最後の10連で闇☆4確定演出が出てクーほむが出ると喜んだ俺の姿はお笑いだったぜ
[出たのはキリカでした…やったね! これで2凸目だ(白目)]
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「なるほどね、それが二人が始めて変身したときの話なんだ」
「うん。そしてその次の日にほむらちゃんから魔法少女と魔女についての詳しい話を聞いて、一緒に特訓したりしたんだよ」
「特訓?」
「魔力の使い方や魔女との立ち回りの仕方、後は私が扱う銃火器についてよ」
「そ、そっか…ははは……」
半笑いしながら返すさやか。さっきのほむら達の戦闘の衝撃がまだ鮮明に残っているからだろう。
そんな彼女だったがふとあることに気付く。
「そういやさ結界から逃げた後、転校生はどうだったの? 聞くにすごい大怪我をしてたらしいじゃん」
「それが変身を解いて、意識を取り戻したらほとんどの傷は治っていたのよ」
「ふーん、不思議なこともあるんだね」
「私も思ったわ。まあ魔法少女がそれを言ったらお仕舞いな気がするけどね」
肩をすくめるほむらに笑う二人。
だがさやかがあることを質問した途端、空気が一変する。
「でもさ、まどかの話を聞く限りだとさ__」
「__転校生ってなにか隠し事してない?」
ほむらの眉が少しだけ動くが、さやかはそれに気づかずに話を続ける、
「河原でまどかと仲良くなったってのは、いいんだけどその後の『あれ』って一体どういう意味なの?」
「あれって?」
「その…自分の人生が貴いとか、今のままでいいとかさ、この言葉って魔法少女についてのことだよね?
でもどうして初対面の子に対してそんなことを口にするのさ? まるでまどかが魔法少女になるのを知っているかのように?」
「…………」
「さやかちゃん、それは_「まどかは黙ってて」」
俯いて黙り混んでしまったほむらを庇うように落ち着かせようとするまどかだが、さやかはそれを振り払う。
「それで実際はどうなの?」
「魔法少女になる、ではなく魔法少女としての素質を持っていたから私はそう言ったのよ。
さっきあなた達に話した通り、魔法少女なんて自分から進んでなるものじゃないもの。
下手したらあの時の私みたいに誰にも知られることなく死んでしまうことだってあるのだから…そんな危険な戦いに友達を巻き込みたくなかった。だから忠告したのよ」
「…………」
「わたしもその話を聞いたとき、ほむらちゃんと同じく大切な人達を巻き込みたくないって思ったの。
魔女や使い魔との戦いは命にかかわるくらい危険なものだから……」
さやかはまだ腑に落ちなさそうな様子であったが、一人頷いてまどかとほむらの手を取った。
「分かったよ。だからいつまでもそんな辛気くさい顔しないで、もっと明るくいこう?」
「あなたがそうさせたのでしょう…あ、それとまどかだけじゃなく美樹さやか、あなたにも魔法少女の素質があるわ」
「それ今言うタイミング?!」
いつもの調子を取り戻してツッコんだが、すぐにさやかはあることを考える。
「じゃああたしも魔法少女になれば、二人に協力することが出来るってこと?」
「そうね。でもダメよ」
「なんでさー」
「魔法少女の運命は過酷なものなの。半端な気持ちでその世界に足を踏み入れると絶対に後悔することになる。
それにあなたにはあるの。自分の運命を差し出してまで叶えたい願い、祈りが…?」
「あると言ったら…?」
「それは……」
「…………」
しばらく何も話さないまま見つめ合う二人。
そんな沈黙状態が続いてると、まどかがふとこんな提案を出す。
「じゃ、じゃあしばらくの間、わたし達の魔女退治に付き合ってみたら…どうかな?」
「「えっ…?」」
二人の視線が向けられて慌てるまどかだが自身を落ち着かせて話を続ける。
「実際に魔女との戦いがどんなものかを確かめてから決めても遅くないんじゃないかって思うんだ」
「…………」
ほむらはすぐに頷けず悩んでいた。
しかしさやかはその案に対して前向きな姿勢でいた。
「ナイスアイデアだよ、まどか。それに転校生の安全も考えたら誰か一人いた方が都合もいいだろうし」
「私の安全?」
「あっ、そうだよ!」
首を傾げるほむらにまどかは何かに気づく。
「変身した後、ほむらちゃんの意識はわたしの方に向かうわけだよね?」
「ええ」
「じゃあその戦っている間、ほむらちゃんの身体はどうなってるの?」
「意識が切り離されている状態だから変身した場所でずっと倒れっぱなしね」
自分の身体が危険な状態にあったはずなのに、ほむらは落ち着いていた。その態度にまどかは憤慨する。
「ど、どうして早く言ってくれなかったの?!」
「だってあなたにはなるべく戦いに集中してもらっていたかったから…どうしてそんなに怒ってるの?」
「怒ってないもん」
口ではそう言っているが、まどかは不機嫌そうな顔をしたまま、頬を膨らませていた。
「やれやれ…転校生、そんなんだとまどかと戦えなくなっちゃうよ?」
「……それはちょっと困るわね」
本気で困った表情をするほむらを見て、さやかの表情が一瞬だけ変化する。
しかしすぐにいつもの彼女に戻り、笑いながらほむらの肩を叩く。
「!! ……そっか。やっぱそうだよね~
じゃあこれで決まりでいいかな?」
「わたしは大丈夫だよ」
「…………」
まどかはすぐに頷くが、ほむらは悩んでいた。
確かに変身中に万が一のことが起きてしまったら自分は帰る肉体を失ってそのまま消滅してしまうかもしれない。
そうなるのなら、さやかに頼ってもらった方がいいのでは? と思う。
しかしさやかも同行するのだとしたら、彼女自身の危険も高まるし、魔法少女として契約してしまう可能性も増してしまう。
この二つを天秤にとって選んだ答えは……
「覚悟はあるのね」
「うん、何もしなくてまどかや転校生を失いたくない。それにアタシも町の平和の為に何かしたいって思っちゃったから」
「さやかちゃん……」
「あなたの気持ちはよく分かったわ。はい」
そう言ってさやかに手を差し出す。それをさやかはニカッと笑いながら握り、まどかもその上に手を乗せる。
「それじゃ今ここに見滝原魔法少女三人組、結成だね!」
「うん!!」
「さて話もまとまったことで悪いのだけど二人とも時間は大丈夫なの?」
時計を見るともう6時をまわっていて辺りもすっかり暗くなっていた。
「あたしはまだ大丈夫だけども、まどかはそろそろヤバいかもね」
「うん。あんまり遅いとパパに心配かけちゃうから、そろそろ帰らないと……」
「ならあたしも一緒に帰るとしますか。あんま長いするのは転校生に悪いし」
「分かったわ、でも帰り道には気を付けなさい。あと魔女や使い魔を見つけたらすぐに私に連絡して頂戴」
「はーい。んじゃ転校生また明日ね」
「バイバイほむらちゃん、また明日」
「ええ、また明日……」
玄関で二人を見送るほむら。
彼女はしばらくの間、玄関の前に立っていて二人の姿が完全に見えなくなった後、深いため息をついて部屋の中へと戻っていった。
彼女には一つだけまどかに話していないことがあった。それは己の魔法について、自分には時間停止の魔法が使えるということ。
何故それを話さなかったのか…その理由は数日前、河原でまどかと出会う前にあった。
☆See you!! Next story……★
次回、第6話 募る疑念、迫る脅威