ボツ展開ばっか書いてたら風邪に襲われまして…
あ、風邪ですか?終電なんで帰しましたよ。泊まりはまずいでしょw
まぁ文量少ないくせになに言ってんだって話なんですがね…
では4話ドゾー↓
俺、斎藤秀一(さいとうしゅういち)は焦っている。
秀一「クソッ、間に合ってくれよ…」
そう呟きながら作業の続きを急ぐ。
秀一「電と響が帰ってくるまであと10分、歓迎会の準備を終わらせて迎えに行かねーと!」
今朝、俺の初期艦である電の姉の響が着任した。
大本営から近海に出撃しろとかいう指示が出ていたから朝一番で出撃させた。
朝一なのは俺がそうしたかったからだ。
朝は早く起きる。早く起きて、早く仕事を始める。そして午前中に仕事を終わらせて、午後はたっぷりある時間を楽しむ。そして夜は早く寝る。それが俺のポリシーだ。
そのため電には朝っぱらから出撃してもらうことになった。
それが良かったのか悪かったのか、手負いの敵を発見した。
電の話によると折り返しの前に右手から流れてきたそうだ。
ここが舞鶴でその正面を真っ直ぐに行って帰ってくる予定だったことを考えれば、潮の流れ的に北から流れてきたのだろう。
手負いでも手加減するな、キッチリ沈めてこいと指示したら砲撃した後泣きながら帰ってきやがった。
女を泣かせるのは趣味じゃねぇ。
すぐに訳を聞いたら、『沈んだ敵も、できれば助けたいのです。敵艦さん、すごく寂しそうな目をしていたのです。』とかいうもんだから当然即補給して再出撃だ。
俺も救助船で電の後を追った。
すると戦闘した地点になにやら白いモンが浮いてやがる。
艦娘らしきモノ。直感的にそう感じた。
電が引き上げて俺の船に乗せて鎮守府に帰る。
拾ってきたヤツをドックに入れてる間に報告書を書く。
とその間に電が青い顔ひっさげて執務室に入ってきた。
どうしたと聞くと自分の姉だという。報告書にはありのままを書いて写真付きで送ってやった。
そしたら『暁型の響で間違いない。敵を倒すと稀にそういうことがある。今度からはその現象をドロップとし、戦果報告に記載せよ』とか言ってきやがった。ヤツら何か隠してやがる。
そんな経緯を経てウチの所属が電と響の2人になった。
歓迎会でもやるかと思い立ち、準備のために2人を遠征に出す。
料理やら部屋の装飾やらをやってる姿は見られたくねぇ。
そういうわけで俺は焦っていた。
秀一「そろそろか…」
電「司令官さん、ただいまなのです。」
響「司令官、ただいま。」
パァン!とクラッカーを鳴らす。
秀一「お疲れ!迎えに行ってやれなくて悪かったなぁ。」
電「えっと、司令官さん…これは…」
秀一「歓迎会だよ歓迎会。丁度昼飯の時間だしね。」
電「じゃあ響ちゃんは…」
秀一「ああ、遠征の間に書類関係の手続きも終わってな。正式にウチに所属することになった。改めて、舞鶴鎮守府へようこそ。これからよろしくな。」
響「こちらこそよろしく。それより、わざわざ用意してくれたのかい?」
秀一「ああ、思ったより手間取っちまったがな。」
響「司令官…ありがとう。」
そう言って響はニコッと微笑む。
秀一「ふむ、やはりかわいいな。」
響には電とはまた違った魅力がある。
人形のようでやや無表情気味だったが、それが柔らぐとギャップ萌えという程ではないにしろ普通よりも余計に可愛く見えてしまう。
ちなみに電は気が和らぐような「ふにゃっ」という擬音が似合いそうな微笑みで癒しを与えてくれる。
響「ねぇ電、司令官ってロ…
電「響ちゃん、それ以上は自分にもダメージが返ってくるのです…」
おっとうっかり呟いていたようだ。
それを聞いた二人が何やら耳の痛いことを話しているが敢えてスルーしよう。あくまで敢えて、だ。
秀一「さ、二人とも席に着こう。響はそっち、電はここな。」
俺がそう言ったことで二人が移動する…が、響の動きが停止する。
響「……電、司令官、なんだい?ソレは。」
秀一「うん?コレか?メシ食うときはいつもこうなんだ。まぁ慣れろ。」
響が呆れながら指をさしたその先には俺の膝の上に座り顔を赤らめる電がいた。
電「お…お食事のときはいつもこうしてもらっているのです///」
響「電、今すぐこっちに来るんだ。すぐに救急車とパトカーを呼ばないと。」
秀一「残念ながら元帥も了承済みだ。」
響「ぬゥおァァァ!!!私の電がァァァァ!!!」
秀一「急に叫ぶな。あとお前のじゃねぇ、俺のだ!」
電「響ちゃんも司令官さんも一旦落ち着くのです。」
なんて事だ。まさか響までコッチ側の奴だったとはな。
こりゃいきなりかなりの強敵だぞ…
響「私を司令官と一緒にしないでくれ。そこの変態と違って私はガチレズなだけなんだ!」
電「いきなりカミングアウトしないでなのです。そ、その、響ちゃんの気持ちも嬉しいですけど…わたしには司令官さんが…」
秀一「ま、そういうこった。諦めろ。」
響「クッ、まだだ。まだなにか手があるはず…」
しょうがない、ここいらで手を差し伸べてやろう。
秀一「響、コッチ側に来れば俺が優先なのは譲れないが、一緒に電を愛でる権利をやろうではないか。」
電「司令官さん!?!?」
響「交渉のつもりかい?司令官。」
秀一「交渉じゃあない。情けをかけているのさ。」
響「くっ…」
フッ、迷っているな。もう一押しか…
そう思ったところで…
電「もうー、喧嘩はダメなのですー!」٩(๑´^`๑)۶
コレで諌めているつもりなのだろうか。かわいい。
だがまぁ、これを見た後じゃ争う気も削がれる。確かにそういう意味じゃあ効果覿面だな…
秀一「響、ここは一時休戦としよう。」
響「そうだね。交渉は昼食の後にしようか。」
まったく、まだ二人だというのに…これから人数が増えればもっと賑やかになりそうだな。
そう思いながら響の歓迎会を再開した。
当然のことながら、電は俺の膝の上で飯を食ったので向かいに座る響の目線がずっと不満げだった。
翌日…
雷「雷よ!かみなりじゃないわ!そこのとこもよろしく頼むわねっ!」
暁「暁よ。一人前のレディーとして扱ってよね!」
神よ…俺は今まであんたを信じたことなんてなかったが、これからは最上の信仰を捧げよう。
こんなに可愛い子達に囲まれるなんて、やっぱり駆逐艦は最高だぜ!
最後ちょっと雑になりました申し訳ない。
響君はかなりぶっ壊しちゃったけどみんな許してくれるよね?
んじゃまいつもの
読みにくい、もっとこうしろ、クソ文、さっさと4ね等ご意見やご指摘がありましたらぜひお願いします。
風邪とかインフル、私毎年かかっておりますので皆さんもお気をつけて。