〈八幡 Side〉
あれから、俺、ミカサ、ペトラ、イルゼの四人で俺の家に行き、現在俺は正座させられている。
え? なぜかって? ペトラさんとイルゼさんに今までの起こったことを説明したら、正座しなさい。と笑顔で言われたんだよ…………。
笑顔なのに凄く怖い表情をしているんだぜ。
俺は正座しながら震えている。そして、ミカサも怖がっているのか、俺の側から離れない。
少し涙目になっている………。
よしっ、ここは
「あのだな、そのな。どうしてお前達はそんなに怒っているんだ? ミカサも怖がっているしそのへんでやめないか?」
ペトラ&イルゼ「何か言いました?」
「い、いえ。何でもありましぇん。」
怖いよ…………。どうして、可愛い女の子って怒るとこんなに怖いんだよ。
勇気を出して頑張ったけど勝てなかったよ、ミカサ。
ペトラ「……………はぁ。それで、ハチマンさんはそちらの女の子を引き取ることになったんですよね? ああ、自己紹介がまだだったわね。私は、ペトラ・ラルよ。調査兵団所属でハチマンさんの部下よ。よろしくね。
でっ、こっちのは………って何をしているの?」
イルゼ「えっ? いや、よくよく考えたらハチマンさんの家に来るのこれっきりかもしれないから、よく見ておこうかなと。………ははは。冗談だよ。だから、そんな怖い顔しないでよ、ペトラ。
あっ、私の名前はイルゼ・ラングナーだよ。ペトラの友達で、調査兵団に所属しているハチマンさんの部下だよ。
よろしくね、ミカサちゃん。」
「ほら、ミカサ。挨拶は?」
ミカサ「ミカサ・アッカーマンです。…………よろしくお願いします。ペトラさん、イルゼさん。」
ペトラ「よろしくね。さてと、ミカサちゃん。必要なものを買いに行きましょうか。私達もついていって良いですよね、ハチマンさん?」
ペトラは俺にそう聞いてきた。
「ああ、もちろんだ。どのみちお前達を頼る予定だったからな。女の子に必要なものとかは、俺だと分からなかったしな。それにお前達が来たってことは、今回の一件キース団長も知っているんだろ? 報告しに調査兵団本部に行きたかったし、その間お前たちにミカサの面倒を見るのを頼みたかったんだ。
ミカサ、俺はちょっと仕事があるからその間はペトラ達といてもらえるか? 仕事が終わり次第合流するからな。」
俺はミカサの頭を撫でながら言った。ミカサは嬉しそうにしながら
ミカサ「うん、わかった。ハチマンさんも早く仕事終わらせて来てね。一緒に買い物したいから。」
ああ、ここに天国はあるんだな………。俺はこの子の為なら何でもできる!
ミカサの行動に感動していると両側から体をつままれた。
「いたっ!」
ペトラ「ハチマンさん?」
イルゼ「むー。ミカサちゃん、良いなー。」
「何するんだよ、お前ら。痛いじゃないか。」
ペトラ「別に何でも無いですよ。それじゃあ、行こうか、ミカサちゃん、イルゼ。ハチマンさんはちゃんと報告しに行ってくださいね。それじゃあ、私達は3人で楽しみましょう!」
イルゼ「了解ー! 私も服とか久しぶりに見たかったから楽しみだなー! 早く行こうよ、二人とも!」
ミカサ「うん。また後でね、ハチマンさん。」
「ああ、すぐに終わらせて戻ってくるよ。悪いが、ミカサのことを頼むな、二人とも。
もし、何かあったらすぐに連絡しろよ。
ペトラとイルゼ、ミカサは俺にとって大事な人だからな/// 絶対に守りきりたい奴らなんだよ/// っと、話すぎたな。それじゃあキース団長に怒られてくるわ。また後でな。」
俺は照れのを隠すようにして、調査兵団の本部へと向かうのだった。
〈ミカサ Side〉
私はハチマンさんと別れ、ペトラさんとイルゼさんと買い物に来ていた。
私は今日世界一不幸だと思っていた。大好きな両親が目の前で殺されたのだ。そして、私は誘拐された。大好きな父親と母親が目の前で殺されて、目の前が真っ暗になった。私はこのまま死ぬのだろうと覚悟した。
そうだ。この世界はいつも残酷なんだ。そんなのは昔から分かっていたことだ。そしてその残酷さが私にも襲いかかってきたのだと、全てを受け入れ諦めていた。誘拐されてからしばらくたつと、誰かが来た。その人物は誘拐犯達を倒していった。そして、私を助け出してくれたのだった。
その瞬間暗闇だった世界に光が差した。
そして、この残酷な世界でも幸せなことがあるということを教えてくれた。
それが、私の大切で愛する人との初めての出会いだった。
その後、助けられた私はイエーガー先生に一緒に暮らそうと言われた。しかし、私は助けてくれた人と一緒に暮らしたいと思いその人の服を強く掴んだ。
そうしていたら、私にマフラー巻いてくれて私の今の想いを聞いてくれた。
私はその人と暮らしたいと言った。
その人は、私を一人ぼっちにさせてしまうかもしれないと言った。私は、その人がいなくなったとしても我慢できるからと嘘をついた。
私はその人がいなくなってしまったら絶対耐えられないだろう。
しかし、その人はとても暖かい笑顔で、私が幸せになるまでいなくならいと約束してくれた。
私はこの時、私を助け出してくれた人物ハチマン・ヒキガヤさんに守られるだけではなく、強くなり大事な人を守れるようになりたいと誓うのだった…………。