やはり俺の進撃ラブコメはまちがっている。   作:Seli

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次の話で、ウォール・マリアの壁が壊される時期の話に突入する予定です!

それと眠い状態で書いたので、誤字脱字があると思います!
あったら報告してくださいm(__)m


29話

〈ハチマン Side〉

 

俺は現在ヒストリアの目の前で正座をしている。前には、目のハイライトが消えたヒストリアがいる。

 

ヒストリア「ヴァレイ? もう一度言うよ。 いったい何をしていたのかな? 」

 

 

「フ、フリーダ様が気絶されて体調が優れないのかと思いまして、怪我をしないように抱えました。それと、先ほどのは事故でございます。」

 

 

俺は冷や汗をだらだらと流しながら答えた。

 

ヒストリア「ふーん。ヴァレイは事故で、そこの綺麗なお姉ちゃんとキスするんだー。へー、そうなんだー。」

 

 

ヤバイよ、ヤバイよ…………

ヒストリアの目から更に光が消えた気がするよ。

どうする!?フリーダは顔を真っ赤にして、目をぐるぐるさせながら気絶をしていて役に立たないし、

どうにか切り抜けないと俺の命が無くなってしまう…………。ここは、ヒストリアの機嫌を取りにいくとしよう!

 

 

「ヒストリア様? あれは事故だったのでございます。だから、気にする必要はありません。

それと今日の晩御飯は、ヒストリア様の好きな物をお作りしようと思うのですがどんなでしょう?」

 

 

よしっ! こう言えばヒストリアはきっと乗ってきてくれるはずだ!

そして、上手いこと誤魔化して忘れさせよう!

 

 

ヒストリア「そんなことは良いから、答えて。キスした上で、そのお姉さんをいつまで抱きしめているのかな?」

 

 

 

…………はい、無理でした。

 

ヒストリアの目に光が戻らず、更に別のことを追及された。

 

あれー? いつもなら大抵これで機嫌が直るはずなんだけどおかしいなー?

今日は凄く不機嫌じゃないですかやだー。

それとヒストリアさん、これは抱きしめているのではなく、倒れてきたのを受けとめたってのが正解です。それを信じてもらいたいんだけど、無理だろうな~。

仕方ない。ここはヒストリアに素直に聞いた方が良さそうだ。

 

 

「ヒストリア様? 何をそこまで怒っているのでしょうか? 私がフリーダ様を介抱しているだけで、唇が当たったのも事故でございます。

ヒストリア様がそんなに怒る理由が分からないのですが…………………。」

 

 

ヒストリア「そうなんだー。私が怒っている理由が分からないなんて、ヴァレイは鈍感すぎるよ! だいたい、お姉さんばかりキスされたり抱きしめられたりしてズルいよ! 私もして欲しい!」

 

え、なんなのこの子? 目のハイライトは戻ったけど、怒りながらとんでもないことをいい始めたぞ……………。大丈夫かな? ヒストリアの将来が心配だよ、お兄ちゃんは。

ってそんな心配より俺の心配だよ!

ヒストリアが言い出したら、実行するまでこの子は諦めないからな!

もし、実行したとしよう。間違いなく俺は捕まり、処刑されますね……………。

そして、ヒストリアの言ったことを実行しなかった場合を考えてみよう。

ヒストリアのハイライトが消える→闇トリア降臨→俺の命が消える

どちらを選んだとしても、俺の未来はお先真っ暗じゃねーか。

どうにか妥協点を探すしかないか……………。

くそっ、こうなれば勢いでいくしかない!

 

 

「分かりました。ヒストリア様、フリーダ様をベッドに寝かせてきます。その後お相手します。よろしいですか?」

 

ヒストリアが頷いたのを確認し、俺はフリーダをお姫様抱っこでベッドへと運ぶのだった。

 

まあ、その間ヒストリアの目から光が消えて、ムスッとしていたんだけどな………

 

そして現在、ヒストリアに言われたとおりに抱きしめている。

 

ヒストリア「えへへー♪」

 

 

彼女は先ほどの表情が嘘のように、ニコニコしている。ヒストリアさん? 顔がだらしなさ過ぎて、鼻水やヨダレが出てますよ?

俺はヒストリアの顔を拭きながら言った。

 

 

「ヒストリア様、人に見せられない顔になっていますよ。拭くのでじっとしていてください。……………これで、よしと。綺麗なお顔になりました。」

 

 

ヒストリア「むー! 子供扱いしすぎだよ、ヴァレイ! 私はれでぃーなんだよ!」

 

 

ヒストリアは頬を膨らませながら言った。

 

 

「レディーは自らアピールなどしませんよ?

それにヒストリア様は、そんな風に大人ぶらなくても将来お綺麗になると思いますよ。」

 

俺が笑顔で言うと、ヒストリアは顔を真っ赤にしながら返事した。

 

 

ヒストリア「んー/// 急に言うなんて反則だよ///」

 

 

全く可愛すぎるだろ.... 。

やれやれ約束もしちまったし、仕方ないか。

俺がしてキモイって言わないでくれよ。

 

 

ヒストリアの頭に手を置き、俺は彼女の額に口づけをして離した。

 

 

「約束しましたからね。これは私からヒストリア様へのプレゼントです。」

 

俺がヒストリアにそう言うと、彼女は顔を真っ赤にしてフリーズした。

 

ヒストリア「///////////」

 

すると背後から物凄い殺気を感じると声がした。

 

 

フリーダ「起きてみたら……………。いったいヒストリアに何をしていたのかしら? 私に口づけをしたと思ったら、次はヒストリアにしてから浮気なの?」

 

 

うわー。姉妹揃ってこの反応ですか…………。

しかも間の悪すぎるタイミングで起きるんですか?

ってか浮気って何ですか? 私と貴女結婚すらしてないし、付き合っても無いよね?

どうしてそうなったのか、ハチマン知りたいな。

ってアホなことを考えている場合じゃない!

 

俺は意を決して、背後から殺気を放つフリーダを説得するために行動を開始するのだった…………。

 

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