今回はヒロイン3人との掛け合いです。
〈ハチマン Side〉
俺はキース団長との話を終えて、急いで商店街に向かった。そして、商店街に着きミカサ達を探していた。探しまわっていると、服屋で服を見ているミカサ達を見つけた。
「ミカサ! ペトラもイルゼも待たせたな。団長との話が長引いて、遅くなってしまいすまなかった。」
ペトラ&イルゼ「お疲れ様です、ハチマンさん。」
そう話ながら近づくと、ミカサ達は俺に気づきミカサが胸に飛び込んできた。
ミカサ「ハチマンさん!お帰りなさい!」
「うおっと。ただいま、ミカサ。今は何をしているんだ?」
俺はミカサを抱き留めながら言った。
ミカサ「ペトラさん達と服を見ていたの。これが良いっていうのが何種類もあって。ハチマンさんも一緒に選んでくれない?
私だけのではなく、ペトラさんとイルゼさんの服も一緒に。」
イルゼ「ミカサちゃん、良いアイデアだよ! ハチマンさん!ってな訳で、私達の服も選んでください!」
ペトラ「ちょっとミカサちゃん!?いったい何を言っているの!? イルゼまで!」
「お、おう。それは別に構わないが、俺は服のセンスとか無いからあまり期待するなよ?」
イルゼ「大丈夫ですよ、ハチマンさん! ハチマンさんに選んでもらうことに意味があるんですから! ねー、ミカサちゃん!
ペトラは何か嫌がっているみたいだから、私達だけで行こう!」
ミカサ「うん、イルゼさんの言う通り。早く行こう、ハチマンさん!」
イルゼとミカサは俺の腕を引っ張って店の中に行った。
「うおっ、お前らいつの間にそんな仲良くなったんだ? わ、分かったから、そん引っ張るな、二人とも! っておい!」
ペトラ「なっ!? ちょっと、貴女たち! 待ちなさいってば!」
ペトラも俺たちの後を追うように店に入り、みんなで楽しく服を選ぶのだった…………。
服を選び終わり、3人は満足そうな顔をしていた。3人は仲良くお店楽しんだみたいだ。外を見てみると辺りは暗くなってきていた。
ねぇ、女子ってどうしてこんなに買い物長いのかな? しかもやたら元気だし。
でも、まあ3人とも楽しそうで良かったよ。ミカサはすごく嬉しそうだし、ペトラとイルゼには感謝だな。それにアイツらも任務でつらいことがあったからな…………。忘れろとは言わないが、楽しんで怖かった気持ちが少しでもやわらいでくれるといいがな…………。
俺が3人の姿を微笑ましそうに見ていると、3人が俺の所へ集まってきた。そして、ミカサがペトラとイルゼに背を押されモジモジしていた。
ん、どうしたんだ、ミカサの奴? すごく可愛いんだが…………。
「えっと、どうしたんだミカサ?」
ペトラ「ほら、ミカサちゃん。ハチマンさんに言いたいことがあるんでしょう?」
イルゼ「ミカサちゃん、ファイト!だよ!」
ミカサ「………………えっと、ハチマンさん! これを受け取ってください!」
ミカサは頭を下げて、俺の前に包装された箱を出してきた。
これは、一体?
「これはいったい? 開けても良いか?」
ミカサ「………はい!」
俺はミカサから受け取り、箱を開けるとアクセサリーが入っていた。翼の形をしている首飾りだった。
「カッコいい首飾りだな。一体どうしたんだこれは? 俺がもらってもいいのか?」
ミカサ「うん! ハチマンさんは私を救ってくれてありがとう! これからたくさん迷惑かけると思うけど、よろしくお願いします。これは私をハチマンさんが家族として迎えてくれたお礼です。だから受け取ってください。」
ミカサはとても明るい笑顔で俺にそう言った。
そっか…………。俺が生きてきたのは間違いではなかったんだな。
俺はミカサを抱きしめた。
ミカサ「ハチマンさん!?///
…………………暖かい……………………」
「ありがとな、ミカサ。大事にするよ。その首飾りを俺の首に付けてくれないか?」
ミカサ「分かった。んしょっと。出来たよハチマンさん。うん、よく似合ってる!」
「ありがとな、ミカサ。一生大事にするよ。あっ、そうだ。ミカサにも俺からプレゼントだ。もちろん、服以外のな。受け取ってくれるか?」
俺はそう言って、先ほど買った3つのプレゼントのうち、ミカサ用の奴を出して渡した。
ミカサ「わぁ………! ハチマンさん! 開けても良い?」
俺は頷き、ミカサに袋を開けるよう促した。
ミカサはプレゼントを開けると
ミカサ「可愛い花だ…………。ひまわりの髪飾りかな………?」
「ああ。ミカサに似合うと思ってな。ほら、つけてやるから貸してみろ。」
俺はミカサから髪飾りを受け取り、髪につけた。
「うん、よく似合ってるぞ。ミカサ。」
ミカサ「ありがとう、ハチマンさん。マフラーと一緒に大事にするね。」
俺はそんなミカサの頭を撫でて、ペトラとイルゼと向かい合った。
「ああ、それと、そのだな……………。ペトラとイルゼにも感謝している。ミカサの面倒を見てくれたし、何だかんだ言ってこんな俺の話相手や部下になってくれてありがとう。これはそのお礼だ。受け取ってもらえるか?」
俺は少し顔が赤くなるのを感じながらそう言った。
俺はミカサのプレゼントと一緒に、ペトラとイルゼのプレゼントもそれぞれ買っていた。
この二人にも感謝しきれない恩があるからな………。
ペトラ「……………え? これ、私にですか?」
イルゼ「もらっても良いんですか………?」
ペトラとイルゼは、この展開が予想外だったのか固まっていた。
「ああ。ペトラとイルゼに似合うかなと思って、俺が買ったものだからな。お前達の趣味に合わなかったら捨ててくれてもかまわない!」
ペトラ「絶対にそんなことしません!」
イルゼ「そうですよ! 私達のことを何だと思っているんですか!」
「…………お、おう。お前達のプレゼントだから開けてみてくれ。」
俺がそういうと二人はプレゼントを開けてみていた。
イルゼ「わぁ! 綺麗な赤い宝石が付いているブレスレット………。ありがとうございます、ハチマンさん! 凄く嬉しいです! 一生大事にしますね!」
イルゼは凄く嬉しそうにして、すぐに身につけていた。
ふぅ…………。
良かった。イルゼは喜んでくれたみたいだ。
ペトラの方はどうだろう? と見てみると
ペトラ「……ひっぐ。……………ぐすっ。」
泣いていらっしゃるだと!?
もしかして泣くほど嫌だったとか?
「ペ、ペトラさん? だ、大丈夫でしょうか? もしかして、嫌だったか?」
ペトラ「………ひっく。違います。嬉しかったんですよ。………ぐすっ。 ちゃんと私のこと考えて選んでくれたプレゼントってのが分かったら、何か涙が溢れてきちゃって…………。
だって、私、ハチマンさんと出会った時から失礼なことばかりしかしてなかったですし、焼きもちやいちゃって、いつも怒ってばかりですし…………。」
なんだよ、そんなことか。
良かったよ、プレゼントが嫌すぎて泣いたとかじゃなくてな。もし、そうだったらハチマンショック受けすぎて自殺するまであるぞ…………。
ミカサ「ハチマンさん、ペトラさん泣かせたらダメ。」
って痛いよ、ミカサさん!
お願いだから怒った顔でつねらないで!
っといけないな。
俺はペトラの頭を撫でながら笑顔で言った。
「そんなことで嫌う訳ないだろうが。お前と出会ってから、俺の人生すごく楽しくなったんだぞ。こんなボッチ野郎に話かけてくるなんて、お前かイルゼぐらいだぞ。感謝こそすれ、嫌う理由はないぞ。だから、その感謝の証にそれを受け取ってくれよな。」
ペトラ「……………は、はい///」
ペトラは涙を拭いながらそう言い、碧いイヤリングをつけた。
ペトラ「どうですか? 似合ってますか?」
「ああ、とても綺麗で似合ってるぞ。」
ペトラ「あ、ありがとうございます///一生大事にします!」
「おう。喜んで何よりだ。さてと、暗くなってきたし帰ろうぜ。ペトラとイルゼも家で飯食べていけよ。腕によりをかけて作るからな!
よしっ、みんな行こうぜ!」
ミカサ&ペトラ&イルゼ「うん(はい)!」
俺の問いかけに3人は眩しい笑顔で答え、家へと帰るのだった。
俺は3人を見て、ここには前世から俺が追い求めた本物があるんだなと思い、何があっても守りきることを誓うのだった…………。