やはり俺の進撃ラブコメはまちがっている。   作:Seli

19 / 45
今回はミカサ視点から始まります。それと、あと2、3話ぐらいしたら次の104期生のヒロインが出る予定なので、楽しみにしていてください。


19話

〈ミカサ Side 〉

 

私は現在ペトラさん達と買い物しに商店街へと向かっていた。

ペトラさん達は先ほどハチマンさんに言われたことを気にしているのか、顔が赤かった。

ハチマンさんにああいうことを言われると心がすごくポカポカする。

お父さんやお母さんといた時とは違う温かさだ。

ハチマンさんと暮らしていくと、この気持ちが何なのか分かるようになるのだろうか?

ペトラさん達はこれが何なのか分かるのかな?

後で聞いてみよう…………。

 

 

 

ペトラ「それにしてもさっきのハチマンさんのセリフは予想外だったわよ///」

 

 

イルゼ「んー/// あれは反則すぎだよ///」

 

 

「二人とも私と同じで顔が赤いけど、どうしたの?」

 

 

ペトラ「嘘!? そんなに分かりやすい?って、イルゼは顔真っ赤じゃないの。そういうミカサちゃんも少し顔が赤いわね。」

 

 

イルゼ「ペトラだって顔が真っ赤だよ!? 絶対私の方がマシなレベルだよ! 確かにミカサちゃんは、そこまで顔に出てないね~。」

 

 

私は二人にそう言われ自分の顔をペタペタと触ってみた。自分では分からないが、どうやら顔が赤いみたいだ。

 

「自分ではよく分からないけど、二人が言うならそうなのかもしれない。二人に聞きたいことがあるんだけど、聞いてもいい?」

 

 

ペトラ「何かしら?」

 

 

イルゼ「何でも聞いて! 答えられることなら答えるから!」

 

 

私はハチマンさんから貰ったマフラーを強く抱きながら聞いた。

 

 

「ハチマンさんはどうしてあんなに優しいの? 普通の人なら、見ず知らずの人を助けようとはしないし、ましてや私みたいな子供を引き取って面倒を見るってことはしないと思う………。」

 

私の言葉に二人は、最初は驚いていたが、すぐに優しい笑顔で私に言った。

 

 

ペトラ「そうね。私の予想だけど良いかな?

ハチマンさんは、誰よりもこの世界の残酷さを知っていて、人のことが誰よりも好きだからだと思うのよ。彼ね、話しかけられるのは嫌だとか人とはあまり関わりたくないとか言っているんだけど、私やイルゼ、調査兵団の人達が話しかけると凄く嬉しそうにするのよ、ふふっ。」

 

 

ペトラさんに続きイルゼさんが言った。

 

 

イルゼ「そうだねー。ハチマンさんは何て言ったって捻デレだからしょうがないよね!

それに、ハチマンさんはミカサちゃんと似た人生をおくってきたから放っておけなかったんじゃないかな? ペトラとハチマンさんについて本人に聞いた時に家族がいないって言っていたし。」

 

 

私はイルゼさんの言葉に疑問が出てきて聞いた。

 

 

「……………捻デレ? ハチマンさんも家族がいないの?」

 

 

ペトラ「ミカサちゃんには難しかったわね。

『ひねくれながらもデレデレした姿』ってことかな? もうちょっと大きくなったら、意味も分かるわ。 そうね。私達が聞いた時にはいないって言っていたわ。恋人もいないって言っていたし、ずっと一人で生きてきたんだと思うわ。私やイルゼは家族が生きているから、家族がいない生活っていうものがどんななのかは分からないけど、すごく大変なことだと思う。それで、人にあんなに優しくできて救ってくれるんだから、そりゃあほとんどの人が彼を好きになっちゃうわよね。

私とイルゼも、そんなハチマンさんが大好きになって惚れちゃったんだけどね。

ミカサちゃんも多分同じかな?

今はよく分からないだろうけど、大きくなったら分かるようになるわ。」

 

 

イルゼ「ちょっと! ペトラ! 何言ってるのよ///もう/// ったく、恥ずかしいじゃない!

ミカサちゃんの疑問は解決できたかな?」

 

 

「はい。質問に答えてくれてありがとう。ペトラさんやイルゼさんも、私と同じでハチマンさんが凄く好きなことも分かったし、私が好きな人を好きって言ってもらえて凄く嬉しい。

それに、ハチマンさんのことを知ることが出来て良かった。」

 

私は笑いながら、二人にお礼を言った。

 

 

ペトラ「あー、もう可愛すぎでしょう! ハチマンさんが引き取ることを決意した理由も分かる気がするわ! ミカサちゃん、愛くるしすぎでしょ!」

 

 

ペトラさんがそんなことを言いながら、私に抱きついてきた。

 

 

「んぐっ、ペトラさん、苦しい。」

 

 

イルゼ「ちょっと、ペトラ! ズルいわよ! 私だってミカサちゃんを抱きしめたいのに! 変わってよ!」

 

 

ペトラ「分かったわよ…………。ほら。」

 

 

 

ペトラさんが私から離れ、今度はイルゼさんが抱きついてきた。

 

 

イルゼ「んー。ミカサちゃんフカフカだー。

抱き心地最高だよぉ。このまま家にお持ち帰りしたい。」

 

 

 

「ふぎゅ。イルゼさんも苦しい。」

 

 

イルゼ「あっ、ごめん! 気持ち良くて強くしすぎちゃった。大丈夫、ミカサちゃん?」

 

 

私がそう言うと、イルゼさんは離れ心配してくれた。

 

 

「んっ、大丈夫。ちょっと苦しかっただけで、抱きつかれるのは嫌じゃない。それより、商店街にもうすぐ着くよ? 」

 

 

私は首をかしげながら言った。

 

 

ペトラ「本当に可愛いわね。ミカサちゃんがおおきくなったら、ハチマンさんは絶対にタジタジね…………。

そうね、そこの服屋から行きましょうか?

イルゼも良いかしら?」

 

 

イルゼ「ミカサちゃん、可愛すぎだよ。

うん、良いよ! 行こう、ミカサちゃん!」

 

 

「…………うん!」

 

 

私は、ハチマンさん、両親の次に大好きになった二人と共に商店街で買い物をするのだった…………。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。