RD/ストラトス   作:ハナガネ

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チャプター 17

その剣から華麗さは消えた。

竜の吐く猛火、意志を持った火の龍。高速飛行による翻弄も、それどころか心理戦の駆け引きすらない。ただ、ひたすらに肉体と反射、動体視力に任せた荒々しく、ただ敵を排除するだけの粗野な剣。

その精細を欠いた動きは脳に多大な負荷をかけている証明だが、だからといって大きな隙があると言えば否だ。

 

「く、ううっ……あああああっ!」

 

「速すぎて、捌ききれねぇ!」

 

「ワイヤーブレードが!?」

 

むしろ、その逆。剣技という理性の枷が吹き飛んだ事で、反射は脳を介さない運動反射の域へ到達。ハイパーセンサーによって360度の視界に少しでも接近するものがあれば、強化された反応で瞬く間に消し炭にされる。

それでもまだところ構わず、切りかかっていないのは辛うじて意識が残っているからか。ただ、それも出力を上げた今、脳の使用率とでも言うべきか、いつオーバーヒートを起こしてダウンしてもおかしくない。

反射と暴走の合間。その実──クロエがRDを行かせた理由の一つにはヴェンジェンスにすら襲いかかり、共倒れの可能性があったからだ。

 

「馬鹿者が……!」

 

然しもの千冬も超広範囲の射程でなおかつ、剣で受け流すことすらできず、掠めただけで落ちる可能性とあっては攻めあぐねていた。この機体がもしも、全力を出せる唯一の機体であった場合は、こんな事態にはならなかったのだろうが今は所詮、訓練機。攻撃を紙一重で避けていくのが限界。

 

「千冬姉!」

 

「総員引け!あの出力、そう長くは持たん!戦うな、逃げろ!何を盾にしても構わん、私が許可する!」

 

そうは言うものの、既に周りの建物はほぼ倒壊。今、各々が何とか凌げているのは乗り手の技量、或いは機体の性能のおかげだった。

ただし、それも限界が見えてきていた。

 

「くっ、あっ……!」

 

その綻びが最初に現れたのは越界の瞳で何とか回避していたレーゲン。だが、ついには持たず、脚部から砲身をついに焼き切られ、機体の制御に一瞬、遅れが出る。

その遅れにクロエは反応。さらに刃を差し向け、レーゲンを一刀両断にせんと振り下ろした。

 

「あっ……ぶねぇ!」

 

「なんとか、間に合った!」

 

「嫁、箒……!」

 

その刃を白式が、火を紅椿が受け止める。

だが、拮抗はしない。零落白夜が消すことができる炎ら零落白夜の刃が触れているものだけ。後方にいる紅椿とレーゲン事、白式を押し切ろうとする。

 

「ハッ!」

 

「くうッ、あああぁっ!?」

 

その動作は中断される。千冬がクロエを蹴り飛ばしたからだ。

クロエは直ぐに剣を胸元に構えたが、千冬が狙ったのは剣を握る手元。

押し込まれたクロエは苦悶に顔を歪めるが、受身を取ってを立て直し、すぐさま千冬に反撃。千冬の攻防一体の構えにより、直撃こそしなかったが、盾として構えられたブレードを半ばから溶かした。

 

「ああ、はっ……あああ……」

 

その時、何がクロエから垂れた。赤黒い液体、血だ。

目、鼻から、ごぼりと垂れ落ちた血は堰を切ったように溢れ出し、そして彼女の持つ剣によって蒸発していく。

早すぎる奥の手のリミット。だが、それでも彼女は炎を絶やさず、それどころかさらに燃え上がらせる。

 

「それ……!もう止めろ!これ以上はお前の命が持たない!」

 

「……く、あ……証明、するのでしょう」

 

「それどころじゃないだろ!いくら犯罪者でも死んでいいわけじゃない!」

 

「なら……止めて……くっ、あぁ……見せ、なさい」

 

「──あぁ、クソっ!この分からず屋ッ!」

 

──地面に伏していた鈴は意識を取り戻し、うすらぼけた視界に映る空にそれを見た。

空に架かった一筋の赤い軌跡。それはかつてプロメテウスが人間にもたらせた文明の火とは真逆の、本能的な恐怖を呼び覚ます破壊の火。弓なりになった、それは地面へと落ちてくる。

その軌跡は振るわれた青い光に十字を切るように絶たれた。

 

だが、鈴は見ていた。その軌跡とは違う、もう一つの流れ星のような軌跡を。

 

 

──こんな夢を見た。

 

(また、この夢)

 

それは私がISを初めて手に──いや、身にした時も見た夢。何処かの戦場に私は立っている。

そこは、ISの代わりに数々のヘリが飛ぶ世界。そのヘリには人型の兵器が吊り下げられていて、戦火が近付くと一斉に切り離されていく。

 

(アーマードコア……)

 

前はそれが何か分からなかったが、今なら分かる。RDが駆る──異世界の兵器。

 

(じゃあ、これは──RD様の、世界?)

 

振り向くと視点は変わる。次は何かに乗っていた。正面には大きな盾を構えた兵器。乗り手が操る2つの手に握られていた銃によって、直ぐにそれは破壊され、爆発した。

その特徴的な腕はアーマードコア。誰かのパイロットの視点を見ているらしい。声は聞こえない。

だけど、無音の世界でも分かるほど、このパイロットの腕前は卓越していると直ぐに理解した。動きに全く無駄がない。必要最低限のモーションと弾薬で次々に敵を撃破し、大型の武装ヘリすらも容易く落としてしまう。

 

(……これが、AC乗り──)

 

感嘆の息を漏らそうとして、私は息が詰まった。

 

(な、んで……?)

 

そう、私は相対した。

 

(それは──ヴェンジェンス……)

 

彼──RDのAC、ヴェンジェンスと。

一瞬、睨み合うも直ぐに戦いが始まる。

 

(違う……彼じゃない)

 

だけど、まるで動きが違った。確かにACには乗れているのだろうが、センスが悪すぎる。少なくとも──あの特異的な能力を持つRDとは思えない。

戦いは一方的だった。主観のパイロットの攻撃が次々に叩き込まれていき、ついにヴェンジェンスのような機体は追い詰められる。

 

(……あれ、は)

 

だが、その乗り手は諦めていたなかった。

ずっと気になっていた。だけど、彼が語らないから聞かなかった。あの背面の巨大な六枚刃を、ついに起動させようとして──爆発。場面が切り替わる。

 

目を開け、飛び込んできたのは夥しい数のAC、それから見た事もない巨大兵器。それらは全て破壊され、火の手が上がっていた。その中央へ私は意志に反して引き寄せられるように歩いていく。

 

(……白い、機体──黒い、鳥のエンブレム……!!!)

 

そこにいたのは一機のAC。跪くACにライフルをゆっくりと差し向け、完膚なきまでに破壊し、その残骸を踏みにじる。

その左肩には黒い鳥のエンブレム──それはヴェンジェンスのエンブレムとシルエットが酷似していた。

 

「あなた、は……」

 

クロエは近付いていく。今度は自分の意志で。パキり、と何かを踏んだが気になどしていられない。

ゆっくりと、そのACへと近づいていく。

 

「私の、救世主、様……ですか?」

 

そのACは何も反応を示さない。ただ、じっと佇むばかりだ。

 

「やっと……見つけました……」

 

あの時見た、ISではない。だけれど──そのエンブレムは間違いなく、あの時の救世主のもの。

 

「……?」

 

ふと、クロエは後方から気配を感じ、振り返った。

 

「ひっ……!なっ、なに、なに、これ!」

 

死屍累々。そんな言葉では生ぬるい。先のACの残骸は消え、どれだけいっても、大地が焼死体で飽和していた。足元で踏んでいたもの、それも死体。驚いて、手をついた、尻をついた、そこにあるのも死体、死体、死体。

混み上がってきた吐き気にたまらず嘔吐するが、吐き出たのは吐瀉物ではなかった。血と焼けた肉、黒と金色の瞳、それから焼き切られた細いケーブル。

 

「わ……た、し?」

 

ゆっくりと、振り、返る。

ACは私を見ていた。その白い機体の正面は真っ黒に染まっていて、それが焦げた返り血であると理解するのに時間は必要なかった。

 

「あな……たは」

 

機体が動く。

 

「あなたは……」

 

ブースターが点火する。

 

「──あなたは、誰──」

 

その瞬間、クロエは迫ったACの手に潰され──

 

『ごちゃごちゃ、うるさいんすよ』

 

……え?

 

 

ゆっくりと瞳を開けると、私は鉄の手に握られていた。だけど、潰されてはいない。冷たいけれど、優しく包み込まれている。

ヴェンジェンス。パイロットは──

 

「……RD、様?」

 

『それ以外の誰がいるって言うんすか』

 

「な、んで。撤退しろ……って、命令を」

 

『撤退したっすよ。それから戻ってきたん、すよ!クソッ!』

 

耳のすぐ側で、金属がぶつかり合う。ヴェンジェンスはそれでも振り返らず、ただひたすらにブーストし続ける。

離して応戦を、そう言おうとしてクロエは2つのことに気が付いた。

一つは自分がISを纏っていないこと。もう1つは──

 

「武、器は、……?」

 

『捨てて自壊させたっすよ!重りになっちまう!』

 

「どう、して……?」

 

『アンタがヘマするから!』

 

RDは続けざまで怒号のように叫ぶ。

 

『守るとか、守られるとか!いい加減、そのお節介、鬱陶しいんすよ!オレはオレだけしか癒せない!クロエ、アンタがそこに介入する余地はない!』

 

「じゃあ、なんで……」

 

『アンタが倒れたら物資の補給の護衛は誰がしてくれるんすか!そうなれば、オレの生存が危うくなる!オレがオレ自身で癒せなくなる!それだけっすよ!』

 

RDはクロエをヴェンジェンスの両手で保護しつつ、木が生い茂る広場でジグザグに加速、追ってくるIS乗り達の攻撃を躱す。クロエを抱えているのにも関わらず、先よりも被弾率は大幅に下がっていた。

広場を抜ける。そうすれば、ついに水平線が見えてきた。合流地点──潜水艦は間もなく。

 

『──!』

 

『──よくも、やってくれたな』

 

「──!!!」

 

だが、その直前で通信が無理矢理捩じ込まれた。怒髪天を衝く、その怒りが通信越しにもひしひしと感じられる口調。

 

『篠ノ之束!』

 

『あぁ、そうだよ。で、感想は?楽しい?愉快?』

 

『……今更、出てきてももう遅い。アンタの、負けだ!』

 

RDの発言に束はちっと舌打ちし、そして、ふふと小さく笑い、それが導火線となったように高笑いする。

 

『いいや、お前の負けだよ。RD』

 

「ど、うい、う意味……ですか」

 

『大方、そこの潜水艦から逃げ切るつもりなんだろうけどさ。今から出発したところで無駄だ。海中には大量の魚雷の照準が向けられている。少しでも動けば沈めてやる。諦めろ』

 

「そ、んな……」

 

『あぁ、もちろん。同時進行オマエらのアジトに私の無人兵器も向かってる。予備のパーツを全部、壊しにね』

 

束はふぅ、と息を吐く。重たい空気を吐き出す声が耳元を撫でる。そして、静かにRDに告げた。

 

『出し抜いたことだけは褒めてやる。でも──チェックメイト。オマエの負けだ』

 

『……』

 

RDは何も答えない。それどころか、ブーストをさらに吹かせる。

 

『聞こえてるなら、返事してくれない?』

 

『……アンタは』

 

『あ?』

 

『アンタは、オレの事を逃がす。間違いなくね』

 

『はぁ!?』

 

ドン、と重い音が響く。机を叩いた音か。

だが、珍しい。少なくとも往来の親友がこの会話を聞いていたのだとすれば、そう感想を述べることだろう。

 

『まず、潜水艦についてだが──既にオレがここにいることを通達済み。アンタはどうせ、衛星カメラとかをハッキングして映像に細工してるんだろうが、肉眼までは及ばない』

 

『……舐めてる?私が対策してないとでも?進路妨害、通信障害、IS学園は人工島。何処の軍もこれやしな──』

 

『──IS学園は今日、何の日だったのか忘れたのか?』

 

『それが何の──まさか……』

 

『別に通信なんか使ってない。篠ノ之束、アンタは多分見てたんだろうけど、見逃したんだ。その時、ACを見つけたから。その間にクロエは席を立って、予定通り、テロ予告の通達を落としてもらった──招待客に宛ててね』

 

シンデレラ。何故、あの時クロエは劇場にいたのか。そう、織斑一夏の観察だけでは無い。

亡国企業と同じく()()()()()()()()()()()()()()()に通達の手紙を落としていたのだ。

織斑一夏、唯一の男性操縦者を見に来る招待客、それは同時に技術を熱心に欲しがる集団でもあるわけで。そんな集団に謎の方法でISを奪い取っていると噂のRDが来ている、テロも起こすなんて通達をしようもなら──躍起になって、観察を始めるだろう。

だが、彼らは決して連携しない。事前のブリーフィングで、それは予想していた。それは正しく、覗き見るという専門家の彼らの行動はあくまでも自然そのものだっあ。

そして、きっと、今も見られている。それを何かで確認したらしく、束が再び盛大に舌打ちをした。

 

『……ここでオレが乗る前に潜水艦を沈めれば、ACは観察の対象。オレが乗った後に沈めればACは水没──肉眼で先の戦いを見られている以上、サルベージを問題にアンタの本意ではない戦火が広がるかもな』

 

『……!』

 

『そして2つ目、無人機だが──そんなものをアンタは送ってない』

 

RDはキッパリと断言。そして──この作戦に入ってから薄々気がついていたが口に出したくなかった推測を束に突き付けた。

 

『──アンタ、ここの企業──いや、ACを知っている上と繋がってるだろ』

 

『……何で潰したい敵を庇う企業を私が繋がらなきゃいけないのさ』

 

『……AC。この単語の意味を教えたのはクロエだけ。そして、その時、アンタの気配はなかった』

 

そう──RDは頑なにヴェンジェンスの事をAC、アーマードコアと呼ばなかった。ヴェンジェンス、ただそう呼び続けた。

だと言うのに──何故か、IS乗り達はこの兵器を見て、すぐさま『アーマードコア』と言った。

 

『……クロエが裏切ってるって可能性には目を向けないの?』

 

『勿論、向けた。だが、それならそもそもオレを殺せば済む話。わざわざアンタに伝達する必要はない』

 

『……』

 

『そしてACの存在を知っているのは現状、この企業とアンタ以外に居ない──そうなれば、何処から流出したかなんてのは、簡単に予想が付く』

 

『……』

 

『おかしいと思ったんだ。アンタがベースに攻めて来ないのは、各国に技術が渡したくないってのは予想はついていた。でも、だとしたら、なんでオレを匿っている亡国企業には何故か手を出さないのかって』

 

『……』

 

『今回の作戦においてACは確かに誘導するのにはうってつけだ。だが、今回の作戦は誘導というより強襲。しかも、実力の高い候補生が固まっている場所にだ。あまりにも戦力が、タイミング良く偏り過ぎている。しかも、アンタが今言った通り、ここは人工島。ACが撤退するには立地が悪過ぎる』

 

『……妄想だ』

 

束が会話を切ろうとする。しかし、RDはもう止まらない。

 

『総合的に考えると──IS学園という舞台は逃げ場がなく、強者との戦いを強要されていた。アンタはACを破壊したい、そして上はオレにどうしてか戦うことを強要したい。そこで多分、アンタらは合意した』

 

『……よ……』

 

『最初にアンタが偽装パーツの存在にも気が付かなかったのも、ロケットが撃墜されなかったのも作戦が成功しているからだと思っていたが──アンタが消してしまうことを見越して、多分、支援でもしてくれていたんだろう。とにかく、繋がっている上は戦う前に戦いを終わらせる事を良しとしない。だから──予備パーツも破壊されていない、そういう推理だ』

 

『……黙れよ』

 

その束の言葉の圧は強く、だが重さは軽かった。

自身の推理が全て当たっているとは思ってはいなかったが、それでもその反応である程度は図星と見えた。RDははん、と自嘲気味に鼻で笑って、束に告げてやる。

 

『あぁ、そうだな。アンタの勝ちだもんな。オレはアンタと繋がっている企業でACのメンテを受けるんだから』

 

『……さっさと行けよ……でも、今度は誰かじゃない、私だけでやってやる』

 

そうして、通信はブツリと切断された。

気が付けば、潜水艦は近くなっていて、あの4人の追撃は無くなっていた。

 

「乗り込め!」

 

後方から加速してくるサイレント・ゼフィルス──エム。彼女が食い止めていてくれたらしい。

 

「R、D様」

 

『……舌噛むっすよ』

 

RDはハッチの開いていた潜水艦に着地。直ぐに、ヴェンジェンスは格納され、水の中へと沈んでいく。魚雷の襲撃は、やはりなかった。

 

「……あなたに、き……きた……」

 

そう、言い終わる前にクロエは意識を失い、直ぐにクロエは船内の治療ポッドにエムの手によって運び込まれた。

RDは──その間、ヴェンジェンスから降りず、システムも戦闘モードを維持し続けた。

 

「オレは──」

 

コックピットでRDは天を仰ぐ。暗く、狭いコックピットの天井がそこにあるだけ。

自身を守る鉄の盾、AC、ヴェンジェンス。だが、今は──自身を再び埋葬する棺にしか思えなかった。

 

RDの初陣は終わった。ACの実践投入、それはRDの意志がどうであれ成功を収めたと言える。だが、その裏で糸を引いていたと者は、自らが所属する企業の上層部にして──あの世界の出身の者。

誰かは分からない。けれど──RDは異様な既視感を覚えていた。

 

──オペレーション・ナイツパージ完了。

 




《ヴェンジェンス》IS学園編 アセンブル

HEAD:UHD-10 TRISTAN
CORE:UCR-10/A
ARMS:UAM-10/A
LEGS:ULG-10/A DENALI
FCS:UFC-11 GLANCE
GENERATOR:UGN-70/Ho VITAL
BOOSTER:UBT-25/H
RECON:STK-16/EL HETSU
R ARM:KO-5K4/ZAPYATOI
L ARM:ULR-09/R
SHOULDER:UFR-23/R
OVERED WEAPON:GRIND BLADE

《解説》
装弾数の多いガトリングガンでISの動きを封じ、その隙にチャージの早いレーザーライフルで撃ち落とすというコンセプトのアセンブル。FCSもそれに合わせ、ロック演算、ロックオン距離に優れているものをチョイス。
フラッシュロケットは目眩しによる撤退、距離を取るためのものだが、実は総重量の兼ね合いもある。
リコンはあえて探知範囲が狭いものを選び、小回りのきくISの動きに対応している。
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