カードファイト!!ヴァンガードG 再結成!世界に挑戦する3人 作:リー・D
懐かしいキャラが出てきますが、口調間違っていたらすみません。
トライスリーの大会参加登録が行われた後、クロノとトコハは日を置いて2号店に来ていた。
クロノ「シオンのやつが、今日は特訓相手を呼んだって言ってたけど、誰なんだろうな?」
トコハ「さあ? シオンの人脈って広いから予想できないよね」
シン「まあまあ。待っているあいだに、デッキを組んだらどうです?」
クロノ「でもな~。どのカード入れてどれ抜けばいいのか悩むんだよな~」
トコハ「とりあえず、クロノジェットとクロノセラピー以外のクロノシリーズ抜いたら?」
クロノのデッキを広げながら2人は話し込む。
トコハの遠慮の無い言葉にクロノは少し切れて喧嘩も始めているが、いつもの事である。
シン(それにしても、トコハちゃん、クロノ君の背中に抱きついているんですよね。クロノ君も何も言いませんし、家ではこれがデフォなんでしょうか?)
家に帰ったら妻であるミクルと話す話題を決めてシンは仕事に集中した。
そして、店の扉が開いた。
「クロノ殿~~~!!!」
クロノ「いらっしゃいって、タケル!?」
タケル「久しぶりですな! クロノ殿!」
彼の名は馬場タケル。
ヴァンガードを始めたばかりのころにクロノと出会った風来坊だ。
当時彼は病弱な弟の代わりにヴァンガードを始め、その修行のために風来坊として全国を旅していたのだ。
トコハ「お久しぶりです。タケルさんは今どうしているのですか?」
タケル「トコハ殿もお久しぶりですな。某は現在、弟ハヤトの治療が上手く言っているため、近くでバイトをして留まっているのです。そしたらシオン殿と偶々再会を果たし、今回の特訓相手として誘われたのですなあ」
クロトコ「「なるほど」」
3人で話しているとまた扉が開いた。
トコハ「いらっしゃいませ。あっ、あなたは……緒川さんとヒナコさん」
緒川「久しぶり」
ヒナコ「お久しぶりです」
クロノ「お~。本当に久しぶりだな。お前もシオンに呼ばれたのか?」
緒川「うん。デート先が偶々綺場財閥の傘下だったらしくてね。視察に来ていた綺場君と再会したんだ」
緒川(下の名は設定されていない)。
結成前のトライスリーの3人が受注したクエストの依頼主であり、一目惚れした女性、現在の彼女であるヒナコ(こっちも名字不明)を探し、告白する勇気を与えてくれたので、特にクロノには感謝してもし切れないほど恩を感じているのだ。
緒川「それにしても、君たち2人が付き合ってるなんて……ネットで見た時は驚いたよ」
ヒナコ「本当。でも直接見た今なら言えるよ。おめでとう2人とも」
タケル「うむ。めでたい!」
クロトコ「「あっ……ありがとう///」
今更ながら、祝われるのは照れるらしい。
タケル「某は今回の大会にはグレード不足で参加できん。しかしクロノ殿達の力となれるのなら、喜んで力を貸しますぞ」
緒川「僕は大会に出場してないから、グレードはまだ3なんだよね。元々出場する予定なんてなかったから別にいいけど。でも、折角シオン君に頼まれたんだから、出来る限り力に成るよ」
ヒナコ「これはシオン君からのクエストでもあるしね。ファイターとしての実力は3人よりも劣るけど……私も頑張るね」
3人がそれぞれに事情を話してくれたので、クロノもトコハも心からお礼を言った。
そうして笑いあっていると、ついにシオンがやって来たのだった。
シオン「やあ皆。今日は集まってくれてありがとう。今回の特訓に付き合ってくれる人がもう1人いるから先に紹介するね」
そう言ってシオンが扉のほうに目線を向けると、そこには早尾アンリが居た。
アンリ「こんにちは、皆」
クロノ「アンリさん。仕事はいいのかよ」
アンリ「有給取ったから大丈夫だよ。僕は協会の職員だから、VF世界大会には出られないけど、今日1日は相手になるよ。よろしくお願いするね」
トコハ「あれ? 協会の人間は大会に参加できないんですか?」
アンリ「うん。流石に主催側だしね。ユナサン支部のチームAL4の参加を雀ヶ森支部長は求めていたけど、伊吹さんが却下したよ。その代わりに、事前予選の会場がユナサン支部になったけど」
クロノ「マジか。事前予選大変なことになりそうだな」
シオン「でも勝つためにはやるしかない。僕は雀ヶ森支部長と是非戦ってみたいと思っていた。むしろ光栄だよ」
トコハ「そうね。あの時は叶わなかった、キョウさんやアサカさんの全力のファイトができるかもしれない。絶対に戦いたいわ」
タケル「うむ。その意気ですな」
緒川「僕たちも全力でサポートするよ」
全員がやる気を見せる。
クロノ「それじゃあ。始めようぜ!」
その言葉に大声で応え、トライスリーの特訓が始まった。
それぞれのデッキの改良を相談したり、自身の力を試すためにファイトを行ったり、そのファイトで見つけた欠点を克服するために別のカードを確認したりと2号店内で騒がしくも楽しく時が過ぎていった。
そして、そんな中、1組のファイターがファイトを初めようとしていた。
トコハ「早尾さん。ファイトの相手お願いします」
アンリ「僕で言いのかい? なるかみなら馬場くんも使ってるけど」
トコハ「タケルさんの全面退却よりも早尾さんの雷激によるバインド対策をしたいんです」
アンリ「なるほどね。分かった。全力で行かせて貰うよ」
トコハ「ありがとうございます」
FVをセットして互いに準備完了であることを確認した2人のファイトが始まった。
ちなみに今回2人は普通のテーブルで座っている。
2人「「スタンドアップ! ヴァンガード!」」
アンリ「《ハードロッド・ドラコキッド》」
トコハ「《萌しの乙女 イーダ》」
アンリ「僕のターンだ。ライド、《チェインボルト・ドラグーン》。ハードロッド・ドラコキッドは先駆で移動。ターンエンド」
アンリ手札:5→6→5枚
チェインボルトソウル:0
〈 〉〈チ〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈ハ〉
トコハ「私のターン。ライド、《信頼の乙女 オデット》。先駆で移動。アタック」
トコハ手札:5→6→5枚
オデット+イーダパワー:12000
アンリ「ノーガード」
トコハ「ドライブチェック」
グリーンショット・エルフ(無し)
トコハ手札:5→6枚
アンリ「ダメージチェック」
プラズマトロン・ドラゴン(無し)
アンリダメージ:0→1
トコハ手札:6枚
オデットソウル:0
〈 〉〈オ〉〈 〉
〈 〉〈イ〉〈 〉
アンリ「スタンド&ドロー。《マーシャルアーツ・ドラゴン》にライド。(スキルは使えないか。なら)《魔竜戦鬼 チャトゥラ》をコール。マーシャルアーツ・ドラゴンでアタック」
アンリ手札:5→6→5→4枚
マーシャルアーツパワー:9000
トコハ「ノーガード」
アンリ「ドライブチェック」
招雷の舞姫 アナスタシア(無し)
アンリ手札:4→5枚
トコハ「ダメージチェック」
胸焦がすラナンキュラス アーシャ(無し)
トコハダメージ:0→1
アンリ「ハードロッド・ドラコキッドのブースト、チャトゥラでアタック」
チャトゥラ+ハードロッドパワー:13000
トコハ「ノーガード。ダメージチェック」
播種の乙女 ティアニー(無し)
トコハダメージ:1→2
アンリ「スキルは使わない。このままターンエンド」
トコハダメージ:2
アンリ手札:5枚
アンリダメージ:1
マーシャルアーツソウル:1
〈 〉〈チ〉〈チ〉
〈 〉〈 〉〈ハ〉
トコハ「スタンド&ドロー。ライド、《理想の乙女 トゥーリア》。アタック」
トコハ手札:6→7→6枚
トゥーリア+イーダパワー:14000
アンリ「ノーガード」
トコハ「ドライブチェック」
花園の乙女 マイリス(☆)
トコハ手札:6→7枚
トコハ「クリティカルトリガー。効果は全てトゥーリアへ」
トゥーリアパワー:14000→19000/☆2
アンリ「ダメージチェック」
プラズマトロン・ドラゴン(無し)
凱旋の雷 レシェフ(☆)
アンリ「意味ないけど、効果は全てマーシャルアーツ・ドラゴンに与えるよ」
マーシャルアーツパワー:9000→14000/☆2
アンリダメージ:1→3
トコハ手札:7枚
トコハダメージ:2
トゥーリアソウル:1
〈 〉〈ト〉〈 〉
〈 〉〈イ〉〈 〉
アンリ「スタンド&ドロー。ライド。《ドラゴニック・ヴァンキッシャー “SPARKING”》」
アンリ手札:5→6→5枚
アンリ「このままアタックだ」
トコハ「ノーガード」
アンリ「ツインドライブ」
凱旋の雷 レシェフ(☆)
アンリ「パワーはチャトゥラへ。クリティカルはヴァンガードへ」
チャトゥラパワー:8000→13000
SPARKING:☆2
豊穣の抹消者 ヨウキ(治)
アンリ手札:5→7枚
アンリ「パワーはチャトゥラへ。ダメージ1回復」
チャトゥラパワー:13000→18000
アンリダメージ:3→2
トコハ「ダメージチェック」
盛運の乙女 ディアン(無し)
信頼の乙女 オデット(無し)
トコハダメージ:2→4
アンリ「チャトゥラでアタック」
チャトゥラ+ハードロッドパワー:23000
トコハ「(流石にこれ以上は不味い)《盛運の乙女 ディアン》と《花園の乙女 マイリス》でガード」
トゥーリア+ディアン+マイリスシールド:24000
トコハ手札:7→5枚
トコハダメージ:4
アンリ手札:7枚
アンリダメージ:2
SPARKINGソウル:2
〈 〉〈ヴ〉〈チ〉
〈 〉〈 〉〈ハ〉
トコハ「今度は此方の番です。スタンド&ドロー。全ての蕾よ、今こそ花開け。ライド、《幻蒼のラナンキュラス アーシャ》。手札の《開墾の戦乙女 パドミニ》のスキル。このカードは超越コストとする際にグレードを2上げる。ストライドジェネレーション。《経世の花乙姫 セルフィーナ》超越スキル。CB1で開花を持つカードをコールする。《グリーンショット・エルフ》をコール」
トコハ手札:5→6→5→4枚
トコハダメージ:4(裏0→1)
トコハ「さらにイーダのスキル。ソウルに送り、グリーンショット・エルフを選択。セルフィーナはグリーンショット・エルフと同名カードになる。手札からグリーンショット・エルフをコール。開花。全てのグリーンショット・エルフにパワー+2000」
セルフィーナソウル:2→3
グリーンショットパワー:9000→11000
セルフィーナパワー:26000→28000
グリーンショットパワー:9000→11000
トコハ手札:4→3枚
トコハ「セルフィーナのスキル。グリーンショット・エルフにパワー+2000して、山札からグリーンショット・エルフをコール。開花を2体分」
トコハダメージ:4(裏1→2)
グリーンショットパワー:11000→13000+2000×2→17000
セルフィーナパワー:28000+2000×2→32000
グリーンショットパワー:11000+2000×2→15000
グリーンショットパワー:9000+2000×2→13000
〈グ〉〈セ〉〈グ〉
〈グ〉〈 〉〈 〉
トコハ「セルフィーナでアタック」
アンリ「ノーガード」
トコハ「トリプルドライブ」
播種の乙女 ティアニー(無し)
アンスリムの銃士 ニクラ(治)
トコハ「ダメージ1回復。パワーは右のグリーンショット・エルフへ」
トコハダメージ:4→3(裏2→1)
グリーンショットパワー:17000→22000
アンスリムの銃士 ニクラ(治)
トコハ手札:3→6枚
トコハ「これも右のグリーンショット・エルフへ」
グリーンショットパワー:22000→27000
トコハダメージ:3→2(裏1→0)
アンリ「ダメージチェック」
マーシャルアーツ・ドラゴン(無し)
アンリダメージ:2→3
トコハ「左のグリーンショット・エルフのブースト、グリーンショット・エルフでアタック」
グリーンショット+グリーンショットパワー:28000
アンリ「《黒風白雨のジン》と《毒心のジン》でガード」
SPARKING+黒風白雨+毒心シールド:31000
アンリ手札:7→5枚
トコハ「右のグリーンショット・エルフでアタック」
グリーンショットパワー:27000
アンリ「ノーガード。ダメージチェック」
チェインボルト・ドラグーン(無し)
アンリダメージ:3→4
アンリ手札:5枚
トコハダメージ:2
トコハ手札:6枚
アーシャソウル:3
〈グ〉〈ア〉〈グ〉
〈グ〉〈 〉〈 〉
アンリ「ふう。やっとリアガードを並べてくれたね。これでこっちも本領が発揮できる」
リアガードやドロップゾーンのカードをバインドして戦うアンリの【雷激】に対して、トコハはリアガードを並べないように戦っていた。
しかし、攻撃に移る際に、次のターンにバインドされるリスクを承知した上でリアを並べる選択をしたので、このターン、アンリに大きく攻められるのは当然なのだ。
アンリ「いくよ。スタンド&ドロー。手札の《ドラゴニック・ヴァンキッシャー》をドロップへ送り、ストライドジェネレーション。《征天覇竜 ドラゴニック・ヴァンキッシャー “VBUSTER”》。超越スキル。CB1で相手は自分のドロップゾーンのカード1枚をバインド」
トコハはパドミニを選択した。
トコハバインド:0→1
アンリダメージ:4(裏0→1)
アンリ手札:5→6→5枚
アンリ「このスキルには続きがある。雷激を持つユニットに超越したため、相手は自分のリアガード1体を選択して、バインド」
トコハ「後列のグリーンショット・エルフをバインドします」
トコハバインド:1→2
アンリ「続いて、ハードロッド・ドラコキッドのスキル。自信をレストすることで、相手は自分のドロップゾーンのカード1枚をバインド」
トコハ「マイリスをバインドします」
トコハバインド:2→3
アンリ「《プラズマトロン・ドラゴン》をコール。こいつにもドロップゾーンのカード1枚をバインドさせるスキルがある」
トコハ「くっ、オデットをバインド」
アンリ手札:5→4枚
トコハバインド:3→4
アンリ「レシェフをコール。VBUSTERのスキル。SB1して、相手は自分のドロップとリアのカードを1枚ずつバインド」
アンリ手札:4→3枚
VBUSTERソウル:2→1
トコハ「左のグリーンショット・エルフとディアンをバインド」
トコハバインド:4→6
一気にバインドゾーンのカードを増やされてしまい、トコハは自分がピンチに陥っていることを味わっている。
アンリ「そして、このスキルを使ったあと、相手よりも自分のリアのユニットの数が多いので、3体のユニットのパワー+3000。レシェフ、プラズマトロン、チャトゥラを選択する」
チャトゥラパワー:8000→11000
プラズマトロンパワー:9000→12000
レシェフパワー:4000→7000
アンリ「そして、ハードロッド・ドラコキッドの雷激4。自信をソウルに送り、チャトゥラを選択してパワー+3000。相手は自分のリアを退却させ、バインド」
残ったグリーンショット・エルフもバインドされてしまう。
フィールドには1体もリアガードが残らず、トコハは思わず唇を噛みしめてしまう。
チャトゥラパワー:11000→14000
VBUSTERソウル:1→2
トコハバインド:6→7
アンリ「そして、チャトゥラのスキルとプラズマトロンの雷激4でそれぞれのパワーをアップする」
アンリダメージ:4(裏1→2)
チャトゥラパワー:14000+3000→17000
プラズマトロンパワー:12000+2000×7→26000
〈プ〉〈ヴ〉〈チ〉
〈レ〉〈 〉〈 〉
アンリ「レシェフでブースト、プラズマトロンでアタック」
プラズマトロン+レシェフパワー:33000
トコハ「Gガード、《絆の守護銃士 アンテロ》のスキル。シールド合計+20000」
トコハ手札:6→5枚
アーシャソウル:3→2
アーシャ+アンテロシールド:46000
アンリ「VBUSTERでアタック。レシェフのスキルでパワー+5000、1枚ドロー」
VBUSTERパワー:26000→31000
VBUSTERソウル:2→3
アンリ手札:3→4枚
トコハ「ノーガード」
アンリ「トリプルドライブ。ファーストチェック」
黒風白雨のジン(醒)
アンリ「スタンドトリガー。効果は全てプラズマトロンへ。セカンドチェック」
プラズマトロンパワー:26000→31000
ドラゴニック・ヴァンキッシャー “SPARKING”(無し)
アンリ「サードチェック」
毒心のジン(☆)
アンリ「クリティカルトリガー。パワーはチャトゥラへ。クリティカルはヴァンガードへ」
VBUSTER:☆2
チャトゥラパワー:17000→22000
アンリ手札:4→7枚
トコハ「ダメージチェック」
開墾の戦乙女 パドミニ(無し)
ツッケン・ドーン(☆)
トコハダメージ:2→4
トコハ「効果は全て、アーシャに」
アーシャパワー:11000→16000/☆2
アンリ「ダメージトリガーが乗っちゃったか。なら、チャトゥラでアタック」
チャトゥラパワー:22000
トコハ「《ツッケン・ドーン》でガード」
アーシャ+ツッケンシールド:26000
トコハ手札:5→4枚
アンリ「アタックがヒットしなかったため、チャトゥラの追加スキルは発動しない。プラズマトロンでアタック」
トコハ「Gガード《聖樹竜 レインブレス・ドラゴン》。スキルで手札のトゥーリアをコール。シールド+5000。さらに《アンスリムの銃士 ニクラ》のスキル。このカードとヒールトリガーをバインドして、SC1。……《モンキーポッド・ドラゴン》か」
アーシャ+レインブレスシールド:36000
トコハ手札:4→3→2枚
トコハバインド:7→9
アーシャソウル:2→3
アンリ「残念。ターンエンド」
アンリダメージ:4(裏2)
アンリ手札:7枚
SPARKINGソウル:3
〈プ〉〈ヴ〉〈チ〉
〈 〉〈 〉〈 〉
トコハダメージ:4
トコハ手札:2枚
トコハバインド:9
アーシャソウル:3
〈ト〉〈ア〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈 〉
トコハ「スタンド&ドロー。ライドステップにアーシャのスキル。サークルのトゥーリアとドロップのツッケン・ドーンを山札の下に戻して、1枚ドロー。《共に咲く乙女 ケラ》をコール」
トコハ手札:2→3→4→3枚
トコハ「《胸焦がすラナンキュラス アーシャ》を捨てて、ストライドジェネレーション。《四季の花乙姫 ヴェルヘミーナ》。超越スキルで、ケラをコール。開花でパワー+10000。さらにアーシャのスキル。CC1、SC1」
トコハ手札:3→2枚
ケラパワー:9000→10000→20000
ケラパワー:9000→10000
トコハダメージ:4(裏0→1→0)
ヴェルヘミーナソウル:3→4
トコハ「(うっ、マイリスがソウルに)ヴェルヘミーナのGB4。前列のリアガードのパワー+5000とクリティカル+1」
ケラパワー:20000→25000/☆2
ケラパワー:10000→15000/☆2
〈ケ〉〈ヴ〉〈ケ〉
〈 〉〈 〉〈 〉
トコハ「右のケラでヴァンガードにアタック」
ケラパワー:25000/☆2
アンリ「(ケラは抵抗持ち。ブルワークは使えるけどスキルが無駄打ちになる。なら)Gガード、《雷王霊帝 ヴリトラ》。雷激でシールド+5000」
SPARKING+ヴリトラシールド:31000
アンリ手札:7→6枚
トコハ「ヴェルヘミーナでアタック。スキル発動。CB1。山札から2枚選び、前列と後列にスペリオルコール。ケラをコール。全てのケラが開花。攻撃を終えたケラは重複で退却するわ」
ヴェルヘミーナパワー:26000
トコハダメージ:4(裏0→1)
ケラパワー:9000→10000→20000→25000/☆2
ケラパワー:15000→25000/☆2
ケラパワー:9000→10000→20000
アンリ「《招雷の舞姫 アナスタシア》で完全ガード」
アンリ手札:6→4枚
トコハ「トリプルドライブ」
播種の乙女 ティアニー(無し)
幻蒼のラナンキュラス アーシャ(無し)
モンキーポッド・ドラゴン(引)
トコハ手札:2→5枚
トコハ「ドロートリガー。1枚ドロー。パワーは右のケラへ」
ケラパワー:25000→30000/☆2
トコハ手札:5→6枚
アンリ「(ここはノーガードでもよかった? いや、結果論か)アナスタシアの雷激。1枚ドロー」
アンリ手札:4→5枚
トコハ「(増えちゃった)右のケラでアタック」
アンリの手札が予想よりも削れずトコハが本気で落ち込んでしまった。
ケラパワー:30000/☆2
アンリ「2種のジンでガード」
SPARKING+黒風白雨+毒心シールド:31000
アンリ手札:5→3枚
トコハ「開花でブーストを得たケラでブーストしたケラでアタック」
ケラ+ケラパワー:45000/☆2
トコハ(残り手札は3枚。これなら届くはず)
しかし、ここでアンリが手札1枚を捨てたのを見て、トコハは驚いた。
Gに置かれたのは、招雷の舞姫 アナスタシアだった。
アンリ「完全ガード。1枚ドロー」
アンリ手札:3→1→2枚
トコハ「決め切れなかった」
トコハダメージ:4(裏1)
トコハ手札:6枚
トコハバインド:9
アーシャソウル:4
〈ケ〉〈ア〉〈ケ〉
〈ケ〉〈 〉〈 〉
アンリダメージ:4(裏2)
アンリ手札:2枚
SPARKINGソウル:3
〈プ〉〈ヴ〉〈チ〉
〈 〉〈 〉〈 〉
アンリ「ふぅ。危なかった。(でも、次のターンは無い。このターンで決めないと)スタンド&ドロー。SPARKINGの雷激。CC1して、相手はドロップゾーンのカード1枚をバインド」
トコハは先ほどSBでドロップに送っていたイーダをバインドした。
アンリ手札:2→3枚
アンリダメージ:4(裏2→1)
トコハバインド:9→10
アンリ「《マイティボルト・ドラグーン》をコストにして、ストライドジェネレーション。もう1度、VBUSTERだ。超越スキル発動」
トコハ「ケラをバインド。でも、リアのケラには抵抗がありますから、バインドできませんよ」
アンリ手札:3→2枚
アンリダメージ:4(裏1→2)
トコハバインド:10→11
アンリ「十分だよ。チェインボルト・ドラグーンと《スマッシュボクサー・ドラゴン》をコール」
アンリ手札:2→0枚
トコハ(手札を全てコールした。このターンで決めるつもりなんだ)
アンリ「VBUSTERのスキル。相手は自分のドロップとリアのカードを1枚ずつバインドし、3枚選んでパワー+3000。VBUSTERの雷激7で前列はさらにパワー+5000。VBUSTERはクリティカルとドライブが1上がる」
トコハ「……胸焦がすアーシャをバインド」
VBUSTERソウル:3→2
トコハバインド:11→12
チャトゥラパワー:8000→13000→16000
VBUSTERパワー:26000→31000/☆2
プラズマトロンパワー:9000→14000→17000
スマッシュボクサーパワー:7000→10000
アンリ「今度も、チャトゥラのスキルとプラズマトロンの雷激4でそれぞれのパワーをアップする」
アンリダメージ:4(裏2→3)
チャトゥラパワー:16000+3000→19000
プラズマトロンパワー:17000+2000×12→41000
〈プ〉〈ヴ〉〈チ〉
〈ス〉〈 〉〈チ〉
アンリ「チェインボルト・ドラグーンでブースト、チャトゥラでアタック」
チャトゥラ+チェインボルトパワー:26000
トコハは自分の手札を見ながら冷や汗をかいていた。
トコハ「(やばい、6枚中4枚はバレてるから強気で攻撃してきてる。でもここでガード無しはもっとやばい……)ツッケン・ドーンでガード。さらにケラ2体でインターセプト」
アーシャ+ツッケン+ケラ+ケラシールド:31000
トコハ手札:6→5枚
アンリ「なら、ヴァンガードでアタック」
トコハ「アーシャをドロップへ、《播種の乙女 ティアニー》で完全ガード。ドロップのティアニーの開花。このカードをバインドすることで、開花持ち、ケラを手札へ」
トコハ手札:5→3→4枚
トコハバインド:12→13
アンリ「クアドラプルドライブ」
凱旋の雷 レシェフ(☆)
黒風白雨のジン(醒)
招雷の舞姫 アナスタシア(無し)
毒心のジン(☆)
アンリ手札:0→4枚
トコハ「そんな!」
アンリは最初のクリティカルのパワーを全てプラズマトロンへ、スタンドと最後のクリティカルはチャトゥラに送った。
これを見たトコハは本気で驚愕し、手が震えてしまった。
プラズマトロンパワー:41000→46000/☆2
チャトゥラパワー:19000→24000→29000/☆2
トコハ(どっちも受けられない)
現在のトコハの手札には完全ガードのティアニー1枚、ドロートリガーのモンキーポッド。
G2のケラ、そして、アンリの知らない1枚の4枚だ。
全てはこの最後の1枚にかかっている。
アンリ「(最後の1枚がヒールトリガーなら防がれる。でも僕は賭けにでるだけだ)チャトゥラでアタック」
チャトゥラパワー:29000/☆2
トコハ「…………ノーガード。ダメージチェック(まだヒールが出れば……)」
理想の乙女 トゥーリア(無し)
花園の乙女 マイリス(☆)
トコハダメージ:4→6
アンリWIN
ファイトはアンリの勝利で終わった。
2人して大きく溜め息をついた後、握手を交わした。
トコハ「完敗です。おめでとうございます。早尾さん」
アンリ「いやぁ、僕の方こそ危なかったよ。最後の手札は何だったんだい?」
トコハはその言葉を受けて、残された4枚の手札をアンリに見せた。
知っていた3枚と……盛運の乙女 ディアンのカードがそこにはあった。
合計シールド値は15000。
攻撃の順番が違っても、防ぎきることはできなかったのだ。
トコハ「あそこでスタンドとクリティカルトリガーの両方が出たのが痛かったですね。せめて順番が違うか、どっちか片方だけなら防ぎきれたのですが……」
アンリ「そこは運だからね。むしろトリプルトリガーが出なければ防ぎ切れたんだから安城さんはやっぱり強いよ。僕は次の攻撃を防ぎきれたか怪しいし」
トコハ「……開花の種がことごとくバインドされましたから、次のターンの攻め手がほとんど無いんでけど」
トコハが半目で睨みつける。
これに対してアンリはただ苦笑するしかなかった。
クロノ「何冷や汗かいてるんですか。むしろ相性最高な相手に負けるほうが恥ずかしいでしょ。逆転手段なんてもうGB8のあれしかなかったんだし」
途中から口出ししないで観戦していたクロノが口を出してきた。
トコハの頭に腕を乗せて。
トコハ「ちょっとクロノ。どこに腕乗せてるの!」
クロノ「いや~。ちょうど良い高さの肘置きがあったからな~」
トコハ「こら~!!」
立ち上がりながらクロノの腕を跳ね除け、振り返った。
トコハ「誰が肘置きよ! 負けた彼女にそんな扱いって無いでしょ!」
クロノ「勝負の賭け時を間違えたくせに何言ってんだよ。早尾さんの初回超越の時にGガード2回使う必要あったか!?」
トコハ「スタンド来るなんて分かんないんだから良いでしょ! 5ダメージになってVMAX来たら負け確じゃない!」
クロノ「なんのためのレインブレスだよ! アイツで攻撃対象以外のリア増やせばバーンなんて飛んでこないだろ!」
一瞬だけハッとしたトコハだったが、すぐにクロノを睨みつけた。
その様は意地になって認められないようだった。
トコハ「ふん! クロノ馬鹿。今日はもう逆アスナロしてあげない!」
トコハはそのまま腕を組んで窓際の椅子に座ってしまった。
クロノ「たっく。なんだよ、逆アスナロって」
シオン「たぶん、よくクロノが座っているときにトコハが後ろから抱きつくあれだよ。はい、これ」
シオンがクロノにデッキケースを渡した。
良く見るとテーブルに置かれていたトコハのカードが片付けられている。
シオンがやってくれたのだろう。
シオン「それにしても先輩。今回はなんとか勝ちましたけど、最後はVBUSTERではなく、VOLTAGEでも良かったのでは?」
アンリ「ああ、GB3のパンプかい? そうだね、どの道リアガードはバインドできなかったんだから、パワーを上げて確実にヒットさせるのも考えたよ。でも、ドライブで手札を増やしたかったんだよ」
なるほど、とシオンは納得してそれ以上の言及はしなかった。
そして、シオンはクロノの方を見る。
シオン「ところでクロノ。可愛い彼女さんが拗ねてしまったけど、フォローしなくていいのかい?」
ああ、とクロノは呆れながら言った。
クロノ「大丈夫だよ。どうせ腹が減ったら戻ってくるし、今日の献立はトコハの大好きなコロッケだからな。食べてお腹が膨れれば機嫌直るよ。慰めるのはその後で十分」
アンリ「なんか……手馴れてるね」
タケル「トコハ殿はそんなにも分かりやすいのですか?」
緒川「ヒナコさんがさっきから話しかけてるけど、一向にこっち向かないよ」
見てみると、隣に座ったヒナコが心配して話しかけているが、トコハはソッポを向いたままだ。
クロノ「大丈夫、大丈夫。何故か昨日帰ってこなかった親父と比べれば可愛いものだよ。仮に実家に帰ってもすぐに連絡入るし、夜遅くか朝早くかは分からないけど帰ってくるから」
そう言って、タケルをファイトに誘ってクロノは行ってしまった。
シオンたちはそんなクロノを見て、なんとも言えない雰囲気になってしまった。
トコハは拗ねたままヒナコとしかファイトをしなかった。
時間が過ぎ、今日の特訓はここまでとして、解散することになったので、クロノはさっさと帰ってしまった。
トコハも帰りの準備を進めたところでシオンが声をかけた。
シオン「トコハ。クロノと顔を合わせたくないなら僕の家に泊まっていいよ」
トコハ「大丈夫よ。少し風に吹かれて帰りたいだけだから。お互い意地になるとね、すぐには喧嘩を続けちゃうだけだから、時間を置いたほうが良いのよ。心配してくれてありがとう、シオン」
それじゃあ、とトコハは新導家がある方に帰っていった。
岩倉「あのお2人はご自身や相手の気持ちや考え方を理解しています。ご心配なさらなくとも大丈夫です」
シオン「分かるのかい?」
岩倉「シオン様のご両親にも、あのような時期が合ったのです。わたくしは、それを幾度もなく見てきましたから」
シオン「父さんと母さんが……」
チームメイトの2人の成長を見て、シオンは取り残されたような気がして、少し寂しい気持ちになってしまった。
シオン「僕も……彼女とあんな風になれるのかな」
岩倉「それは、シオン様とあの方しだいです。さあ、帰りましょう」
岩倉に薦められ、シオンは車に乗って帰宅した。
その迷いはまだ晴れないままだった。
トコハ(はあ、クロノ怒ってないかな)
そのころ、トコハは新導家に帰宅していた。
なるべく音を立てずにリビングまで近づいた彼女は、こっそりと台所を確認した。
そこには、誰も居なかった。
トコハはそれを見て、少し悲しそうな顔をして立ち止まってしまった。
クロノ「何やってんだよ」
トコハ「きゃ!」
急に後ろから声をかけられたので、驚いて立ち上がった後、振り返ってみると、エプロン姿のクロノがいた。
トコハ「クロノ!? どこ行ってたの!?」
クロノ「お前が確認しなかった方にいただけだ。どうかしたのか?」
トコハ「べ……別に。寂しいなんて思ってもないんだから!」
クロノ(語るに落ちたな)
ツンデレみたいな言い方をする彼女にクロノは完全に呆れてしまった。
相変わらずソッポを向いたトコハに溜め息をつきながら、クロノは歩いてフライパンの前に立った。
丁度その時、近くに置いておいたタイマーが鳴り響いた。
クロノ「おっ、丁度良かった」
そう言ってクロノは菜箸を手に取り、フライパンの中に入れた。
菜箸を引き上げると、その先には、黄金色に輝くコロッケがでてきたのだった。
その匂いに釣られ、トコハはつい近づいてしまう。
そのあいだにも、クロノは揚げていたコロッケを取り出していた。
クロノ「もう出来るから、お茶碗の用意してくれ。白米用と吸い物用の2種類な」
トコハ「えっ? あっ……うん!」
驚きはしたものの、クロノのお願いに笑顔で返したトコハは、言われたとおり、ご飯と味噌汁の用意を行ったのだった。
そして、料理が完成し、テーブルに並べられた。
クロトコ「「いただきます」」
トコハ「はむ。う~ん。美味しい!」
口に入れた瞬間、トコハは凄くいい笑顔でその味を堪能した。
そんなトコハを見て、クロノも嬉しそうにしている。
トコハ「クロノのコロッケ最高」
クロノ「そりゃよかった」
クロノはその言葉に満足したのか、笑顔になった。
その笑顔を見たトコハは、あっ、と言って顔を伏せてしまった。
トコハ「……クロノ」
クロノ「どうした? 食べないのか?」
トコハ「ごめんね」
クロノ「何のことだ?」
申し訳なさそうなトコハを特に気にしない様子でクロノは黙々と食べていた。
トコハ「昼間……クロノのアドバイス。認められないからって逆に怒っちゃって」
クロノ「そんなことあったな」
トコハ「それで……えーっと。その……」
クロノ「トコハ」
トコハ「なに?」
クロノ「明日、お前の旨い料理食わせてくれよ。2人で食べきれるやつ」
おもむろに普通の鍋は勘弁して欲しいと言いたいらしい。
トコハ「えっ? わ……分かった」
クロノ「ありがとな」
クロノは立ち上がり、トコハを立ち上がらせ、抱きしめた。
あまりにも急なことなのでトコハは真っ赤になる。
トコハ「く……クロノ!?/// えーっと///」
クロノ「俺こそごめんな。お前を煽るような言葉を言っちまって。でもホント感謝してるんだぜ。お前と喧嘩して、それでも一緒に食事取って、仲直りする。そんな生活ができることを。俺、やっぱお前が好きだわ」
トコハ「ふ……ふえ!? く……クロノ、反則/// そんなこと言われたら……許すしかないじゃない!!///」
耳まで真っ赤に染めて文句を言うトコハをクロノは笑って抱きしめるのだった。
仲直りが成功し、また絆が深まった2人がシオンを巻き込んで行う特訓はまだまだこれからだ。
続く。
トコハ「クロノの馬鹿!/// 明日まで好きって言わないんだから!///」
クロノ「そんな素直じゃないトコハも可愛くて好きだぞ」
トコハ「ツ/// 馬鹿///」
次回予告
「恋人同士の喧嘩後の謝罪の早さは異常!」
「いきなりですね。シオン君は恋人と喧嘩したこと無いのですか?」
「ありますけど……そういうシンさんは奥さんと喧嘩するんですか?」
「ありますねぇ。カードを拭く技術を磨く時間があるのなら、子どものおしめを替える技術を得ろとよく言われます」
「子育ても大変なんですね」
「ええ。そして……家内のご機嫌取りのためにも、僕は少しお店を休みます」
「えっ?」
次回、第5ターン:事前予選
「必ず帰るとクロノ君たちに伝えておいてください」
「シンさん!? どこ行くんですか!? シンさーーん!!」
「お土産……楽しみにしていてください」