招カザル来訪シャ~頼れる相棒は世界を喰らう者~   作:あったかお風呂

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遂に此処まで来ましたね
駆け抜けていきましょう


楽園ノ果テデ

 島の意志が復活して一夜明けた名も無き島は混乱に陥っていた。

 突如島の至る所から亡霊が出現し、暴れ始めたのだ。

 

「きゃあああ!?」

 

 悲鳴を上げるのはユクレス村の亜人、シアリィだ。

 よくオウキーニについて回る姿を目撃されている彼女の傍には当然──。

 

「シアリィはんに何さらすんじゃボケェェエエ!」

 

 オウキーニがシアリィを襲わんとする亡霊に拳を振るうと、亡霊は霞のように消えていった。

 

「オウキーニさん……!」

 

「船長! ウチはシアリィはんを送って来ます!」

 

「おう! こっちは任せて行くんじゃあ!」

 

 オウキーニはシアリィの手を握ると海の方向へと駆け出した。

 亡霊の剣士と剣を交えるジャキーニの背後には白髪の亜人が庇われている。

 

「亡霊なんぞに、海の男は止められんわい!」

 

 ジャキーニの剣に切り裂かれた亡霊が消えると、振り返ったジャキーニは不安に揺れる赤い瞳に手を差し出す。

 

「ほら、嬢ちゃんも早く逃げるんじゃぁ!」

 

「はいっ!」

 

 

 

 ユクレス村と同じように各集落でも亡霊による襲撃が行われていた。

 ベルフラウたちは島の住人たちをカイルの海賊船に避難させると、船長室に集まり今後の方針について話し合い始める。

 

「あの数が相手では立てこもって戦うには分が悪すぎってもんだ。亡霊の発生源を叩くしかねぇぞ」

 

 ヤッファの言葉通り、亡霊たちの数は凄まじく時間をかけるほどに此方が消耗するだけだろう。

 その前に亡霊の発生源である遺跡を叩く必要があった。

 

「遺跡の意識が名乗ったディエルゴの『ディ』は否定の意味がある言葉なの。つまり、界の意志を否定する者、界の意志の反逆者ってところね」

 

「なるほどね。随分と大層な名前みたいだけど、それくらい強いのかしら?」

 

 自称するにはあまりにも大層な名前だ。

 本当にそれだけの力がある存在なのか疑問視したベルフラウの質問はもっともだが、キュウマはそれに肯定で答えた。

 

「ええ、恐らくは。かつてこの島で行われた実験についてはもうご存知ですね? あの遺跡は共界線を操って界の意志に成り代わるためのもの。その遺跡を操るあの意志は、界の意志ならぬ島の意志と言っても過言ではないでしょう」

 

「島の意志……。とんでもねぇ話しになってきたな。それで、対抗する手はあるのか?」

 

 勿論、手はある。

 かつて島の意志となったハイネル・コープスは無色の派閥に敗北したのだから。

 

「遺跡の中枢部、核識の間に乗り込んで直接封印の剣を叩き込むの。それが一番現実的な方法だわ」

 

 無色の派閥がハイネルを封印したときに取った方法こそがディエルゴを倒せるであろう方法だった。

 

「ですが、ディエルゴのほうもそれを警戒しているでしょう。簡単にはいかないと思います」

 

「難しいのかもしれません、でもそれしかないならやりましょう!」

 

 アティは蒼い剣を掲げて、同じ色の瞳に決意を灯す。

 

「私はこの島を守りたい。みんなと出会ったこの島を、みんなと思い出を作ったこの島を守りたいんです! これから先ももっとたくさんの思い出を作っていきたいから!」 

 

「先生……! 私もよ! 私もこの島を守りたい!」

 

「お前さんたちだけじゃねぇぜ! 俺たちカイル一家もだ!」

 

「アニキも偶には良いこと言うねー! 勿論、最後までアタシたちも力を貸すよ!」

 

「彼らがやる気なんじゃ。妾たちも気合いを入れんとな」

 

「我々護人も、集落の皆を代表して戦いましょう!」

 

「傷の手当ては私に任せてください!」

 

 アティは仲間たちの顔を見渡すと、果てしなき蒼を上に突き出し声を上げる。

 

「みんなで、この島を守りましょう!!」

 

 それに応じて仲間たちも拳を突き出し決戦への覚悟を決めた。

 

 

 

 

 イリは皆の顔を見渡す。

 その誰もがやる気に満ち溢れ、ディエルゴに勝つ気でいる。

 だがイリの見立てでは──勝てない。

 それが現在の戦力から算出した結論だった。

 あの遺跡の持つ機能から考えればそれが当然のことだ。

 人造のエルゴモドキとはいえ、仮にも界の意志を目指して作られた存在。

 本物にはその力の規模は遠く及ばないだろうが、それでも人の身で勝てる相手ではない。

 

 それなのに、彼らは勝つつもりでいる。

 その勘違いの源は仲間だ。

 彼らは群れることで増長し、錯覚を希望にすり替えて縋っている。

 依って立つには曖昧過ぎるモノに縋り現実から逃避している。

 甘い願望を垂れ流して戦力差という現実から目をそらしている。

 イリにはそれが滑稽でならなかった。

 

「どうしたの、イリ? 不安かしら?」

 

「ギィィ……。本当ニ勝テルトデモ?」

 

 黙っているイリを心配したのか、ベルフラウが顔を覗き込むとイリが質問を口にする。

 それにベルフラウは迷わずに返した。

 

「当然よ、私とイリがいるんだもの。私とイリが揃えば、無敵なんだから!」

 

 ベルフラウが笑顔でそう言うと、イリは再び黙ってしまう。

 かつて、仲間がいるから負けないとのたまった不快な者たちがいた。

 イリはその者たちを蔑んだが、その者たちはイリを倒してのけた。

 ベルフラウの笑顔を見たイリはそれを思い出して、本当に勝ってしまうかもしれないと僅かに思ってしまったのだ。

 

 

 

 皆が戦いの準備を始める中、クノンからベルフラウに伝えたいことがあるようで声をかけていた。

 

「ベルフラウ様。看護士として伝えなければならないことがあります。先の戦いで使った召喚術をもう使わないで欲しいのです」

 

「えっ!? どうしてよ? 厳しい戦いになるんでしょう? だったら!」

 

 ベルフラウの疑問も当然だろう。

 ディエルゴとの戦いは苦戦が予想されるのだ。

 手札は多いにこしたことはないし、それが強力なものならばなおさらだ。

 

「あなたの命にも関わるのですよ!? あなたの体にはまだあの召喚術は負荷が大きすぎます!」

 

 あの召喚術を使った後、ベルフラウは倒れてしまった。

 共界線から膨大な魔力を引き出せるアティのサポートを受けているのにも関わらず、だ。

 あの召喚術は強力だが負荷があまりにも大きすぎる。

 

「で、でも!」

 

「看護士としてだけではありません! あなたの仲間としても言っているのです!!」

 

「あっ……」

 

 クノンが涙を浮かべているのに気づいたベルフラウは何も言えなかった。

 

「……我カラモ禁ジル。ニンゲンノ身デ扱ウニハ過ギタチカラダ」

 

「イリ……。分かったわ、あの術は使わない。ありがとね、クノン」

 

 

 

 準備を終えて出陣の為に甲板に出ると避難してきた集落の者たちに手を振られる。

 振返しているソノラだったが、重要なことに気づいたようだった。

 

「そういえば、誰かが皆の安全を守らなくちゃいけないよね」

 

「しかし、戦力を二つに分ける訳にも……」

 

 誰かが亡霊たちから島の住人たちと船を守らないといけない。

 しかし、ヤードの言う通り戦力を分けるのは愚策と言えるだろう。

 頭を悩ませるベルフラウたちの耳に笑い声が響いた。

 

「ガハハハハ! ワシらの出番が来たようじゃのう!」

 

 大きな声で笑いながら現れたのはジャキーニ一味。

 彼らが船の防衛を買って出ようというのだ。

 

「まあ、戦闘の経験があるだけ貴重な存在よね。アタシはその心意気を買いたいわ」

 

 スカーレルはこの重要な場面で名乗りをあげたジャキーニの心意気をいたく気に入ったようだ。

 

「ありがとうございます、ジャキーニさん!」

 

 アティが礼を言うと、照れたのかジャキーニが顔を逸らす。

 仲間たちはそれを微笑ましげに笑っていたが、ベルフラウとしてはそれでも不安だった。

 ジャキーニの戦闘能力はさておき、亡霊たちのあの数だ。

 ジャキーニと船員たちの数では手が回らなくなるだろう。

 

「それだけで大丈夫かしら……。亡霊たち、きっと凄い数ですわよ」

 

 ベルフラウはつい不安げに言ってしまう。

 それを聞いた仲間たちも確かに、と頷く。

 しかし、他に手がないのが現状だ。

 仲間たちが悩み始める中、ジャキーニの手下が森を見て声を上げた。

 

「せ、船長!!」

 

「ん? どうしたんじゃ……な、森が揺れとる!?」

 

 森の木々が揺れ始め、同時に響く足音のような音。

 段々大きくなるその音に敵襲かと身構えたベルフラウたちの前に木々の間から何かが姿を現す。

 それは白い異形の群れ。

 次々に森の中から姿を表した異形たちの中には廃坑で見た巨大な個体も混ざっていた。

 

「なっ!? こいつら、どうして!?」

 

 突然の異形たちの出現に驚いたカイルたちは警戒を解かない。

 帝国軍も無色の派閥も居なくなった今、ついに自分たちをターゲットにした可能性が考えられるからだ。

 そんなカイルたちを置いてアティは白い異形たちの前に進み出る。

 

「お、おいアティ! 下がれよ、危ねぇって!」

 

 アティはカイルの警告を聞かずに白い異形たちにペコリと頭を下げた。

 仲間たちがアティの行動に首を傾げる中、アティは頭を下げたまま異形たちに話しかけた。

 

「お願いします、私たちの大切な人たちを守ってくれませんか?」

 

「……」

 

「先生何を……ってえええ!?」

 

 アティが白い異形たちに頭を下げて懇願し始めるとソノラは困惑の声を漏らすが、それは直ぐに驚愕の声に変わった。

 白い異形たちが船を守るかのように囲み始めたのだ。

 

「嘘っ!?」

 

「でもこれで後願の憂いはなくなったわね」

 

「あなたたち、頼んだわよ!」

 

 ベルフラウが恐る恐る手を触れて声をかける。

 相変わらず返事はないが、とても頼もしく思えた。

 もう心配することはこの後の決戦のみだ。

 島の未来を護るため、ベルフラウたちは遺跡へと向かう。

 この先に待つのはディエルゴとの決戦だった。

 

 

 

 予想されていた通り、遺跡内部には亡霊たちがひしめき合っていた。

 一々亡霊たちと戦っていてはディエルゴへたどり着く前に消耗してしまうだろう。

 

「どうする? 無視しては行けねぇが、まともに相手してたらキリがねぇぞ」

 

「私とイリに任せて頂戴!」

 

 自信満々に前に出たのはイリを伴ったベルフラウ。

 この状況に相応しい術を選び、魔力を練り上げる。

 

「いけるわね、イリ!」

 

「ギィィ!!」

 

「『破滅セヨ』!」

 

 イリから放たれた一直線に伸びる破滅の奔流が亡霊たちを消し飛ばし、強引に道を作る。

 再び亡霊たちが沸き出す前に、一気に駆け抜けて核識の間へとなだれ込んだ。

 

 

 

 核識の間の中央には巨大な彫像が鎮座していた。

 手足の無い赤いヒトガタの顔には黄色く光る目らしきものが存在している。

 

「あなたが……ディエルゴなんですか?」

 

「如何にも。我こそがディエルゴ! ハイネルのディエルゴ! この島の共界線を束ね、支配する者なり!」

 

 アティの問いに何度か遺跡で聞いた声が応える。

 それと同時に幾つもの浮遊する球体が出現した。

 

「島の意志に刃向かう愚か者どもよ! 我が貴様らを支配してくれよう! 島の意志という一つの意志の下に従うがいい!」

 

 ディエルゴがそう言い終えると共に意志を持ったかのように動き出した球体がベルフラウたちに襲いかかった。

 

 ベルフラウたちは襲い来る球体を破壊しつつ、ディエルゴに接近していく。

 ディエルゴの左右には柱のような物が佇んでいるのが見える。

 

「あれが共界線の集合点であり、制御装置よ! あれを破壊すればディエルゴの力を封じることが出来るはずだわ!」

 

 アルディラ曰く、二つの柱にこの島の共界線を集めて制御しているらしい。

 ディエルゴの力の源である共界線とディエルゴを繋げるあの柱を破壊すれば、ディエルゴへの魔力の供給は途絶えるだろう。

 

「そういうことなら、オラァ!」

 

「ぐぬぅ!? 小賢しいわ!!」

 

 カイルの拳が唸り柱を打ち据えるとディエルゴが苦悶の声を漏らした。

 すぐさま黒い魔力の爆発の反撃がカイルを襲う。

 傷ついたカイルをヤードが癒やし、アティは柱を更に斬りつける。

 反対側の柱にはアルディラの召喚術とベルフラウの召喚術が襲いかかる。

 

「おいで、ドリトル! 『ドリルブレイク』!」

 

「いくわよ、イリ! 『串刺シノ刑ニ処ス』!」

 

「ぐうううう!? 貴様らあああ!? 許さぬ! 貴様らの存在、否定してくれる!!」

 

 何度も攻撃を受けて怒り狂ったディエルゴはその魔力を一気に解き放った。

 その膨大な魔力の奔流は床から吹き出し、ベルフラウたちの存在を消し飛ばそうとする。

『存在否定』とでも呼ぶべき一撃が収まるとベルフラウたちは吹き飛ばされて床に倒れていた。

 

「なんて威力なんですか……。み、みんなは……」

 

 アティが何とか上半身を起こすが、皆ダメージが大きく動けないようだった。

 

「くぅっ……。やっぱり、あの術を使うしか……」

 

「駄目です、ベルフラウ様! 今あれを使ったらあなたが……!」

 

「でも、このままじゃみんな死んじゃうわ! だったら私が……!」

 

 無色の派閥を圧倒した召喚術を使うしかないと言うベルフラウをクノンが止める。

 今の消耗し傷ついた状態では本当に命を失いかねない。

 だがベルフラウは反論した。

 このまま全滅するくらいなら自分だけが死ぬほうがいいと。

 ベルフラウは痛みを堪えながらサモナイト石に手を伸ばし──。

 

「……動ケマイ」

 

 魔力の糸に絡みつかれて動けなくなった。

 

「イリ、放してよ!」

 

「……ベルフラウ。大人シクシテイロ。我ダケデ充分ダ」

 

 イリはベルフラウを拘束すると、単身飛び出していく。

 その向かう先は──共界線の集合点である柱だ。

 イリは柱に飛びかかるとその口で噛みついた。

 

「くっははははは! ムシケラが何をするかと思えば……ムシケラらしい無駄なあがっ!? ぐあああああああああ!?」

 

 小さなイリの抵抗を嗤って見ていたディエルゴだったが、その嗤い声は突然苦悶の絶叫へと変わり始める。

 何とか身を起こして一体何が起こったのかと見ていた仲間たちだったが、ディエルゴ自身からその理由が語られ何が起きたのかを知ることとなった。

 

「ぐぎぃいあああああ! き、貴様! ま、まさかっ!? 共界線をっ!? 喰らって!? ぐおおおお!? 喰らっているというのかああああああああ!?」

 

 ディエルゴより語られたのはイリが共界線の集合点である柱に噛みつき、共界線そのものを喰らっているということだった。

 

「共界線を喰らうですって!? 有り得ない!! そんなことが出来るわけがないわ!」

 

「でも義姉さん、実際にディエルゴは苦しんでいるわ! ベルフラウ、イリは一体何者何ですか!?」

 

 アルディラは有り得ないと否定するが、ディエルゴが苦しんでいるのが現実。

 ファリエルが真剣な表情でベルフラウに問うがベルフラウにもそんなことは分からなかった。

 

「し、知らないわ。共界線とかそんなこと!」

 

「ぐおおおおお……ム、ムシケラがぁ! 図に乗るなぁ!」

 

 ディエルゴは苦しみに喘ぎつつも力を行使し、イリの頭上に巨大な重りを作り出す。

 落下し始めたそれは島の意志へ刃向かう愚か者に罪の烙印を押す物だ。

 その烙印の名こそ、死。

 

「イリ! 逃げて!」

 

 ベルフラウが叫ぶが落下速度と比べて遅すぎる。

 重りがイリの直ぐ真上まで迫ったかと思うと、重りは床まで落下しきり轟音を核識の間に響かせた。

 

 

 

 誰もその光景を信じなかった──いや、信じたくなかった。

 

「お、おい。嘘、だよな?」

 

 瞬きを繰り返すカイルも。

 目を見開いて口を押さえるソノラも。

 思わず剣を取り落としてしまったアティも。

 

「嘘……よね? だって……イリは私とずっと一緒にいるんだもん。これから……ずっと一緒に……」

 

 その呟きを聞いて護人たちは目を瞑って顔を伏せた。

 誰にもベルフラウにかけるべき言葉が見当たらない。

 

「ふ……はっ……はははははは! ムシケラ如きが、島の意志である我に逆らうからこうなるのだ!!」

 

「イリ! ……イリ……返事してよ……。うぁぁ……ああああああああ!!」

 

 核識の間にはディエルゴの高笑いと、ベルフラウのすすり泣く声だけが響いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「キッキシキシギリギリッ……!! ギシャァァアアアアアアッ!!」

 

 ディエルゴの高笑いが止み、沈痛な面持ちのアティたちの耳にベルフラウの泣き声だけが聞こえていた核識の間に突然耳障りな音が響き渡る。

 その音の発生源は──上だ。

 上を見上げたベルフラウたちに見えたのは天井ではなく、巨大な影。

 核識の間そのものを覆い尽くすほどの巨大な影が揺れると、その大きさにベルフラウたちは目を剥いた。

 

「全知全能! 唯一無二! 絶対……無敵ィィイイイ!」

 

 その白い巨体から伸びる八本の脚が動くと遺跡内部そのものが揺れたのではないかと思うほど床が震動する。

 

「我ッ!! 異識体<イリデルシア>ハッ!! 此処ニ再臨セリ!! ギッギシギシ! ギシャシャシャシャシャ!」

 

 その口から発する異音で大気を震わせ。

 その存在そのものでリィンバウムを震わせ。

 異識体<イリデルシア>が名も無き島に顕現した。

 

 




祝・イリデルシア復活!!
復活条件については伏線おいといたはず。

さて、ここでタイムリミットです。
イリ→ベルフラウの好感度が
一定以上→このまま続行
一定以下→カルマルートへ

一番書きたかった場所かけて満足。

・nameイリ→イリデルシア
 class世界を喰らう者→異識体
 skill
 ????

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