やはり俺の進撃ラブコメはまちがっている。   作:Seli

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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしますm(__)m
進撃の巨人のクロスと夫婦以上、恋人未満。の方を頑張っていきますのでよろしくお願いしますm(__)m


38話

〈フリーダ Side〉

 

礼拝堂でお祈りを捧げていた私達家族の前に現れたのは、ヴァレイではなかった…………。

 

 

???「初めまして。グリシャ・イェーガーです。貴方達、レイス家にお話があります。私の話を聞いていただけませんか?」

 

 

グリシャさんと呼ばれた人物は、父と母と話をし始めた。私達は離れた位置で聞いていると、グリシャさんの怒り声が聞こえた。

 

 

グリシャ「どうして貴方達は分からないんだ! やはりこうなる運命なのか…………。『始祖の巨人』の力をもらいます。」

 

 

グリシャさんはそう言い、右手のひらにメスを刺して巨人化した。

 

末妹を抱き抱えていた母をいきなり踏み潰し血が飛び散った。

 

 

え………………?

 

 

父が此方へ大声で叫びながら、向かって来ている。巨人化したグリシャさんは、父を踏み潰そうとしていた。

 

 

 

フリーダ「Aaaaaaaa!」

 

 

私は叫びながら、手を噛み巨人化して目の前の巨人に殴りかかり吹き飛ばした。

巨人は、床に倒れこみ私は馬乗りになる形で更に殴り続けた。

コイツはここでやっておかないと間違いなく大変なことになる気がするわね。これ以上、犠牲を出さない為にも絶対に勝たなくては!

更にスピードを上げて殴り続けていると、彼はカウンターで私の頬を殴り吹き飛ばした。私が飛んだ方向をちらりと見て確認してみるとそこには、父や弟、妹達がいた。

私は、避けようにも避けれず、家族がいる場所へと落下してしまった。

 

…………そんな! 私は何てことを!

私は急いで皆の安全を確認してみると、父の姿は確認出来ず、弟、妹達は皆息絶えていた。

 

私が殺してしまったの…………? 私のせいで皆が………!

私は何の為にこの力を受け継いだの?

家族を守って、先祖の思考に飲み込まれないように生きていくって決めたのにこの力で家族を殺めてしまうなんて……………………。

私がこの力を手に入れたのは無意味だったの?

この力なんて失くなってしまえば良いんだわ。

 

 

私は全てに絶望し諦めた。すると、目の前の巨人が私の脊髄を補食しようとこちらに向かって来ていた。抵抗する気持ちも無く、死を受け入れて待っていると叫び声が聞こえた。

 

 

???「Gaaaaaaaaa!」

 

 

次の瞬間私を補食しようとしていた巨人は吹き飛ばされた。驚いて何が起こったか確認してみると、女型の巨人が私とグリシャさんの間に入ってグリシャさんと対峙していた。どうやら、蹴りで彼を吹き飛ばしたみたいだ。

そして近くから声が聞こえた。

 

???「うわぁ。容赦ないな。あの蹴り食らったら、絶対一溜りも無いですね。周りは、酷い惨状ですね…………………。お怪我はありませんか?」

 

 

フリーダ「………!!」

 

近くから声が聞こえ其方を向くと、私の愛する人が立っていた。

ヴァレイがどうしてここにいるの!?

危ないから逃げなさい!

私は彼を逃がそうと体を起こし動かそうとしたが、

 

 

ヴァレイ「はい、ストップです。ここでじっとしていてください。それと、チクッとしますが少しの間我慢していてくださいね。」

 

 

彼は私を引き止め、いつの間にか背後に回り込み注射器みたいなものを脊髄部分に刺していた。

何をしているの? 痛みは無いから大丈夫だけど、彼の行動に私は内心驚いていた。

 

 

 

 

 

ヴァレイ「…………大丈夫ですから、安心してください。よし、回収完了っと。って、アッチがヤバそうだな。貴女はそこでゆっくり休んでいてください。事情は後から説明します。」

 

彼はそう言い、腰に付けていた兵士が使う立体起動装置を使い、グリシャさんを吹き飛ばした女型の巨人の肩に乗り、何かを話しかけていた。

ヴァレイ………… 一体彼は何者なの?

巨人のことについても何か知っているみたいだし、どうして女型の巨人と共闘しているの?

私達に隠し事をしていたの?

私は彼のことが分からなくなっていた………。

彼がいる方向を見ていると、女型の巨人と共闘しグリシャさんを一方的に圧倒していた。

少しして、彼はグリシャさんを体と頭以外の部分を切り落とし無力化させた。

そして、彼は女型の巨人の肩に乗り何か話しかけ、その後グリシャさんの近くに行き話しかけると、巨人化を解除して人の姿に戻るのだった。それを確認した後、彼は私の近くに来て刀を取り出し話しかけてきた。

 

 

ヴァレイ「大丈夫ですか? 命に別状は無いようですね………………………。それと、すみません。助けるのが遅れてしまい、貴女の大事な人達が亡くなってしまいました。これは、主人達を守れなかった私の責任です。今日でレイス家の使用人を辞めさせていただきます。それでは失礼します。………………すみませんでした。

 

 

……………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

 

聞こえてないかもしれませんが、貴女は生き続けてください。」

 

 

彼は辛くて悲しそうな顔をしながら、小声で何かを言い、私の心臓に剣を突き立てた。

 

 

…………ヴァレイ、どうしてなの…………?

 

 

私の意識は、そこで途切れるのだった…………。

 

 

〈フリーダ Side end 〉

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