カードファイト!!ヴァンガードG 再結成!世界に挑戦する3人 作:リー・D
頑張って毎回ファイトできるようにしていきますので、お楽しみください。
翌日、キャピタル2号店にて、クロノは朝からバイトに励んでいた。
横には大学から新しくバイトに入った多度ツネトが居た。
ツネト「は~ぁ」
クロノ「どうした、何時も悩みなんて無いって顔をしているお前がため息なんて珍しいな」
ツネト「どういう意味だ!」
シン「ツネト君。何を悩んでいるのかは知りませんが、バイトはちゃんとやってくださいよ。クロノ君もです」
クロノ・ツネト「「は~い」」
注意が入ったので、2人はそれぞれの仕事の集中。
午前中は滞り無く時間が過ぎていった。
トコハ「こんにちは~。クロノ~、お弁当持ってきたよ~」
お昼ぐらいになったところで満開な笑顔でトコハがやってきた。
ツネト「けっ、クロノさんは愛妻弁当かよ。羨ましいね、こん畜生が!」
クロノ「いて。ひがむなよ」
そんなトコハの様子を見たツネトがクロノに文句を言いながらエルボーをくらわしていた。
少しクロノは痛そうである。
そんな2人のやりとりを気にせずにトコハはテーブルの1つに弁当を並べていた。
トコハ「多度君も食べる?」
クロノが近寄ってくるのを片目で見ながらツネトを誘う。
ツネト「いいの!? トコハちゃんさん!」
トコハ「作りすぎちゃったから。てか、ちゃんさん?」
ツネトの言葉に疑問を感じながらも、ツネトの分の弁当を差し出す。
ツネト「……クロノのと比べて小さくないですか? いや、貰っておいて文句言うのは筋違いだと分かるんだけどさ」
彼に差し出された弁当に対してクロノの前に置かれている弁当の大きさは倍以上大きい。
これには確かに少しぐらい文句も言いたくなるだろう。
クロノ「ツネト。これ、俺とトコハの2人分だぞ」
ツネト「なに!? しかも、クロノの痛弁だと!?」
開けられたクロノの弁当にはデカデカとクロノの顔が配置されていた。
ちなみにツネトの弁当は普通の海苔弁である。
クロノ「どうも、ナギサさんに相談して作ったらしい。俺も初めて見た時は驚いたしな」
トコハ「はい、クロノ。あ~ん」
クロノの隣に座ったトコハが箸を使っておかずの1つを差し出した。
クロノはそんなトコハに呆れながらも黙って差し出されたおかずを食べる。
笑顔になったトコハはそのまま口を開けたので、クロノは適当に弁当の中からおかずを選び箸でトコハの口の中に運んだ。
食べさせてもらってトコハはさらに嬉しそうに笑うのだった。
ツネト「……2人とも慣れすぎじゃね? まさか、毎日やってるの?」
トコハ「まっさか~。毎日はやってないわよ。精々料理中に味見して欲しい時にやってるぐらい~」
ツネト「そういやぁ2人とも料理できたね。トコハちゃんから始めたの?」
トコハ「ううん。クロノが最初にやってくれた~」
ツネト「えっ!?」
クロノ「誤解の無いようにいうけど、トコハが料理の邪魔するぐらい話しかけてくるから味見させて黙らせたのが始まりだからな」
ツネト「お前何言ってるのか分かってる!? 自爆してるようにしか聞こえないぞ! このバカップル!」
ハッとクロノは気づいてしまい、顔を真っ赤にして覆い隠した。
そんなクロノを見て、ツネトはまたため息をついた。
トコハ「多度君。今日は何時もよりも元気ないね。何か悩みでもあるの?」
ツネト「えっ、俺、そんなに変に見える? てか、トコハちゃん何時まで俺のこと多度って呼ぶの?」
トコハ「いや~、ツネト君って呼んじゃうと、多度ツネトって本名忘れちゃいそうで、つい」
ツネト「酷くね!?」
クロノ「一応聞くけど、トリドラの残りの2人のことはなんて呼んでるんだ?」
頬は赤いままだが、復活したクロノが弁当の残りを食べながら聞いてきた。
トコハ「えっ? 山路君と長良君だよ。そもそも、ハイメとミゲルを例外として、親しい人以外は苗字で呼んでるよ」
ツネト「俺たちは親しくないと!? 我らトリニティ・どらごんは……はぁ」
いつもの調子で名乗ろうとしたところで、再びツネトはため息をつき、クロノとトコハだけでなく、シンまで驚いてしまう。
クロノ「ツネトお前、あの2人と喧嘩でもしたのか?」
ツネト「いや、してねえよ」
シン「しかし、最近3人がそろっているところを見る機会が減りましたよ。本当に大丈夫なのですか?」
ツネト「いや、本当に喧嘩とかじゃ無いんで。ただ……」
トコハ「ただ?」
クロノ「いい加減言いやがれ」
言うのを渋るツネトに顔を近づけて、迫力のある顔でクロノは聞き出した。
ツネト「分かったよ。カルはさ、自分の目と足で情報を集めるって決めて、ジャーナリストになるんだとよ」
クロノ「前に言ってたな」
ツネト「そして、ケイは動物園の職員として様々な動物とふれあうって目標を持った」
ツネトの言葉に3人はうんうんとうなずいた。
ツネト「でもよ……じゃあ、俺はってなってな。俺、未だにあいつらみたいな夢や目標を持ててないんだ」
落ち込むツネトにクロノもトコハも何も言えなくなってしまう。
シン「そういえば、クロノ君もトコハちゃんも同じことに悩んでましたね。確か中2と高1の時でしたか」
クロノ「……そうでしたね」
トコハ「今はともかく、あの時は明確な目標を持ち続けているシオンが本気で羨ましかったですよ。悩みまくったせいでクロノと恋人になるのが遅れましたし」
そこかよ、と他の全員が心の中でつっこんだ。
そんな時、店の扉が開けられた。
シン「いらっしゃい」
入ってきた人は、シンに軽く会釈して、クロノたちが座っている席に向かった。
クロノ「おっ、お前らは……」
カル・ケイ「「ツネトさん!」」
ツネト「えっ? カル! ケイ! お前らどうしてここに!?」
ツネトが振り返った先に居たのは、彼のチームメイトである山路カルと長良ケイであった。
突然の来客にツネトは本気で驚いてしまう。
カル「僕たち、ツネトさんにお願いがありまして」
ケイ「ツネトさん。お願い」
カル・ケイ「「僕たちといっしょにVF世界大会にでましょう!」」
ツネト「ヴァ……VF世界大会?」
クロノ「なんだ、ツネト、知らないのか? ほら、あれだよ」
そう言って、クロノは店の入り口近くに貼ってあるポスターを指差した。
それはVF世界大会の公式ポスターだった。
シン「ちなみに、チラシもありますよ」
シンがレジ付近に配置してあったチラシを見せる。
ツネトは本気で驚いているようだ。
トコハ「昨日、ここであのチラシを持っていったんだよね。私たちも大会にでるから」
カル「そうなんですか!?」
ケイ「リベンジのチャンス!」
ツネト「け、けどよぉ」
しかしツネトは乗り気ではないようだ。
ツネト「お前ら、勉強とかは大丈夫なのかよ~」
カル「そんなもの何時でもできます! でも!」
ケイ「僕たち3人で世界を目指したいんです!」
ツネトの謙虚な言葉を一蹴されてしまい、ツネトはさらに困ってしまう。
助けを求めて、ツネトはクロノの方を見た。
目が合ったクロノは――
クロノ「ツネト。お前逃げるのか?」
逆にツネトを挑発した。
ツネト「なっ、何言ってんだよ! 俺は……」
クロノ「言っとくが、俺たちはトライスリーで参加するぜ」
トリドラの3人が絶句する。
トコハとクロノが出るのは聞いたが、それがトライスリーでの参加とまでは思っていなかったのだ。
シン「トライスリーが再結成しての参加ですか。これは盛り上がりそうですね。さっそく登録の準備をしましょう。おや3人揃わないと登録はできないみたいですね」
トコハ「シオンなら夕方ぐらいには来るって言ってましたよ。さて、多度君」
トコハがツネトと向き合うために話しかけた。
トコハ「多度君の悩み、分かるよ。同じことを以前に考えたことがあるから。でもね。悩んでるだけじゃ解決はしないよ。私は、U-20を通してプロになることを決めた。クロノは、アイチさんと出会うことで、宇宙飛行士になることを決めた。私たち2人は、行動したからこそ、将来の目標を決めることができたの。多度君は、悩んでるだけで、立ち止まっているだけなの?」
その真剣な瞳にツネトは何も言えなくなってしまう。
クロノ「ツネト。俺はな、お前たちにリベンジしたいんだ。トライスリーがまだ『名前が無い』ときのファイト。あれ悔しかったんだぜ。お前は俺たちの再挑戦を受けずにただの極楽3人衆で終わっちまうのか?」
ツネト「なっ!? だ……誰が……」
ツネトは立ち上がり、顔を伏せたまま震える。
カルとケイも同じく震えている。
ツネト「誰が極楽3人衆だ! 俺たちはなっ!」
トリドラ『トリニティ・ドラゴンだ!』
いつものポーズを決めて大きく高らかに名乗る。
その顔は真剣そのものだ。
ツネト「良いだろう! 受けてやるぜ、お前たちのリベンジマッチ!」
カル「今度も返り討ちにしてあげますよ!」
ケイ「トリドラ、最強!」
トリドラ『と言うわけで店長! 登録よろしくお願いします!!!』
シン「はい。トリニティ・ドラゴン。VF世界大会に参加ですね。では登録開始します」
それぞれのファイカをシンに差し出し、彼らの登録が行われる。
クロノ「ところでお前らって、グレードいくつだよ?」
トリドラ『6!!!』
トコハ「全員一緒なんて珍しいわね。地味に上げてたんだ」
ツネト「ふっ、そういうことだ。クロノ! 大会の前哨戦だ! 俺とファイトしろ!」
ファイカを手に、ツネトはクロノに腕を突き出す。
それを見たクロノは、シンのほうを向いた。
シン「しかたがありませんね。1回だけですよ」
店長の許可も得たので両者はファイトテーブルで向かい合う。
ファイカをかざしてフィールドを選択し、それぞれのデッキと手札を整えた。
じゃんけんにより、クロノが先行となった。
クロノ「いくぜ!」
ツネト「こい!」
2人「「スタンドアップ! ヴァンガード!」」
クロノ「《クロノ・ドランZ》」
ツネト「《神魂烈士 イクツヒコネ》」
クロノ「ドロー、ライド。《クロノエトス・ジャッカル》」
クロノ手札:5枚
〈 〉〈ジ〉〈 〉
〈 〉〈ド〉〈 〉
ツネト「ライド。《神魂烈士 クマノクスビ》。イクツヒコネは先駆で移動。そのままアタック」
クロノ「ノーガード」
ツネト「ドライブチェック」
荒神の霊剣 スサノオ(無し)
ツネト手札:6枚
〈 〉〈ク〉〈 〉
〈 〉〈イ〉〈 〉
クロノ「ダメージチェック」
刻獣 リボルバー・ドラコキッド(無し)
クロノダメージ:1
カル「出だしは静かですね」
トコハ「クロノ! 負けたら今晩のファイトはヒールとクリティカルと守護者抜いたデッキでやってもらうからね!」
クロノ「ちょっ!? トコハさん!? それは酷くない!?」
トリドラが何を言っているのか分からず、少し困惑しているが、そこは気にせずにクロノはカードをドローする。
クロノ「ライド。《クロノビート・バッファロー》。ドランを自身のスキルでバインド。山札の上5枚を見て、グレード1か3を手札に。《スチームテイマー アルカ》を手札に」
ケイ「完全ガードが手札に加わった」
クロノ「《刻獣 リボルバー・ドラコキッド》をコール。スキルで《クロノジェット・ドラゴンZ》を見せて、クロノジェットZを手札に、そのままドロップへ」
手札交換が終わったクロノはユニットに手を出して、攻撃宣言を行った。
バッファローの拳がクマノクスビに向かう。
クロノ「ドライブチェック」
刻獣使い ルガル・ウレ(無し)
ツネト「ダメージチェック」
覇天戦神 スサノオ(無し)
ツネトダメージ:1
続けてリボルバー・ドラコキッドもクマノクスビを殴りつける。
ツネトはそのままダメージを確認した。
バトルシスター がなっしゅ(引)
ツネトダメージ:2
ツネト手札:7枚
クロノ手札:6枚
〈 〉〈バ〉〈リ〉
〈 〉〈 〉〈 〉
トコハ「あ~。多度君の手札が増えちゃったか~。まあ、しょうがないか。ところで多度君って、バトルシスター入れてたんだね」
ツネト「トリガーはスキル持ちの方が良いからね。それにライドするわけじゃ無いから拘る必要は無いしね。ライド《神宮衛士 アカギ》」
さらに《リジッド・クレイン》と《神魂烈士 アメノオシホ》がコールされ、ヴァンガードから攻撃が行われた。
ツネト「ドライブチェック」
神剣 クサナギ(☆)
ツネト手札:6枚
ツネト「クリティカルはヴァンガードに。パワーは右のクレインだ」
アカギ:☆2
クレインパワー:9000→14000
クロノ「げっ。ダメージチェック」
クロノファング・タイガー・G(無し)
ドキドキ・ワーカー(☆)
クロノダメージ:3
クロノ「パワーはバッファローへ」
バッファローパワー:9000→14000
ツネト「ちぃ。クレインでヴァンガードにアタック」
クロノ「ガード。《刻獣 メリーブロック・ドラゴン》」
バッファロー+メリーブロックシールド:19000
ツネト「なら、アメノオシホでドラコキッドをアタック」
クロノ「ノーガード。ドラコキッドは退却だ」
ツネト「ターンエンド」
ツネト手札:6枚
〈ア〉〈ア〉〈ク〉
〈 〉〈イ〉〈 〉
クロノ手札:5枚
クロノダメージ:3
〈 〉〈バ〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈 〉
ケイ「4ターン終わって、ダメージは2対3。ツネトさんが有利」
カル「次はクロノのG3。ここから勝負が動く」
クロノ「ライド。クロノジェット・ドラゴンZ。コール、ルガル・ウレ、《ドキドキ・ワーカー》、《刻獣 スピアヘッド・ユニコーン》。ドキドキ・ワーカーのブースト、スピアヘッドでアタック」
スピアヘッド+ドキドキ・ワーカーパワー:13000
ツネト「クレインでインターセプト」
アカギ+クレインシールド:14000
クロノ「クロノジェットでヴァンガードにアタック」
ツネトはこれをノーガード宣言。
ドキドキ・ワーカーのスキルでクロノは手札を3枚に増やし、ドライブチェックが開始される。
クロノメディカル・ハムスター(治)
クロノ「ダメージ1回復。パワーはルガル・ウレへ」
ルガル・ウレパワー:9000→14000
クロノダメージ:2
刻獣 メタルパーティ・ドラゴン(無し)
クロノ手札:5枚
ツネト「ダメージチェック」
荒神の霊剣 スサノオ(無し)
ツネトダメージ:3
クロノ「ルガル・ウレでアタック」
ツネト「クマノクスビ2体でガード」
アカギ+クマノクスビシールド:19000
ツネト手札:4枚
クロノ「ターンエンド」
クロノ手札:5枚
クロノダメージ:2
〈ス〉〈ジ〉〈ル〉
〈 〉〈 〉〈 〉
ツネト手札:4枚
ツネトダメージ:3
〈ア〉〈ア〉〈 〉
〈 〉〈イ〉〈 〉
ツネト「いくぜ! ライド、《荒神の霊剣 スサノオ》。ストライドジェネレーション。《恵みの霊神 アメノサグメ》。さらにイクツヒコネのスキルで1枚ドロー」
さらにツネトはアメノオシホのスキルで1枚ドローし、《神剣 クサナギ》と《プレシャス・オフィディアン》2体をコールした。
トコハ「ここでプレシャス・オフィディアンのスキルが発動する」
カル「これでツネトさんの手札は5枚、ソウルは2。神託の発動条件は整いました」
ツネト「さらにアカギをコールだ。カウンターブラスト(以下CB)とソウルブラスト(以下SB)を1つずつ払い、山札の上2枚を見て、1枚を手札に、残りを山札の下へ。アカギのパワー+2000」
ここでツネトの場を確認しよう。
ツネト手札:5枚
ツネトダメージ:3(裏1)
〈ク〉〈ア〉〈ア〉
〈プ〉〈 〉〈プ〉
アカギパワー:9000→11000
アメノサグメソウル:1
ケイ「これで攻撃態勢は整った。頑張れツネトさん!」
ツネト「いくぞ、クロノ。まずはオフィディアンでブーストしたクサナギでアタック」
クサナギ+オフィディアンパワー:11000
その攻撃はスピアヘッドがインターセプトで阻んだ。
クロノジェット+スピアヘッドシールド:16000
ツネト「アメノサグメでアタック。クサナギのスキル」
アメノサグメパワー:26000→31000
ツネト手札:6枚
クロノ「……ノーガード」
ツネト「トリプルドライブ」
神剣 クサナギ(☆)
バトルシスター ぽるぼろん(治)
神明護官 アマツヒコネ(無し)
アメノサグメ:☆2
アカギパワー:11000→21000
ツネトダメージ:2(裏1)
ツネト手札:9枚
クロノ「マジか……。ダメージチェック」
クロノビート・バッファロー(無し)
クロノビート・バッファロー(無し)
クロノダメージ:4
ツネト「さらに、アメノサグメのスキル発動。2枚ドロー、1枚捨てる。カウンターチャージ(以下CC)1、ソウルチャージ(以下SC)1」
ツネト手札:10枚
ツネトダメージ:2(裏無し)
スサノオソウル:2
カル「さっき、クロノは何を迷ったんでしょう?」
トコハ「完全ガードを切るか迷ったのよ。でも、ダメージは1だから、次のターンに回すことにしたの」
ツネト「そして、アカギでアタック」
アカギ+オフィディアンパワー:28000
クロノ「ジェネレーションガード。《遡る時乙女 ウルル》。スキルでハムスターとスピアヘッドを山札の下へ。シールド+5000」
クロノジェット+ウルルシールド:31000
クロノ手札:4枚
クロノダメージ:4
〈 〉〈ジ〉〈ル〉
〈 〉〈 〉〈 〉
ツネト手札:10枚
ツネトダメージ:2(裏0)
〈 〉〈ス〉〈ア〉
〈プ〉〈 〉〈プ〉
ケイ「ツネトさんの手札……多い」
カル「いや、ケイだってあれぐらい持つでしょ。でも、完全ガードもヒールトリガーもある。ツネトさんの防御は万全です」
クロノ「ストライドジェネレーション。《超刻獣 スプリット・ペガサス》。ストライドスキル。SB1でオフィディアンを山札へ。スピアヘッドをスペリオルコール。CB1、スピアヘッドを山札に送り、ジャッカル2体をコール。さらに《刻獣 メタルパーティ・ドラゴン》をコール」
クロノ手札:4枚
クロノダメージ:4(裏1)
〈メ〉〈ス〉〈ル〉
〈ジ〉〈 〉〈ジ〉
ペガサスソウル:2
〈 〉〈ス〉〈ア〉
〈プ〉〈 〉〈 〉
ツネト「ちっ、少ない手札で除去と展開しやがった。これだからギアクロは厄介何だ」
クロノ「さらに、ペガサスのスキルで前列の十二支刻獣にパワー+1000。ルガル・ウレでアタック」
ルガル・ウレ+ジャッカルパワー:9000→19000
ツネト「《サイキック・バード》でガード」
スサノオ+サイキック・バードシールド:21000
ツネト手札:9枚
クロノ「ペガサスでアタック」
ツネト「ノーガード」
クロノ「トリプルドライブ」
クロノダッシュ・ペッカリー(無し)
刻獣 スラスター・バイソン(☆)
クロノジェット・ドラゴン・G(無し)
クロノ手札:7枚
クロノ「クリティカルはヴァンガード。パワーはメタルパーティに送り、G3の十二支刻獣をゲットしたため、SB1でルガル・ウレを時翔! クロノファング・タイガー・G!」
ペガサス:☆2
ペガサスソウル:1
メタルパーティパワー:10000→16000
ツネト「ダメージチェック」
リジッド・クレイン(無し)
神明護官 アマツヒコネ(無し)
ツネトダメージ:4
クロノ「クロノファングでアタック」
クロノファングGパワー:11000→12000
トコハ「クロノの狙いは後列のオフィディアンね。あれは超越コストを無くすスキルがある。除去できるのならした方が良いわね」
ツネト「甘いぜ、クロノ! Gガード、《ダークエレメント ディズメル》」
スサノオ+ディズメルシールド:26000
ツネト手札:8枚
クロノ「なに!?」
トコハ「クレイエレメンタル!? しかもディズメルですって!?」
ツネト「スキルで、オフィディアンはスキルの対象にならない!」
これでクロノファングGのスキルは対象を失って発動できなくなった。
クロノは唇を噛みしめて、メタルパーティでアタックをした。
メタルパーティのパワーはブースト込みで23000だ。
ツネト「もういっちょ、Gガード。《八千代の日輪 アマテラス》。シールド+10000。さらにSC1と山札の上1枚を確認して、下か上に置く。これは上だ」
スサノオ+アマテラスシールド:36000
スサノオソウル:3
ツネト手札:7枚
クロノ「くっそ。Gユニットと時翔したクロノファングはフィールドを離れる。ルガル・ウレを戻してターンエンド」
クロノ手札:7枚
クロノダメージ:4(裏1)
〈メ〉〈ジ〉〈ル〉
〈ジ〉〈 〉〈ジ〉
クロノジェットソウル:1
ツネトダメージ:4(裏0)
ツネト手札:7枚
トコハ「クロノの攻撃を完璧に防ぎきった。今回は多度君凄いって、素直に思うわ」
ツネト「スタンド&ドロー。いくぜ、クロノ。スサノオの神託でSC1。オフィディアンの神託、こいつを退却させることで超越コストを払うことなく超越できる!」
スサノオソウル:4
ツネト「ジェネレーションゾーン、解放! 未来の扉をこじ開けろ! ストライドジェネレーション! 《導きの天神 ワカヒルメ》!」
ツネトがライドするには可愛すぎるユニットだが、その恐ろしいスキルを知っているが故に、クロノの顔は青くなる。
ツネト「超越スキルでSB2して1枚ドロー。そして、アメノオシホ、クマノクスビ、《商売繁盛 エビス》、《サイレント・トム》をコール」
ツネト手札:5枚
ワカヒルメソウル:2
〈サ〉〈ワ〉〈ア〉
〈ク〉〈 〉〈エ〉
トコハ「サイレント・トム!?」
シン「おやおや、懐かしいユニットですね~」
ツネト「ワカヒルメでアタック。CB1、SB1で、ドローして手札1枚を山札へ」
ツネトダメージ:4(裏1)
ワカヒルメソウル:1
クロノ「完全ガード」
クロノ手札:5枚
ツネト「トリプルドライブ」
カル「ツネトさんは手札にあったクサナギを戻しているはず、1枚はクリティカル確定として、問題は残りのトリガー」
ケイ「クロノの手札は5枚。1枚はトリガー。でも残りは分からない」
トコハ「残り全てがグレード1以上として、インターセプト込みでシールド合計は4万。アメノオシホは自身のスキルでパワー+3000。エビスのスキルで合計4千上がって最終的に22000。トムは16000だからトリガー込みで必要なシールドは計30000」
シン「ツネト君が勝つには、此処で残り全てがトリガーである必要があります。さて、どうなりますかね?」
神剣 クサナギ(☆)
ツネト「効果は全てトムへ」
トムパワー:9000→14000/☆2
ツネト「セカンドチェック」
サイキック・バード(☆)
クロノ「ダブル!?」
ツネト「パワーはトムへ。クリティカルはアメノオシホへ」
アメノオシホ:☆2
トムパワー:14000→19000
ツネト「サードチェック」
全員が息を呑んで見守る中、ツネトはカードをめくる。
そのカードは、サイキック・バードだった。
ツネト「ふっ、効果は全てトムへ!」
トムパワー:19000→24000/☆3
ツネト手札:8枚
ツネト「サイレント・トムでヴァンガードに、アタック!」
トム+クマノクスビパワー:31000
クロノ「……(手札にG0が3枚。この攻撃を受けるにはガードが足りない。トリガーに賭けるしかない)ノーガードだ。こい!」
トムの銃撃がクロノジェットにヒットする。
クロノがダメージチェックのために山札からカードをめくる。
刻獣 メリーブロック・ドラゴン(無し)
スチームテイマー アルカ(無し)
クロノダメージ:6
ツネトWIN
トコハ「クロノが……負けた……」
ケイ「ツネトさんが……」
カル「ツネトさんが……勝った!」
ツネト「勝った……勝ったぞ……クロノに勝った!!!」
うおおおおっと、大声でツネトが叫んで喜びをあらわにする。
カルとケイも喜びながらツネトに近づき抱きついた。
トリドラの3人が仲よく喜んでいるなか、ただ呆然と突っ立っているトコハを目覚めさせたのは、敗北したクロノ当人だった。
カードをまとめ、ケースに閉まったクロノはトコハの肩を叩き、目を合わせて、ただ、優しく微笑んだのだった。
この後、トコハが取った行動は……言うまでも無いだろう。
なお、この後店内に2重の意味で大きな音が鳴り響いたらしい。
夕方。
ファイトの後のバイトを無事にすましたトリドラの3人が帰った後、シオンがタイヨウとカズマを引き連れてやってきた。
そこで彼らはクロノから先ほどのツネトとのファイトを3人に伝えられた。
シオン「結果を見ると、クロノのデッキよりもツネト君のデッキの完成度が高かったんだね」
クロノ「確かにな。俺の手札やソウルかなり消費してたしな。大きくデッキを見直すか」
カズマ「だったら、手伝ってやるよ。そのまま今度の大会、一緒に出て、優勝しようぜ」
クロノ「あっ、スマンカズマ。俺、VF世界大会ならトライスリーで出るから」
タイヨウ「なっ、なんですってー!?」
突然の大声に全員が驚きすくんでしまう。
シンも青い顔となり、手で注意する。
タイヨウ「クロノさんが……トライスリーが参戦!? 最近U-20に参加してなくて、公式戦でファイトする機会が無いのが悔しかったけど、これは良い事聞きました。すみなせん、カズマさん。僕、今回はジャスティス・ヴィクトリーズで参加します!」
カズマ「えっ!? お前ら先日のU-20で優勝したからVF世界大会にはストライダーズで参加しても良いって言ったじゃなねえか」
タイヨウ「どの道クロノさんがトライスリーで参加ですからストライダーズは参加できませんよ。それなら僕はこの機会でクロノさんに挑戦します。グレードも全員足りてますし、2人への相談もこれからですが、絶対参加しますよ。クロノさん、本予選で勝負です!」
クロノ「おしっ、分かった。お互い頑張ろうぜ、タイヨウ」
タイヨウ「はい!」
クロノとタイヨウは硬い握手を交わす。
そんな2人を見て、カズマはこぶしを握る。
カズマ「クロノともタイヨウともチームを組めないのか……。なら、俺だって! 悪いクロノ。俺、もう帰るわ」
クロノ「帰るって……お前は参加するのかよ?」
カズマ「もちろん! だからまずはチームメンバーを探す。心配するな。当ては有る。俺がお前を倒すからな。覚悟しとけよ!」
そう言って、カズマは店から出て行った。
少し唖然とした空気が漂ったが、クロノもこぶしを握って震えだした。
クロノ「おもしれえ。世界大会、楽しみだぜ! シンさん。トライスリーの登録、お願いします!」
シン「はい。では皆さん。ファイカを出してください」
トライスリーの面々はそれぞれのファイカをシンに差し出し、パソコンにスキャンされた。
シン「これで登録は完了です。頑張ってくださいね」
トライスリー『はい!』
シオン「じゃあ、まずはクロノを始め、全員のデッキの見直しからだね」
クロノ「ああ。ツネトだけじゃねえ。参加者全員が強くなってる。俺たちも止まってなんかいられねえ」
トコハ「ユーロリーグ仕込みの腕でビシバシ扱いてあげるわ。2人とも覚悟しなさいよ」
仲間たちが強敵となって参加するVF世界大会日本予選。
そこで繰り広げられるであろう熱いファイトをイメージし、トライスリーは心震わす。
3人の挑戦は始まったばかりだ。
続く
トコハ「とりあえず、クロノ。今夜はお楽しみだから♪」
クロノ「あ゛」
シオン・タイヨウ「「えっ?」」
次回予告
「それにしても、クロノが負けるなんてね」
「ツネトはホント強くなってたぜ。たぶんカルとケイもだな」
「トリドラに負けないように精進しないといけませんね。ところで、カズマさんはどうするんでしょうか?」
「当てが有るって言ってたけど……誰なんだろうな?」
「さあねぇ。まっ、明日聞けば良いじゃない」
次回、第3ターン:カズマのチーム
「さ~て、クロノ~。帰るわよ♡」
「こらトコハ引っ張るな! 待って! ホント待って! シオン! タイヨウ! 助けて!!」
「「えーっと。ご、ご愁傷様?」」
「うわああああ!!!!」