異世界転生。
正直言ってどうかと思うけど、現実見なきゃいけない。
なんでかって?
僕は、どうやらドラクエ11の主人公の幼馴染として転生してしまったようです。
イシの村に。
生まれた日は違うけどね。
……記憶は曖昧。
覚えてるのは元々地球にいた事。
このゲームをやった事がある事。
そしてこのゲーム以外の事。
曖昧になってるのはこのゲームの進み方。
だから、一応主人公についていくことにしよう。
***
九年後。
成人の儀式が今日ある。僕は山に足を踏み入れた。
「なんで魔物が……?」
魔物がいないはずなのに、そこには魔物がいた。
「ピキィーー!」
一匹の少し大きいスライムが近寄ってくる。
そして僕に擦り寄る。
ライム ♂ LV1 RANK:SS+★
HP:179/179
MP:79/79
攻撃力:104
守備力:95
すばやさ:118
かしこさ:102
スキル
スラフォース 100
攻撃力アップSP 62
HPアップSP 13
経験値:0 Next 2
え……。
コイツ、まさか。
新生配合スライム!?
ヤバくない?
この世界にそれ入れたらステータス的に崩壊しかねないよ?
だってこの世界に新生配合キャラクターって無茶苦茶強いもん。
例えばこの子のようにスライム。
テンションバーンが発動しやすいし、HPも余裕で千を超える。
スキルも三つ覚えられるから、最強メラ&イオとか覚えさせたら魔法が最強。
この子みたいに、攻撃力アップSPとか付けるとステータスが種族に対してインフレ気味になる。
……。
まあ、懐かれたしいっか。
その時、僕の右手の中指が白く光る。
そして、その光の中にライムが吸い込まれる。
……なんだったんだろ。
***
その後、僕は頂上まで登った。
綺麗だった。
あんなに綺麗な景色、見たことなかった。
多分前世でも。
……多分って言うのはもう記憶がほぼ無いから。
年数が進む毎に記憶が薄れていく。
残ってるのは、モンスターズの記憶だけ。
ゲームの記憶しか残っていない。
悲しいことだけど。
でも、データしか覚えていないけど、それでも前世があると、そう証明してくれたライムに、感謝しよう。
だって、あれは僕が作ったモンスターの一体なんだから。
***
数週間後。
今日は、イレブンとエマの誕生日であり、成人の儀式の日だ。
………心配なので、ライムをこっそりついて行かせる。
「じゃあ、行ってくるよ」
「また後でね!」
そして、神の岩に行く二人。
………何もなければいいけど……。
***
イレブン達が帰ってきた。
やっぱり色々あったみたいだ。
幸いライムが手助けする程の事はなかったらしいけど。
僕が行った時はヘルコンドルなんていなかったんだけど……。
ま、いっか。
幸い何かがあったと言うわけでもなさそうだし。
主人公ステータス
レキ
Lv1
HP:15
MP:15
ちから:5
みのまもり:3
すばやさ:7
きようさ:13
みりょく:6
魔力:3
回復魔力:4
スキル
盾
双剣
剣
魔物使い
特技はおちおち出します。