やはり俺の進撃ラブコメはまちがっている。   作:Seli

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ペトラさん可愛いですよね~
好きなキャラなんで、ついつい話が長くなってしまいがちです(^_^;)
次回からハチマン視点に戻るかと思います。
それと今回は、新たなヒロインが1人登場し絡んできます。


6話

〈ペトラ Side〉

 

 

???「ペトラ大丈夫? 昨日の夜は様子がおかしかったみたいだけど……………。」

 

 

???「全くだな。上の空で、ぼうっとしてたからな。」

 

 

食堂で食事をしていたら、イルゼ・ラングナーというそばかすが特徴的な黒髪の少女と、オルオ・ボサド老け顔で金髪の少年が私にかけてきた。

二人とも第101期訓練兵団の私の同期である。

 

 

 

 

「イルゼ、オルオ、おはよう。昨日はちょっと色々あって疲れちゃってね…………

寝たら元気になったわ。」

 

 

イルゼ「そうなの? それなら良かった。他の同期のみんなも心配してたんだよ。部屋に戻って来たら何か顔も赤かったし、3日前ぐらいからすごく楽しそうに自主練習に行ってたし。

何かあったのかな?」

 

 

へ?

私ってそんなに顔に出てたの?

ってか楽しそうって、ハチマンくんと出会ってからは、彼のアドバイスのおかげで上達も早くいから楽しかったの事実だけど…………

彼との会話は楽しいし。

 

 

 

オルオ「これはもしかしてあれだな。ペトラの最近の挙動不審な態度から、恋とかしてる可能性も高いな………。ペトラみたいな奴が、楽しそうにしていたり、情緒不安定なのは間違いなく恋してるぞ。 ぶべらっ!」

 

私はバカなことをいうオルオを、笑顔と拳で黙らせた。

 

 

「オルオ~。 ちょっと黙ってようか?

よし、これで静かになったわね。」

 

 

全く…………

彼のことは気にいってる方だけど、そんなにすぐ恋する訳ないでしょ?

私はそんな軽い女じゃないし、そういうのお互いのことをよく知ってからでしょ。

それに私のピンチを颯爽と救ってくれるヒーローみたいな人が良いかな。

 

 

私の行動を見て、少し引きながらイルゼが言った。

 

 

イルゼ「あ、相変わらず容赦ないね………

オルオもやられることが分かってながらも、どうして絡んでいくのかな?

ペトラに恋関係の話ってタブーだろうに。」

 

 

 

「イルゼ、どういうことかな~? 本当失礼しちゃうわね。私は恋人が見つからないんじゃなくて、見つけないのよ。訓練を頑張って、調査兵団に入り活躍したいしね。それに、ちょっと良いかもしれない? って男の子はいるわよ!」

 

 

あれ? 勢いで何か言っちゃった気がするんだけど……………

 

 

私の言葉を聞き、イルゼが一瞬驚き身を乗り出しながら聞いてきた。

 

 

 

 

イルゼ「えっ!? 気になる男の子出来たの?

いったい、誰なの!?」

 

 

 

「ちょっと、落ち着きなさい! 気になるってか、ちょっと良いかもって思っただけだから!

好きとかではなくて、その人と話すと楽しいなって思ったのよ!」

 

 

 

イルゼ「そうなの!? ペトラにしては珍しいね。なるほど………。 もしかして、ここ2、3日嬉しそうなのって、その人と出会ったから?」

 

 

私ってそんな態度に出てたの!?

イルゼにそう言われるってことは、分かりやすかったってことよね…………。

私は勘違いされないように急いで否定した。

 

 

「違うわよ! そんな訳無いでしょ!

嬉しそうだったのは、自主練習が思っていたより上手くいったからよ!」

 

 

私がそう言うと、イルゼがジト目で私を見ながら言った。

 

 

イルゼ「本当に~? 何か怪しいな~。ペトラのこういう浮わついた話って珍しいから気になるな~。」

 

 

「別に何も無いわよ! 自主練習の時は、誰にも出会って無いわよ。そういうイルゼはどうなの?」

 

 

イルゼ「私!? 私もいないかな~。まあ、憧れてる人はいるんだけどね…………。」

 

 

私の言葉に、驚きながらもイルゼは答えた。

 

 

「えっ? 誰なのよ!? 私は聞いたこと無いわよ!」

 

 

オルオ「いたた。さっきのはめちゃくちゃ効いたぞ、ペトラ。

イルゼの憧れの人か?

確か調査兵団だったよな…………

俺はリヴァイ兵長の方が格好良いとは思うんだが………………………………ぶべらっ!」

 

 

イルゼ「オルオくんは黙ってて!」

 

 

ダメージを受けて復活したオルオがイルゼの代わりに答えたが、イルゼにアッパーをくらい再び沈黙した。

私より容赦ないでしょ…………。

 

 

「で、オルオが言ってたのは本当のことなの? イルゼが憧れてる人は、調査兵団にいるってことで良いかしら?」

 

 

私の問いにイルゼは、顔を赤くしながら答えた。

 

 

イルゼ「うー、そうだよ/// その人は、調査兵団にいる時は、最強の兵士って言われてるんだけどオフの時とかは、全然キャラが違ってギャップが凄いんだよ。子供たちと遊んだり、街の人達の手伝いしたり、変な場所で寝てたりするのを見たことがあるんだ。

教官からその人の話を聞いたりしたら、益々興味が出てきていつの間にか憧れる人になってたんだ///

まあ、その人とは一回も話したこと無いんだけどね。 だから、訓練兵を卒業したら調査兵団に入って、その人と一緒に仕事したいんだ。」

 

 

 

凄いわね。イルゼがここまで語るなんて余程のことよ………。 イルゼが憧れる人が誰なのかすごく気になるわね。彼女に聞いてみましょう。

 

 

 

「凄くべた褒めね。イルゼがそこまで言う人が誰なのかが凄く気になるわね。リヴァイ兵長では無いのよね?」

 

 

イルゼ「うん、そうだよ。あっ、でも調査兵団内ではリヴァイ兵長と並ぶぐらい有名な人だよ? 訓練兵団の中でも話題にあがってるぐらいだもん。」

 

 

リヴァイ兵長と並ぶ知名度がある人ね。

そんな人いたかしら?

知っていたら思い出す筈なんだけど、全然思い出せないのよね…………

当てはまる人物もいないし。

 

 

「そんなに有名な人なの? 全然ピンとこないんだけど………。」

 

 

私の言葉にイルゼは驚いた顔で

 

 

イルゼ「そうなの!? 凄く有名だよ! あっ、そうだ!

調査兵団が午前中に壁外任務に行くらしくて、朝の訓練で、訓練兵は調査兵団の見送りに行くらしいからその時に見れるよ!」

 

 

「そうね。その時に教えてよね、イルゼ!」

 

 

イルゼ「分かったよ。それじゃあ、早くご飯食べて行こう!」

 

私とイルゼは、急いで朝ごはんを食べて午前中の訓練場所へと向かうのだった。

 

 

 

オルオ「ねぇ、お二人さん。俺のこと忘れてない?」

 

ダメージから復活したオルオの呟きは、虚しく響くのだった……………。

 

 

 

 

 

私とイルゼは、現在調査兵団の見送りに来ていた。

 

 

 

「うわー、やっぱり凄いわね。調査兵団の先輩達を見てると、私達ってまだまだ子供なんだなと痛感するわね。」

 

 

イルゼ「そうだよね~ 流石だよね! 先輩達は、実践経験してる猛者ばかりだろうし、私達とは別格に見えるよね。私達も訓練兵を卒業したら、先輩達みたいになれるのかな?」

 

 

「そうね。私達も努力して、巨人を倒して平和な世界を勝ちとらないとね! そういえば、イルゼの憧れてる人ってどの人なのよ?」

 

 

イルゼ「そうだね。みんなが明るく楽しく暮らせていける世界にしないとね。

えっとね~ あっ! いたよ!

あの人だよ!」

 

 

イルゼはその人がいる方向を指差しながら言った。

私も同じ方向を見てみると、ここ最近よく顔を合わせている人物がいた。ピンと跳ねたアホ毛が特徴的な男性だ。

 

私はその人を見つけた時に、固まってしまった。

 

え? 嘘でしょ?

どうしてハチマンくんがいるの?

調査兵団の紋章が入った緑のマントを身に付けているし…………。

はは、まさかね…………?

私は不安になりながらも、イルゼに尋ねた。

 

 

「イルゼの憧れてる人って、あそこのピンと跳ねたアホ毛が特徴的な人かな?」

 

 

イルゼ「うん、そうだよ! どうしたの、ペトラ?」

 

 

うん、私の知ってる人物に似ているだけよね?

きっとそうよ!

名前を確認するまで認めないわ!

 

 

「えっと、あの人の名前は?」

 

 

 

イルゼ「ハチマン・ヒキガヤさんだよ!

調査兵団の中では、リヴァイ兵長に並ぶ強さを持っていて人類最強の兵士の1人って言われているんだ!」

 

 

私はイルゼの言葉を聞き、顔が真っ青になり変な汗が溢れだしてきた。

 

これは完全に私がやらかしちゃってるパターンじゃないの!

 

ハチマンくんが調査兵団の先輩だったなんて、予想もしなかったわよ! って、ハチマンくんじゃなくて、ハチマンさんに言い方変えないと………。

 

 

何にしても謝りに行かないと!

 

 

「ごめん、イルゼ! 謝りたいことがあるから、ちょっとあの人の所行ってくるわね!」

 

 

イルゼ「えっ!? ペトラ!? ダメだよ!ってもういないし!」

 

 

私は真っ青な顔をして、大急ぎでハチマンさんの所へと向かうのだった…………。

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