A smile of a goddess ~僕たちのウォーズ~ 作:御沢
『降下開始!』
ハルキのその声で、皆が降下する。
着陸したら、目の前にバル・スパロス。
―――カイトだ。エゼルダームだ。
皆の説得もむなしく、カイトは戻ってくる気配なし。
「アラタ、今は博士の救出が最優先!
とにかく倒さなきゃ・・・!」
『あぁ・・・』
カイトは、第5小隊にも攻撃をする。
仲間だったのに・・・。
そして、ムラク、ハルキ、ヒカルが必殺ファンクションを繰り出す。
だったら私だって・・・!
「必殺ファンクションッ!」
“アタックファンクション・シャイニングスパーク”
これで、何体かがLOST。
でも、まだまだ数は減らない・・・。
さらに現れたラージドロイド。
このラージドロイドは、ジェノックが食い止めることになった。
でも、キャサリンが負傷。
ピンチの時、リクヤが食い止めた。
リクヤは捨て身でキャサリンを守ったけど・・・第3小隊は皆LOST。
その瞬間、何かが起こった。
一瞬、何が起こったのか分からなかった。でも、すぐに分かった。
―――LOSTしたら、コントロールポット内にガスがまかれる。
致死量の毒ガスが。
つまり・・・
「LOSTしたら・・・自分自身もLOSTってこと・・・ッ!」
その事実を知った瞬間、セカンドワールドは混乱に陥った。
LOSTしてしまったら、死んでしまうんだから・・・。
アラタの怒りが頂点に達して、アラタはオーバーロードを使用してしまった。
私の怒りだって・・・ッ!!
「セレディ!何を・・・なんてことを・・・!!!」
あれ・・・私、本気のオーバーロード使いたいわけじゃないのに・・・ッ!?
体が熱い・・・勝手に体が・・・あれ・・・ッ!?
もしかしてこれが―――精神崩壊?セイシンホウカイ?
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
体中から、熱、熱、熱。
・・・皆の声が遠のくけど・・・
・・・意識は無くなるけど・・・
・・・体は動いている・・・!?
少し意識が戻った時、見えたのは・・・
「わ、たし・・・ラー・・・ジ、ドロ・・・イド・・・たお・・・し、て・・・る・・・?・・・」
―――でも、すぐに意識を失った。
それなのに・・・体が動いているって“感覚”はあった。
何か言ってるっていう“感覚”はあった。
なのに・・・何が起こってるのか“自覚”できない・・・!?
周りの声が、かすかに聞こえた。
“ミク、どうしたんだ!落ち着け!”
―――私、今、何してるの・・・?
わからないよ・・・ワカラ、ナイヨ・・・?
やっと意識が戻った時。
・・・辺りはLOSTしたLBXで埋め尽くされていた。
もしかして・・・私が・・・?
・・・いや、変なことは、考えない・・・ほうが・・・
あれ・・・意識が・・・?
意識を手放す寸前、聞こえたのはウォータイム終了のベル。
それを聞いた後、私の意識は完全に飛んでしまった。