A smile of a goddess ~僕たちのウォーズ~ 作:御沢
私とハルキは舞台の上に立って、声を張り上げる。
「世界連合軍司令官、出雲ハルキです」
「同じく副司令官、大空ミクです。
・・・もうすぐ、作戦開始となります。
セカンドワールドと現実世界の未来は、今日、これからの戦いにかかっています!」
「これが最後のウォータイムだ・・・。
世界を守るため、エゼルダームを倒そうっ!」
『お―――ッ!!』
ハルキのその声に、生徒が本当に1つになった。
ちらっとジェノックを見れば、そっちも盛り上がっている。
そして、CCMもみる。3時前・・・。
作戦開始は、もう目前だ。
そして、セカンドワールドが起動された。
私はブリーフィングルームで指示を出す。
ハルキは皆とともに、戦う。
作戦を考え、指示するのはやっぱり私の方が慣れてるもんね。
「全機、通信チャンネル3番をオープン。
以後、このチャンネルを世界連合軍の、統一チャンネルとする。
また、司令官・出雲ハルキはプレイヤーとしての出撃もあるため、指揮は私、副司令官・大空ミクが行う!
・・・エゼルダームの機体は強力。
複数で当たること、これが絶対です!」
そして、聞きなれた始まりの声が響く。
“―――ウォータイム開始”
「世界連合軍、全機出撃ッ!!」
少しもすれば、エゼルダームはやってきた。
ここからは、グレゴリー先輩率いる地上部隊の活躍の場。
「先輩っ、地上は任せました!」
『任せておけ!』
そして、奇襲部隊からも連絡。
『ミク、敵部隊が降下を始めたわ』
「了解!奇襲部隊、突入ッ!」
『了解!』
ハーネスとジェノックが攻め込む。
きっとセレディにばれたのだろう。
いや、ばれないようにした覚えもないけど。
空母が攻撃してきた。
「各機、空母への着陸を最優先に!」
『了解!』
そして、しばらくして・・・
『上陸成功!』
よかった・・・一安心。
だけど、ここからが本当の戦い。
「各機、動力部を目指して!セレディの野望、ここで打ち砕いてやるんだから!!」
その指示に皆はしたがって、動力部を目指す。
まぁ、数の上でも奇襲部隊は、若干優勢かな。
でも、地上部隊は・・・。
「ッ・・・地上部隊!全力を尽くして!最終防衛ラインを、なんとしても割らせないで!」
『了解したッ!』
一進一退の激しい争い。
空母の動力部付近では、アラタとキョウジの戦い。
そして、ドットフェニックスの登場。
しかし、一緒に現れたのは・・・
「セレディ・・・」
これは、厳しい戦いになってきたなぁ・・・。
でも、私の予想とは違っていて。
「えっ・・・キョウジを狙ってる?」
―――つまり、傭兵はもういらないってことか。むごい奴。
そしてここで、甲板上の敵を全滅したって知らせ。
「全機、動力部に向かって!
ハルキ、ヒカル、アリス、ミヤビ、ヒナちゃんは、アラタの援護!
サナはムラクたち、第6小隊と行動を共にして!」
『了解!』
一方の地上部隊。
「タケル、先輩、今どんな感じですか!?」
『こっちがおしてるよ!』
「よかった!このまま、なんとしても・・・!」
『任せておけ!このグレイビーストに!』
地上は大丈夫そうだね。
あとは、こっちか・・・。
アラタ・・・皆・・・なんとしても・・・!