A smile of a goddess ~僕たちのウォーズ~   作:御沢

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咄嗟の出来事すぎて、頭が付いていかない。

 

「えっと、その・・・えっ・・・?」

 

「・・・突然のこと過ぎてびっくりしているか?」

 

「うん・・・その、なんで私・・・?

 

玲奈さんとか、アミちゃんとかランちゃんとかジェシカちゃんとかアスカちゃんとか・・・

 

・・・たくさんいるのに、なんで・・・?」

 

「僕にもわからない。でも、守りたいと思えたから」

 

 

何でだろう・・・?

 

私は、ジンのこと、好きなんじゃないの・・・?

 

なのになんで・・・ドキドキしてないの・・・?

 

嬉しいって思ってないの・・・?

 

「ジン・・・私、えっと・・・」

 

「わかっている。ミクは、第1小隊の誰かが好きなんだろう。

 

もしくは法条ムラクか?」

 

・・・なんでそうなってるの・・・?

 

わけわかんないよ・・・っ?

 

 

「えっと、その・・・」

 

「でも、伝えておきたかった。

 

これからも、僕は君を守る。絶対にだ。

 

それじゃあ・・・おやすみ。返事は、NOと受け取っておくよ」

 

ジンは久々に笑顔になって、去って行った。

 

 

―――私がジンに抱いてた感情って・・・もしかして・・・

 

・・・“憧れ”?

 

恋じゃなくて、憧れ・・・?

 

 

でも、1つわかったのは。

 

ジンとの関係が、“生徒と教師”から“仲間”に戻れたってこと。

 

それだけでうれしくって、涙があふれた。

 

―――私はもう、足手まといじゃないんだよね・・・!

 

 

翌日、校内いたるところに監視カメラが設置された。

 

なんか、いやな感じだなぁ。

 

この様子は、全世界に配信されているんだって。

 

お兄ちゃんも見てるんだよね・・・。

 

 

そしてすぐに、ウォータイム開始。

 

コントロールポットに、面白い仕掛けを施したとか何とか。

 

何が面白い仕掛けよ・・・っ!

 

そして、玲奈さんがアラタ達の前に歩み寄った。

 

そして・・・

 

 

「お願い。父を助けて・・・!」

 

―――頭を下げた。

 

 

「私はロストエリアに侵入するために、貴方達を利用してきた。

 

身勝手だということはよくわかっているわ。

 

でもお願い!ロストエリアにいる父を助けて・・・!

 

もう時間がないの・・・」

 

「あの、どういうことですか?」

 

ここであらわれたのはジン。

 

「皆も知っているように、セカンドワールドの起動時間は2時間以内だった。

 

その理由は、美都博士の体に負担をかけないためだったんだ」

 

その事実に、一同唖然。

 

玲奈さんは、黙って俯いている。

 

「だが制限時間が取り払われ、博士への負担ははるかに大きくなった。

 

このままでは命が危ない・・・」

 

「そんな・・・!」

 

 

玲奈さんは、気づけば震えている。

 

そして、皆の意思が1つになった。

 

「美都先生、俺たち必ず、博士を助けます!」

 

「ッ!・・・ありがとう、皆・・・!」

 

 

今回のウォータイムは、私も出撃。

 

黙ってみてるだけとか、やっぱりいやだもん。

 

―――きっと、本当の最後の戦いの始まりだ。

 

「ソレイユ・・・頼んだからね!

 

耐えてよ・・・私の“本気のオーバーロード”」

 

 

ジン、ごめんね。

 

私、本気のオーバーロード、使う。

 

だって、4分の1じゃ勝てないって事、わかってるよね・・・?

 

 

気づけば、ロストエリアは目前だった。

 

今始まるんだ・・・最後の戦いが・・・!

 

 

 

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