カードファイト!!ヴァンガードG 再結成!世界に挑戦する3人 作:リー・D
それが燃え上がるのは、その人にとって最も大切な何かが傷つけられた時だ。
それは物であったり、プライドであったり……人によって様々である。
少女にとってのそれは、最愛の人だった。
最愛の人を傷つけた元凶に対し、少女は本能と理性によって怒りを爆発させる。
今、少女を止められる者は誰も居ない。
ミヤ『VF世界大会日本本予選。ファーストステージ、クレイスクランブル初日はいよいよ大詰めです。本日のラストファイトの行方は文字通り注目の的だ!』
すでにファイトが終わった者は観客席に戻り、残りのファイターの様子を見ている。
その中には、シオンもいた。
シオン「まだクロノとトコハは残ってるか。頑張れ、2人とも」
シオンが覗くスクリーンのさきで、クロノはファイトを開始しようとしていた。
クロノ「まさか、今日の最後の相手がお前とはな。ツネト」
ツネト「へっ。それはこっちのセリフだ。また勝たせて貰うぜ!」
クロノ「い~や。あの時のリベンジだ。借りは返すぞ。行くぜ」
2人「「スタンドアップ! ヴァンガード!」」
そして、もう一方でもファイトが始まろうとしていた。
ライブ「……」
トコハ「……」
2人は相手のデッキをシャッフルしているが、何故か終始無言だった。
ライブ「……(えっ、なにこの沈黙。恐い)」
ライブは怯えながらトコハにデッキを返した。
そして、自分のデッキが戻って来たので、手札を整えた。
トコハ「……お義父さん」
ライブ「はい……」
トコハ「言いたいことはいっぱいありますが、先にファイトを始めましょう」
ライブ「……分かった」
双方がFVに手を添える。
2人「「スタンドアップ! ヴァンガード!」」
トコハ「《栽植の乙女 オズ》!」
ライブ「《ベビーカマラ》!」
親と義娘、2人の戦いのゴングが鳴り響いた。
先行はトコハだ。
トコハ「私のターン、ドロー! ライド、《純潔の乙女 カトリーナ》!」
トコハ手札:5→6→5枚
トコハデッキ:44→43枚
カトリーナソウル:1→0
トコハ「ターンエンド」
トコハダメージ:0
トコハ手札:5枚
カトリーナソウル:0
トコハデッキ:43枚
トコハドロップ:0
〈 〉〈カ〉〈 〉
〈 〉〈オ〉〈 〉
ミヤ『さあ、こちらは、安城トコハと新導ライブのファイトが始まっているぞぉ!』
カズマ『新導ライブさんは、新導クロノ君のお父様です。実質、父親と義娘の対戦になりますね』
ミヤ『これまた注目の一戦ですね』
ライブ「俺のターン! ライド! 《黒翼竜 レイヴンプテラ》! 先駆で移動!」
ライブ手札:5→6→5枚
ライブデッキ:44→43枚
レイヴンプテラソウル:1→0
ライブ「バトル! レイヴンプテラで、ヴァンガードにアタック!」
レイヴンプテラ+ベビーカマラパワー:12000
トコハ「ノーガード」
ライブ「ドライブチェック」
コンバレスオーニス(治)
ライブデッキ:43→42枚
ライブ手札:5→6枚
ライブ「むっ。回復はしないが、パワーはレイヴンプテラだ」
レイヴンプテラパワー:7000→12000
レイヴンプテラ+ベビーカマラパワー:17000
トコハ「ダメージチェック」
播種の乙女 ティアニー(なし)
トコハデッキ:43→42枚
トコハダメージ:0→1
ライブ「これで、ターンエンド」
トコハダメージ:1
トコハ手札:5枚
カトリーナソウル:0
トコハデッキ:42枚
トコハドロップ:0
ライブダメージ:0
ライブ手札:6枚
レイヴンプテラソウル:0
ライブデッキ:42枚
ライブドロップ:0
〈 〉〈レ〉〈 〉
〈 〉〈ベ〉〈 〉
トコハ「私のターン、ドロー。ライド、《共に咲く乙女 ケラ》」
トコハ手札:5→6→5枚
トコハデッキ:42→41枚
トコハ「《盛運の乙女 ディアン》をコール。ここで、オズのスキル発動。G1以上の開花持ちがコールされたため、自身をソウルに送り、1枚ドロー」
トコハ手札:5→4→5枚
ケラソウル:1→2
トコハデッキ:41→40枚
〈 〉〈ケ〉〈デ〉
〈 〉〈 〉〈 〉
トコハ「ケラで、ヴァンガードにアタック!」
ケラパワー:9000
ライブ「ノーガード」
トコハ「ドライブチェック」
花園の乙女 マイリス(☆)
トコハデッキ:40→39枚
トコハ手札:5→6枚
ライブ「むっ」
トコハ「クリティカルトリガー。パワーはディアンに、クリティカルはヴァンガードへ」
ケラ:☆2
ディアンパワー:7000→12000
ミヤ『クリティカルトリガーだ! これは幸先良いか!』
ライブ「ダメージチェック」
凍竜 フリーザーニクス(なし)
帝竜 ガイアエンペラー(なし)
ライブデッキ:42→40枚
ライブダメージ:0→2
トコハ「あら……残念ですね。お義父さん」
なにやら高圧的な表情でトコハはライブを見下す。
その様子にライブは怯えてしまう。
トコハ「ディアンでアタックです」
ディアンパワー:12000
ライブ「くっ! 《古代竜 ディノダイル》でガード!」
レイヴンプテラ+ディノダイルシールド:17000
ライブ手札:6→5枚
ライブドロップ:0→1
トコハ「ターンエンドです」
ライブダメージ:2
ライブ手札:5枚
レイヴンプテラソウル:0
ライブデッキ:40枚
ライブドロップ:1
〈 〉〈レ〉〈 〉
〈 〉〈ベ〉〈 〉
トコハダメージ:1
トコハ手札:6枚
ケラソウル:2
トコハデッキ:39枚
トコハドロップ:0
〈 〉〈ケ〉〈デ〉
〈 〉〈 〉〈 〉
ライブ「あの~。トコハちゃん。そ……そんなにも怒らなくても……」
トコハ「は?」
ライブ「すみませんでした!」
ライブは雰囲気的にトコハが怒っていることに気がついたので、どうにか緩和できないか試みた。
だがトコハの表情を見たライブは迷うことなく両手をテーブルにつけて頭を下げる。
これには見ていた側はビックリだ。
だが、何事も例外がいるのである。
シオン「……(ライブさん。あなたって人は……)はぁ~」
トコハが怒っている理由を知っているシオンは呆れかえった様子でライブを見ていたのだった。
ミヤ『え~っと。これはいったい?』
カズミ『今日はこんな光景を見る機会が多いですね~。今度は何があったんでしょうか?』
司会の2人の疑問をよそに、ライブが言い訳を言い始める。
ライブ「いや、あのね。クロノを驚かせようと思って、それで内緒で」
トコハ「だからって失踪の後1日も連絡をよこさないのはどうかと思いますよ。貴方の場合前科があるんですからね。前科が」
ぐぅの音も出ずにライブは伏せてしまった。
そんなライブにかまうことなくトコハは続けた。
トコハ「前科のあれがクロノのことを思ってのことだということは知ってますが、やり方に問題が有ったと思いますよ。例の計画を阻止することが目的なら10年も失踪する必要がありました? 協力者ゆえの説得力不足なんて考えずに真正面から説得なり強硬手段なりで止めればよかったんですよ。結果的に良かったことは確かにありましたが、それって結局結果論ですよね。少なくともあの時の行動は最善とは言えませんよ」
ライブ「はい。その通りです。クロノのトラウマの原因は俺です。ごめんなさい」
ミヤ『どうも家庭内の事情みたいですね。ところでトラウマとは?』
カズミ『新導さんは10年以上失踪してましたからね。その関係で息子さんは我々も知らないトラウマを抱えてしまったのでしょう。1部を知っている身としては確かに正しいと言える行動ではなかったですね。その関係で救われたこともありますが』
ミヤ『難しい問題ですね』
ミヤの言葉を聞いた仲間たちは、全員揃って悩み始める。
終わりよければ全て良し、とは言いづらいし、では最善の行動が何かとも言えない。
行動が変わっていれば当人たちの関係も変わっていたのだ。
結局、過去は変えられないである。
トコハ「まあ、あの時のことを追求するのはやめましょう。でも自覚してくださいよ。貴方の行動が息子を大きく傷つけることがあることを」
ライブ「はい。すみませんでした」
トコハ「今回もクロノは心配してたんですからね。帰ったらミクルさんも呼んで家族全員で説教です。逃げちゃ駄目ですよ」
ライブ「申し訳ありませんでした」
ライブは、今度は土下座をした。
そんな彼の姿を、トコハは蔑んだ目で見つめていた。
少ししたら、トコハは深いため息をついた。
トコハ「まあ、良いです。今はファイトを続けましょう」
ライブ「はい。スタンド&ドロー。ライド、《重弾竜 ディアブロキャノン》」
ライブ手札:5→6→5枚
ライブデッキ:40→39枚
ライブ「さらに《タンクマンモス》をコール」
ライブ手札:5→4枚
〈タ〉〈デ〉〈 〉
〈 〉〈ベ〉〈 〉
ライブ「……(トコハちゃんは、怒ってる。でも、ファイトには純粋な想いしか乗せていない。その想いを無下にするわけにはいかない!)タンクマンモスで、ディアンにアタック!」
タンクマンモスパワー:9000
トコハ「……(守ってもいいけど、また攻撃される面倒ね)ノーガード。ディアンは退却させます」
トコハドロップ:0→1
ライブ「ディアブロキャノンでアタック! 暴喰により、タンクマンモスを退却! タンクマンモスのスキル! CB1、SB1で、自身をSコール! パワー+3000!」
ライブドロップ:1→2→3→2
ライブダメージ:2(裏0→1)
ディアブロキャノンソウル:1→0
SB:黒翼竜 レイヴンプテラ
タンクマンモスパワー:9000→12000
ディアブロキャノン+ベビーカマラパワー:14000
トコハ「ノーガード!」
ライブ「ドライブチェック!」
砲撃竜 パラサウランチャー(☆)
ライブデッキ:39→38枚
ライブ手札:4→5枚
ライブ「ゲット! クリティカルトリガー! パワーはタンクマンモス、クリティカルはヴァンガード!」
タンクマンモスパワー:12000→17000
ディアブロキャノン:☆2
トコハ「ダメージチェック」
共に咲く乙女 ケラ(なし)
モンキーポッド・ドラゴン(引)
トコハデッキ:39→37枚
トコハダメージ:1→3
トコハ「ドロートリガー。パワーはヴァンガード。1枚ドロー」
トコハ手札:6→7枚
トコハデッキ:37→36枚
ケラパワー:9000→14000
ライブ「むぅ。タンクマンモスでアタックだ」
タンクマンモスパワー:17000
トコハ「ケラでガード!」
ケラ+ケラシールド:19000
トコハ手札:7→6枚
トコハドロップ:1→2
ライブ「ターンエンド」
トコハダメージ:3
トコハ手札:6枚
ケラソウル:2
トコハデッキ:36枚
トコハドロップ:2
〈 〉〈ケ〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈 〉
ライブダメージ:2(裏1)
ライブ手札:5枚
ディアブロキャノンソウル:0
ライブデッキ:38枚
ライブドロップ:2
〈タ〉〈デ〉〈 〉
〈 〉〈ベ〉〈 〉
カズミ『4ターン目を終えて、現在ダメージは3対2ですか』
ミヤ『次のターン。安城トコハはG3にライドします。ここからの展開が楽しみです』
トコハ「行きます! スタンド&ドロー! 全ての蕾よ、今こそ花開け! ライド! 《幻蒼のラナンキュラス アーシャ》!」
トコハ手札:6→7→6枚
トコハデッキ:36→35枚
トコハ「コール。《花園の乙女 マイリス》、カトリーナ」
トコハ手札:6→4枚
〈マ〉〈ア〉〈 〉
〈カ〉〈 〉〈 〉
トコハ「カトリーナのブースト、マイリスでタンクマンモスにアタック」
マイリス+カトリーナパワー:11000
ライブ「むぅ。《サベイジ・ヒロイン》でガード!」
タンクマンモス+サベイジシールド:14000
ライブ手札:5→4枚
ライブドロップ:2→3
トコハ「アーシャでアタック! マイリスのスキル! ソウルに送って、1枚ドロー。アーシャのパワー+5000」
アーシャソウル:3→4
トコハ手札:4→5枚
トコハデッキ:35→34枚
アーシャパワー:11000→16000
ライブ「ノーガード」
トコハ「ツインドライブ」
開墾の戦乙女 パドミニ(なし)
アンスリムの銃士 ニクラ(治)
トコハデッキ:34→32枚
トコハ手札:5→7枚
トコハ「ゲット、ヒールトリガー。パワーはヴァンガード、ダメージ1回復」
アーシャパワー:16000→21000
トコハダメージ:3→2
トコハドロップ:2→3
ライブ「ダメージチェック」
砲撃竜 スレッジアンキロ(引)
ライブデッキ:38→37枚
ライブダメージ:2→3
ライブ「ドロートリガー。1枚ドローだ」
ライブ手札:4→5枚
ライブデッキ:37→36枚
トコハ「ターンエンド」
ライブダメージ:3(裏1)
ライブ手札:5枚
ディアブロキャノンソウル:0
ライブデッキ:36枚
ライブドロップ:3
〈タ〉〈デ〉〈 〉
〈 〉〈ベ〉〈 〉
トコハダメージ:2
トコハ手札:7枚
アーシャソウル:4
トコハデッキ:32枚
トコハドロップ:3
〈 〉〈ア〉〈 〉
〈カ〉〈 〉〈 〉
シオン「手札、ダメージ、場。全てがトコハ優勢。でも、本番はここからだ。頑張れ、トコハ」
ライブ「スタンド&ドロー! 今度はこちらの番だ! ライド! 《帝竜 ガイアエンペラー》! 手札の《プリズムバード》は超越コストとする際、グレードが2つ上がる! ストライドジェネレーション! 《大帝竜 ガイアダイナスト》!」
ライブ手札:5→6→5→4枚
ライブデッキ:36→35枚
ライブドロップ:3→4
ライブGB:0→1
ライブ「超越スキル! CB1で、手札から2体コールする! 俺は、《凍竜 フリーザーニクス》と《光線竜 アパトメーザー》をSコール! この2体にスキルを与える!」
ライブダメージ:3(裏1→2)
ライブ手札:4→2枚
ライブ「アパトメーザーのスキル。CB1、SB1でパワー+2000とスキル獲得」
ライブダメージ:3(裏2→3)
ガイアダイナストソウル:1→0
SB:重弾竜 ディアブロキャノン
ライブドロップ:4→5
アパトメーザーパワー:9000→11000
ライブ「さらに、《砲撃竜 パラサウランチャー》をコール」
ライブ手札:2→1枚
〈タ〉〈ガ〉〈ア〉
〈フ〉〈ベ〉〈パ〉
ライブ「まずは、タンクマンモスでヴァンガードにアタック」
タンクマンモス+フリーザーニクスパワー:16000
トコハ「《孔雀草の銃士 ラケーレ》でガード!」
アーシャ+ラケーレシールド:21000
トコハ手札:7→6枚
トコハドロップ:3→4
ライブ「なら、アパトメーザーでアタックだ。暴喰発動。フリーザーニクスを退却だ。アパトメーザーの獲得したスキルにより、パワー+5000、1枚ドロー」
ライブドロップ:5→6
アパトメーザーパワー:11000→16000
ライブ手札:1→2枚
ライブデッキ:35→34枚
ライブ「退却したフリーザーニクスのスキルにより、CC1とSC1、アパトメーザーにパワー+2000だ。さらに、ガイアエンペラーのスキルにより、フリーザーニクスをSコール!」
ライブダメージ:3(裏3→2)
ガイアダイナストソウル:0→1
ライブデッキ:34→33枚
SC:光波竜 カスモルクス
アパトメーザーパワー:16000→18000
ライブドロップ:6→5
アパトメーザー+パラサウランチャーパワー:22000
トコハ「Gガード! 《聖樹竜 レインボーサイクル・ドラゴン》!」
アーシャ+レインボーサイクルシールド:26000
トコハ手札:6→5枚
トコハドロップ:4→5
トコハGB:0→1
トコハ「レインボーサイクル・ドラゴンがGゾーンに戻ったところで、スキル発動。ドロップゾーンの同名ノーマルカード2枚を山札の下に置くことで、このカードを裏に戻すわ! 私は、ケラ2枚を山札の下へ」
トコハドロップ:5→3
トコハデッキ:32→34枚
トコハGB:1→0
ライブ「ガイアダイナストでアタック! パラサウランチャーのスキルにより、このユニットをソウルに送り、1枚ドロー。パワー+5000」
ガイアダイナストソウル:1→2
ライブ手札:2→3枚
ライブデッキ:33→32枚
ガイアダイナストパワー:26000→31000
ライブ「ガイアダイナストの暴喰でタンクマンモスを退却! ここでスキル発動! Gゾーンの同名カードを表にして、アパトメーザーを選択。選択したユニットと同じ縦列のRを全て退却させ、CC1!」
アパトメーザーの列には、他にトコハのカトリーナがいる。
トコハは残念そうにカトリーナをドロップへと送った。
ライブドロップ:5→6→7
ライブGB:1→2
ライブダメージ:3(裏2→1)
トコハドロップ:3→4
ライブ「退却させたタンクマンモスを自信のスキルで、アパトメーザーは獲得したスキルでそれぞれSコール! もう1度、アパトメーザーはスキルを獲得させる!」
ライブダメージ:3(裏1→2→3)
ガイアダイナストソウル:2→1→0
SB:砲撃竜 パラサウランチャー、光波竜 カスモルクス
ライブドロップ:7→8→7→6→7
タンクマンモスパワー:9000→12000
アパトメーザーパワー:9000→11000
ガイアダイナスト+ベビーカマラパワー:36000
トコハ「ノーガード」
ライブ「トリプルドライブ!」
大砲竜 ヘビーアルゼン(なし)
結界竜 スティラコロード(なし)
古代竜 ディノダイル(☆)
ライブデッキ:32→29枚
ライブ手札:3→6枚
ライブ「ゲット! クリティカルトリガー! パワーはアパトメーザー、クリティカルはヴァンガード!」
ガイアダイナスト:☆2
アパトメーザーパワー:11000→16000
トコハ「ダメージチェック」
幻蒼のラナンキュラス アーシャ(なし)
メイデン・オブ・ゼフィランサス(☆)
トコハデッキ:34→32枚
トコハダメージ:2→4
トコハ「こちらもクリティカルトリガーゲットです。効果は全て、ヴァンガードに!」
アーシャパワー:11000→16000/☆2
ライブ「再び、タンクマンモスでアタック!」
タンクマンモス+フリーザーニクスパワー:19000
トコハ「《理想の乙女 トゥーリア》でガード!」
アーシャ+トゥーリアシールド:21000
トコハ手札:5→4枚
トコハドロップ:4→5
攻撃が防がれたことを確認したライブは、もう1度アパトメーザーでアタックを開始し、暴喰のコンボで、手札とコストを確保した。
ライブドロップ:7→8
ライブ手札:6→7枚
ライブデッキ:29→28→27枚
ライブダメージ:3(裏3→2)
ガイアダイナストソウル:0→1
SC:サベイジ・ガーディアン
アパトメーザーパワー:16000→21000→23000
トコハ「Gガード! 《聖樹竜 レインブレス・ドラゴン》! スキルで、手札のトゥーリアをアーシャとしてコール! シールド+5000!」
レインブレスシールド:15000→20000
アーシャ+レインブレスシールド:36000
トコハ手札:4→3→2枚
トコハドロップ:5→6
トコハGB:0→1
ミヤ『安城トコハ、何故かGガーディアンで防ぎましたが、これは一体?』
カズミ『おそらく、次のターンのための布石です。次のターンが楽しみですね』
ライブ「ターンエンド」
トコハダメージ:4
トコハ手札:2枚
アーシャソウル:4
トコハデッキ:32枚
トコハドロップ:6
トコハGB:1
〈 〉〈ア〉〈 〉
〈ト〉〈 〉〈 〉
ライブダメージ:3(裏2)
ライブ手札:7枚
ガイアエンペラーソウル:1
ライブデッキ:27枚
ライブドロップ:8
ライブGB:2
〈タ〉〈ガ〉〈ア〉
〈 〉〈ベ〉〈 〉
トコハ「私のターン! スタンド&ドロー! ライドステップ開始時、アーシャのスキル発動! サークルのトゥーリアとドロップゾーンのディアンを山札の下へ! 1枚ドロー! 手札のディアンをSコール! そして、《開墾の戦乙女 パドミニ》のスキルで、超越コスト時にG3となる! ストライドジェネレーション! 《四季の花乙姫 ヴェルヘミーナ》!」
トコハ手札:2→3→4→3→2枚
トコハデッキ:32→31→33→32枚
トコハドロップ:6→5→6
トコハGB:1→2
トコハ「超越スキル! CB1、山札から開花持ちをコールする! 私は、ディアンをSコール! Rに他のディアンがいるため、CC1、SC1!」
トコハダメージ:4(裏0→1→0)
トコハデッキ:32→31→30枚
SC:矢車菊の花乙女 イーネス
アーシャソウル:4→5
〈デ〉〈ヴ〉〈デ〉
〈 〉〈 〉〈 〉
トコハ「そして、すでにいたディアンの開花! パワー+10000! さらに、Vがラナンキュラスなため、パワー+1000、抵抗を得る!」
ディアンパワー:7000→17000→18000
ディアンパワー:7000→8000
ミヤ『さあ! 攻撃の準備が整った!』
トコハ「右のディアンでアタック!」
ディアンパワー:18000
ライブ「アパトメーザーとタンクマンモスでインターセプト!」
ガイアエンペラー+タンクマンモス+アパトメーザーシールド:21000
ライブドロップ:8→10
トコハ「なら、ヴェルヘミーナでアタック! スキル発動! CB1、Gゾーンのカードを表に、山札から、開花持ちの同名カード2枚をコール! 私は、残りのディアンをSコール! 開花!」
トコハダメージ:4(裏0→1)
トコハGB:2→3
トコハデッキ:30→28枚
トコハドロップ:6→7
ディアンパワー:8000→18000
ディアンパワー:7000→17000→18000
ディアンパワー:7000→17000→18000
ヴェルヘミーナパワー:26000
ライブ「……ノーガード」
ミヤ『ここでノーガード!?』
カズミ『ダブルクリティカルなら、敗北ですが、出ないことに賭けたのでしょう』
トコハ「トリプルドライブ!」
矢車菊の花乙女 イーネス(なし)
播種の乙女 ティアニー(なし)
アンスリムの銃士 ニクラ(治)
トコハデッキ:28→25枚
トコハ手札:2→5枚
トコハ「ゲット、ヒールトリガー。ダメージ1回復。パワーは、右のディアンに」
トコハダメージ:4→3(裏1→0)
トコハドロップ:7→8
ディアンパワー:18000→23000
ライブ「よしっ。ダメージチェック」
プリズムバード(なし)
ライブデッキ:27→26枚
ライブダメージ:3→4
トコハ「右のディアンでアタック!」
ディアンパワー:23000
ライブ「Gガード、《鉄甲宰相 ディモールファランクス》! Rの数がこちらの方が少ないため、スキルで、シールド+5000!」
ファランクスシールド:15000→20000
ガイアエンペラー+ファランクスシールド:31000
ライブ手札:7→6枚
ライブドロップ:10→11
ライブGB:2→3
トコハ「ここでGガーディアンですか。なら、左のディアンでブースト、ディアンでアタック!」
ディアン+ディアンパワー:36000
ミヤ『相変わらず高いパワァだ!』
ライブ「ノーガード! ダメージチェック!」
光波竜 カスモルクス(なし)
ライブデッキ:26→25枚
ライブダメージ:4→5
カズミ『新導さんは、手札とコストを確保する作戦にでましたか。この判断が吉と出るか凶と出るかがこのファイトの行く末になりそうですね』
全ての攻撃が終了したトコハは、次のターンの攻撃をどう対処するのか考えながらターンを終了した。
ライブダメージ:5(裏2)
ライブ手札:6枚
ガイアエンペラーソウル:1
ライブデッキ:25枚
ライブドロップ:11
ライブGB:3
〈 〉〈ガ〉〈 〉
〈 〉〈ベ〉〈 〉
トコハダメージ:3
トコハ手札:5枚
アーシャソウル:5
トコハデッキ:25枚
トコハドロップ:8
トコハGB:3
〈デ〉〈ア〉〈デ〉
〈デ〉〈 〉〈 〉
ライブ「俺のターン! スタンド&ドロー! ここで決めるぞ! 手札の《大砲竜 ヘビーアルゼン》を捨てる! ストライドジェネレーション! 《破壊新帝 ガイアデバステート》!」
ライブ手札:6→7→6枚
ライブデッキ:25→24枚
ライブドロップ:11→12
ライブGB:3→4
ライブは、自信の分身の進化した姿にストライドした。
凶悪な恐竜たちが、トコハに襲いかかろうと大きく咆哮をあげた。
ライブ「超越スキル! アパトメーザー、レイヴンプテラをSコール!」
ライブダメージ:5(裏2→3→4)
ライブ手札:6→4枚
ガイアデバステートソウル:1→0
SB:サベイジ・ガーディアン
ライブドロップ:12→13
アパトメーザーパワー:9000→11000
ライブ「さらに、《古代竜 ディノダイル》をコール。ディノダイルのスキル。このユニットをソウルに送ることで、CC1」
ライブ手札:4→3枚
ガイアデバステートソウル:0→1
ライブダメージ:5(裏4→3)
ライブ「ディアブロキャノン、プリズムバードもコールだ」
ライブ手札:3→1枚
ディアブロキャノンパワー:9000→11000
〈デ〉〈ガ〉〈ア〉
〈レ〉〈ベ〉〈プ〉
トコハ「また連続攻撃の準備が……」
カズミ『2度目の5回連続攻撃。安城さんの手札は5枚。どこまでノーガードするかが勝負の分かれ目ですね』
ライブ「まずは、ディアブロキャノンでアタックだ! 暴喰発動! プリズムバードを退却!」
ライブドロップ:13→14
ディアブロキャノン+レイヴンプテラパワー:18000
トコハ「ラケーレでガード!」
アーシャ+ラケーレシールド:21000
トコハ手札:5→4枚
トコハドロップ:8→9
ライブ「アパトメーザーでアタック! 暴喰でレイヴンプテラを退却! ガイアエンペラーのスキルでSコール!」
ライブドロップ:14→15→14
ライブ手札:1→2枚
ライブデッキ:24→23枚
アパトメーザーパワー:11000→16000
トコハ「ノーガード。ダメージチェック」
花園の乙女 マイリス(☆)
トコハデッキ:25→24枚
トコハダメージ:3→4
ミヤ『ここでダメージトリガー!』
トコハ「クリティカルトリガー。効果は全て、アーシャに!」
アーシャパワー:11000→16000/☆2
ライブ「くっ。またか。なら、ガイアデバステートでアタック! 暴喰発動! ディアブロキャノンを退却! CB1とGゾーンの同名カードを表にして、スキル発動! Gゾーンの表のカード1枚につき、2体まで、サークルのカードを退却させる! 俺のGゾーンの表のカードは4枚! よって、Rを退却させる!」
カズミ『これは安城さんの場も対象になります。さらに、サークル指定なので抵抗持ちも問答無用で退却させることができますね』
ライブドロップ:14→15→18
ライブダメージ:5(裏3→4)
ライブGB:4→5
トコハドロップ:9→12
ガイアデバステートが全てのRを食べてしまったことで、フィールドはほぼ更地となってしまった。
ライブ「ガイアデバステートは、俺のカードを3枚以上退却させたため、パワー+10000、クリティカル+1、ドライブ+1を得る!」
ガイアデバステートパワー:26000→36000/☆2
ライブ「この瞬間、ベビーカマラのスキル発動! CB1! 山札からG1をコールし、パワー+3000! 俺は、フリーザーニクスをSコール!」
ライブダメージ:5(裏4→5)
ライブデッキ:23→22枚
フリーザーニクスパワー:7000→10000
ライブ「そして、アパトメーザーはガイアエンペラーのスキルで、ディアブロキャノンは1枚捨てて、レイヴンプテラはSB1と自信のスキルで、それぞれSコール! ディアブロキャノンはパワー+5000! レイヴンプテラのスキルでCC1」
ライブドロップ:18→19→20→17
ライブ手札:2→1枚
ガイアデバステートソウル:1→0
SB:古代竜 ディノダイル
ライブダメージ:5(裏5→4)
ディアブロキャノンパワー:9000→11000→16000
〈デ〉〈ガ〉〈ア〉
〈レ〉〈 〉〈フ〉
ライブ「さあどうする、トコハちゃん?」
トコハ「それなら、《播種の乙女 ティアニー》で完全ガード! ティアニーの開花! ドロップゾーンのティアニーをバインドすることで、ドロップゾーンの開花持ちを手札に戻す! 私は、ディアンを選択!」
シオン「これで、トコハが防ぎきる確率が増えた。良いぞ。トコハ」
トコハ手札:4→2→3枚
トコハドロップ:12→13→12→11→12
トコハバインド:0→1
ライブ「クアドラプルドライブ!」
帝竜 ガイアエンペラー(なし)
光波竜 カスモルクス(なし)
黒翼竜 レイヴンプテラ(なし)
砲撃竜 パラサウランチャー(☆)
ライブデッキ:22→18枚
ライブ手札:1→5枚
ライブ「ゲット! クリティカルトリガー! 効果は全て、ディアブロキャノンに!」
ディアブロキャノンパワー:16000→21000/☆2
ライブ「アパトメーザーでアタック! 今回暴喰は使わない」
アパトメーザー+フリーザーニクスパワー:19000
トコハ「ノーガード。ダメージチェック」
共に咲く乙女 ケラ(なし)
トコハデッキ:24→23枚
トコハダメージ:4→5
ライブ「よし。レイヴンプテラでブーストしたディアブロキャノンでアタックだ。ディアブロキャノンの暴喰でフリーザーニクスを退却。フリーザーニクスのスキル発動!」
ライブドロップ:17→18
ライブダメージ:5(裏4→3)
ガイアデバステートソウル:0→1
SC:コンバレスオーニス
ライブデッキ:18→17枚
ディアブロキャノンパワー:21000→23000/☆2
ディアブロキャノン+レイヴンプテラパワー:30000/☆2
この攻撃に対して、トコハは迷うことなく手札を切った。
トコハ「Gガード! 《絆の守護銃士 アンテロ》! SB1でスキル発動! シールド+5000、私のRが1枚以下のため、さらにシールド+15000!」
アンテロシールド:15000→20000→35000
アーシャ+アンテロシールド:51000
トコハ手札:3→2枚
トコハドロップ:12→13→14
アーシャソウル:5→4
SB:花園の乙女 マイリス
トコハGB:3→4
ミヤ『防ぎきったぁ!』
ライブ「流石だな。ターンエンド」
トコハダメージ:5
トコハ手札:2枚
アーシャソウル:4
トコハデッキ:23枚
トコハドロップ:14
トコハバインド:1
トコハGB:4
〈 〉〈ア〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈 〉
ライブダメージ:5(裏3)
ライブ手札:5枚
ガイアエンペラーソウル:1
ライブデッキ:17枚
ライブドロップ:18
ライブGB:5
〈デ〉〈ガ〉〈ア〉
〈レ〉〈 〉〈 〉
シオン「ライブさんのダメージは5のまま。そして、トコハの手札には、G3がいる。このまま行けば、たぶん」
トコハ「スタンド&ドロー。アーシャのスキルで、ドロップゾーンのカトリーナを山札に戻す」
トコハ手札:2→3枚
トコハデッキ:23→22→23枚
トコハドロップ:14→13
トコハは手札のG3、《矢車菊の花乙女 イーネス》を捨てる。
トコハ「Gゾーン解放! 今こそ咲き誇れ、我が輝ける未来に! ストライドジェネレーション! 《盛夏の花乙姫 リエータ》!」
トコハ手札:3→2枚
トコハドロップ:13→14
トコハGB:4→5
ライブ「ここでリエータ!?」
ライブ「超越スキルは使わないで、リエータのスキル! CB1、Gゾーンのリエータを表にして、手札のカードをソウルに送り、リエータは、ソウルのカードと全てと同じ名称を得る。そして、GBと同じ枚数まで山札から自身と同じ名前のカードをコール! 私は、手札のトゥーリアをソウルに、山札から3枚のカトリーナ、そして、トゥーリアをカトリーナとして2枚Sコール!」
トコハダメージ:5(裏0→1)
トコハGB:5→6
トコハ手札:2→1枚
リエータソウル:4→5
トコハデッキ:23→18枚
〈ト〉〈リ〉〈ト〉
〈カ〉〈カ〉〈カ〉
トコハ「そして……カトリーナの、開花!」
ミヤ『出ました! 安城トコハの開花! 堂々と咲き誇れ!』
ライブ「くっ」
開花の処理を行う中で、トコハは意を決したようにライブに向き合った。
トコハ「お義父さん」
ライブ「ん?」
トコハ「貴方は、クロノの父親です。クロノの幸せを見守る義務がある。私はそう思っています」
トコハの強い瞳に、ライブは何も言い返せずに目を背けてしまう。
そんなライブにかまわず、トコハは続ける。
トコハ「私は、クロノを愛しています。絶対にクロノと幸せになります。だから、クロノが将来海外に向かう時も、一緒に行きます。その先で子どもも生まれるかもしれません。ライブお義父さん」
ライブ「な、なにかな?」
トコハ「貴方も着いてきてください」
ライブ「え!?」
トコハの強い言葉がライブには少し意外だったのか、驚いて思わずトコハのほうを向いてしまった。
トコハ「言いましたよね。貴方にはクロノの幸せを見守る義務があるって。私たちが築く家庭を、貴方が1番近くで見守ってください。そして、貴方の死因は孫やひ孫に見守られての老衰以外認めませんよ。事故死ならともかく、勝手にどっか行ってのたれ死んだら新導家のお墓にいれてあげませんからね。分かりましたか?」
トコハが人差し指を差して強く言う言葉に、ライブは弱々しくはい、と言うしかなかった。
その答えに満足したのか、笑顔になったトコハの元に、ファイバが通知を告げる。
それは、シオンの元にも届いていた。
シオン「クロノ。勝ったんだ」
そのころ、フィールドの一角では、ツネトに勝利したクロノがガッツポーズを取っていた。
クロノ「よっしゃーーぁ!」
ツネト「ちくしょーーぉ!」
それを見たトコハは、とても嬉しそうに頬を緩めて笑った。
その顔は、慈愛に満ちていた。
トコハ「続けましょう。カトリーナの開花で、カトリーナを5枚選択して、パワー+4000! 5体同時にコールさせれたため、4体分、合計パワー+16000! これを3回行う! 私は、右列と左列のカトリーナとトゥーリア、そして、リエータを選択! 選択したユニットは、合計パワー+48000!」
トゥーリアパワー:9000→57000
カトリーナパワー:7000→55000
リエータパワー:26000→74000
トゥーリアパワー:9000→57000
カトリーナパワー:7000→55000
トコハ「そして、リエータのスキルで前列全てにパワー+3000!」
トゥーリアパワー:57000→60000
リエータパワー:74000→77000
トゥーリアパワー:57000→60000
ミヤ『い、今。パワー幾つですか?』
カズミ『両端の列が11万5千。ヴァンガードの列が8万4千ですね』
ミヤ『……文字通り桁違いですね』
この高すぎるパワーを見て、ライブは元々青かった顔をさらに青ざめる。
ちなみにこの桁違いのパワーを見た人々は、桁が可笑しい、と文句を言ったらしいが、どうでもいい余談である。
トコハ「リエータでヴァンガードにアタック!」
リエータ+カトリーナパワー:84000
しかし、顔を青くしながも、ライブは最後までファイトを続けた。
ライブ「《結界竜 スティラコロード》で完全ガード!」
ライブ手札:5→3枚
ライブドロップ:18→20
トコハ「トリプルドライブ!」
幻蒼のラナンキュラス アーシャ(なし)
播種の乙女 ティアニー(なし)
メイデン・オブ・ゼフィランサス(☆)
トコハデッキ:18→15枚
トコハ手札:1→4枚
ミヤ『来たぁーぁ!』
トコハ「ゲット! クリティカルトリガー! 効果は全て、左のトゥーリアに!」
トゥーリアパワー:60000→65000/☆2
トゥーリアのパワーが上がったところを見たライブは、続くトコハの攻撃を潔く受け入れた。
トゥーリア+カトリーナパワー:115000
古代竜 ディノダイル(☆)
ライブデッキ:17→16枚
ライブダメージ:5→6
トコハWIN
彼のダメージが限界を向かえ、ファイトはトコハの勝利で終わった。
ミヤ『決まったーぁ! 安城トコハvs新導ライブ。このファイトは、安城トコハの勝利だぁー!』
ミヤの言葉に会場中が大いに盛り上がり、歓声が鳴り響いた。
シオン「よしっ!」
その中で喜ぶシオンに近づく影があった。
チームメイトのクロノである。
クロノ「シオン」
シオン「クロノ。来てたんだ」
クロノ「ああ。トコハ、やったな」
そう言って、クロノはスクリーンに映るトコハを、優しそうな目で見つめていた。
スクリーンの先では、勝利を喜び笑うトコハが映し出されていた。
トコハ「やったぁー」
ライブ「俺の負けか。完敗だよ。トコハちゃん」
潔く敗北を認めたライブに出来ることは、勝者を称えることだけだった。
トコハはこれに、笑顔のまま応えた。
トコハ「ありがとうございます。さて、お義父さん」
ライブ「あっ」
トコハ「シンさんやマークさんにも連絡を入れます。逃げちゃ駄目ですよ」
ライブ「はい……」
トコハの笑顔にうな垂れたライブを見て、クロノは首を傾げるのだった。
その後少しして、トコハも2人の元に戻ってきた。
トコハ「2人ともお疲れ~。勝ったよ~」
シオン・クロノ「「お疲れ~」」
合流したトライスリーの3人は、互いの戦果を検討したところで、司会から通達が入った。
ミヤ『VF世界大会日本本予選。ファーストステージ、クレイスクランブル初日はこれにて終了ですが、みゃんと、初日から、ファーストステージを突破したチームが現れました!』
この通達に参加チームも観客も全員が驚く。
クロノ「もう出たのか」
シオン「3年前もあったけど、やっぱり驚くね。今回はどこのチームだろう?」
トコハ「ありそうなのは、やっぱりQ4かしら?」
少しザワザワとなるなか、ミヤの話は続く。
ミヤ『そのチームは……チームトライスリー!』
クロノ「はっ?」
トコハ「えっ?」
シオン「なっ?」
トライスリー「「「ええっ!?」」」
この結果に驚いたのは他でもなく当のトライスリーの面々だった。
彼らが驚く中、他の参加者や観客には、驚くのを止め、真っ先にセカンドステージにコマを進めた彼らに拍手を送る者達が現れた。
ミヤ『彼らは3人全てが全勝。且つ最も多くのファイトを行ったため、ファーストステージを突破しました。初日から、波乱の展開だ!』
カズミ『2日目以降が楽しみですね。残り15枠。どんなチームが飛び出てくるのか分かりません。皆さん頑張ってください』
ミヤ『それでは改めて、VF世界大会日本本予選。ファーストステージ、クレイスクランブル初日はこれにて終了です!』
終了が宣言され、会場中の人々が外に出始めた。
その中には当然、トライスリーの3人も混じっていた。
クロノ「それにしても、まさか初日から突破とはな」
シオン「勝ってたのは事実だけど、これは予想外だったよね」
トコハ「3年前なんて、全員揃って最後のほうにようやく突破だったもんね~。今回は運が良かったってことなのかしら?」
まさかの結果に3人は苦笑してしまう。
トコハ「あっ、クロノ。今日、ミクルさん呼んでね」
その言葉にクロノは一瞬首をかしげるが、隣を歩く恋人の顔を見た瞬間、全てを悟って先ほどとは違う意味で苦笑してしまう。
クロノ「ははは。わ、分かった」
シオン「(ライブさん。自業自得だけど、ご愁傷様)じゃあ、僕はお邪魔かな」
クロノ「あ~。悪いな、シオン」
シオン「良いよ。僕もこの後個人的にやりたいことがあるしね。それに、偶然でも暇になったから、明日からまた仕事して、セカンドステージはもっと暇な状態で臨みたいから」
クロノ「仕事、頑張れよ」
トコハ「アムのこともね」
クロノとトコハは2人ともサムズアップをしてシオンを応援した。
シオンはそれに笑って応えながら、迎えに来ていた岩倉のもとに歩いて行った。
クロノ「さて、帰りますか」
トコハ「ええ」
そう言って、クロノとトコハは手を繋いで帰路についていった。
今日の勝利を喜びながら。
続く
なお、この日の晩、新導ライブは飯抜きで夜通し正座をさせられたらしい。
次回予告
「今日はお疲れ様ね。とりあえず、おめでとう」
「ありがとう。この結果は、僕も予想外だったけどね」
「前半あんたら全員走り回っていたからでしょ。不本意なら次からは自重しなさい」
「不本意って訳じゃ無いけどね。ただ、僕はファーストステージが終わるまでは、仕事に集中するから、君のファイトは直接見れそうにないね」
「それは別に良いわよ。それよりも、仕事に集中しすぎて体壊さないでよ」
「それはもちろん。2日目以降、頑張ってね。クロノが見るみたいだから」
「ええ。恥ずかしくないファイトをするわ。クロノの元チームメイトが相手でも負けないわよ」
次回、第15ターン:ストライダーズの誇り
「それより、クロノのお父様は大丈夫なの?」
「ファーストステージ2日目まで1週間あるんだ。大丈夫だよ」
「それって今晩は無事じゃ済まないってことよね……」
「「……はぁ」」