やはり俺の進撃ラブコメはまちがっている。   作:Seli

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皆さんお久しぶりですm(__)m 更新を再開しました。
のんびりと投稿していきますので、今後もこの作品を宜しくお願いします!


43話

〈ハチマン Side〉

 

俺は朝ごはんを食べて久しぶりに調査兵団の衣装に身を包み、出かける準備をしていた。

 

 

 

「こいつを着るのも三年ぶりか………

はぁ、働きたくない。二十歳過ぎたから転職しようかな………。調査兵団はマジでブラックだし」

 

 

 

ルフィア「もう、朝から何いってるのハチマンくん!って、似合ってるね~! 調査兵団の衣装に身を包んでいるところ初めて見たよ!カッコいいね! カルラさんもそう思いますよね?」

 

 

カルラ「そうだね。うん、似合ってるよハチマンくん! その姿を見るのは久しぶりだけど、やっぱりハチマンくんは調査兵団の衣装を着てるのが一番だね!」

 

二人に誉められて照れくさく、何とかお礼をいった。

 

「ありがとうございます。お二人にそう言われて嬉しいです。俺が眠っている間に子供達の面倒も見ていただき助かりました。

そのうえ、俺の面倒も見てもらってとても感謝してます」

 

 

ルフィア「・・・・ハ、ハチマンくんがデレたよ、カルラさん! あのひねくれているハチマンが素直にお礼を言うなんて!

今日は絶対雨が降るよ!」

 

おい、このやろう。人が素直にお礼を言ったのに失礼な人だな! ヒストリアと一緒で思ったことをズバズバ言いすぎじゃないですかね!? ハチマンのメンタル削られて泣いちゃうよ?

まあ、この人の場合悪気が無く、純粋に言うからたちが悪いんだよな~。「笑顔なんて可愛すぎて、勘違いして告白しフラれるまである」

ホント反則すぎでしょ、あの笑顔。

ん? ルフィアさんの顔が赤いんだけどどうしたんだ? もしかして怒ってる?

 

 

ルフィア「ハ、ハチマンくん!? き、急に可愛いって一体何をいってるのかな!?」

 

あれ? 聞かれてた? マジかよ…………。黒歴史確定じゃねーか。穴があったら入りたい。そりゃあ、俺からこんなキモいこと言われたら顔を真っ赤にして怒りますよね~

ルフィアさんにまで嫌われたら、ハチマン耐えられない。

考え事をしていると頭に衝撃が来た。

 

「痛ぇ!」

 

カルラ「何朝からイチャついてるんだい、アンタらは。私がいるの忘れてないかい、ハチマンくん?それに私の前で平然とルフィアを口説くとは良い度胸だね」

 

 

どうやらカルラさんに拳骨をくらったようだ。笑顔なはずなのに、カルラさんの背後に黒いオーラが出てるんですが…………。何でカルラさんはそんなに怒ってるんでしょうか?

これ以上怒らせると絶対にヤバいから、とりあえず謝らないと!

俺は即座に土下座して、カルラさんに謝った。

 

「す、すみませんでしたぁぁぁぁぁ!」

 

土下座がやけに綺麗すぎるだって? もう慣れたからだよ! ペトラとイルゼが怒って目のハイライトさんが消えた時に、どれだけ土下座して謝ったことか。あの時のことを思い出したら…………。 やべぇ、目から汗が出てきたよ。

 

 

ルフィア「ハチマンくん!? 何してるのかな!? カルラさんの只のヤキモチだから気にする必要ないよ! 痛い!」

 

カルラ「何言ってるんだい、ルフィアは! わ、私がヤキモチとかないに決まってるだろ!

そこまで怒ってないから、顔を上げなさい!」

 

カルラさんがどうしてルフィアさんにヤキモチやくんだ? んー、よく分からん。

 

「は、はぁ。ただ、カルラさんを怒らせたのは変わらないんで、何か言うことを聞くんで家事でも何でもやって欲しいことがあったら言ってください」

 

とりあえず、これで何とか許しを得なければ俺の命に関わる。何故かって?

カルラさん不機嫌→ペトラ達がどうしたかと理由聞く→理由聞いた瞬間、俺が処刑される。

ということになりかねないからな。

 

カルラ「何でもって、いったい何を言ってるんだい!? そこまで、怒ってないから気にする必要ないよ、ハチマンくん」

 

 

ルフィア「痛いよーカルラさん。そうやって意地をはるからいっつも失敗してるじゃない。クリスタやミカサ達みたいに素直に言わないと、ハチマンくんには伝わらないよ?」

 

 

ルフィアさんとカルラさんが、こそこそと俺に聞こえない声量で話している。いったい何を話しているんだ? 内容は聞かない方が良いんだろうが気になる。悪口だったら流石に泣くぞ。

それにしても良かった。ルフィアさんはグリシャさんの一件で俺やカルラさん達のことを怨むと思っていたんだが、

 

『どうして怨む必要があるの? ハチマンくんは私の命の恩人で、長生きできるようにしてくれたんだよ? それに、お母さん達が死んじゃったのは悲しかったけど、ハチマンくん達に出会うことができて嬉しい気持ちの方が大きいもん! これからよろしくね!』 だそうだ。

俺はその言葉を聞きなんて優しい人なんだと思い、ルフィアさんも含めて、俺の大事な人達を絶対に護りきると誓った。

 

 

カルラ「それは………。私にはグリシャがいたし、エレンを産んでるし、こんな私がハチマンくんみたいな若い子を好きになるなんて……

貴女達みたいな若い子の方が釣り合うわよ」

 

 

ルフィア「何言ってるの、カルラさん。人を好きになるのに理由なんて必要無いんだよ? それにグリシャさんもカルラさんが幸せになることを望んでるよ、きっと。だから、遠慮なんてしたらダメだよ。私達みたいに素直にならないと!」

 

 

カルラ「でも……………」

 

ルフィア「素直にならないときっと後悔するよ。ハチマンくんは、私達が関わればまた無茶するだろうし、いつ会えなくなるかも分からないんだから」

 

 

カルラ「そうね。でも良いの? ルフィアもハチマンくんのこと好きなんじゃないの?」

 

 

ルフィア「好きだよ! ハチマンくんのことを私の親しい人が好きなことが嬉しいんだよ! それにカルラさんには助けられた恩もあるし、

お母さんみたいに思ってるから大丈夫だよ!」

 

 

カルラ「…………ありがとう!」

 

 

 

ルフィア「お礼は良いから、ほらほら。ハチマンくん、カルラさんからお願いがあるみたいだよ?」

 

 

 

カルラ「ちょっと、ルフィア!……………えっと」

 

 

どうやら話し合いは終わったみたいだな。カルラさんは顔を赤くしてモジモジしてるんだが………。正直可愛いんだが、何をそんなに怒ってるのでしょうか? 罰ゲームでも言われるのか。とりあえず、心の準備をしておこう。

 

 

「何ですか?」

 

 

カルラ「今日は仕事夕方までだったわよね?」

 

 

「そうですね。復帰したばかりで無茶するなと言われてますし、部下達が頑張ってくれてるので当分は早めに帰れると思います」

 

ペトラとイルゼを筆頭に部下達が、俺の代わりに仕事をまわしてくれている。このまま俺の仕事を全部してくれないかな?と思ったりもするが、そんなこと言った瞬間にペトラ達に殺されそうな気がするので黙っている。

 

カルラ「なら、今日の夕飯の買い物に付き合ってくれないかい?」

 

「はぁ。そんなことで良いんですか?」

 

 

カルラ「うん。ダメかな? ハチマンくんも久しぶりの仕事で疲れてるだろうし、やっぱり無しにして」

 

カルラさんは泣きそうな顔をしながら言った。

 

やべぇ、カルラさんが泣きそうになってる。このぐらいの罰ゲーム?なら、ハチマン喜んで付き合いますよ!

 

 

「大丈夫ですよ! そのぐらいならいつでも付き合いますので遠慮なんてしないでください。荷物持ちなんていつでもしますし。帰ってきて準備できたらカルラさんを迎えに行くので、それからで良いですか?」

 

 

カルラ「う、うん! もちろん、良いよ! 楽しみにしてるね!」

 

 

俺の言葉を聞き、カルラさんは嬉しそうにして笑顔になった。良かった。

 

 

ルフィア「良かったね、カルラさん。ハチマンくんとお出かけなんてうらやましいな~。休みの時は、私にも付き合ってよ、ハチマンくん!って、時間は良いの?」

 

 

「分かりましたよ。休みの時は、ミカサ達とも約束してるので今度みんなでどこか行きましょう。

もう、こんな時間かよ。遅刻したら団長達に怒られるので行きますね。それじゃあ、行ってきます」

 

 

カルラ&ルフィア「行ってらっしゃい! 気をつけてね!」

 

二人に笑顔で見送られながら、俺は調査兵団の詰所へと向かうのだった。

 

 

 

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