開発チートのレギオス 作:雅蓮
事故死して、目覚めた場所が、神の前。
辞世の句・・・。 正確には辞世した後の句になるのだろうか?
生前?はよく読んだネット小説の様な展開だ。
皆さんは転生という言葉もしくは現象をご存じだろうか?
とある書物によると、死後に別の存在として生まれ変わること。
肉体・記憶・人格などの同一性が保たれないことから復活と区別される。などとある。
とある事故により死亡した少年こと、この僕はただ今真っ白な空間で絶賛混乱中だ。
「天井どころか壁から床まで真っ白じゃねーか」
きょろきょろと辺りを見回しため息をつく。
此処に来た瞬間から自分が死んでいることが理解できていた。
「俺は死んだのか・・・」
その時、背後から
「そうお前はすでに死んでいる」
北斗神拳的なセリフを決めるおじいさんが立っていた。
「すいませんがここは死後の世界ですか?」
老人に尋ねる。
「死後なのは正しいがここは神々の住む世界。 神界じゃ。」
白い霧が晴れ青々とした空が広がり足元には白い地面どうやら雲の上に立っているようだ。
「なぜ僕はここにいるのですか?」
疑問は早いうちに解決しておくに限る。
「君は本来ここで死ぬはずではない人間だった。 これは完全にこちらのミスだ」
衝撃の事実だが今更動揺しても仕方がない
「僕はこの後どうなるんですか?」
「別の世界に転生してもらう。 今回はこちらお詫びもかねて特典をいくつかつけよう」
「本当ですか? それって選べるんですよね?」
自分の中での老人への評価が老紳士へと上がっていく。
「あぁ、もちろんじゃ」
某目高で箱の生徒会長の様なポーズを決めながら老紳士は言った。
「一つ目は、開発系チート 二つ目は、物質製造能力 三つ目は、身体能力チートで」
そういえば個数を聞いていなかった少し欲張っただろうか・・・。
「まぁいいじゃろう、ただし若干の制限などはつけさせてもらうぞジ〇ジョ」
ジョ〇ョ立ちしながら宣言する老紳士。
カチッ ゴーーン ゴーーン
っとどこからともなく鐘の音が聞こえる。
ふっと我に返ったかのように〇ョジョ立ちをやめ懐から金の懐中時計を取りだす。
「そろそろ、別れの時間の様だ 人の身ではこの空間に長くは留まれない・・・・・。」
後半はよく聞き取れなかった・・・いや正確にはこの空間自体を認識できなくなってきという方が正確だろう。
「いろいろお世話になりました。」
老紳士に一礼する。
そして覚悟を決めて立ち上がる。
「うむ。 それでは行くがよい」
少年の新たな人生が始まる。
まっさかさまに落ちながら。
「くそったれーーーーー!!」
続く