やはり俺の進撃ラブコメはまちがっている。   作:Seli

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今回の話以降、原作から大きく展開が変わります。
ご都合主義で、HACHIMAN無双の原作崩壊しまくりなので、嫌な方は見ないことをお勧めします。


それでは32話始まります。


32話

〈ハチマン Side〉

 

俺はグリシャさんの家の近くに来て高い所から状況を確認していた。

辺りの家は壁の破片が当たり、ほとんど原型も無く崩れていた。

何て現状なんだ…………。

ミカサ達は無事なのか?

頼むからみんな無事でいてくれよ……………。

 

俺はミカサ達を探していると、男の子と女の子の叫び声が聞こえた。

この声は………… ミカサとエレンか!?

声がする方向へ向かうと、ミカサとエレンを抱えて逃げる兵士が見えた。

ミカサとエレンの無事が分かり俺は安堵した。

ふぅ、無事で良かった…………。

ん? ミカサとエレンが、同じ方向を向いて何か言っている?

 

 

俺はその方向を見ると、見覚えがある顔をした金髪の巨人がカルラさんの体を持ち上げて食べようとしていた。

 

あの巨人は!? それにあれはカルラさん!?

ちっ! 何の因果だよ、クソッたれが!

ちくしょうが! 笑えないぞ!

あの人にカルラさんを殺させてたまるか!

 

俺は立体起動装置を使い、巨人へと向かいカルラさんが食べられようとした直前、巨人の口の中へと飛び込み血が周りへ飛び散るのだった…………。

 

 

〈ハチマン Side out〉

 

 

〈カルラ Side〉

 

エレン達は逃げたみたいね………。良かった。

私もエレン達と生きたかったな………。

ごめんなさい、グリシャ。私は先に逝くわね。

私は諦めて死を受け入れて目をつむった…………。

しかし、いつまでたっても意識が無くならない。

私は不思議に思い目を開けると、目の前には剣を巨人の口の中に突き刺し、左手で私の体を掴み、右手と体を使い巨人の口が閉じないようにしている少年の姿があった。

 

 

ハチマン「………ふぅ。何とか間に合った……。マジで間一髪だったぞ。大丈夫ですかカルラさん?」

 

 

「貴方は…………ハチマンくんよね?」

 

 

髪の色や髪型は違うし、メガネをかけていて目が赤くなっているから別人に見えるけど、この人物はハチマンくんの雰囲気に非常に似ていた為、自然と彼にそう確認をしていた。

 

 

ハチマン「カルラさん一体何言ってるんですか? 俺のこと忘れたんですか? なかなか帰ってこないからって新手のイジメですか? 泣きますよ……………って、そういや変装してたの忘れてました…………。ハチマンですよ、まあ今は変装をとく余裕とかないんで、とりあえずここから出ますよ。すみませんが、少しの間我慢してじっとしててくださいね。」

 

 

彼は、そう言い、もう一枚の兵士の剣みたいなのを巨人の下に刺して、痛みで巨人が口を開いた瞬間私をお姫様抱っこし外に飛び出した。

 

 

「へ? ちょっ、ちょっと/// ってきゃあぁぁぁぁぁ!」

 

私は目をつむりながら叫んだ。

すると、彼は兵士が使う道具を使い近くの壊れていない建物の屋根の上に着地した。

 

 

ハチマン「ふぅ。大丈夫ですか、カルラさん?

ミカサとエレンは兵士が連れて行っていたので何とか大丈夫そうですね。」

 

 

「え、ええ。ただ足が潰されていて、歩くこともできないわ………。」

 

 

ハチマン「そうですか。なら、カルラさんと逃げるために、あの巨人をまずどうにかしないといけないですね。」

 

ハチマンくんは、先ほど私を食べようとしていた巨人を見ながら言った。

その巨人は、こちらの方を見ながら歩いて来ていた。

 

 

「そんな! 危険よ! ハチマンくんだけでも逃げなさい! 貴方に何かあったらミカサが悲しむわ! 私のことは良いから、逃げなさい!」

 

 

 

ハチマン「大丈夫ですよ。貴方に何かあったら、エレンやミカサ、グリシャさんが悲しみますから絶対に守ります。エレンに俺やミカサみたいな想いをして欲しくないですから。

それに、あの巨人にはもうこれ以上人を殺して欲しくないですから………。」

 

 

ハチマンくんは、一度も私達に見せたことが無い、悲しい顔をしながら言った。

 

 

カルラ「ハチマンくん…………?」

 

 

この子は、何かとんでもないことをするのではないのかと私は不安になった…………。

 

 

彼は、私の体を屋根の上に優しくおき、私を庇うようにして、いつの間にか近くまで来ていた巨人と対峙していた。

 

 

「…………! ハチマンくん! 何をするつもりなの!? 私を置いて早く逃げなさい!」

 

 

ハチマン「大丈夫です。貴方は俺の命に変えたとしても守ります。」

 

彼はそう言うと、腰から長い刀を抜いて巨人へと向けた。そして、彼の表情を見てみると、目が更に赤くなっていた。

こちらに向かっていた巨人は、そんな彼の姿を見た瞬間動きがピタリと止まった…………。

 

 

「……………え? 動きが止まった?」

 

 

 

巨人はハチマンくんの姿を見て、驚いたような顔をしていた。そして、

 

 

 

巨人「…………アチ…………アン。オエンネ………。」

 

 

巨人は何かを喋り、私達がいる方向とは逆方向に向かって歩き始めた。その行動にハチマンくんが反応した。

 

 

ハチマン「………! 待ってください!

どうして………貴女が謝るんですか…………!

謝らなければならないのは、私の方なのに……………。」

 

 

彼は、物凄く辛そうな顔をしながら言った。

彼の言葉は、巨人に届くことは無く巨人は去っていくのだった。

 

 

「ハチマンくん………大丈夫?

それにさっきの巨人は? 何か知っているの?」

 

 

ハチマン「……………はい、大丈夫です。先ほどの巨人についてはよく分かりません………。ただ、知り合いに似ていたものでしたから、ついつい話しかけてしまいました………。壁が壊されて少し動揺したみたいです。

とりあえず、巨人も去りましたしエレン達と合流しましょう。すみませんが、もう一回抱き抱えますね。失礼します。」

 

 

「分かったわ。それとありがとう、助けてくれて。私が生きていられるのはハチマンくんのおかげよ。重いかもしれないけど、よろしくね。」

 

 

私は彼に再び抱き抱えられ、エレン達と合流するために移動するのだった…………。

 

 

〈カルラ Side out〉

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