やはり俺の進撃ラブコメはまちがっている。   作:Seli

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今回は新しいヒロインが出てきます(*´∀`)


24話

〈ハチマン Side〉

 

俺がこの牧場に来て、二週間ぐらいたった。

この二週間で何故かは知らないが、牧場内で俺のことを知らない人はいないほど、有名人になってしまった…………。

え、何故かって?

そりゃあ、やり過ぎて牧場の傾いていた経営を立て直し黒字にしたからだよ。

何か女性客が、やたらミルクとか色々な物を買いにくるようになったんだとか。

何でなんだろ? まあ、売り上げ上がったから良いか。

 

そのうえ色々な人に親切にしていたら、凄く気に入られたんだよな………。

 

牧場の人はもちろん、近所の悪ガキどもにも気に入られましたよ。

アイツら、ヒストリアのこと本当は好きなくせに、石とか投げて苛めてやがったから、OHANASHIしましたよ。そして、泣かせて二度としないことを誓わせました。

俺の女神(ヒストリア)を苛めることは誰だろうと許さんぞ!

国王兼父親だろうと、ヒストリアを苛めたら俺は容赦しないからな…………。

ヒストリアをこんな扱いしやがって、あのバカ父には説教が必要みたいだ! おっと、いつの間にか変な方向に熱くなってしまったな……。

 

 

話は戻るが、先ほどの悪ガキどもを説教して泣かせた訳だが、次の日からアニキ!って慕われるようになったんですよ…………。

なぜなんだ!? アイツらドMなのかな?普通あそこまで怒られたら、トラウマになるレベルだぞ…………。

そこは本人達が気にしてないから良いのか………?

俺が気にしたら負けだな。

ガキどもは、俺の言うこと聞いて仕事覚えていってくれているし、ヒストリアを苛めなくなったから良しとしよう。

 

 

それで最後に、ヒストリアの母親についてだ。

アイツだけはマジで許せなかったぞ。ヒストリアを産んだ母親だろうに、育児放棄してやがる。

そのうえ、俺のアドバイスを参考に母親に甘えるという行為を実行したヒストリアを突き飛ばし叩こうとしてたからな。

当然止めに入って、OHANASHIしましたよ。

そしたら気に入られて、「私のところへ来ないか?」って言われたが、「私はヒストリア様のお世話役ですし、立派になるまでヒストリア様のお側から離れるわけにはいきません、ごめんなさい!」と丁重にお断りしちゃったよ………。

そうしたらヒステリックに何か奇声をあげてこの牧場かは出ていって、今は違うところで住むようになったらしい…………。

その時ヒストリアは、顔を真っ赤にしてたが一体なんだったんだ? まあ、気にしても仕方ないか。

 

 

そして雇い主の娘に反発したから、流石にクビになるかな~?と焦ったが、ヒストリアを筆頭に、牧場のみんなが反対してくれたらしい。

おかげで何とか助かったんだが……………。

現在別の問題が起こってます。

 

「…………ヒストリア様。掃除中に付いて来られても困るのですが…………。」

 

 

ヒストリア「ヴァレイがどんな風に掃除しているか見たいんだけど、ダメかな?」

 

 

「毎回そのように何かと理由をつけて、私の行く先々付いてきますよね?」

 

 

ヒストリア「うっ………………。別に、良いでしょ! 私はヴァレイといたいの! それが理由だとダメかな!?」

 

 

ヒストリアは開き直ってそう言った。

 

 

そうなんだよ…………。一番の問題は、ヒストリアに懐かれて、忠犬の如く俺に付いてくることなんだよ。俺にベッタリで、何するにしても近くから離れないんですよ…………。いつの間にか呼び捨てになってるし。

俺が寝て起きたら、いつの間にかヒストリアが目の前で寝ていたりするからな。

あの時は流石に驚いたぞ。

それで、朝から晩までヒストリアが側にいる状態な訳ですよ。

完全に依存されてる気がするな………。

このままでは不味いことになりそうだから、いい加減対策するとしますか。

ここは心を鬼にして言わないとな。

 

 

「そのような理由で、私といたいというのは、ダメでございます。ヒストリア様の為にもなりませんし、ハッキリと申しますが仕事の邪魔になり迷惑です。」

 

 

 

ヒストリア「うぐっ………! むー。そこまで言わなくて良いでしょー! ヴァレイのバカー!そんなイジワル言う、ヴァレイなんて大嫌い!

もう知らない!」

 

 

ヒストリアは俺の言葉にショックを受けて、涙目で怒りながら外へと飛び出していった………。

 

 

「ヒストリア様! どちらへ行かれるのですか!?」

 

俺はヒストリアを追って外に出たが、見失ってしまった。どれだけ逃げ足早いんだよ、アイツは!

しかし、大嫌いだとさ。

ふっ、めちゃくちゃ効くじゃねーか。

俺はショックのあまり、その場で膝をついて頭を下げた。

女神(ヒストリア)に嫌いって言われるのはなかなか堪えるな~。

 

 

???「あれはヒストリア? あんなに走ってどこに行くのかしら?………… キャッ! どうして見知らぬ人が倒れているの!?

って何かブツブツ言ってる?

あの~ 大丈夫ですか?」

 

 

だいたいどうしろって言うんだよ。ヒストリアの為を考えたらああいう風に言うしか無いじゃないか!

俺に依存しかけてるのは分かってたし、ここにずっといる訳ではないから俺がいなくなっても、生きていけるようにしないといけないんだよ!

その為に心を鬼にして言った結果がこれだぜ…………。

とんでもないカウンターをくらっちまったぜ。

 

 

 

???「もしもーし! 大丈夫ですか? 私の声聞こえてますか?」

 

 

 

そういえばミカサは元気にしてるだろうか?

休みの日が当分取れそうに無い為、日にちが空きすぎて怒られそうだな………。

よしっ、帰ったらミカサの言うことを聞いて機嫌を取ろう。ミカサにまで大嫌いって言われたら、間違いなく俺はその場で死ぬことができるな。

 

 

???「むー。仕方ない! えいっ!」

 

 

「うおっ!」

 

 

何者かが俺の顔を両手で持ち、顔を上げさせた。

 

 

???「やっと気づいてくれた! 大丈夫ですか?」

 

 

目の前にはヒストリアとよく似た黒い長髪の女性がいて、笑顔で俺に話しかけてくるのだった…………。

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