意味があるんだよ」
シリウス「この場合媒介となるのは小説、漫画、映画、ゲーム、アニメ等の創作物だ」
シドゥリ「そういう創作物を沢山に人々が見てそれを認識する。そうすると無意識化で力が発動するんだ。沢山の人々の無意識の力が集束されて、その創作物そのものの異世界が創造されるという仕組みだよ」
シリウス「私も上位世界にいた頃はそうした創作物を見ていたように、トリッパー達の殆どは多くの下位世界創造に関与しているはずだ」
シドゥリ「そうだよね。私もそうした娯楽はよく見ていたし」
■問二『下位世界とは?』
シドゥリ「先程の質問と重なるけど上位世界の人間によって創造された世界で仮想世界とも言われているわ」
シリウス「一言で下位世界といってもいろいろある。例えば『スラムダンク』のようなスポーツ系の作品は現代地球とそっくりだし、逆にドラゴンクエストのように地球とは全く違うファンタジー世界もある」
シドゥリ「世界に構成もそれぞれことなるね。下位世界は大概一つの世界で構成されているけど、『神秘の世界エルハザード』『ゼロの使い魔』『十二国記』のように地球にいる人間が異世界に行くという物語の場合は、現代地球によく似た世界と移動する世界の二つセットで一つの下位世界が構成されるという仕組みだよ」
シリウス「ふむ、そうなるのか」
シドゥリ「でも世界が一つや二つ所ではない世界もあるよ。私がトリップした『魔法少女リリカルなのは』の世界なんて億単位で世界というか宇宙があるから。これは次元世界といわれる広大な世界群そもそもが一つの下位世界として構成されているという訳だね」
シリウス「豪華だな」
シドゥリ「そうだね。でもこの世界は沢山あるかわりに脆いよ。次元震とかで世界があっさり崩壊してしまうから」
シリウス「ロストロギアが暴走して世界があっさり崩壊とかシャレにならんな」
シドゥリ「そういうことがないようにブリタニアは危険なロストロギアがある地域から離れた場所に建国しているんだよ。おかげで巻き込まれずにすんでいるし、念のために中規模及び大規模次元震の制御も実用化しているわ」
シリウス「用意周到というべきだな」
シドゥリ「備えあれば憂い無しってね」
■問三『リリカルなのはの次元転送とか次元航行って他の下位世界でも出来るのですか?』
シドゥリ「ぶっちゃけ不可能です。次元転送というのはリリカルなのは独自の世界観によって可能となる技術です。余所の下位世界では次元転送自体できません」
シリウス「『魔法少女リリカルなのは』の場合は、魔法を使えば宇宙間の移動が簡単に出来るという世界設定だからね」
■問四『並行世界って?』
シドゥリ「可能性の世界とかIFの世界ともいえるね。例えば現在を生きる私達はいろんな行動をする可能性があるけど、その行動の結果によってそれぞれ違った未来になるんだよね」
シリウス「まぁ大局的には変わらないけど細かい所が違ういう世界が作られるわけだが、未来に時間が進んでいくうちに全く違う歴史の世界になったりする」
シドゥリ「分かり易く例えるなら予がベルカで誕生しなかった並行世界も勿論存在します。その場合ブリタニア帝国は当然存在しないから、歴史は現在とは全く異なる物になっていたでしょう」
シリウス「例え過去によく似た並行世界に行ったとしても付くのは直接の過去ではなく過去によく似た並行世界なので好き勝手してもタイムバラドックスが起きないという訳だな」
シドゥリ「まぁその並行世界は下位世界にも存在するんだよね。世界が作られると当然可能性というのは無限に発生するから並行世界も無限にあるわ」
■問五『上位世界に帰還することは可能なの?』
シドゥリ「これは例外(姫神みこ)を除いて不可能ですね。死神ならば可能でしょうが、上位世界人ですら上位世界と下位世界との世界間は魂の状態でないと行き来できません。つまり下位世界に転生or憑依するか、下位世界で死んで魂が上位世界に帰還するかしか方法はありません」
シリウス「だから上位世界人としての肉体を持ったままで下位世界に行く訪問型のトリッパーは一部の例外を除いて存在しない。おまけに現存するトリッパーは上位世界では既に死んでいるから例え帰還できても立場がない」
シドゥリ「確かに見ず知らずの他人が死んだ筈の人間だと名乗っても異常者扱いされるだけだからね」
■問六『下位世界の実力者ってどんな人達ですか?』
シドゥリ「実は下位世界には様々な力があります。魔力、霊力、気、精神力、超能力とか」
シリウス「監察軍では魔力とかで魔法や魔術などを扱う者を魔術師と読んでいる。霊力なら霊能力者、気なら念能力者、その他の能力なら超能力者に分類されるな」
シドゥリ「結構あるわね。でも区別が付きにくくて分類が曖昧な能力もあるわね」
シリウス「それは仕方ないな。何せ種類が多すぎるからね。ここは一つずつ紹介するしかないが、その前に監察軍が保有する科学サイトとオカルトサイドの分類について少し説明する」
シドゥリ「科学サイドは科学技術による知識と技術で、オカルトサイドは魔法、魔術、呪法、呪術、仙術、妖術、邪術、法術、方術、陰陽道、神術、錬金術、神秘、概念、幻想、奇跡、霊能力、権能、加護(神や精霊などから与えられたもの)、呪い、神託、幽霊などオカルトとよばれる非科学的な物に関する知識と技術だね」
シリウス「その通り」
<魔術師>
シリウス「これは魔力などを用いて魔法や魔術に相当する能力を使う者だな。この魔術師はオカルトサイドだけでなく科学サイドまで内包している」
シドゥリ「ぶっちゃけ『魔法少女リリカルなのは』の魔導師、『デート・ア・ライブ』の魔術師(ウィザード)なんか神秘・概念・幻想が一欠片もない科学兵器と同じベクトルなんだよ」
シリウス「確かにそうだね。でも『魔法先生ネギま!』『斬魔大聖デモンベイン』や型月系の作品など、多くの創作物の魔法などはオカルトサイドだな」
シドゥリ「一応オカルトサイドと科学サイドでは魔術師の呼び方が違っているのよね。オカルトサイドの場合は魔術師をメイガスと呼称し、科学サイドは魔術師をウィザードと呼称しているわ」
<霊能力者>
シリウス「霊力というのは生物が持っている魂の力だから、これは完全にオカルトサイドだな。退魔士のように除霊をやる者、霊法や霊術という物を使う者、霊力によって超人的な能力を発揮する者がいる」
シドゥリ「主な登場作品は『GS美神 極楽大作戦!!』『幽☆遊☆白書』『サクラ大戦』『デート・ア・ライブ』『Dies irae』『魂響~たまゆら~』だね」
<念能力者>
シリウス「気は生物が持つ体力とか生命力(生命エネルギー)だな。気、氣、闘気、妖力、妖気、オーラ、小宇宙(コスモ)など原作によって様々な呼び方がある。これは科学とオカルトのどっちか分からない、分類が曖昧なんだ」
シドゥリ「主な登場作品は『ドラゴンボール』『ラブひな』『魔法先生ネギま!』『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』『BLACK CAT』『犬夜叉』『CLAYMORE』『HUNTER×HUNTER』『NARUTO -ナルト-』『聖闘士星矢』だね」
シリウス「私たちはこの類の能力者を念能力者と呼んでいるが、これは『HUNTER×HUNTER』からとっているよ。その理由は実は気を使う能力者の呼称が統一されていないからだ」
シドゥリ「確かに気の使い手とか言うのは嫌だし、気功師というのも違うからね。ついでに神の闘士じゃないのに聖闘士なんて呼ぶわけにもいかない。そうしたことから生命エネルギーの扱いが特に系統だって洗練されている『HUNTER×HUNTER』の念能力者という呼称を採用してそれで統一することにしたのよ」
シリウス「でもネギまやラブひなはともかくドラゴンボールは反則だよ」
シドゥリ「た、確かにチートどころか、まるで次元が違う強さね。強さのインフレが激しい少年マンガの中でも特に突き抜けていた作品だもの」
シリウス「……この間、超サイヤ人4になったミズナの戦闘力を測ったらとんでもない数字がでていたしね」
シドゥリ「そ、それは聞きたくないわね(汗)」
<超能力者>
シドゥリ「これは先の三つに分類されない能力をまとめてカテゴリーしているわ。主な登場作品は『とある魔術の禁書目録』『空の境界』『幽☆遊☆白書』『ジョジョの奇妙な冒険』『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダムSEED』『コードギアス 反逆のルルーシュ』『レベリオン』『スーパーロボット大戦OG』『BLACK CAT』『To LOVEる -とらぶる-』『マブラヴ』『フルメタル・パニック!』など色々だね」
シリウス「これは科学とオカルトの両サイドが混在型だよ。『幽☆遊☆白書』の能力者、『ジョジョの奇妙な冒険』の波紋とスタンド、『機動戦士ガンダム』のニュータイプ、『機動戦士ガンダムSEED』のSEED、『コードギアス 反逆のルルーシュ』のギアスとコード、『レベリオン』のトランスジェニック能力、『スーパーロボット大戦OG』のサイコドライバー、『BLACK CAT』と『To LOVEる -とらぶる-』の変身能力(トランス能力)、『マブラヴ』のESP能力者、『フルメタル・パニック!』のウィスパードも超能力者という扱いだ」
<その他>
シリウス「各能力の分類はこんなものだが、上記の他に複数の能力を融合されたものがある。『魔法先生ネギま!』の咸卦法(かんかほう)、『幽☆遊☆白書』の聖光気(せいこうき)がそうだ。」
シドゥリ「咸卦法は気と魔力を融合させたもので、聖光気は気と霊力を融合させたものなんだ。といっても聖光気は『幽☆遊☆白書』では詳細が明らかになっていない謎が多い能力なので、聖光気はトリッパーシリーズのオリジナル設定でそうなっているだけなんだけどね」
シリウス「融合型といえば複数のエネルギーを使用する能力もある。『NARUTO -ナルト-』の忍術に使われているチャクラは身体エネルギー(生命力)と精神エネルギー(精神力)の二つから構成されているし、『カンピオーネ!』の呪力も生命力と精神力で構成されている」
シドゥリ「まあ、複数のエネルギーを用いているからと言って咸卦法みたいに爆発的な能力向上がされているわけでもないから、単に使われているエネルギーの種類が二種類なだけみたいだね」