本日は、原作『ラブライブ!』にて『矢澤にことのキャンパスライフ!』を投稿している、ゆいろうさんの企画小説です!
雨上がりの夜道を歩く一人の青年がいた。所々にシワのある黒のスーツが街頭によって照らされる。その視線はただひたすら足元を見つめていて、重い足取りが一定のリズムを刻んでいる。
はじめはたくさんあった人通りも、何度も曲がり角を曲がるにつれて少なくなっていく。やがて、人気の全くない小道に抜けた。
小道をまっすぐ進んでいると、青年の進む先に大きな水溜まりが出来ていた。青年は避けるような素振りを全く見せず、その水溜まりに右足を踏み入れた。足元を見て歩いていたはずなのに、まるで水溜まりの存在に気づいていないかのように、自然な足取りで歩みを進めている。
ズボンに跳ねた水も気にする様子はなく、青年はただひたすら下を向きながら進んでいく。
青年は二階建ての古びたアパートにたどり着いた。階段を上がって二階の廊下を進み一番奥の部屋に鍵を回して入っていく。
ワンルームの部屋は薄暗く、物があちこちに散らかっている。青年はここで一人暮らしをしている。
キッチンを抜けて奥の室内へと進んだ青年は部屋の電気をつけないまま、部屋の中央にある机の前に腰を下ろした。机の上には読みかけの小説がひとつ置かれている。部屋には大きな本棚もあり、たくさんの小説で埋め尽くされていた。しかし、それらの小説には少しばかり埃が積もっている。
青年は小説が好きだった。数百頁に詰め込まれた物語に触れるのが好きで、高校時代には文芸部に入り自分でも小説を書いていた。中でも青年が好きだったのはハッピーエンドの物語だった。
三年前、青年は高校卒業後すぐ就職をして働き始めた。就職というひとつの節目を迎え、青年の物語が新たに始まった。
しかしその物語に待ち受けていたのは、理不尽な展開の数々だった。毎日夜遅くまでの残業、パワハラ上司。とてもハッピーエンドになんてたどり着けそうにない毎日。やがて青年は心を失くし、枯れた植物のような日々を過ごすようになった。
小説好きの青年はいつしか、小説に触れることを忘れていた。
この日も仕事を終えて帰ってきた青年。帰宅しても特にやりたいことは無く、青年は退屈しのぎにとテレビをつけた。ディスプレイから漏れ出す光が室内に広がり、青年をぼんやりと照らし出す。ただ呆然とテレビを眺めるその顔は生気を失っていて、瞳は色を失っていた。
テレビではアイドルの特集番組が放送されているようで、左上のテロップには番組の内容が表示されている。
【ラブライブ8周年記念スペシャル特番!
μ's & Aqours が一夜限りの復活ライブ!!】
μ'sそしてAqours。どちらも一世を風靡した伝説のスクールアイドルだ。テレビには当時より成長して大人になったアイドル達が笑顔で映っているが、青年は興味が無いのか全く反応を示さない。
アイドルに全く興味が無いというわけではない。むしろ青年はたった今テレビに映っているμ’sとAqoursの大ファンだった。
青年は忘れてしまった。自分が彼女達のファンだったこと、彼女達を心の底から愛していたことを。過酷な日々の中で青年は心をすり減らしていき、彼女達に向けていた愛情はいつの間にか枯れ果てていた。
彼女達の記憶を失くした青年はチャンネルを変える様子もなく、本当にただぼんやりとテレビを眺めているだけだった。
テレビにはμ’sとAqoursのメンバー計十八人が映っていて、トークが進められている。
『みなさんの現在の職業だとか、どんな生活を送っているのかを教えてください』
マイクを握った司会のアナウンサーが、彼女達に次の質問をした。スクールアイドルだった彼女達は今アイドルを引退し、それぞれの道を歩いている。
彼女達は次々と、それぞれの今を答えていく。
「穂乃果は今、実家の和菓子屋を継いでます」
家族と共に道を進む人。
「みんな知ってると思うけど、芸能界でアイドルをしてるにこっ」
ひとつの道を進み続ける人。
「マルは大学で勉強しながら、サークルの活動で小説を書きはじめたずら」
新しい道に進み始めた人。
「私は……今は色んなことに挑戦して、やりたいことを探しています!」
新しく輝ける道を探す人。
かつて志を同じくしスクールアイドルとして活躍した彼女達も、グループが解散した今はそれぞれ別々の道を歩んでいる。それは何も悲しいことではない。それぞれに個性があり、それぞれの人生がある。
ただ、Aqoursが解散してから三年という時間が経っただけ。時間の流れの中で少し疎遠になった人達もいれば、変わらず親交がある人達もいる。
そんな中で今日は、μ’sとAqoursのメンバー全員が集まった。進む道が違って、高校時代のように顔を合わせることは無くなったけれど、たまにはこうして集まる日がある。
だけど彼女達がアイドルとして再び、そして同時にステージに立つことは、まさに奇跡と言っていいだろう。そんなライブがこの後に控えている。
その後も様々な質問からトークが繰り広げられ、番組は進行していく。
そしていよいよ、彼女達のライブが始まる。CMが終わって番組が再開されると、ステージの上に九人の女性が華やかな衣装姿で立っていた。
『今夜限りのスペシャルライブです。まずはμ’sで、【僕らは今のなかで】【ユメノトビラ】二曲続けてご覧ください』
司会のアナウンサーがそう言うと、ステージが証明で彩られていく。曲が流れ始め、μ’sの九人が歌い踊り出した。
そんな特別なライブが目の前のテレビで流れているにもかかわらず、青年は微動だにしない。膝を抱えながら、ただ前を向いているだけのようだ。
ステージの前の観客席では色とりどりのサイリウムを持った観客達が、曲に合わせたコールで盛り上がっている。おそらく今このライブをテレビで見ている人達も、μ’sのライブを見て盛り上がっていることだろう。
曲がサビに入ると、観客席は更なる盛り上がりを見せる。ステージと客席が一体となって、ライブはその熱を増していく。
すると、青年に変化が現れた。
これまでライブに一切興味を示さなかった青年は、若干ではあるが前のめりになってテレビに視線を向けている。μ’sが歌い、踊り、笑顔を見せるたびに、青年の肩が小さく震えた。
ライブは進行していく。次の曲【ユメノトビラ】が始まった。
スクールアイドルとして活動していたμ’sは、多くの人々の記憶に今なお色褪せずに残っている。
一生懸命な彼女達の姿に励まされ、勇気付けられ、希望を抱いた人が数多くいた。青年もかつては、μ’sからたくさんの感動を受け取っていた一人だった。
一夜限りの復活ライブ。彼女達が好きだった人にとってそれは、奇跡のような瞬間だった。
そんな奇跡が、ひとつの小さな奇跡を生み出す。
無気力にテレビを眺めていた青年が、気がつけば身を乗り出しテレビに釘付けになっている。
ステージで歌い踊るμ’sを見つめるその瞳には、失われていた色が僅かに宿っていた。色は徐々に大きさを増していき、やがて青年の瞳に光が灯る。
その瞬間、青年は思い出した。
自分が彼女達の大ファンだったこと。
小説が大好きだったこと。
青年の忘れていた記憶を、μ’sが思い出させてくれた。大切なものは記憶の奥底に鍵をかけ、扉を閉めていた。
その扉はμ’s──記憶の女神──によって、たった今こじ開けられた。
しかし青年の顔は未だ生気を失ったまま。記憶が戻ったとはいえ、枯れた心までは届いていなかった。
一方テレビでは、μ’sがライブを終えていた。
『μ’sのみなさん、ありがとうございました! さて続いてはAqoursで【君の心は輝いてるかい?】【ユメ語るよりユメ歌おう】二曲続けてご覧ください』
ステージにはμ’sに入れ替わってAqoursが立っていて、曲が流れると同時に歌い踊り出した。キラキラと輝く笑顔を、青年は色彩を帯びた瞳で見つめている。
スクールアイドルAqoursが解散してから三年。彼女達の名前、そして学校の名前は今でも多くの人々の記憶に刻まれている。
μ’sに憧れたスクールアイドルは沢山いた。Aqoursもその中に入っていることは、ファンの間では有名なエピソードだ。
今日のライブ、そのAqoursがμ’sからバトンを受け取った。盛り上がらないわけがない。誰もが待ち望んだ夢の共演がそこにある。
それは青年も同じだった。彼はAqoursのファンでもあった。青年はそのことを、つい先ほど思い出した。
色を取り戻した瞳で青年はライブを見つめている。曲はサビへと突入し、輝きで満ちたステージからAqoursが問いかける。
すると、青年に再び変化が現れた。
テレビを見つめる青年の枯れ果てていた顔が、少しずつ生気を取り戻していく。まるで時間を遡行するかのように再生する。
一切の輝きを失くしていた青年だったが、三年ぶりのAqoursのライブによって輝きが蘇っていく。青年のもとに奇跡が運ばれた。
歌は魔法だ。聴くと元気付けられたり、励まされたり、いろんな力が宿っている。
萎れた花に水をやると復活するように、青年の枯れた心に歌という水が与えられ、本来の輝きを取り戻した。
Aqours──水の歌姫──によって。
ライブは一曲目が終わり、次の曲【ユメ語るよりユメ歌おう】が始まる。
青年は輝きを取り戻した。ライブを見始める前とは別人と見違えるほどに、死んでいた表情が今は生きている。ライブを食い入るように見つめる青年の顔は、とても楽しそうに輝いている。
彼女達のライブを見ていると、全身にゆっくりと温もりが巡っていく。今の今まで忘れていた、忘れる前までは当たり前だったものを、青年は取り戻すことができた。
輝かしい笑顔でAqoursは夢を歌う。青年の心にも、三年間忘れていた夢がふつふつと蘇ってくる。
青年は小説が好きだ。
物語が好きな青年の夢は、自分だけの物語を作ること。
青年はいてもたってもいられず、テレビの前を離れ机の前に座った。埃の積もったノートパソコンを起動させ、ひたすらにキーボードを叩いていく。
ただ夢中になって、青年だけの物語を描いていく。
青年はテレビで流れているライブを気にも留めず、文章を書き進めていく。
夢を語る言葉があるから、夢を叶える物語を綴っていく。
『それでは最後にもう一曲、μ’sとAqours一緒に歌っていただきます! スクールアイドルといえばこの曲! μ’sそしてAqoursで、【SUNNY DAY SONG】です!!』
***
あれから三年。古びたアパートの一室から出てくる、一人の青年の姿があった。
前日に降っていた雨も上がり、空は晴れ渡っている。とても気持ちのいい朝だ。
日曜日。私服姿の青年は、これから高校時代の友人達に会いに行く。三年前まで生気が感じられなかった青年の顔は、すっかり元気な姿を取り戻していた。
これから久しぶりに友人と会うとあって、青年は楽しみで仕方がない。青年は軽い足取りで歩みを進めていく。
すると青年の進む先に大きな水溜まりが出来ていた。どうやら昨日降った雨が作ったものだろう。青年は一度立ち止まった。
しかし次の瞬間、青年はその水溜まりに向かって走り出した。
そして水溜まりの一歩手前で、青年は大きく跳躍する。まるで走り幅跳びのように青年は水溜まりを飛び越えようとしているようだ。
勢いよく飛び出した青年。その両足は、見事水溜まりの先に着地した。
三年前は水溜まりの存在にすら気づかず踏み抜いていた青年だったけれど、今日は水溜まりを飛び越えてみせた。
着地した水溜まりの先、青年はふと空を見上げた。
以前の青年は下ばかり見ていた。だけど今は上を見る余裕がある。
見上げた先にはどこまでも続く綺麗な青空。
その中に、綺麗な虹が咲いていた。
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高校時代の文芸部仲間との集まりで、僕はカラオケに来ていた。僕以外の仲間は同じ大学へと進学し、大学でも文芸サークルで小説を書いているという。
今日は十人以上もの人が集まっていて、僕以外は同じ大学の文芸サークルに所属している。カラオケはかなりの大部屋なのだが、それでも人数が多すぎて密度が高い。集まった人の多くは僕と同じ高校の文芸部出身だが、中には僕の知らない人もいる。
今日は僕だけではなく彼らも短編小説を書いてきていて、カラオケが終わったら小説を読み合う予定になっている。それぞれが個性的で面白い小説を書くことを知っているし、僕の知らない人がどんな小説を書くのか物凄く気になっていて、今から小説を読むのが楽しみだ。
でも僕としては早く僕の小説を読んでほしい。気が早まった僕は早速、久しぶりに書き上げた短編小説を仲間に読んでもらおうと、あらかじめプリントアウトしておいた小説を彼らに手渡した。
しかし小説を受け取った彼らは「後で読ましてもらうよ」とそれぞれ鞄の中に入れ、カラオケに熱中している。
歌っているのはμ’sの【僕たちはひとつの光】。彼らは高校時代の文芸部仲間であり、僕と同じぐらい熱狂的なμ’sのファンなのだ。
「穂乃果ああああああああああ!! 愛してるぜええええええええええ!!!!」
「ことりちゃああああああああああん!! 可愛いいいいいいいいいい!!!! ってかお前首振れや!!」
「首振るような曲じゃないんだが!?」
「ああああああああっ!! にこにいいいいいいいい!!!! にっこにっこにいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
……なんだこの混沌としたカラオケは。みんな曲を歌わないでライブ映像に映った推しへの愛を叫んでいるだけじゃないか。
高校時代の僕なら彼らと一緒に推しへの愛を叫んでいたところなのだけれど、今の僕はいたって冷静だった。
その理由は僕が大人になったからだとか、しばらく忘れていたせいで当時の熱量を失ったからだとか、そんな理由ではない。
今、僕は果てしなく緊張している。とてもじゃないが、彼らと同じように叫ぼうとは思えない。
なぜならこの場には僕と文芸部仲間の他にもう一人。かなりの衝撃的な人物がいるのだから。
「……うるさいずら」
小さくボソッと呟いたのは、国木田花丸さん。Aqoursのメンバーだった彼女がなぜこのような推しへの愛を叫ぶカラオケに来ているのか。
なんと国木田さん、彼らと同じ大学の文芸サークルに入っているのだという。あいつら国木田さんのいる文芸サークルで活動していたとか。羨ま死い……じゃなかった、羨ましい。
友人への嫉妬はこれぐらいにして。僕は気づかれないように国木田さんを盗み見る。
先ほど手を止めて僕だけに聞こえるぐらいの音量で毒を吐いた国木田さんは、未だに叫んでいる彼らの存在を無視するように、頁を捲る手を再び動かしていた。
国木田さんは今、この騒がしいカラオケボックスの中で小説を読んでいる。そして彼女が読んでいるのは、僕が久しぶりに書いて今日この場に持ってきた短編小説だ。
僕はAqoursのファンでもある。その中でも推しだったのが、今目の前にいる国木田さんだ。推しに自作小説を読まれているこの状況、素直に喜ぶべきなのだろうか。
心情としてはもちろん嬉しい。推しが同じ空間にいて、僕の小説を読んでくれている。普通に考えれば嬉しい状況であるはずなのに、どうしてだろう胃が痛い。
久しぶりに書いた小説だ。もちろん今の自分のベストは尽くしたし、良いものが書けたという自信はある。
だけど国木田さんの感想がそうとは限らない。もしかしたら面白くないだ駄作だなんだと罵倒されるかもしれない。それはそれでご褒美ですありがとうございます。
罵倒だけで済めばいいのだが、もしかしたら国木田さんに嫌われるかもしれない。推しに嫌われるのだけは本当に避けたい。
そしてカラオケで騒がしい彼らとは対照的に、僕と国木田さんの間には沈黙が流れている。その沈黙に耐えられなかった僕は、勇気を振り絞って彼女に話しかけてみる。
「そ、そういえば国木田さん大学の文芸サークルなんだよね? 国木田さんも小説書いてきたの?」
「ずらっ」
そう言いながら国木田さんは首を縦に振った。なにその可愛すぎる返事しんどい。
「そうなんだ。よかったら、国木田さんの小説もあとで読ませてほしいなー……なんて」
「ずらっ」
小説を読むことに集中しているのだろうか、国木田さんはもう一度首肯と口癖だけで返事をしてくれた。
国木田さんと初めての会話。推しとの会話は緊張したけれど、それ以上に嬉しい感情が大きかった。そして後で国木田さんの小説を読むことができる。こんなに嬉しいことはない。
国木田さんはどんな小説を書くのだろうか。読むのがとても楽しみだ。
カラオケは【僕たちはひとつの光】が終わったみたいだ。歌い終わった彼らはゼェゼェと息切れしているが、とても満足気な良い顔で笑っている。
そして次は僕が入れた曲だった。
その曲はデュエットで歌う曲で、僕の大好きな曲のひとつだ。
そこで僕は、再び勇気を振り絞って国木田さんに尋ねてみる。
「国木田さん、よかったら一緒に歌わない?」
「いや、でもマルは……」
「お願い! 国木田さんと一緒に歌いたいんだ!」
「……分かったずら」
少し恥ずかしそうに了承してくれた国木田さんは、小説を読む手を止めてマイクを握った。
本当は文芸部仲間の一人と一緒に歌うつもりだったのだけれど、せっかくだから国木田さんと一緒に歌ってみたくなった。
国木田さんはAqoursの中で僕の推しメンなのだ。推しと一緒に歌える機会なんて、この先二度とやって来ないだろう。このチャンスをみすみす逃すわけにはいかない。
そして、国木田さんの歌を間近で聴いてみたかった。
最初の返事で国木田さんがどうも僕たちに気を遣って遠慮しているように感じた。だから僕は少し強引ではあったけれど、国木田さんを誘ったのだ。
……いや、この理由は後付けかもしれない。
あなたの歌を聴かせてほしい。
あなたの小説を、読ませてほしい。
《ゆいろうさんより》
私が創作活動を始めてから、およそ三年の月日が経ちました。三年が経つということは、中学生だった人が高校生になっているわけです。当時卒論に追われていた私は、今や恐ろしいことにアラサーの仲間入りを果たしてしまいました。時間の流れというものは残酷ですね。
時間の流れといえば、歳をとるごとに時間の経過が早くなると言われています。その原因は年齢を重ねるにつれて新鮮な体験が少なくなっていくかららしいですね。私はこれをつい最近知りました。アラサーなのに今まで知っておらず恥ずかしい限りです。
しかし、このように新しい知識を得たことにより、私は新鮮な体験をしました。意図せずして時間の流れを遅くすることができたのです。これを機にこれからも新鮮な体験をして時間の流れを遅くしていき、ゆくゆくは時間を逆行してタイムトラベルを成功させたいです。
さて、2018年も残すところあと少しですね。平成最後の夏という言葉をいろんなところで耳にしたように、今年は平成最後の年でした。今は平成最後の冬となるわけですが、平成最後の秋ってありましたっけ? どうもここ数年は秋が一瞬で過ぎ去っていくような気がしてなりません。これは早いことタイムトラベルを成功させて、秋が長かった少年時代に戻るしかなさそうです。
最後になりましたが、この企画を主催・運営してくださった薮椿様、かさぐも様、ありがとうございました。平成最後の冬にこのような素敵な企画に参加できて、書いていて楽しかったです。
私の他にも約30名もの作家様方が参加されているということで、そちらも随時読ませていただきます。
そして、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。