とりあえず書いた作品集   作:通りすがりの錬金術師

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あらすじ
高町なのはそっくりに転生していた主人公。転生場所はありふれた職業で世界最強の世界だった。
見た目は高町なのは、中身はどこかの元一般人、そして得た力は………


明星(あかぼし)の魔王少女

 気が付いたら高町なのはになっていた。

 

……いや、私でも何がなんだかよくわかってないけどさ!?

 ハッキリとした記憶を取り戻したのは幼稚園に通い始めた頃。私の名前を呼ばれた時に自覚したよ、前世の記憶を。しかも名前といい、容姿といい、前世で見たリリカルな世界なのか……って。友人がなのはとかならば干渉しないって手がとれたけど、自分がなのはになっちゃったからには干渉しないと世界が滅びかねない。故に干渉するしかないんだよね。

 

 その後、家に帰って改めて(分かる限りの)現状を確認した。実家は有名な喫茶店だった。つまり翠屋ですね、はい。姉と兄がいた。名前は美由紀と恭也、ちなみに母と父の名前は桃子と士郎。

 

 ハハハ……ヤバいね。今から魔力制御の練習とかしといた方がいいよね?

(ちなみにいくらやっても魔力の『ま』の字すら感じられなかった……なんか悔しい)

 

 

 

 

 

 そんなこんなで時が進み、ついに来た小学校入学……憂鬱な気分になりながら、両親に連れてこられた学校は……なんと、普通の公立小学校だった。え?ここってリリカルな魔法少女の世界じゃないの?

 

 クラスメイトにも同級生にも、月村すずかやアリサ・バニングスなる名前の子は存在せず、リリカルな原作が始まる小学三年の時にも何もなかった。

ジュエルシードなる青い宝石事件や闇の書なる事件もいっさいがっさいなかった。そもそも、住んでいる地域の名前が海鳴市ではなかった。この時まで気付かない私って……

 

 そして、小学校卒業、中学入学、中学卒業、高校入学と時が進んでいき、その頃にはすっかり転生とかそんな関係のことは忘れていた。私は偶然、見た目や名前が高町なのはそっくりに生まれ変わって前世の記憶を取り戻しただけの少し変わっただけの人だと決めつけて。

 

 

 

 高校でとある事件に巻き込まれるとは、思わずに。

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

 その事件が起きた日、私はいつも通り登校していた。

学校に着き自分のクラスの教室の扉を開けると、

 

「あ、なのはちゃんおはよー!」

 

「なのは、おはよう」

 

「香織ちゃん、雫ちゃん、おはよう!」

 

 中学からの友人(というより、もはや親友と言っても過言ではない仲)の白崎香織ちゃんと八重樫雫ちゃんに挨拶されたので、こちらも返す。そして自分の席に着いて授業の準備をしていると、南雲ハジメ君が若干ふらつきながら教室に入ってきた。それを見た香織ちゃんはすぐに彼のところへ行く。どうやら香織ちゃんは彼、南雲君のことが好きなようだ。まあ、本人にその自覚はないみたいだけど……

 

 だから毎日話しかけにいっているが………南雲君は鈍感で香織ちゃんの気持ちに気付いていない上、逆に関わらないでほしいと思ってるみたい。主に他のクラスメイトの視線がヤバイから。

他にも天之河光輝君や彼の親友の坂上龍太郎君というクラスの人気者も香織ちゃんにつられて南雲君のところにいく。そこで毎日のように起こる言い合い(と言っても天之河君や坂上君が南雲君に一方的に言うだけだが)を香織ちゃんや雫ちゃんが庇うような形で止めてるからそれで更に南雲君への視線がヤバくなっていく。

うーん、色々と不憫だねぇ………

 

 

 

 まあそれはさておき、チャイムがなりいつも通り普通の授業が始まる。

 

 

 

授業の内容なんて特に関係ないから割愛。

 

 

 

 そして4限目の授業が終わり昼休みに入る。私は教室で昼御飯のために持ってきた大好物のシュークリーム(母作)を食べている。え?他のはって?……気にするな!

この至福の時間だけは例え親友であろうと邪魔されたくない。南雲君のところでまたいつものように騒ぎ(?)が起きているがこの時ばかりは無視している。

 

 

 だけど、周りがうるさかったのがいきなり静かになった。不信に思い見回すと、天之河君の足元に謎の魔方陣が出ていた。

そしてそれが大きくなっていき、教室が収まるくらいに広がって徐々に光り出す。

 

 まだ教室に残っていた4限の担当だった社会科の畑山愛子先生(25歳、身長150cmと小さい)が全員に避難してと叫んだその時、爆発するように輝いた。

何事!?と思う間もなく、私たちの目の前が真っ白になった。

 

 

 

 

 目が慣れて辺りが見えるようになると、私は巨大な壁画のある巨大な広間にいた。いや、私だけでなくあの時教室にいた全員がここにいるようだ。

そして周りには、法衣を纏って祈りを捧げているように跪いて手を組んでいる30人ほどの人たち。

 

 そこから一人の老人……と言っていいのか、老人らしからぬ覇気を持った70歳くらいの男の人が歩み出てきて、私たちに話しかける。

 

「ようこそ、トータスへ。

勇者様、そしてその同胞の皆様、歓迎致しますぞ」

 

……え、なにこれ、もしかしてこれが小説とかでよく見るクラス丸ごと異世界召喚ってやつなの!?




主人公設定
名前:高町なのは
見た目:リリなのstrikersの高町なのはの少し背が低いバージョン
趣味:お菓子作り(今世の実家の影響)、機械弄り(前世の影響)
特技:高町式OHANASHI

最初はリリなの世界に転生したと思い込むも特に何も起きなかったため、ただ前世の記憶持ちの一般人だと思い込んでいる。なお、実際は……
前世では暇あれば、パソコン等の機械を弄っていた。
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