こっちは何故か2~3時間で書けた……
なお、独自設定とか色々とあります。
ある日、気づいたらバケモノの彷徨く異世界らしきところに転移(?)していた私。姿もアルトリア・ペンドラゴン(ランサー)と化していたし、いきなりバケモノに襲われたりと踏んだり蹴ったりだった。
それからおよそ二週間が経って、色々とわかった事がある。まず、この世界。どうやら異世界ではなく地球だそうだ。ただし、2070年代らしいが。私は平成生まれの18だったのだが……もし同級生とかが生きていたら70とかか。50年近く未来に転移、しかも世界は荒廃しているときた。
その荒廃の原因は、私が襲われたあのバケモノ。通称をアラガミというらしい。オラクル細胞なるもので構成された単細胞生物で、そのオラクル細胞の特性上、同じアラガミか、オラクル細胞を使用して出来た武器(神機)を振るう戦士、ゴッドイーターにしか倒せないそうだ。
オラクル細胞とは、私の生まれ育った時代に発見された細胞らしく、あらゆるものを補食し、学習、進化していく細胞とのこと。最初はほんとに小さな微生物のようなものだったそうだが、次第に大きくなっていきバケモノと呼べる存在になったそう。そしてその学習内容には攻撃等も含まれるようで、刀や銃、果てには核すらも通用したのは一度きり。アラガミに対抗できる神機が作られるまでは人類はだんだんと衰退していった。
そして今はそのオラクル細胞を発見したフェンリルという北ヨーロッパにあった製薬会社が神機を開発、ゴッドイーターを纏める組織として人類の希望となっている。
まあ、多少は省いたがこういうことだ。
さて、ここで疑問に思うのは何故そんなアラガミに私ごときの攻撃が通用したか、だ。
これは単なる推測に過ぎないが、私の使った武器は
ちなみにアラガミやゴッドイーター等についてどこで知ったかと言うと、
「みなさん起きてください!朝です!」
『『『『ふぁーい……』』』』
なんとか森から出て、適当に歩いていると見つけたコロニーみたいな場所、サテライトという人類の生活圏の一つで情報を集めたからだ。アラガミと戦い森を歩いたので、まあ、その何て言うか……疲れていた上に、服とか肌とかが汚れたり傷ついたりしていてな。サテライトを守っていた職員にアラガミに襲われて逃げてきたのだと思われて、サテライトで保護されたのだ。
いや、それでいいのか職員。
まあ、こんな世紀末(?)だし犯罪者はほとんどいないんだろう。アラガミから逃げたのだとしたら身分証明書になるものなんて持ってるのは珍しいだろうし。
お金も無い私がサテライトに入ってしたことはとりあえずの宿と仕事探し。食料の配給はあるといえ、寝床やお金はあった方がいい。と、いうわけでサテライト内を探し回り見つけたのが今の仕事。
孤児院の住み込みの職員だ。保育士とは少し違うが、似ているし何より住み込みというのが助かる。ちなみに職員は私を含め3人。それに対して子供はおよそ15人ほどいる。子供好きで保育士を目指していた私には色々な意味で天職だ。
「ほら、サラの美味しいご飯が待っていますよ。早くしないと……」
「しないと?」
「私が全部食べちゃいます」
「「それはダメ!」」
まあ、私はどこぞの騎士王様みたいに腹ペコキャラではないのだが、育ち盛りの子供にさっきの言葉は効果覿面のようで、みんな直ぐに起きていく。ちなみにサラというのはここの院長の名前だ。女性でとても若く(20~30代に)見えるが年齢はまもなく40らしい。どうみても同年代くらいか少し上にしか見えない若さに嫉妬してしまう。
子供たちが全員部屋を出たのを確認すると私も食事の為に食堂へといく。
「あ!アルト姉ちゃん、早く!」
「お腹すいたー」
「わかっています」
アルトというのは私の今の名前だ。明らかに日本人ではない見た目で日本名を名乗っても怪しまれるかと思い、この姿の名前『アルトリア・ペンドラゴン』から借りて、とりあえず『アルト』とした。
「それじゃあ、アルトちゃんも来たことだし食べましょう。いただきます!」
「「「「「いただきます!」」」」」
子供たちと共にご飯を食べた後は掃除の時間。みんなで部屋の布団を片付けたり、雑巾とかで床や机を拭いたりする。それが終わると子供たちを連れて外に買い物だ。………なのだが、
「「ソレーッ!」」
「ヒャッ!?……ケン!カナ!」
子供たちの中でも問題児のケンとカナが毎回のように私に悪戯を仕掛けてくる。サラ曰く、
「二人とも待ちなさい!」
「アハハ!アルトが怒った!」
「逃ぃげるんだよぉ!」
ええ、いつもは大人気ないと思いわざと逃がしていますが、今日は捕まえてお尻ペンペンしてやります!
「あの二人、またやってるよ……」
「いつもはアルトお姉ちゃんが本気で追いかけてないから逃げれてるだけだとは思うけど……」
「だよね……あ、今日は捕まった」
※なお、主人公ちゃん。この地球が自分の地球と違うことに気付いていません。