カードファイト!!ヴァンガードG 再結成!世界に挑戦する3人 作:リー・D
予告で出ていたあのキャラが登場します。
さて、誰でしょう。
カズマ「さて……今大丈夫かな?」
2号店を出て行ったカズマは、ドラエン支部に足を運んでいた。
中に入り、受付の人に『ある人』を呼び出してもらう。
しばらくしてその人がやってきた。
カズミ「やあ、カズマ。今日はどうしたんだい?」
カズマ「ちょっと頼みがあるんだ。兄さん」
呼び出された人、鬼丸カズミは東海林カズマの異母兄弟にあたる。
現在はドラエン支部所属の[ぬばたま]のクランリーダーでもある。
なお、前任のクランリーダーは他の地方の支部に移籍している。
カズミ「頼み?」
カズマ「ああ。今度、VF世界大会が開かれるだろ。あれに俺と一緒に出て欲しい」
どうやらカズマの言っていた当てとはカズミのことだったらしい。
しかし、当のカズミは少し困ったような顔になる。
カズミ「あ~。カズマ。実は……」
「あっ、カズミ君」
突然後ろから声をかけられ、その方向に2人とも振りかえる。
カズミ「ベルノ?」
そこに居たのはベルノ・ファーレンハート。
かつてカズミ、ミゲルと共にチームオーガとしてU-20を制覇した、現役モデルである。
ベルノ「ごめん。連絡入れないでいきなり来て。実は、私と一緒にVF世界大会に出て欲しいの。残りのメンバーは決まってないけど」
カズマ「おお! じゃあ俺が入っても良いか?」
ベルノ「カズマ君が? ええ、私は構わないわよ。弟であるカズマ君の実力は良く知っているから」
カズマ「よし!」
カズミ「あ~。あのな。2人とも」
ここでカズミが大きく頭を下げる。
カズミ「すまない。俺は今大会に出場できないんだ」
カズマ・ベルノ「「えっ?」」
カズミ「俺たち協会の人間は、主催者側だから選手として出場することができないんだ。特に俺はクランリーダーだから、レジェンドコーチを担当することもあって、参加者側に立つことはできないんだ。態々訪ねてくれたのに申し訳ない」
ベルノ「そ……そんなぁ~」
ベルノはこの言葉を聞いて膝から崩れ落ち、へこたれてしまう。
ベルノ「カズミ君と一緒に出たかったな」
カズミ「べ、ベルノ。そんなに落ち込まないで。今日は難しいけど、お詫びに食事に連れて行ってあげるから」
ここで勢い良くベルノが立ち上がる。
ベルノ「本当?」
カズミ「あ……ああ。本当だ。だから、カズマをお願いできるかな?」
ベルノはその言葉に凄い勢いでうなずき、とても機嫌が良さそうだった。
カズミはもう1度カズマに謝り、仕事があるからと去っていった。
ベルノ「さて、カズマ君。残りのメンバーをどうしようか」
カズマ「そうだな~。俺にはもう当てがないんだよな。ベルノさんある?」
ベルノ「残念ながら私も。本当にどうしよう」
そうして2人が悩んでいると声をかけてくる人が居た。
?「すみません。ちょっと良いですか?」
ベルノ「はい。なんでしょう?」
?「あなた、U-20初代チャンピオンのチームオーガのベルノ・ファーレンハートさんですよね。そちらは、2回目のチャンピオンのストライダーズの東海林カズマ君」
カズマ「その通りだけど。あんたは?」
ショウマ「僕は東雲ショウマ。世界中を旅している身なんだけど。ふと知り合いに会いたくなってね。この町に来たんだ」
眼鏡をかけた男、東雲ショウマは笑ってそう言った。
カズマ「会いたい奴がいるなら、会いに行けば良いじゃねえか」
ショウマ「そうもいかない。正面から会いに行くには、僕と彼らは因縁が多すぎる。だから此処のクランリーダー、安城マモルの力を借りようと思ったんだけど。忙しい彼に会うよりも、君たちと接触したほうが確実に会えそうな気がしてね」
ベルノ「それで私たちに話しかけたと?」
そう、と東雲は笑いながら答えた。
その笑顔にカズマはなんとも言えない胡散臭さを感じていた。
カズマ「誰なんだ、会いたいやつってのは?」
ショウマ「綺場シオンと伊吹コウジ。昔彼らといろいろあってね。あれから5年ぐらいたったかな。テレビ越しではなく、直接会いたくなったんだよ」
カズマ「分からねえな。マモルさんに会うのは、伊吹と直接会うために時間を取って貰うのが目的なんだろうから理解できる。でも、俺たちと接触するのはなんでだ?」
ショウマ「君たちに接触する理由となったのは、先ほどの鬼丸カズミさんとの話を聞いたからさ」
その笑顔にカズマはさらに不機嫌になる。
ベルノ「私たちの話を聞いて、何を考えたの?」
ショウマ「簡単なことさ。僕を君たちのチームに入れて欲しい」
カズマ「……なんでだ?」
ショウマ「伊吹さんはともかく。シオンには、1選手として会いたい。それだけの話だよ。それで、引き受けてくれるかな?」
ベルノ「なんでそんなに綺場シオン君に会いたいの?」
ショウマ「言っただろ。世界中を旅している身なんだけど、ふと知り合いに会いたくなったって。5年前にシオンとファイトして、自分の価値観が変わった気がしてね。世界を旅して、それを確かめた。そして、今の自分に彼がどう見えるのか知りたくなった。そしてそれをファイトで確かめたい。それが理由さ」
カズマ「……」
カズマは何か考え込むように黙って聞いていた。
ショウマ「信用されていないようだね。まあ、警戒するのは悪くない。だからこうしよう。僕とファイトしよう」
その提案にベルノは思わず微笑んでしまう。
同じように東雲も笑う。
ショウマ「伊吹さん曰く、『ファイトにはその人間の全てが現れる』らしいからね。僕のことを僕のファイトで見極めて欲しい。僕も君たちのファイトを直に感じたいからね。悪くない提案だろ」
これにはカズマも笑う。
カズマ「なるほどな。いいぜ。乗ってやる。で、どっちとファイトするんだ?」
ショウマ「君たちが決めていいよ。今すぐと言いたいけど、もう遅いからね。明日の9時ぐらいに此処に来れるかな? その時にファイトしよう」
ベルノ「分かった。じゃあカズマ君。アドレス交換しよう。それでどっちがファイトするか決めよう」
カズマ「OKだ。ところで、アンタのデッキは?」
ショウマ「僕はジェネシスを使う。協会に僕のデータが残ってるかもしれないよ。探してみるといい」
カズマ「東雲ショウマだったな。分かった。じゃあ、明日」
ショウマ「ああ。明日ね」
そう言って、東雲は去っていった。
カズマとベルノもそれぞれの家に戻り、データベースで彼のファイトを見た後、デッキ調節をした。
そして翌朝。
2人はドラエン支部のファイトテーブル前で合流した。
カズマ「おはようです。ベルノさん。ところで、どっちがファイトします?」
ベルノ「おはよう。彼のデータを見たけど、私よりも君のほうがいいと思う」
カズマ「分かった。おっ、来たな」
彼らの視線の先には入り口があり、丁度東雲ショウマが入ってきたところである。
ショウマ「やあ。おはよう」
カズマ「ああ」
ベルノ「おはよう」
ショウマ「さて、早速始めようか。どちらが相手だい?」
カズマ「俺だ」
ショウマ「では……」
2人は互いのデッキをシャッフルし、FVをセットした。
手札を整え、FVに手を添える。
2人「「スタンドアップ! ヴァンガード!」」
カズマ「《竜刻魔道士 ビクレオ》」
ショウマ「《革の戒め レージング》」
カズマ「ライド《竜刻魔道士 ニーズ》。ビクレオを先駆で移動。さらに、手札の《竜刻魔道士 ファームナッハ》のスキル発動。ビクレオをレストして、ファームナッハをドロップへ送り、1枚ドロー。ターンエンドだ」
カズマ手札:5→6→5枚
〈 〉〈ニ〉〈 〉
〈ビ〉〈 〉〈 〉
ショウマ「スタンド&ドロー。ライド《枷の戒め ゲルギャ》。先駆で移動。《クレイマー・ハリー》をコール。ゲルギャでアタック」
東雲手札:5→6→5→4枚
カズマ「ノーガード」
ショウマ「ドライブチェック」
神界獣 ハティ(無し)
東雲手札:4→5枚
ショウマ「おや、残念」
カズマ「ダメージチェック」
竜刻魔道士 モルフェッサ(無し)
カズマダメージ:0→1
ショウマ「レージングでブースト、クレイマー・ハリーでアタック」
クレイマー+レージングパワー:11000
カズマ「ニーズでガード」
ニーズ+ニーズシールド:12000
カズマ手札:5→4枚
ショウマ「ターンエンドだよ」
カズマダメージ:1
カズマ手札:4枚
東雲手札:5枚
〈 〉〈ゲ〉〈ク〉
〈 〉〈 〉〈レ〉
ベルノ(昨日の夜調べて分かったけど、彼はフェンリル使い。ゲルギャ……あのカードが入っていると言うことは、やはり変わらずフェンリルを使うわけね)
カズマ「スタンド&ドロー。ライド《竜刻魔道士 ウスキアス》。さらに《スラップテイル・ドラゴン》をコール。ヴァンガードでアタック」
カズマ手札:4→5→4→3枚
ショウマ「ノーガード」
カズマ「ドライブチェック」
ハウルオウル(引)
カズマ「よし、パワーはスラップテイルに、1枚ドロー」
スラップテイルパワー:9000→14000
カズマ手札:3→5枚
ショウマ「ダメージチェック」
ドリーミング・ドラゴン(醒)
ショウマ「パワーはゲルギャへ。クレイマー・ハリーをスタンド」
ゲルギャパワー:7000→12000
東雲ダメージ:0→1
カズマ「ちっ、ビクレオでブースト、スラップテイルでアタック」
スラップテイル+ビクレオパワー:19000
ショウマ「ノーガード。ダメージチェック」
戦巫女 コトノハ(無し)
東雲ダメージ:1→2
東雲手札:5枚
カズマダメージ:1
カズマ手札:5枚
〈ス〉〈ウ〉〈 〉
〈ビ〉〈 〉〈 〉
ショウマ「スタンド&ドロー。《貪り喰うもの グレイプニル》にライド。《戦巫女 コトノハ》をコール。コトノハの天啓。山札の上をソウルへ送り、レージングをレスト。ソウルにカードが置かれたため、コトノハのスキルでパワー+1000。天啓で置かれたため、さらに+1000」
東雲手札:5→6→5→4枚
コトノハパワー:9000→11000
グレイプニルソウル:1→2
ショウマ「では。コトノハでアタック」
カズマ「ガード《竜刻魔槍士 ディルラド》」
ウスキアス+ディルラドシールド:14000
カズマ手札:5→4枚
ショウマ「グレイプニルでアタック」
カズマ「ノーガード」
ショウマ「ドライブチェック」
杭の戒め スヴィティ(☆)
カズマ「ゲッ!」
ショウマ「パワーはクレイマー・ハリーに。クリティカルはグレイプニルへ」
グレイプニル:☆2
クレイマーパワー:6000→11000
東雲手札:4→5枚
カズマ「ダメージチェック」
竜刻魔道士 ファームナッハ(無し)
覚醒を待つ竜 ルアード(無し)
カズマダメージ:1→3
ショウマ「クレイマー・ハリーでアタック」
カズマ「《アビサル・オウル》でガード」
ウスキアス+アビサルシールド:14000
カズマ手札:4→3枚
ショウマ「おや、良いのかい? ターンエンド」
カズマダメージ:3
カズマ手札:3枚
東雲ダメージ:2
東雲手札:5枚
グレイプニルソウル:2
〈コ〉〈グ〉〈ク〉
〈 〉〈 〉〈レ〉
カズマ「これでいいのさ。いくぜ。スタンド&ドロー。この力を我が手に、ライド《闇に縛られし竜 ルアード》。このままアタック」
カズマ手札:3→4→3枚
ショウマ「ノーガード」
カズマ「ツインドライブ。ファーストチェック」
救恤の撃退者 アリル(治)
カズマ「ダメージ1回復。パワーはスラップテイルに」
スラップテイルパワー:9000→14000
カズマダメージ:3→2
カズマ「セカンドチェック」
ベリアルオウル(☆)
ショウマ「おや」
カズマ「パワーはスラップテイルへ。クリティカルはヴァンガードへ」
スラップテイルパワー:14000→19000
ルアード:☆2
カズマ手札:3→5枚
ベルノ「ダブルトリガー。良い感じだね」
ショウマ「それでは、ダメージチェックだよ」
神界獣 スコル(無し)
奉仕の神器 エイル(治)
ショウマ「ダメージ1回復。パワーはグレイプニルへ」
グレイプニルパワー:9000→14000
東雲ダメージ:2→4→3
ベルノ「ここでダメージトリガー」
マモル「さすがは、東雲ショウマ君だね」
ベルノが呟いていると、突然居ないはずの人間の声がしたため、驚いてそちらに振り返るとそこには安城マモルが居た。
ベルノ「まっ、マモルさん。どうして? いつ此方に?」
マモル「いや~。支部内の見回りに来てみたらカズマ君と東雲君がファイトしているのを見つけてね。折角だから見学することにしたのさ。来たのは今だよ」
ベルノ「マモルさんは、彼……東雲ショウマを知っているのですか?」
マモル「……昔、伊吹君とシオン君といろいろあった。僕が伝えられるのはそれくらいだよ」
顔を伏せて答えた後、「さあ、ファイトの続きを見よう」と進めるマモルにベルノは何も言えなくなった。
カズマ「スラップテイルでアタック」
スラップテイル+ビクレオパワー:24000
ショウマ「ノーガードだよ。ダメージチェック」
神を狩る黒狼 フェンリル(無し)
東雲ダメージ:3→4
東雲手札:5枚
カズマダメージ:2
カズマ手札:5枚
〈ス〉〈ル〉〈 〉
〈ビ〉〈 〉〈 〉
ベルノ「ガードしませんでしたね」
マモル「トリガー1回なら手札1枚でガードできたけど、今回は2枚ないとガード出来ないからね。仕方がない」
事実、東雲は迷うこと無くノーガードを宣言したのだ。
ショウマ「僕のスタンド&ドロー。ライド《神界獣 フェンリル》。《神界獣 スコル》のスキル。超越するときこのカードのグレードを2つ上げる」
そのままスコルをドロップに送り、Gゾーンのカードを手に取った。
ショウマ「ストライドジェネレーション。《大天使 ドゥームブレイス》。超越スキルでSC3、スキル獲得。コトノハのスキルでパワーアップ。さらにレージングのスキルで自信をソウルに送り、ヴァンガードはスキル獲得。コトノハのスキル」
東雲手札:5→6→5→4枚
ドゥームブレイスソウル:4→7→8
コトノハパワー:9000→10000→11000
ショウマ「《神界獣 ハティ》と《杭の戒め スヴィティ》をコール。ドゥームブレイスのスキル。SB3でクレイマー・ハリーとコトノハにパワー+5000。ハティのスキルで自信のパワー+1000。ドゥームブレイスが獲得したレージングのスキル。SBしたカードをコールする。《盤の戒め ギョウル》をコールだ。自身のスキルでCB1とパワー+4000とスキル獲得」
東雲手札:4→2枚
東雲ダメージ:4(裏0→1)
ドゥームブレイスソウル:8→5
ハティパワー:7000→8000
コトノハパワー:11000→16000
クレイマーパワー:6000→11000
ギョウルパワー:9000→13000
〈コ〉〈ド〉〈ギ〉
〈ス〉〈ハ〉〈ク〉
ショウマ「ギョウルの天啓。ソウルに送り、ハティをレスト。コトノハのスキル。さらにソウルのゲルギャのスキル。このカード山札の下へ送り、ハティをスタンド。パワー+3000。さらにSC2とコトノハにパワー+3000。そしてコトノハのスキル」
コトノハパワー:16000→18000→21000→22000
ハティパワー:8000→11000
ドゥームブレイスソウル:5→6→5→7
ベルノ「凄い。流れるようにユニットのパワーを上げている。これが彼のファイト」
ベルノは自信も天啓を行使するデッキを使う故に、彼の凄さがよく分かった。
マモル「今のカズマ君のダメージは2だから余裕がある。だけど、これがダメージ4以上の時にされたら、防ぐのは難しいと言える」
マモルの言うとおり、カズマもこの状況を見て焦りが生じていた。
カズマ(このターンはともかく、次に回したらやばいな)
ショウマ「では行こう。スヴィティでブースト、コトノハでアタック」
コトノハ+スヴィティパワー:26000
カズマ「Gガード。《竜楯魔道士 ブロナーハ》。スキル発動。山札の上から5枚公開」
ベリアルオウル(G0)
竜刻魔道士 ファームナッハ(G1)
スラップテイル・ドラゴン(G2)
竜刻魔槍士 ディルラド(G1)
竜刻守護者 エスラス(G1)
カズマ「この中のG1を全てGサークルへ。残りは山札の下へ」
カズマ手札:5→4枚
ルアード+ブロナーハ+ファームナッハ+ディルラド+エスラスシールド:36000
ショウマ「やるね。ならばドゥームブレイスでアタック。スヴィティのスキルで1枚ドロー。パワー+5000」
当然ながらコトノハのスキルも発動する。
ドゥームブレイスパワー:26000→31000
東雲手札:2→3枚
ドゥームブレイスソウル:7→8
コトノハパワー:22000→23000
ドゥームブレイス+ハティパワー:42000
カズマ「チッ。ノーガード」
ショウマ「トリプルドライブ」
堅守の女神 キビツヒメ(無し)
神界獣 スコル(無し)
奉仕の神器 エイル(治)
東雲手札3→6枚
ショウマ「ダメージ1回復。パワーはコトノハへ」
東雲ダメージ:4→3(裏1)
コトノハパワー:23000→28000
カズマ「なっ!? ダメージチェック」
ハウルオウル(引)
カズマ「ゲット、ドロートリガー。パワーはルアードへ。1枚ドロー」
ルアードパワー:11000→16000
カズマ手札:4→5枚
カズマダメージ:2→3
ショウマ「ギョウルでアタックだ」
ギョウル+クレイマーパワー:24000
ショウマ「ここでスキル発動。SB3。1枚ドロー。クレイマー・ハリーのスキル。CC1。フェンリルのスキル。CB1でハティをコール。ソウルからドロップへ送られた《春眠の女神 ターロ》のスキル。このカードを山札の下へ送り、コトノハをスタンド」
東雲手札:6→7枚
ドゥームブレイスソウル:8→5
東雲ダメージ:3(裏1→0→1)
カズマ「《カースドアイ・レイヴン》でガード」
ルアード+カースドアイ・レイヴン:26000
カズマ手札:5→4枚
ダメージトリガーが出ていたため、カズマは余計な手札を消費せずにガードできたことにホッとする。
ショウマ「なら、ハティでブーストしてコトノハでアタックだ」
コトノハ+ハティパワー:35000
カズマ「パワー高けえな。ノーガード。ダメージチェック」
竜刻魔剣士 ダグザ(無し)
カズマダメージ:3→4
カズマ手札:4枚
東雲手札:7枚
東雲ダメージ:3(裏1)
フェンリルソウル:5
〈コ〉〈フ〉〈ギ〉
〈ハ〉〈ハ〉〈ク〉
カズマ「逆転されたか。……だが、これからだ! スタンド&ドロー。ルアードの儀式。超越コストを『ノーマルユニット1枚を山札の下へ送る』に変更。ファームナッハを選択。覚醒せよ、オレの中の真なる力! ストライドジェネレーション。《覚醒せし竜皇 ルアード》! 超越スキル。CB1でアビサル・オウルをコール。儀式持ちをコールしたため、同列のユニットを退却。コトノハを退却だ」
カズマ手札:4→5枚
カズマダメージ:4(裏1)
ベルノ「うまい! これで東雲君のパワーアップが難しくなる」
マモル(しかし、覚醒ルアードか。大丈夫かな?)
カズマ「スラップテイルの儀式で自信とアビサルのパワー+3000」
スラップテイルパワー:9000→12000
アビサルパワー:7000→10000
カズマ「《竜刻魔剣士 ダグザ》と《ハウルオウル》をコール。ハウルオウルのスキルでダグザのパワー+3000」
ルアードソウル:2→3
ダグザパワー:9000→12000
カズマ手札:5→3枚
カズマ「そして、《ベリアルオウル》をコール」
カズマ手札:3→2枚
〈ス〉〈ル〉〈ダ〉
〈ビ〉〈ベ〉〈ア〉
カズマの攻撃の準備が整った。
カズマ「ビクレオでブースト、スラップテイルでアタック」
スラップテイル+ビクレオパワー:17000
ショウマ「ノーガード」
ここでのノーガード宣言に見学していたベルノとカズマが驚く。
対して、東雲とマモルは冷静だ。
ショウマ「ダメージチェック」
ドリーミング・ドラゴン(醒)
東雲ダメージ:3→4(裏1)
カズマ「ツ!」
ベルノ「ダメージトリガー!」
ショウマ「パワーはヴァンガードへ」
フェンリルパワー:11000→16000
カズマ「覚醒せし竜皇 ルアードでアタック。儀式7! スラップテイルとビクレオを退却させ、手札2枚を全てドロップへ。送った枚数につきパワー+3000。クリティカル+1、ドライブ+1。相手はG1以上でガードできない! ビクレオの儀式でCC1と自身をソウルへ!」
ルアードパワー:26000→32000/☆2
カズマ手札:2→0枚
カズマダメージ:4(裏1→0)
ルアードソウル:3→4
ルアード+ベリアルパワー:36000
ショウマ「Gガード。《天蓋の戦巫女 ハナサツキ》。クレイマー・ハリーを選択し、ソウルにいるためシールド+10000」
フェンリル+ハナサツキシールド:41000
東雲手札:7→6枚
カズマ「それじゃあ足りないぜ!」
ショウマ「ならば追加だ。ギョウルでインターセプト。さらにターロでガード」
フェンリル+ハナサツキ+ターロ+ギョウルシールド:56000
東雲手札:6→5枚
カズマ「クアドラプルドライブ」
カースドアイ・レイヴン(醒)
カズマ「レストしているユニットが居ないため、ダグザにパワーだけ送る」
ダグザパワー:12000→17000
竜刻魔道士 ウスキアス(無し)
竜刻守護者 エスラス(無し)
ベリアルオウル(☆)
カズマ「ゲット、クリティカルトリガー。効果は全てダグザへ」
ダグザパワー:17000→22000
カズマ手札:0→4枚
カズマ「アビサルでブースト、ダグザでアタック。ダグザの儀式5。CB1とベリアルを退却させ、山札からG1カードを2枚前列と後列にコールする。ファームナッハとディルラドをコール。それぞれの儀式。SB1で1枚ドロー。パワーアップだ。さらにベリアルの儀式でもう1枚ドロー」
ダグザ+アビサルパワー:32000
カズマ手札:4→5→6枚
ルアードソウル:3→2
ファームナッハパワー:7000→14000
手札と場を改めて整えて、攻撃は続く。
ショウマ「《堅守の女神 キビツヒメ》で完全ガード。天啓でソウルへ。さらにドロップに送られた時にSC2」
東雲手札:5→3枚
フェンリルソウル:5→6→8
カズマ「くっ。ディルラドでブースト、ファームナッハでアタック」
ファームナッハ+ディルラドパワー:21000
ショウマ「ノーガード。ダメージチェック」
貪り喰うもの グレイプニル(無し)
東雲ダメージ:4→5(裏1)
東雲手札:3枚
カズマダメージ:4(裏1)
カズマ手札:6枚
ルアードソウル:2
〈フ〉〈ル〉〈ダ〉
〈デ〉〈 〉〈ア〉
ターン終了時にベリアルが自身のスキルによりドロップから山札の下に送られたのを確認した東雲は、自分のデッキからカードをドローした。
東雲手札:3→4枚
ショウマ「ストライドジェネレーション。《破壊神獣 ヴァナルガンド》。超越スキルSC3、スキル獲得」
東雲手札:4→3枚
ヴァナルガンドソウル:8→11
ショウマ「コトノハをコール。天啓。ソウルへ。コトノハをレストしてスキル発動」
ヴァナルガンドソウル:11→12
コトノハパワー:9000→11000
東雲手札:3→2枚
ショウマ「ギョウルをコール。天啓とスキル。コトノハの後ろのハティをレスト」
東雲手札:2→1枚
東雲ダメージ:5(裏1→2)
ヴァナルガンドソウル:12→13
ギョウルパワー:9000→13000
コトノハパワー:11000→13000
ショウマ「ソウルの2体のゲルギャのスキルをそれぞれ発動。ハティとコトノハをスタンド。パワー+3000。SC後のパワーアップを全てコトノハへ」
ヴァナルガンドソウル:13→12→14→13→15
コトノハパワー:13000→16000→17000→20000→21000→24000
ハティパワー:7000→10000
〈コ〉〈フ〉〈ギ〉
〈ハ〉〈ハ〉〈ク〉
ショウマ「ハティのブースト、コトノハでアタック」
コトノハ+ハティパワー:34000
カズマ「ノーガードだ。ダメージチェック」
竜刻魔道士 ニーズ(無し)
カズマダメージ:4→5(裏1)
ベルノ「ここでダメージトリガーなしは大きいね」
ショウマ「ギョウルでアタック。SB3、1枚ドロー。CC1と2体のハティのスキル」
ギョウル+クレイマーパワー:19000
ヴァナルガンドソウル:15→12
東雲手札:1→2枚
東雲ダメージ:5(裏2→1)
ハティパワー:10000→11000
ハティパワー:7000→8000
カズマ「ベリアルオウルでガード」
ルアード+ベリアルシールド:21000
カズマ手札:6→5枚
ショウマ「ハティでブースとしたヴァナルガンドでアタック。スキル発動。SB6。そして、フェンリルのスキル」
ヴァナルガンドソウル:12→6
ハティパワー:8000→9000
ハティパワー:11000→12000
東雲ダメージ:5(裏1→2)
マモル「再びドロップに送られたカードの中から1枚がコールされる。今度はいったい何を出すかな?」
東雲が選んだのは、ギョウルだった。
天啓でカードがソウルに送られ、自身のスキルも発動する。
ヴァナルガンドソウル:6→7
コトノハパワー:24000→26000
東雲ダメージ:5(裏2→3)
ギョウルパワー:9000→13000
ヴァナルガンド+ハティパワー:35000
ベルノ「あれ? 天啓でレストするユニットはギョウル自身? 彼は何を考えているんだろ?」
カズマ「いやまて、さっきドロップ送りになったカードの中に!!」
ショウマ「そう、ターロが2体いる。それぞれのスキルでギョウルとコトノハをスタンドだ」
カズマ「通すかよ! 《竜刻守護者 エスラス》で完全ガード!」
カズマ手札:5→3枚
ショウマ「ドライブチェックだけど、その前に山札の上4枚を確認し、好きな順番で山札の上か下に置くよ」
東雲は2枚を上に置き、残り2枚は下に置いた。
ショウマ「では改めて、トリプルドライブ」
堅守の女神 キビツヒメ(無し)
春眠の女神 ターロ(醒)
ショウマ「効果は全てハティへ」
ハティパワー:12000→17000
ベルノ「ここまでは確認したからあっさりだったけど、最後の1枚は?」
東雲が3枚目のドライブチェックを行うと――
杭の戒め スヴィティ(☆)
カズマ「ここでクリティカル!?」
ショウマ「効果は全てコトノハへ」
コトノハパワー:26000→31000/☆2
東雲手札:2→5枚
カズマは愕然とする。
彼の残りの手札は3枚。
その中に守護者は無い。
つまり次のコトノハの攻撃を防ぐ手段が無いのだ。
しかもコトノハの攻撃で受けるダメージは2。
2回ヒールトリガーが出なければ負けてしまう。
カズマ(それでも……諦めるか!)
ショウマ「ギョウルでアタック」
カズマ「ウスキアスでガード」
ギョウルパワー:13000
ルアード+ウスキアスシールド:16000
カズマ手札:3→2枚
そのままギョウルのスキルが発動し、東雲は手札を増やし、ハティがパワーアップ。
ヴァナルガンドソウル:7→4
東雲手札:5→6枚
ハティパワー:17000→18000
ハティパワー:9000→10000
マモル「あの手札が完全ガードでなければカズマ君の負けだ」
ショウマ「コトノハで……アタック」
コトノハ+ハティパワー:49000/☆2
カズマ「……ノーガード」
目を瞑り、意を決したノーガード宣言を行ったカズマは、そのまま山札をめくった。
闇に縛られし竜 ルアード(無し)
カズマダメージ:5→6
東雲WIN
カズマ「俺の負けか。あんた強いんだな」
ショウマ「お褒めに預かり光栄だよ。君も強かった。いいファイトをありがとう」
2人は互いの健闘をたたえ、深く握手をした。
カズマの目には、もう敵意は無かった。
パチパチパチと音が鳴ったので振り返ってみると、ベルノとマモルが拍手を行っていた。
マモル「2人とも、いいファイトだったよ」
ベルノ「東雲さんのファイト。同じジェネシス使いとして、勉強になりました」
ショウマ「いやいや。僕のほうこそ、ベルノさんのファイトを参考にした動きをしているからね。お互い様だよ。さてお二方。改めて聞くけど、僕を君たちのチームに入れてくれないか?」
カズマとベルノは顔を見合わせて、互いにうなずいた。
もう答えは決まっているらしい。
カズマ「ああ。こちらこそお願いするぜ」
ベルノ「私たちのチームに入ってください。そして、一緒に世界一を目指しましょう」
2人はそれぞれの手を東雲に差し出した。
東雲もそれぞれの手を掴んで握手を交わした。
ショウマ「ありがとう」
マモル「ここに新しいチームが誕生したわけだね。よし、3人とも、早速登録をしよう」
カズマ「はい」
ベルノ「ありがとうございます」
ショウマ「ありがとうございます、マモルさん。ところで、伊吹さんに会うことはできませんか? 今日のことを含め、彼に話したいことがたくさんあるのですよ」
4人は受付に向かいながら話し出した。
そこには、警戒心から始まった関係など見えないほど暖かな空気が漂っていた。
カズマ「よし、登録が終わったら今後の予定を決めようぜ」
ベルノ「そうだね。デッキの見直しも必要だし」
ショウマ「よろしく頼むよ、2人とも」
新たなるチームの挑戦はこれから始まるのだ。
続く
4人が去っていった後、物陰から彼らを見ていた人影が去っていったのに誰も気がつかなかった。
次回予告
「東海林君もVF世界大会への登録が終わったんだって。チームメンバーは内緒だけど」
「……そうか」
「私たちも負けてられないね。特訓。頑張らなくちゃ」
次回、第4ターン:特訓
「……そうだな」
「ところでクロノ。なんでそんなに疲れてるの?」
「誰のせいだ。誰の!」