あの日のナポレオンを覚えているか   作:岸若まみず

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第17話 劇場版SUPER BIRD

はじめに映ったのは空の上の雲だった。

 

徐々に下へとカメラがパンしていくと、チンチン電車が走り抜ける古風な町並みが見え、その手前からぬうっと現れる名古屋城の周りに花火が飛ぶ。

 

そのままカメラは後ろへと引き、名古屋城の全体が映ると同時に『Mishiro』というロゴが浮き上がった。

 

『SUPER BIRD』というシンプルなタイトルロゴのすぐ後に、ウサミンの自己紹介が始まる。

 

 

「え、えっと、安部菜々です。子供の頃からずっとアイドルになりたかったんで、嬉しいです」

 

 

ちょうど二年前、今十七歳のウサミンがまだ十七歳の頃だ。

 

今や彼女のトレードマークとなったエプロンドレスではなく、ややフォーマルなジャケットとスカートを着ている。

 

Utubeのコメントでは「参観日のお母さん」とか「AVのインタビュー」とか書かれていたけど、今となっては懐かしい姿だな。

 

 

「スウィーティーにアイドルやります♪ しゅがーはぁとだよ☆」

 

 

今とほとんど変わらない顔の佐藤が楽しそうにカメラへとピースマークを向けている。

 

初日だからかツインテールですらなく服も普通のスカジャンで、これからスーパーバードを引っ張っていく女とは思えないほど気の抜けた姿だ。

 

今でもこの動画がテレビ等で流れるたびに「撮り直しさせてくれよ〜」と電話してくるが、俺はナチュラルでいいと思うけどな。

 

 

「元【コンプライアンス】テレビの川島瑞樹です、他分野への挑戦も人生経験ということで頑張ります。アナウンサーのお仕事も募集中です」

 

 

元からの知名度のおかげか、川島さんは最初期はスーパーバードの一番人気だった。

 

この頃はジャージになるのも嫌がってたんだが、最近はビジネスルックの方が珍しいぐらいだ。

 

ある意味この二年で世間からの評価も本人の暮らしも、一番大きく変わった人だろう。

 

なお、アナウンサーとしての仕事は二年間で三件しか来なかったらしい。

 

 

「ヘレンよ」

 

 

ぴにゃこら太を半脱ぎの汗だくヘレンがウインクを飛ばす。

 

これはこの間の全国ツアーの間に撮った素材だ。

 

ぴにゃこら太の中身を公式に公開することは正直したくなかったが、佐藤の「ヘレンだってスパバだろうが☆」という声に押されてこういう形になった。

 

 

『スーパーバードにはこの女達の他に、一人の男がいる。天領鍍金、彼は今回の世界中にアルバム収録曲を求める旅の企画立案者である』

 

 

そして俺のナレーションと共に映し出される写真付きのパスポート。

 

 

『そして信じられないことだが……最初の旅の出発前、この男以外のメンバーは何のために、どこへ行くのか聞かされていなかった』

 

 

俺のパスポートの上に四人のパスポートが重ねられる。

 

 

『彼女達が聞かされていることはただ一つ、外国に行く。彼女達の胸中を思うと胸が痛む。しかし、現実は非情である。彼女達は、自らの意志とは無関係に、これから広い地球のどこかへ飛ばされることになるのだ』

 

 

 

緊迫感のある音楽が鳴り響き、荒廃した裏路地で一人の女の後ろ姿を追いかけるメンバー達の背中が映る。

 

浮かび上がったキャプションは『盗人、襲来』だ。

 

 

「あれっ! パスポート入ってるんです! 取り返さなきゃ!」

 

 

涙目でカコッ! カコッ! とヒールを鳴らしながら走るウサミンを佐藤と川島さんが追い越して走っていく。

 

二人ともアイドルにしては健脚だが、地の利のある引ったくり女になかなか追いつけずにいた。

 

 

「パスポートは鞄に入れるなって言ったでしょ☆スリだらけなんだから!」

 

「警察ぐらい呼んだらどうなの!?」

 

「ぴにゃ!」

 

「警察は役に立ちません、大使館に行けって言われて終わりですよ。走って走って!」

 

 

日本だってそうだが、警察は呼ばれてすぐ来るものではないし、犯罪全てを調査してくれるわけでもない。

 

人間いざという時は常に自分の体で解決するしかないのだ。

 

 

「あー! ヒールがぁ……」

 

 

疾走しているうちにパコッといい音がしてウサミンのローファーのヒールが折れてしまい、彼女はひび割れたアスファルトの上にべしゃっと倒れ込んだ。

 

踏んだり蹴ったりだな……

 

 

「ナナ先輩はなんで海外にヒールで来るのーっ!!」

 

「だって行き先なんて教えてくれなかったからぁ……」

 

 

俺たちはウサミンを置いて裏路地を走り抜け、置いていかれたウサミンはカメラに向かって弱々しく手を伸ばしただけなのだった。

 

 

 

画面は切り替わり、アパートの立ち並ぶ夜の街を、道を塞ぐように歩いてくる女達が映る。

 

キャプションは『拳銃を持った女達』だ。

 

 

「やばいってあいつら☆銃持ってるって!」

 

 

佐藤が本気でビビった顔をして俺の腕を掴んで揺すり、カメラがぐわんぐわん揺れた。

 

 

「ニューヨークは銃規制が厳しいんじゃなかったの!?」

 

 

川島さんも珍しく取り乱している、明るいところなら蒼白になった顔面が写せたのかもしれないな。

 

 

「ニューヨークっつってもここはチンピラの聖地サウスブロンクスですよ。気合入った連中なら拳銃ぐらい持ってますよ」

 

「そんなとこ連れてこないでくださいよ~!!」

 

 

ガシッと腰にしがみついてくるウサミンを振りほどき、ぴにゃにカメラを手渡す。

 

 

「はいはい道戻ってください、大通りまで行きましょう」

 

「おいおいあいつらついてきてるって~!」

 

「はい目を合わさないで~」

 

「銃持ってるのよ!」

 

「ぴにゃ……」

 

 

先頭を行くウサミンの足取りが次第に早くなり、次第に全員が走り出す。

 

カメラの後ろから『待て!』と声がかかったところで画面は暗転した。

 

 

 

次に映った場面は車の通らないだだっ広い車道で、ビニール袋を持った怪しいヒジャブの女が話しかけてきていた。

 

キャプションは『売人による歓迎』だ。

 

 

「なになに、何言ってんのこの人?」

 

「怖いんですけど……」

 

 

怯えるメンバーを抑え、俺がきちんと返事をする。

 

 

「ノーペーパーノーペーパー」

 

「ペーパーってなんのことかしら?」

 

「LSDだよ」

 

「LSDってなんだろ☆」

 

「さぁ……なんでしょうか?」

 

 

有名な幻覚剤だが、佐藤とウサミンは名前も知らないようだ。

 

川島さんはげぇっという感じの顔をしている。

 

さすがに元アナウンサーだからな、そういう知識もあるんだろう。

 

ヒジャブの女は切手シートのようなLSDをどこかに片付け、次にチャック付きの小さいパケ袋に入った青のりのようなものを取り出した

 

 

「あー、ノーウィードノーウィード」

 

「ウィードってなんだよ?」

 

「大麻でしょ……」

 

「なんでイスラエルって国は空港出た途端に売人に声かけられんだよ!」

 

 

佐藤の怒りが夜の道路に木霊する。

 

ウサミンは未だにイマイチわかっていないのか、ポカンとした顔で口を半開きに開けていた。

 

次に画面が変わった先は、霧の街ロンドンだ。

 

キャプションは『マズい飯』だ。

 

 

「これは食えないって☆」

 

 

テーブルに座った佐藤が、他のメンバー全員に囲まれて詰められている。

 

机の上にはでんと置かれたイギリス名物鰻のゼリー寄せ。

 

一口だけ食べられたそれは、雑を極めた作りのサンドイッチや焦げかけなのにふにゃふにゃのポテトに囲まれてなお異彩を放っていた。

 

 

「お前が頼んだんだろ、食え!」

 

「味がやばいんだってこの鰻のゼリー☆素材そのまんまだぞ!」

 

「そんなこと頼む前からわかってるじゃないの! なんで頼んだの!?」

 

「そうですよ~、サンドイッチ以外頼まなくていいってみんなで決めたじゃないですか」

 

 

四方八方から責められる佐藤だが、全く悪びれずスプーンを机の上に放り出した。

 

 

「もうポテトとサンドイッチには飽きたんだよ! とにかくはぁとはこれ以上食べないからな☆」

 

「イワシの頭のパイ完食したぴにゃがキレてんぞ」

 

「ぴにゃ……」

 

 

怒気を隠しきれないぴにゃが佐藤の肩をがっちりと掴み、それに合わせて川島さんもバカの頭をホールドする。

 

そして珍しくムッとした顔のウサミンが、机からスプーンを拾い上げて佐藤の口元に無理やり鰻を突っ込んだ。

 

 

「モガーッ!」

 

「お前全部食え!」

 

「なんでだよー!」

 

 

佐藤の叫ぶ顔と共に画面はフェードアウトし、次に映ったのはなんだか白っぽいインドの街角で、さっきの画面と一緒で佐藤が大口を開けたカットだった。

 

キャプションは『辛い飯』だ。

 

 

「結局インドってのはマサラ味しかないんかい☆」

 

 

飯に文句ばっかり言っている佐藤はデカいスプーンでチャーハンを口に運び、ペットボトルの水で流し込むように飲み込んだ。

 

基本的に海外で飲むのはペットボトルや缶・瓶飲料ばかりだ。

 

煮沸してあるお茶なんかならいいが、冷たいものなんか飲もうものなら氷が生水で腹をやられたりするからな。

 

 

「変なもの食べて入院するよりマシでしょ……ヘレンはまだ長引きそう?」

 

「一応全治二週間とのことなので、もう五日ぐらいです」

 

 

そう、ヘレンみたいにな。

 

 

「何が悪かったんですかねぇ……」

 

「何がっていうか、インドが悪いんだって! 料理人全員手洗わないんだから☆」

 

 

佐藤はプリプリ怒るが、世界レベルで考えれば日本の清潔レベルが上すぎるだけだ。

 

インドだって生水と腐ったものに気をつければそうそう入院まではいかないからな。

 

それに今いるのは観光客が多い地域だから、余計に気を使っているはずだ。

 

 

「これでもゴアは観光地なんで、まだ気使ってる方ですよ」

 

「今は地域の話をしてるんじゃなくてインドの話をしてるの☆」

 

 

ま、インドは合う合わないあるからね。

 

 

「はぁ……お味噌汁飲みたい……」

 

 

心底疲れ果てた様子の川島さんの顔がフェードアウトし……次に切り替わった先は、真っ青な海。

 

そしてサメの背びれだ。

 

キャプションは『迫りくる大自然』。

 

 

「やめろやめろ!やばいって!」

 

「ヘレンも撮ってないで止めて!」

 

 

船の上でヘレンが取り回すカメラはグラグラと揺れながらも、海パンで首を回す俺の姿をしっかりと捉えていた。

 

 

「あのサイズなら素手でも多分いけるでしょ」

 

 

そう、俺が狙っていたのは海を泳ぐサメだ。

 

サメといっても成体じゃない、五十センチほどの子供だ。

 

 

『無理ですよ! やめて! 銛使わないと!』

 

「ほら漁師さんも多分ダメって言ってる!」

 

「いけるって言ってますよ」

 

『海の中でサメに勝てるわけないでしょ』

 

「この顔でいけるって言ってるわけねぇだろ!」

 

「子供のサメなんかに負けるわけねぇだろ」

 

 

そう言って、画面の中の俺は海へと飛び込んでいった。

 

我ながら滅茶苦茶だ。

 

 

「あーっ! ……いっちゃった」

 

「鍍金が死んだらどうやって日本に帰るんだよーっ!!」

 

 

佐藤の叫び声と共に画面は切り替わり、次に映ったのは、目に痛いほどの大天球。

 

キャプションはない。

 

言葉がつけられないぐらいの自然の美しさが、スクリーンいっぱいに広がっていた。

 

 

「星だぁーっ!!」

 

 

そしてさっきとは打って変わって喜色満面の佐藤の叫び声と共にBGMはフェードアウトし……

 

シンと静まり返った黒い画面に真っ白なタイトルが浮かぶ。

 

『全てはここから始まった』

 

 

そんなタイトルと俺のナレーションと共に映し出されたのは、松戸(MAD CITY)の超鳥貴族。

 

そのカウンター席に座り、焼酎のお湯割りを飲む人物の目元にはモザイクがかかっている。

 

 

『スーパーバードの結成その時に、たまたま隣の席に座っていらっしゃったということですが?』

 

「そうですね、お腹がグウグウで食事に入ったらグウ然居合わせました」

 

『まさかその四人が映画にまでなるとは思いませんでしたか?』

 

「いえ、横に座ったその時から凄い存在感でしたから……スターの風格をホシいままにしていましたね」

 

 

しょーもないダジャレを言いながら時々組み替える足がセクシーなこの人、実は美城芸能所属のタレントなのだが……

 

彼女の出演許可を取り付けるのがこの映画を作る中で一番大変な仕事だったかもしれない。

 

 

『今回は四人が世界に打って出るということですが、どう思われますか?』

 

「当然、と言いますか。日本でのほホンとやっているのはもったいないぐらいの人達ですから」

 

『それでは最後に、あなたにとってのスーパーバードとは?』

 

「愉しみ、ですかね……古いナポレオンのように、時を経るごとにトキめきが増していくようです」

 

 

心底楽しそうな口ぶりでそう言った彼女は空になったコップをカメラに向かって掲げ、そのまま場面はフェードアウト。

 

次に映った画面には、インドネシアはジャカルタの大渋滞をバックに立つスーパーバードの姿が映し出されていた……

 

 

 

 

 

……………

 

 

 

 

 

二時間弱の上映が終わり、万雷の拍手が会場中に響く。

 

スーパーバード総出でドイツまでやってきた甲斐はあったらしい。

 

スペクタクルな部分では歓声が起こっていたし、喋り部分ではしっかりと笑いが取れていたように思う。

 

上映前は誰も寄り付かなかったぴにゃこら太も、今では周りの人達に写真撮影を頼まれている。

 

狙いはうちのスター四人の誰かが主演女優賞を取ることだが、こればっかりは結果が出てみなければわからないな。

 

とにかく、確かな手応えを感じた我々五人は、ドイツのめちゃうまソーセージとビールで盛大に前祝いを行ったのだった。

 

 

 

 

…………………………

 

 

 

 

 

おまけ

 

映画『SUPER BIRD』 予告編

 

145,144,545回視聴

 

ーーーーーーーー

Mishiro Geino

2014/06/15 に公開

 

ドイツ国際映画祭に出展予定

国内での公開は未定です

 

 

 

のコメント欄

 

 

 

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ちゅりお 2時間前

 

日本で公開できないってどういうこと?

 

返信 b758 q25

 

 ペッシ 1時間前

 

 マジそれ

 

 返信 b58 q2

 

 まみ 1時間前

 

 スパバは日本の芸人だろ? なんで日本を飛ばすんだよ

 

 返信 b334 q1

 

ーーーーーーーーーー

koles 3時間前

 

署名今どうなってんのかな? 絶対原因事務所だよな

 

返信 b2245 q250

 

 りま兄 2時間前

 

 5万人突破したってニュース出てたで

 

 返信 b8989 q20

 

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IORA 3時間前

 

頼むからスパバ独立してくれ

 

返信 b5584 q635

 

 蒼き衣 3時間前

 

 クラウドファウンディングやってくれって思う

 

 返信 b457 q66

 

 Nightmare konan 1時間前

 

 スパバみたいな雑魚が独立してやっていけるわけないだろ

 

 返信 b3 q6587

 

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律子LOVE 4時間前

 

スパバの動画にこんなに低評価ついてるの初めてみた

 

返信 b81 q3668

 

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♡MIYU♡ 5時間前

 

こんなこともあろうかと、パスポートを用意していて良かったです。

ドイツって行ったことがないけれど、ビールがおいしいそうですね。

Mapleさんも張り切っていました、私も飲みすぎないように注意をしないと。

もしあちらでも会えたら嬉しいです、電話してくださいね。

あと、海でのシーン……ドキっとしました、裸を晒すのはあなたの身に

 

詳細

 

 

返信 b7785 q9954

 

 のび太 4時間前

 

 やべーw

 

 返信 b472 q115

 

 hole1 1時間前

 

 動画興味ないけどこれだけ見に来てるわ(笑)

 

 返信 b89 q5

 

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ひとみ 5時間前

 

ドイツ旅行楽しみです(*^^*)

凄いですね~日本より先にドイツの銀幕デビュー(*^_^*)

予告編でもちらりと見えるあなたの顔と体にドキドキ(*´Д`)

最近職場の子もスパバのファンになったので、もし日本公開があればその子と行きます(*´∀`*)

それとカーテン換えたんですね、色が

 

詳細

 

 

返信 b3457 q11904

 

 ワイキキ 4時間前

 

 ヒェーッwww

 

 返信 b91 q15

 

 媚丸 4時間前

 

 やっぱこいつがいちばんやばい

 

 返信 b8889 q5

 

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Clone 6時間前

 

あの炎の中走り回るシーンどこの国だろ

 

返信 b285 q33

 

 でずね 3時間前

 

 インド。ニュースになってたやつ

 

 返信 b2115 q

 

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猫ちゃん♡大好き 6時間前

 

海外旅行ははじめてなんだけれど、ドイツは前から行ってみたかったの。

今は一緒に行く友達三人と色々と旅行プランを練っているわ。

ビールは苦手なんだけれど、付き合い程度には飲めるからそれも楽しみ。

ホテルは会場の近くに取ったから、あちらで会えるのを願ってるわ。

いつでも電話してね、いつでもあなたの

 

詳細

 

返信 b3711 q3934

 

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Maple 7時間前

 

ドイツでビールを飲むのはどいつだ?

ふふ、私ですね。

ソーセージで飲みますよ、セージンですので。

ほこほこのジャガイモ料理で心もほこほこ。

もちろんお酒ばかりじゃありませんよ、あな

 

詳細

 

 

返信 b23555 q445

 

 Hoks 4時間前

 

 予告編チラッと出てましたね!

 

 返信 b87 q655

 

 Dolls 3時間前

 

 ファンです!

 

 返信 b q88

 

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Greedman 9時間前

 

ウサミン馬に噛まれてて草

 

返信 b552 q1


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