怠け者の迷宮ライフ   作:水上竜華

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※6月22日 時系列設定の変更




第三話 怠け者、影を知る。

 

 

 初めての迷宮探索から一カ月が経ち、すっかりこのオラリオでの生活に慣れた俺は二週間ほど前に見つけたベストプレイスにてシエスタを満喫していた。

 毎日大なり小なり何かしらの騒動が起きているオラリオで人が少なく、静かで日当たりのいい場所を見つけるのには一苦労したが、今はその苦労した甲斐もあってのんびりと出来ているわけだ。

 

 7年ほど前にオラリオでも最上位の権威を持っていた二大ファミリアが同時に解散して以降、都市の治安が悪化しているとは聞いていたが予想以上に酷かった。

 なにせ通りによっては普通に歩いてるだけでスリに三回前後は遭遇するくらいで、お金を普通に懐に入れてるような間抜けは通りを出たときにはスッカラカンになってしまうというのが今のオラリオでの常識だ。

 オラリオに住んでいる人々の場合はその辺の対策はしているのだが、新しく外から来た内情を知らない田舎者などはスリからして見れば格好の獲物で、その手の被害が最近ではよくあるらしい。

 俺の場合、一緒にオラリオに来た商人のおっさんから大体内情を教えてもらってたから、あらかじめ財布の中は空にして中身の金は体の至るところに隠してたし、財布をスラれたこと以外今のところ被害は出ていない。

 

 まあ、他にも殺人や怪しい取引、人拐いなどなどヤバイ事件がここ数年ほどで爆発的に増えているらしい。

 噂によると犯罪を主な活動とする闇派閥が表舞台にいた脅威である二大ファミリアが消えたことをいいことに活動を活発化させているらしく、都市の治安悪化の原因もこいつらが火種だという。

 

 もちろん、都市の運営をしているギルドがこの事態について黙っているはずがなかった。

 都市内で中立の立場を主張しているギルドには主神とする神はいれど独自の武力を持つことが許されないため神の恩恵を授かった職員はおらず、こういった表立って裁くことが難しいタイプの案件に対応する部署は事実上存在しない。

 そのためギルドは都市内のそれなりに規模の大きいファミリアに呼び掛けをし、都市の治安を守る協力を仰いでいた。

 その甲斐もあってか、今では高レベルの冒険者が多数所属しているアストレアファミリアが中心となって治安活動をしているらしい。

 

 まあ、俺と俺の生活に問題さえ起きなきゃどんな事件が起ころうと知ったこっちゃないがね。

 現にベストプレイスの近くでなんかヤバそうな商談をしてそうな連中を見かけたことはあるが特に通報もしていない。

 あの手の犯罪組織相手に下手な正義感を出しても俺の様な何のコネのない極小ファミリアの構成員じゃもし報復の対象になった場合、高レベルの冒険者相手じゃマトモに身を守ることもできずに始末されることは間違いない。

 そもそもそんなリスクを負ってもこちらが得られるメリットがギルドへのちょっとしたポイント稼ぎのみ。

 これじゃあリスクの方が大きすぎて名乗り出ろというのが無理がある。

 まあ、俺の場合ギルドから信頼を勝ち取って個別の依頼とか回されるのが嫌だってのが本音だ。

 仕事したくないし。むしろデメリットだし、ポイントとかマジでいらん。

 

 俺の個人的な理由はさておき、この都市に住む住人の大半は似たようなことを考えているのだろう。

 誰もが余計なトラブルに巻き込まれたくないと思うのは当然のこと。

 力ある者達が立ち上がっても、状況が改善できないわけだ。

 実害を被ってる人達が協力しないのだから、改善のしようがない。

 

 ま、その辺のことに関しちゃ今も頑張ってる他所のファミリアの皆さんの奮闘に期待するしかないんでしょうよ。

 俺は自分のことで精一杯。

 そういう面倒事は余裕のある人達に任せりゃええんです。

 

 と、まあ言いたい放題言っている俺だが本来ならこんな所で寝ている暇がないくらい忙しく働かなければならない懐事情ではあるのだが、そこはうちの神様が俺の分までバイトで働いてくれているからノープロブレムである。

 そんな汗水たらして働いている神様を差し置いて週の半分以上真昼にも関わらずダンジョンに潜らず昼寝を楽しむ俺のことを責める人間も世の中にはいるだろう。

 しかし、これは正式な契約の下に手に入れた休息の時であり、断じて仕事をさぼっているわけでは無いことをここに宣言しておこう。

 

 それに武器整備やポーション代を差し引いても契約上問題ない額をこの一カ月で俺は稼いでいる。

 ダンジョン初日に手に入れた情報からより効率的に稼ぐ方法を精査した結果とある方法を思いつき、俺はダンジョン及び人気のないところで魔法の練習をしつつステータスを上げていき、耐久と敏捷以外のステイタスを全て熟練度IからHへと昇華させていった。

 

 あと、この一カ月で俺の魔法についても色々なことが分かり始めた。

 まず、俺の魔法、というより呪詛が正式名称らしいのだがまあ区別するのがめんどいしこのまま魔法で通すとして、【レイズィペスト】なのだが効果が絶大なのは既に知っての通りだが効果の発動条件が発生させた(もや)を一定量相手に吸い込ませることだとゴブリン共を実験体にしてみて分かった。

 呼吸を必要としないタイプのモンスターはまだ相手にしたことがないので実際に効果があるのかは分からないが、そこら辺の検証は到達階層を増やしてから考えよう。

 

 もう一つ分かったことは発生させた(もや)についてである。

 この靄なのだが放出した後は一定範囲まで拡散しそのまま一定濃度を保って大気中に滞留するらしく、さらに発生させた靄は精神力を消費すれば自在に操ることも分かった。

 これが判明してからは少量の靄でモンスターを制圧できるようになり、精神力の消費効率が大分ましになった。

 なお、物理的な干渉はある程度受けるようでダンジョンの外で使用した時のことなのだが強めの風が吹いた時に濃度を保てなくなって消滅したことがあり、風を起こしたり靄を吹き飛ばすだけの衝撃波を放つような魔法を扱う相手にはやや不利なことが露呈した。

 まあ、魔法を使うことができるモンスターは上層において言えば例外を除いで出現しないため問題ないだろう。

 現時点で判明していることは大体この程度のことだが、取り敢えず今でも十分に使える魔法であると分かりこれからは実用性を伸ばすためにアビリティを鍛えることにした。

 

 ゲブ様が言うには魔法に使う精神力は基本アビリティである魔力の熟練度を上げることで増え、その魔力を鍛えるには本を読むなり誰かに教えを乞うなりして知識を深めるか、魔法を使いまくるかの二択である。

 当然、本を買えるような金が内のファミリアにあるはずもなく、消去法で後者の魔法を使いまくって修練する方法をとっている。

 今も昼寝と同時に気絶するまで精神力を消費して地道に魔力の熟練度上げの真っ最中である。

 まあ、ぶっちゃけあの急激にくる脱力感が癖になったというもあるのだが……。

 

 もちろん魔力をただぶっ放すだけでもいいのだが魔法というのは冒険者にとっての切り札と言ってもいい代物でありダンジョンならまだしも街中でむやみやたらと放つわけにもいかず、仕方がないため靄の操作の練習を兼ねて人一人を覆いつくすくらいの靄を使って日々練習を重ねている。

 その成果というべきか、今では基本アビリティの中で魔力は器用の次に高い熟練度になっていた。

 ちなみに器用の熟練度が高いのはダンジョンでモンスター相手に力頼りではない暗殺者にも似た動きで戦っていた結果、上昇していたのだ。

 特に死角からの首折りは多用している。

 ありゃ一瞬で片が付くし、返り血もないから非常に便利だ。

 

 こうして順調にステイタスも上昇してある程度自信が付いた俺はすでに何回か5階層へ進出している。

 5階層から出てくる中距離攻撃持ちのフロッグ・シューターの攻撃も予想していたモノより問題ない感触であった。

 5階層の一つ下の階層にいるウォーシャドウが昇ってくる時を考えると少しばかり怖さはある。

 ウォーシャドウはその名の通り人の形をした影のモンスターでその全身が影という特性上俺の魔法が効くか分からない上に純粋な戦闘能力が非常に高いということもあり、今の俺のステイタス的に絶対に遭遇したくない敵ナンバーワンだ。

 

 しかし、安定してそれなりの額の収入を得るためには下の階層に行くことが一番の近道であり、神様の手料理のレパトリーを増やすためにも、俺がもっとグータラすることに専念するためにも下の階層に行くのが一番楽な道なのだ。

 それにステイタスの上がり方もやや横ばいになって来たことだ。

 少し強いモンスターを相手にした方が得られる経験値の質も上がり、比例してステイタスも上がる。

 そうすれば戦闘ももっと楽になる。

 せっかく冒険者になったことだし、少しは冒険をしようじゃないか。

 

 元より安定志向な人間が冒険者なんかに身をやつすはずがなく、俺も例外ではない。

 

 冒険者としての腕を磨けばいずれ内のファミリアにも余裕が出てくる。

 そして、新たな団員を雇う余裕も出るはずだ。

 そうなれば最古参の俺が団長となることは明白であり、面倒な仕事を新たに入団する団員に全て擦り付ければ俺の仕事は実質ゼロになるという算段だ。

 もちろん完全に仕事がなくなる訳では無いが、組織のトップに立ちさえすれば幾らでもやりようはある。

 

 

 フヒヒ、これこそ童話を参考に作り上げた俺の最終到達目標。

 

 

 過程は面倒であれ、普通の仕事をするよりかは確実で簡単な成り上がり方だ。

 まだ、夢物語かもしれないが早く目標到達に近づくためにも俺はもっと強くならなきゃいかん。

 最低でも一人で12階層まで下りられるくらいの強さは必須である。

 

 ま、時間は掛かるだろうがのんびりと確実にやって行こうじゃないか。

 取り敢えず、目先の目標は6階層に行けるだけのステイタスを手に入れる事。

 それを目標にダンジョン探索を続けていこう。

 

 

 改めて自身の野望を確認した俺は丁度よく精神力を使い果たし、暖かい日差しの下で深い眠りにつくのであった。

 

 

 

 

 

 

 ダンジョン探索を始めて一カ月半が経った今日この頃。

 今日の俺は""グータラのヴァン""ではなく""ちょっと勤勉なグータラのヴァン""である。

 要は現在進行形でダンジョンの5階層を探索中なのだが、ここに来てトラブルが発生してしまった。

 

 数週間くらい前に「絶対に会いたくねぇ」と脳内でぼやいていた相手、ウォーシャドウさんと対面してしまったのだ。

 6階層へと続く階段からはなるべく遠くにいたはずなのだが、何の因果かは知らんが他の同業者に倒されることなく5階層のど真ん中まで移動して来ちまったコイツとかち合ってしまった俺は自分の不運を心の底から呪った。

 どうにもこのウォーシャドウさん同業者とは全く遭遇しなかったわけでは無いらしく、それなりのダメージを負っていることが所々罅の入った影の体が物語っていた。

 ……まあ、それと同時に血の滴る四肢からそれらを返り討ちにしたのも読み取れはしたがね。

 

 今、俺と目の前にいるウォーシャドウさん以外周囲に人影どころかモンスターの姿も見当たらず、両者ともに孤立無援といった状況である。

 普通、ウォーシャドウと対峙した時点でステータス的に劣っている俺の方が詰んでいるのだが、この状況。つまり、ウォーシャドウが手傷を負っている今ならその前提を覆せるのではなかろうか。

 まあ、でもぶっちゃけた話、敏捷の熟練度がようやくHになった俺では敏捷の熟練度がG相当のウォーシャドウさんから逆立ちしたところで逃げ切れるわけがないので、戦う以外に道がないともいえる。

 

 この戦いでカギとなってくるのはやはり俺の魔法がウォーシャドウさんに効くか否か、これに尽きる。

 俺のステイタスで一番高いのは地道に鍛えていた魔力が熟練度Gの中盤くらいで、次に器用が熟練度Gになったばかりとかなり不利な状態である。

 今更ながら動きの速いモンスターに備えてもっと敏捷を鍛えるべきだったと反省している最中である。

 

 もう相手に効くかどうかは置いといて出し惜しみ無し、かつ精密操作を捨てて通路ごと靄で覆いつくすしかない。

 周囲の物音的に同業者は近くにいなさそうだし遠慮はいらんだろう。

 最低でも目くらまし程度になってくれれば別にいい。

 隙が出来たら全力で胴体に出来た罅に向かって全力の一撃を食らわせてやる。

 いや、たとえ隙が出来なくてもやるしかない。

 

 接敵から数メートル離れた位置で数秒間ずっとにらみ合ったまま動かなかった俺とウォーシャドウ。

 まるでこの世にこの二人しかいないと思われるくらい静まり返ったダンジョンの中、先に動きを見せたのは俺だった。

 腹をくくった俺は腰に差していたナイフを右手で抜き放つと同時に詠唱を開始する。

 

「【伝染せよ。】」

 

 しかし、魔法の存在を知っているのか、はたまた動き始めた俺をただ単に殺しに来たのかは分からないが俺の1.5倍相当の速さをもってウォーシャドウは迫りくる。

 今日まで日常的な行動と共に魔法を使って訓練していたことが功を奏してか、普通の魔法使いは動いてしまうと魔力の乱れが出てしまい魔法を失敗させてしまうのだが今の俺は魔法を詠唱したままある程度動き回ることができるようになっていた。

 このアドバンテージを利用し、詠唱の時間稼ぎをするために右手に持つナイフをウォーシャドウに向かって投げた。

 

「【怠惰の息吹。】」

 

 投げたナイフはウォーシャドウの左手による振り払いで弾かれてしまったが詠唱の1節を読み終えるだけの時間を稼ぐことに成功。

 薄暗い(もや)を纏った右手をナイフを投げ終えた位置で空にしたまま、左手を腰のホルダーに残されたもう一本のナイフへと手を伸ばす。

 すでにウォーシャドウとの彼我の距離は1メートルを切った。

 腕のリーチ分、間合いが優位なウォーシャドウの攻撃範囲に入った瞬間、俺は最後に残された魔法の名を紡ぐ。

 

「【レイズィペスト】」

 

 その瞬間、右腕から放たれた靄はほんの一瞬だけ目の前が見えなくなるほど濃い瘴気となって視界を遮った。

 靄を発生させる際に一定以上の精神力を使った場合、靄は周囲に拡散されるまで一瞬ではあるものの至近距離にいる者の視界を遮るくらいの濃度で放出することができるのだ。

 これを知らない相手からすれば余程の実力者でない限り魔法の効果が効く効かないに関わらず、ある程度の隙が生まれるはず。

 

 そして、あらかじめ視界が遮られることを知っていた俺はウォーシャドウが今どこにいるのかを予測して攻撃に移っていた。

 狙うは胴体の罅割れた箇所の1点のみ。

 一瞬の暗闇の中、躊躇うことなくナイフを抜き放つ俺。

 

 

 

 しかし、その刃はウォーシャドウを捉えることは出来なかった。

 

 

 

 腹部に衝撃を感じたと思った瞬間には後方へと俺は飛ばされており、地面に叩きつけられてから数回転がった後にズタボロの雑巾のように地面に投げ出された。

 それから数秒と経たないうちに体に走る痛みを我慢し口から血を滴らせながらも体を起こしウォーシャドウがいた方向へと視線を移した。

 ウォーシャドウは足を上げた体勢を取っており、状況的に見て俺は奴に蹴られたのだろう。

 ギルドで貸し出されていたモンスター図鑑にはウォーシャドウは鋭い爪を主体に戦うモンスターで足技を使うなんて書いてなかったが、図鑑に書いてあることが全てでないにしろ実際に使っているのだからそれが事実なのだろう。

 てっきり反撃されるにしても爪で攻撃されると思っていた所に予想外の蹴り技に面食らったが、吹っ飛ばされた割にそこまで深刻なダメージを受けていないことにも多少驚いた。

 

 ステイタス的に考えても俺の未だに熟練度Hにすら達していない耐久でたとえ主力武器出ないにしろウォーシャドウの攻撃を喰らって、普通に動けるのがおかしいのだ。

 もしかしたらこれが未だに詳細が良く分からないスキルの恩恵なのかもしれん。

 と言っても蹴りを喰らった腹はめっちゃ痛いし、もうこんなこと止めてこのまま寝転んだまま眠りたいとも思っていた。

 

 なぜ自分がこんな命がけのバトルを強要させられているのか。

 なぜこんなつらい目に合わなければならないのか。

 そんな分かり切った事実を前にしながらも、俺は相変わらずめんどくさいとしか考えていなかった。

 命が懸かった場面にも関わらず相変わらずのクズさを発揮してるあたり、本当に自分は怠けることしか考えられない人間なのだと今更になって痛感した。

 

 まあめんどくさいと言っても、永遠の眠りにつくなら日当たりのいい昼寝ポイントかフカフカのベットの方がいいわけで、こんな薄暗い迷宮で永眠する気はサラサラない。

 

 しかし、どうしたものか。

 

 どうやら頼みの綱の魔法も効かなかったみたいだし、致命傷に至っていないにしてもこのケガじゃ万全の状態程自由に動くことも出来ない。

 ……うん、勝ち目ないわ。

 やっぱ、もう寝よ。疲れたよ、ゲブ様。

 どうかこの世界にヴァンというド阿呆がいたことを忘れないでくださいまし。

 

 完全に勝利を諦めた俺は己の内なる怠惰に速攻で打ち負け、起き上がらせていた体を地面へと戻し目をつぶって眠りの体勢に着く。

 もはや板の上の魚である。

 

 しかし、いつまで経ってもウォーシャドウがトドメを指しに来る気配がなかった。

 本能のままに人間を襲うモンスターが殺さずにじらしているとは考えられず、少し気になって重たい瞼を開け視線を動かすと薄い靄で包まれた洞窟の中で俺と同じように惰眠を貪るウォーシャドウさんの姿を視界に収めた。

 

 

 

 ……魔法、メッチャ効いてるんですけど。

 

 

 

 どうやら呼吸とか関係なく俺の魔法は効くらしい。

 この魔法にはまだ検証の余地がありそうだ。

 流石に敵の前で無防備な状態をさらしている阿呆を前にして戦闘放棄するほど落ちぶれちゃいない俺は手持ちのポーションをすべて使い、完全といかないまでもそれなりに体を回復させ、蹴られた時に手放してしまったナイフを回収して先程まで戦っていたウォーシャドウをあっさりと始末した。

 魔石がある部分以外に急所が良く分からなかったため、欲張らずに魔石を破壊し消滅させたのだが運よくドロップアイテムが出たため収支的には万々歳である。

 

 ウォーシャドウさんを始末する時点である程度一息付けていた俺は早急に発動中の魔法を解除し、誰かが来る前にその場を後にしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 






ヴァンさんのベストプレイスについては皆さんのご想像にお任せします。
一応どこかは決めてはいるんですけどね(笑)
取り敢えず、彼は日当たりがよくて、街の喧騒から離れた場所で寝てます。

感想、ウエルカムでっせ。


※6/22 時系列を二大ファミリア解散から5年後から7年後に変更。

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