カードファイト!!ヴァンガードG 再結成!世界に挑戦する3人   作:リー・D

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さっそく2つ目です。
前作がプロローグなので、今回が1話になります。
今回はタイトル通り大会のルールやいくつかの細かい設定のおさらいです。
独自設定は特に細かく書きます。
今後の展開で分からないことがあったら何度でも確認してください。


第1ターン:VF世界大会のルール

シオン「さあて、それじゃあルールの確認をしようか」

 

ここは、綺場コンツェルン本社社長室。

そこで社長のシオンは親友であり、チームメイトのクロノとトコハと共にパソコンを覗いていた。

 

クロノ「公式ホームページはもう有るな。おっ、気づかなかったけど、今回が第1回なんだな」

 

トコハ「これまでは、U-20と全国大会が普及協会公式大会の主力だった。けど今回は、立凪財閥や蒼龍財閥との連携で、サーキット以上の大きな大会にして、文字通り世界1のヴァンガードチームを決定するのね」

 

シオン「これは大きく盛り上がるだろうね。プロもアマも未成年も関係ないから、老若男女あらゆる人が参加できる。ただし、参加条件はグレード6以上であること」

 

クロノ「なるほどな。この時点で大きく篩いをかけてるってことか」

 

トコハ「つまり、強敵しか出てこないってことよね」

 

ファイカとクエストが復活したことで、再び普及協会はグレード制を採用したのだ。

ここで、各グレードの大まかな内容と上昇条件を確認しよう。

 

グレード(以下G)0:始めたばかり、ファイカを貰ったばかりの人。

G1:何でも良いので1つクエストをクリアすれば上がれる。初心者。

G2:ある程度のクエストをこなし、ポイントを集めた人。早ければ1ヶ月でなれる。

G3:ここから公式大会に参加可能。初心者卒業。

G4:クエストのポイントだけ集めて、大会に参加していない人はここが最終到達点。ただし、救済が無いわけではない。(後述参照)

G5:地区大会以上の大会で好成績を取ればなれる。中級者クラス。

G6:全国規模の大会に出場経験がある者か、県大会クラスで常に好成績を取り続ければなれる。

G7:全国大会やU-20規模の優勝経験者。条件さえ満たせば自動的になれるのはここまで。

G8:ここまで来ると協会から推薦と許可を貰わなければなることができない。クランリーダーは全員低くてもここ。

G9:プロ上位クラス。

GEX:世界最強クラス。クランマスターもここ。

 

G5~7のグレード上昇条件だが、より正確には一定数以上のポイント集めた上で、相応の実力があることを示せば良いので、別に全国大会優勝者のG3だっているし、全国大会出場未経験者のG6だっているのだ。

ただし、U-20はファイカさえ持っていれば参加可能。

出場者が常に上位の実力者ばかりなため、初心者で勝ち上がるには相当の才能がなければいけないが。

また、G4のままでクエストだけでポイントを集め続けている人は、一定以上のポイントが集まれば「クエストマスター」と認定され、特別なカラーのファイカを授与されることが発表されている。

 

シオン「2人とも、グレードはいくつだっけ。僕はG7だけど」

 

そう言って、シオンは自らのファイカを取り出した。

クロノたちも自身のファイカを取り出し、グレードを確認しあった。

 

クロノ「俺もG7だ。最近大会に参加してなかったし」

 

トコハ「私G8。ここまでユーロ第2リーグを全勝して来期の第1リーグ出場が決定したことが評価されてライドしたわ」

 

クロノ・シオン「「おお~」」

 

岩倉「皆様。お茶が入りましたよ」

 

岩倉が持ってきてくれた珈琲と茶菓子を頂きながら、3人は話を続けた。

 

クロノ「申し込みは、2号店でできるな。明日俺バイトだし、2人とも来いよ。さっさとやろうぜ」

 

トコハ「そうね。シオン、明日予定大丈夫?」

 

シオン「申し込みに時間はかからないだろ。それぐらいなら、空けれるよ。ただ、大会に専念できるように、暫くの間の仕事を片付ける必要があるからね。明日以降、何日かは会えなくなることは知って欲しい」

 

クロノ「分かった。社長業も大変だな」

 

トコハ「中学の時の御曹司業も大変だったしね」

 

シオンは社長なのだ。

その忙しさは、中学の時以上だろう。

御曹司の時の忙しさを見たことがある2人は、簡単に承諾した。

理解有る友人たちにシオンも嬉しく感じた。

 

クロノ「俺も大学の課題が集中しないように気をつけなくちゃな。授業はもう少し後だけど、申請時には土曜日に授業入れないようにする必要があるだろうし」

 

シオン「天下の東大生も大変だね。うちの大学は、僕みたいな企業の御曹司が集まる場所だから、その意味では楽なんだけど」

 

幸いにも大会の試合が行われるのは土日だけだ。

都内の大学に通う2人は、地方から出てこなければならない者よりも簡単だろう。

 

トコハ「私もリーグはオフシーズンだから大丈夫よ」

 

クロノ「もしかして、世界中各リーグがオフなのは、今回の大会に参加して欲しいからじゃね?」

 

トコハ「言われてみればそうかも。去年はこの時期にも試合有ったのに、今年から無くなったのは不自然だなって思ってたのよね」

 

シオン「となると、各国や各地域の本予選を勝ち抜いて決勝トーナメントに勝ち上がるのはプロがほとんどだろうね。特にヨーロッパからはガイヤールさんたちが勝ち上げって来る確立が高い。強敵だね」

 

具体的に何チームが決勝に勝ちあがれるのかは、まだ判明していないが、最低でもアメリカ、中国は国単位で予選を行うことになっている。

そのどちらもが強豪ファイターを抱えている。

 

トコハ「具体的に世界に出てきそうなのは、チームカエサル。チームジニアス。チームドレットノートが候補かしら」

 

クロノ「……その全員に俺たち会ったことあるよな」

 

シオン「まあ、全チームがアジアサーキットでQ4と戦ったチームだからね。カムイさん経緯で知り合えるのは当然だよ。ただ、アメリカのチームが読めないのが不安だね」

 

クロノ「チーム単位だと難しいよな。個人ならラティさんが上がるけど」

 

トコハ「あの人、また大会不参加になりそうなのが怖いのよね」

 

ありそうな未来を想像して全員がため息をつく。

 

クロノ「後は、本予選に進むための予選はU-20同様、協会から認められた各ショップで行うのと、指定の支部で行われる事前予選の2つか」

 

シオン「できるなら事前予選で進みたいね。時間に余裕ができるから」

 

トコハ「その後の本予選の内容が分からないのも、U-20と一緒ね。気を引き締めて挑まないと足元すくわれそうね」

 

そんな時、突然携帯のベルが大きく鳴った。

 

シオン「あっ、ごめん僕のだ。そろそろ仕事に戻らなくちゃね」

 

クロノ「そうか。じゃあ、俺たちは退散だな」

 

トコハ「今日はありがとう。大会頑張りましょう」

 

シオン「こちらこそ、具体的な目標が出来てやる気が沸いてきたよ。仕事にも気合が入る。2人ともありがとう」

 

3人は小さく笑いあう。

その瞳には熱い闘志が宿っていた。

2人が去っていった後、社長室に残ったシオンは、窓から外を見ていた。

 

シオン「本当にありがとう、2人とも。ヴァンガードで僕の名を、いやトライスリーの名を残す絶好の機会を与えてくれて。……ふっ。終わったら、僕もプロとしてどこかのリーグに参加するかな。僕自身の目標のために」

 

そんな決意を岩倉は嬉しそうに見ていた。

その頃、会社から出て行ったクロノとトコハは帰り道を2人で歩いていた。

 

トコハ「シオン、嬉しそうで良かった。断られたらどうしようかと思ってたし」

 

クロノ「アイツが断るわけ無いだろ。そんなことしたら、アイツらしくない」

 

簡単に言うクロノにトコハは少し呆れてしまう。

 

トコハ「男の友情って良いわね。言葉にしなくても簡単に通じ合っちゃうんだから」

 

クロノ「何言ってんだよ。お前とシオンの男女の友情だってかなりのものだろ」

 

そう言いながらソッポを向くクロノに気づき、トコハはイタズラっ子のように笑った。

 

トコハ「にっしっし~。あっれ~? クロノ、もしかして嫉妬してる~?」

 

クロノ「う/// わ、悪いか?///」

 

頬を赤く染めながら、歩を早めて歩くクロノにトコハはイタズラ心が沸いてきた。

 

トコハ「えいっ!」

 

クロノ「えっ? うぉお!」

 

トコハがクロノの背中に飛びついた。

クロノは驚いてこけそうになってしまった。

しかし、何とかバランスを取って持ちこたえた。

 

クロノ「危ないだろ! 何してんだよ!」

 

トコハ「ん~。今日は疲れたから、このまま帰る~」

 

クロノはキレた。

しかしトコハは受け流した。

 

クロノ「……俺のほうが疲れてるのに。女ってズルイ……」

 

クロノは呆れながらもトコハが落ちないように支え、背中の熱を感じながら歩き出した。

そんなところが嬉しかったのか、トコハはさらに強くクロノの背中にしがみついた。

 

クロノ「……トコハ。痛いし、重いから、それやめろ」

 

トコハ「重いって言うな、馬鹿。今夜はサービスしてあげるから」

 

そう言いながらトコハはクロノの頭をはたいた。

 

クロノ「いて。一応言うが、重いのはお前が体重かけてくるからだからな」

 

トコハ「例えそうだとしても、女に重いは禁句なの。デリカシーが無い」

 

クロノ「はい、はい。分かったよ」

 

トコハ「はいは、一回」

 

クロノ「はーい」

 

トコハ「もう。ふふっ」

 

まるで親子のような会話だが、こんな何気ない一時がトコハは大好きだった。

母親を知らず、叔母のミクルにも甘え無かったクロノが自分には甘えてくれるのが分かっているから。

クロノもまた、遠慮せずに自分を叱ってくれたり、泣いてくれたり、笑ってくれるトコハが大好きだからこそ、軽口を簡単に言えるのだ。

 

トコハ「私、シオンには感謝してるんだよね」

 

急にトコハがシオンの話に切り替えた。

 

クロノ「急に如何した?」

 

トコハ「思ったのよ。クロノこと気になった理由はいろいろだけど、シオンが居なかったら、クロノと恋人同士にならなかったかもしれないって」

 

クロノ「……はい?」

 

いきなりの事にクロノは言葉を失ってしまう。

 

トコハ「いや別にクロノが悪いって訳じゃ無いんだけどさ。シオンって、勉強も出来るし、顔も良いし、人当たりも良い。中学の頃のクロノとは真逆の存在だったじゃない」

 

クロノ「……まあな」

 

恋人が親友とはいえ他の男を褒めるのが詰まらなさそうにクロノは聞いていた。

それを理解して、トコハはクロノの頭を撫でてなだめながら話を続けた。

 

トコハ「チームメイトだったからかな。クロノの良いところとも悪いところも、シオンが比較対象だったのよ。シオンのおかげで見えたことは沢山有る。私がクロノを好きになったのは、シオンのおかげで私もクロノも成長できたからなのよ」

 

クロノ「確かに、シオンがきっかけで前に進めたことって多いよな。特にGクエで成長したアイツの影響は量りしえない。でもそれなら、お前がアイツのことを好きになっても可笑しくはないんじゃないか?」

 

トコハ「それを言ったら、私に強い影響を与えた男性である、ハイメやミゲル、兄さんや江西さんと恋人同士になるって話になるわよ。でも、私がクロノとなりたい関係は彼らとは別だし、シオンとの関係もまた別なの」

 

クロノ「どういうことだ?」

 

トコハ「あのね。私は、クロノの『当たり前』になりたいの。クロノと一緒に毎日を過ごす。家にはね、いつもクロノが居る跡があるの。帰ったらクロノが出迎えてくれたり、逆に私がクロノを出迎える。食事をとって、2人で寝るのが当たり前な生活を過ごすの。一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に悩んで、一緒に喜ぶ。それが私の望む未来、私の日常なの」

 

そんな未来予定図を聞かされて、クロノや周りで聞き耳を立てていた人々の顔は湯気が出そうなほど真っ赤に染まった。

 

トコハ「でもね。シオンは私の、私たちの『特別』なの」

 

クロノ「『特別』?」

 

意味が分からずクロノは首をかしげる。

 

トコハ「クロノと私は1対1で対等な関係。でも、私たち2人だけなら世界はそこで閉じてしまう。対して、シオンは身近でありながら、最大の第3者。シオンが居るから、世界は広がるの。世界に目が向くの。私たちはね、2人だけじゃ駄目。3人必要なの。だからシオンは『特別』なんだよ」

 

クロノ「3人必要……か。まるで立体だな」

 

トコハ「えっ?」

 

今度はトコハが首をかしげる。

 

クロノ「XとYだけだと面にはなるけど、横から見るとただの1本の線にしか見えない。でも、Zが加われば、立体になって、本当に様々な形になるんだ。そして、互いを尊重し有ってできる平方四角柱はとても綺麗な形をしている。俺たち3人の関係もきっとそうなんだろうな」

 

その言葉を聞いたトコハは、目を大きく輝かせた。

 

トコハ「クロノ凄い。私そんな風に考えなかった。そっか、私たちは3人で立体という世界を造っているんだ」

 

クロノ「まっ、本当に世界一を目指すのなら、俺たち1人1人がもっと大きく成長しなきゃ駄目だけどな。自分という線を伸ばして、初めて立体は大きくなるから」

 

トコハ「うん。そうだね。あっ着いちゃった」

 

家があるマンションに着いたため、トコハはクロノの背中から降り、家まで歩いた。

 

クロトコ「「ただいま~」」

 

ライブ「おう。おかえり、2人とも」

 

帰るとクロノの父、新導ライブが出迎えてくれた。

 

クロノ「親父。帰ってたのか」

 

ライブ「まあな。腹減ってるだろ。夕飯作ってみたぞ。クロノほど美味しくは無いだろうが」

 

頭をかきながら恥ずかしそうにライブはリビングのテーブルの上に盛り付けてある料理を示した。

 

クロノ「助かったよ、親父。途中からトコハを背負って歩いたから、くたくただったんだ」

 

トコハ「何よそれ~。私が重いって言うの?」

 

クロノ「ずっとって言うのがキツイの」

 

トコハ「ぶ~。お風呂の準備してくる!」

 

拗ねたトコハがドカドカと洗面所に向かって歩いていくのをクロノは呆れながら見ていた。

 

ライブ「おまえら、ホント仲良いよな」

 

ライブも少し呆れている。

トコハを待ちながら、クロノとライブは食事の準備を済ませ、トコハが席に座ったところで食事を開始した。

 

ライブ「どうだ、2人とも。上手いか?」

 

ライブは少し食い気味に聞いてきた。

 

トコハ「う~ん。クロノやミクルさんの方が美味しいけど……普段料理をしない人からしたら十分美味しいですよ」

 

トコハは評価しているつもりで、棘のある言葉を言ってライブを凹ました。

 

クロノ「食えたものじゃない分、マシだ。初めてシオンに料理をさせてみたら、酷いことになったし」

 

黙々と食べていたクロノは、過去にあった悲劇を思い出して遠い目になった。

そのクロノを見て、トコハも同じく遠い目になった。

 

ライブ「? ところで2人とも、今日は楽しかったか?」

 

何故遠い目をしだしたのか気にはなったが、スルーして今日の2人のデートのことを聞いてきた。

 

トコハ「はい! 楽しかったですよ」

 

トコハは満開な笑顔で答えた。

 

クロノ「海は楽しめたし、そのあと少し、シオンと会って来たぞ。今後の予定について聞くために」

 

ライブ「今後の予定?」

 

トコハ「はい。私たち、3人で『VF世界大会』に出場するんです」

 

そう言いながらトコハは世界大会のチラシをライブに見せた。

ライブはチラシを受け取り、マジマジと見つめた。

 

ライブ「ほう。こんな大会をやるのか。トライスリー復活ってわけだ」

 

クロノ「まあな。親父たちが叶えられなかった世界一の称号。俺たちが取ってきてやるよ」

 

ライブ「えーっ。俺は出れないの~」

 

なにやら不満そうである。

 

クロノ「親父。グレードは?」

 

ライブ「5」

 

トコハ「参加資格、6以上です」

 

ライブ「ガーン」

 

本気でショックだったのか、ライブは涙目になる。

そんな父を見て、クロノは呆れ、トコハは苦笑するしかなかった。

食事が終わるまで新導家には沈黙が続いてしまった。

 

トコハ「……お義父さん、お風呂沸きましたよ。入ります?」

 

ライブ「うん。ありがとうトコハちゃん」

 

そう言って洗面所に向かうライブの背中には哀愁が漂っていた。

 

トコハ「……とりあえず、片付けよう」

 

クロノ「……そうだな」

 

しばらくして風呂から出てきたライブはそのまま寝てしまい、クロノとトコハもそれぞれ汗を流して寝室に入った。

 

トコハ「……アタック。お義父さんに悪いことしちゃったかな?」

 

寝る前に2人でファイトしながらトコハは聞いた。

 

クロノ「ガード。まっ、事実を言うのは悪くないぜ。ドロー、ストライド。親父の分まで頑張ればいいさ。アタック」

 

トコハ「う~ん。ノーガードか~。ダメージチェック。負けた~。悔しい~」

 

どうやら今回はクロノに軍配が上がったようだ。

本気で悔しかったのか、トコハはそのまま床に転がってしまう。

 

トコハ「……お義父さんの分まで頑張るか~。そうだね。クロノの言うとおりだ。頑張ろう、クロノ。トライスリーが絶対優勝できるように!」

 

少しだけ転がったまま考えたトコハは、起き上がって決意を新たにした。

そんなトコハをクロノは優しく見守るのだった。

大会まで約1ヶ月。

やるべきことは沢山ある。

本気で優勝を目指すためにトライスリーの3人は、今出来ることを全力で取り組むのだった。

 

続く

 

そのころシオンは、まだ会社で仕事を続けていた。

 

「クロノ、トコハ。……来てくれたのは嬉しかったけど、目の前でイチャつき過ぎだよ。はぁ……せめて僕がアムと会えていれば我慢できたのに。会いたいな~」




次回予告

「社長、まだ仕事していますけど、止めないでよろしいのですか? 岩倉さん」

「シオン様は新しい目標に向けて一直線なのです。邪魔をしてはいけませんよ」

「でも~」

「我々に出来ることは、唯1つ。シオン様の負担を少しでも減らせるよう、仕事をこなすことです」

「岩倉さん……」

「さあ、明日からも頑張りますよ」

次回、第2ターン:強敵たち

「分かりました。不肖受付嬢。社長のために一心不乱に働かせてもらいます」

「それで良いのです。ところであなた、名前が無いのに出番多くないですか?」

「お願いですから、それを言わないでください」orz
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