カードファイト!!ヴァンガードG 再結成!世界に挑戦する3人 作:リー・D
その舞台、クレイスクランブルで、クロノは最初の対戦相手とファイトを始めようとしていた。
今年最後の投稿です。
皆さん良いお年を!
来年もよろしくお願いします。
伊吹『いよいよ、ファイトが始まろうとしている。改めて今此処に、VF世界大会の開催を宣言する! スタンドアップ! THE!』
観客『ヴァンガード!!』
会場中が歓声で沸きあがる。
宣言後、VF世界大会日本本予選ファーストステージ、クレイスクランブルでは、続々と初戦のファイト申請が行われ、中にはファイトが始まった者も居た。
その中には、クロノの姿もあった。
その様子を、伊吹はステージ上で見ていた。
クロノ「おっ、早速か」
クロノのファイバが音を出し、ファイトが受理したことを示す、エクスクラメーションマークが映し出される。
クロノは相手を確認するために、周りを見渡す。
?「あっ! クロノさんだ!」
クロノ「お前は、ノア!」
傍に居たのは、星崎ノア。
チーム新ニッポンのメンバーだ。
彼のファイバにもクスクラメーションマークが映し出されている。
クロノ「ノアが相手か」
ノア「はい。よろしくお願いします」
ノアがお辞儀をしたのと合わせて、ファイトテーブルが展開される。
2人はそれぞれのデッキを取り出し、ファイトの準備を行った。
ノア「クロノさんとは、ちゃんとファイトしたいと思っていたんです。3年前に迷惑をかけてしまいましたし。ここ数年は、公式大会でファイトできませんでしたから」
クロノ「そういや、お前と大会でファイトするのは、これが本当の意味で初めてなのか。良いファイトしようぜ」
ノア「はい!」
ノアは笑顔で応えた。
すでに準備は終わっている。
クロノ「(前に此処でファイトしたのは、ノアに乗り移ったカオスブレイカーだった。あの時は、なんとか勝てたけど、次に奴とファイトした時は勝てなかった。そして、今のノアの実力は、奴よりも高い。でも勝つさ。俺たちの目標のために!)行くぞ!」
2人「「スタンドアップ! ヴァンガード!」」
同じころ、シオンやトコハもファイトを始めるのだった。
ノア「《錯綜の星輝兵 カーボン》」
クロノ「《クロノ・ドラン・Z》」
ミヤ『さあ! いよいよVF世界大会日本本予選ファーストステージが始まりにゃした! 今回もそれぞれ違うゲストを呼んで、解説をお願いしにゃす!』
カズミ『本日の解説を務めさせていただきます。鬼丸カズミです』
ミヤ『すでに会場では、多くのファイトが始まっているぞ! 注目すべきものとして、チームトライスリーの新導クロノとチーム新ニッポンの星崎ノアが対決中だ!』
ノア「ライド、《混迷の星輝兵 ジンク》」
ノア手札:5→6→5枚
ジンクソウル:0
〈 〉〈ジ〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈カ〉
ミヤ『3年前のU-20では、ファーストステージ最終ファイトとなりにゃした2人が、今度は初戦で当たることとなりにゃした!』
カズミ『(2人は確かに対戦している。でもそれは、ノア君に憑依したカオスブレイカーだった。あの一連の事件を通して成長した2人のファイトか……)とても楽しみですね。どちらが勝つのか、予想ができません』
クロノ「ライド《刻獣 メリーブロック・ドラゴン》。先駆で移動。アタック」
クロノ手札:5→6→5枚
メリーブロック+ドランパワー:12000
ノア「ノーガード」
クロノ「ドライブチェック」
刻獣 ボンバード・ホッグ(☆)
クロノ手札:5→6枚
クロノ「ゲット、クリティカルトリガー。効果は全て、ヴァンガードに」
メリーブロック+ドランパワー:12000→17000/☆2
ノア「ダメージチェック」
星輝兵 グロビュラディア(なし)
星輝兵 クォーク・シュービル(引)
ノアダメージ:0→2
ノア「ゲット、ドロートリガー。1枚ドローです」
ノア手札:5→6枚
ノアダメージ:2
クロノ手札:6枚
メリーブロックソウル:0
〈 〉〈メ〉〈 〉
〈 〉〈ド〉〈 〉
ミヤ『新導クロノ。最初からダメージ2を与え、順調な滑り出しを決めました!』
カズミ『しかし、ノア君もドロートリガーを引いています。まだまだ勝負はこれからです』
ノア「僕のターン。スタンド&ドロー。ライド、《星輝兵 メビウスブレス・ドラゴン》。このままアタック」
ノア手札:6→7→6枚
メビウスブレスパワー:9000
クロノ「その攻撃を通す訳にはいかない。《刻獣 ボンバード・ホッグ》でガード」
メリーブロック+ボンバードシールド:17000
クロノ手札:6→5枚
ノア「ドライブチェック」
星輝兵 ミューレプトン(なし)
ノア手札:6→7枚
ミヤ『新導クロノ、ガード成功! しかし、これにはどんな意味があったのでしょう?』
カズミ『メビウスブレスには、ヒットした時に相手のリアガードを呪縛できるスキルがあります。新導君は、これでクロノ・ドランを呪縛されることを嫌ったのですよ』
ミヤ『なるほど。次のターン以降を想定した行動と言うわけですか。序盤から、高度な展開が行われていにゃす!』
クロノ手札:5枚
クロノダメージ:0
ノアダメージ:2
ノア手札:7枚
メビウスブレスソウル:1
〈 〉〈メ〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈カ〉
クロノ「俺のターン。スタンド&ドロー。ライド、《刻獣 メタルパーティ・ドラゴン》。ドランのスキル。こいつをバインドして、山札の上5枚を確認、G1かG3のカードを手札に加える。《スチームテイマー アルカ》を手札に」
クロノ手札:5→6→5→6枚
クロノバインド:0→1
クロノ「(次のターン。ノアはカオスブレイカーにライドするのは間違いない。超越されるならともかく、そうじゃないから手札を呪縛させることはできない。なら)このままアタック」
メタルパーティパワー:10000
ミヤ『新導クロノ、バインドにカードを溜めつつ、手札を補充! さらには、呪縛対策で手札を温存する作戦か!』
ノア「(クロノさん強い)ノーガード」
クロノ「ドライブチェック」
クロノジェット・ドラゴン・Z(なし)
クロノ手札:6→7枚
ノア「ダメージチェック」
星輝兵 マグネター・ヘッジホッグ(☆)
ノアダメージ:2→3
クロノ「(ダメージを受けた? 嫌な予感がするぜ)ターンエンド」
ノア手札:7枚
ノアダメージ:3
クロノダメージ:0
クロノ手札:7枚
メタルパーティソウル:1
〈 〉〈メ〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈 〉
ミヤ『ここまでは、ダメージは3対0。新導選手が大きくリードしていにゃす』
カズミ『しかし、次はノア君がG3を出します。ここから大きくファイトが動くでしょう』
ノア「スタンド&ドロー。ライド、《星輝兵 カオスブレイカー・クライシス》。さあ、行こう。道化師として、最後まで笑ってファイトするんだ!」
ノア手札:7→8→7枚
本来なら、ライド時にスキルが発動するのだが、クロノの場には1枚もカードが無いため条件を満たせず発動できなかった。
そこでノアは、手札から1枚を手に取った。
ノア「コール、《星輝兵 グロビュラディア》。スキル発動。CB1で、クロノさんは自分のドロップゾーンのカードを呪縛状態でリアに置いてください。その後、このユニットのパワーは+3000です」
ノア手札:7→6枚
ノアダメージ:3(裏0→1)
クロノ「くっ。ボンバードを選択だ」
グロビュラディアパワー:9000→12000
●(呪縛中)左後:ボンバード
ミヤ『なんとここで! 星崎ノア、掟破りのドロップからの呪縛! 新導クロノ、先のターンの努力が水の泡だ!』
カズミ『それだけではありません』
ノア「さらに、《星輝兵 ミューレプトン》をコール。CB2でスキル発動。クロノさん。呪縛状態で、左前列、ボンバードの前に手札1枚を置いてください」
ノア手札:6→5枚
ノアダメージ:3(裏1→3)
クロノ「うぐっ」
クロノ手札:7→6枚
●左前:不明、左後:ボンバード
カズミ『これで新導君の左列は全て呪縛されました。次のターン。彼の攻撃回数が1回減ってしまいましたね』
ミヤ『これは拙い! 新導クロノ、得意の連続攻撃を、封じられたぞ!』
ノア「そして、カーボンのスキル発動。自身をソウルに送り、相手のフィールドに呪縛カードがあるのなら、山札からG1以下のカードをコールします。僕は、ジンクをコール。スキル発動。このユニットもソウルに送って、CC2とSC2です」
カオスブレイカーソウル:2→3→4→6
ノアダメージ:3(裏3→1)
カズミ『ノア君は、ここでコストの補充を選択しましたね』
ミヤ『他にも、何か選択肢が有ったのでしょうか?』
カズミ『はい。サテライト・ミラージュをコールして、手札交換と、パワー稼ぎができました。ここでコスト補充は有りですが、代償として、ミューレプトンは単体ではアタックできなくなってしまいました』
ミヤ『あのユニットが攻撃できるかは、トリガー次第というわけですか』
ノア「さらに、《星輝兵 メトンアクス・ドラゴン》をコール。行きます! カオスブレイカー・クライシスでヴァンガードにアタック」
ノア手札:5→4枚
カオスブレイカーパワー:11000
クロノ「ノーガード」
ノア「ツインドライブ」
星輝兵 ペンローズゲート(なし)
星輝兵 マゼラニックストリーム(治)
ノア手札:4→6枚
クロノ「くっ!」
ミヤ『ここでヒールトリガーだ!』
ノア「ゲット、ヒールトリガー。ダメージ1回復。パワーはミューレプトンへ」
ミューレプトンパワー:9000→14000
ノアダメージ:3→2(裏1→0)
クロノ「ダメージチェック」
クロノスピン・サーペント(なし)
クロノダメージ:0→1
ノア「メトンアクスでブースト、ミューレプトンでアタック」
ミューレプトン+メトンアクスパワー:21000
クロノ「ノーガードだ。ダメージチェック」
スチームテイマー アルカ(なし)
クロノダメージ:1→2
ミヤ『新導クロノ。ここは2回連続でノーガードだ!』
カズミ『ノア君のダメージが2なので、次のターンのヒール狙いなら、ここでダメージを揃えるのは良い判断です』
ノア「グロビュラディアでアタック」
グロビュラディアパワー:12000
クロノ「メリーブロック・ドラゴンでガード!」
メタルパーティ+メリーブロックシールド:15000
クロノ手札:6→5枚
ミヤ『新導クロノ、ここでガード! ダメージを抑えます!』
カズミ『あのカードは、ドロップに送る意味のあるカードです。先のドライブで手札に加えたカードと合わせ、次のターンの攻撃が楽しみですね』
クロノダメージ:2
クロノ手札:5枚
メタルパーティソウル:1
〈●〉〈メ〉〈 〉
〈●〉〈 〉〈 〉
●(呪縛中)左前:不明、左後:ボンバード
ノアダメージ:2
ノア手札:6枚
カオスブレイカーソウル:6
〈ミ〉〈ク〉〈グ〉
〈メ〉〈 〉〈 〉
ノア「(簡単に勝たせてはくれないか)やっぱり、クロノさんは強いですね」
ノアは純粋な笑顔でそう言った。
そんなノアに、クロノも笑って返す。
クロノ「お前だって、強くなったじゃねえか。ここで1列呪縛されるのは想定外だったぜ。次は俺のターンだ。スタンド&ドロー。掴みたい未来のために、魂を震わせろ! ライド、《クロノジェット・ドラゴン・Z》! コストとしてメリーブロックをバインド。ストライドジェネレーション! 《超刻獣 スプリット・ペガサス》!」
クロノ手札:5→6→5枚
クロノバインド:1→2
中継されていた会場中が沸き上がる。
ミヤ『新導クロノ。ここで分身、クロノジェット・ドラゴン・Zにライド! さらにスキルで手札を減らさずに、超越したぞ!』
カズミ『クロノジェットZのスキルで、超越コストをドロップの十二支刻獣のG3をバインドするに変更できます。ドロップには、前のターン、ガードに使用したメリーブロックが居ましたから、そのスキルでグレードを変化しているので、問題なく発動できますね』
クロノ「さらに、クロノジェットの超越スキル。SB1して、メトンアクスを山札の下へ送り、そのユニットより、グレードが1つ高いカードを山札からコール。メタルパーティをコールだ」
スプリットソウル:2→1
クロノ「さらに、スプリット・ペガサスのスキル。Gゾーンの裏のスプリット・ペガサスを表にして、CB1。メタルパーティを山札に戻し、このユニットよりグレードが1つ低いカードを2枚コール。《刻獣 トランジット・ドラゴン》を2枚コールだ。さらに、《ドキドキ・ワーカー》をコール」
クロノダメージ:2(裏0→1)
クロノ手札:5→4枚
ミヤ『新導クロノ、スキルを駆使して、ユニットを並べました!』
カズミ『あのユニットたちは全てソウルに入るスキルがあります。手札を整え、呪縛対象を減らす作戦ですね』
クロノ「さらに、Gゾーンのスプリット・ペガサスのスキル。前列の十二支刻獣にパワー+1000」
スプリットパワー:26000→27000
〈●〉〈ス〉〈ド〉
〈●〉〈ト〉〈ト〉
●左前:不明、左後:ボンバード
クロノ「トランジットでブースト、ドキドキ・ワーカーでアタック」
ドキドキ+トランジットパワー:11000
ノア「ミューレプトンでインターセプト」
カオスブレイカー+ミューレプトンシールド:16000
クロノ「トランジットのスキル。G4のクロノジェットが居るので、ブーストしたアタック終了時にこのユニットをソウルに送り、1枚ドロー」
スプリットソウル:1→2
クロノ手札:4→5枚
クロノ「スプリット・ペガサスでヴァンガードにアタック。ドキドキ・ワーカーのスキル発動。ソウルに送り、1枚ドロー。スプリット・ペガサスのパワー+5000」
スプリットパワー:27000→32000
スプリットソウル:2→3
クロノ手札:5→6枚
スプリット+トランジットパワー:39000
ノア「ノーガード」
クロノ「トリプルドライブ。ファーストチェック」
クロノメディカル・ハムスター(治)
ミヤ『新導クロノ! ヒールトリガーをゲットだ!』
クロノ「ヒールトリガー。ダメージ1回復。パワーはヴァンガードに。セカンドチェック」
スプリット+トランジットパワー:39000→44000
クロノダメージ:2→1(裏1→0)
クロノジェット・ドラゴン・Z(なし)
クロノ「サードチェック」
ドキドキ・ワーカー(☆)
クロノ手札:6→9枚
クロノ「ゲット、クリティカルトリガー。効果は全て、ヴァンガードに」
スプリット+トランジットパワー:44000→49000/☆2
ノア「くぅ、またクリティカルなんて!」
カズミ『新導君は今回引きが良いですね。これで3回トリガーを引いています』
ミヤ『しかし! まだダメージチェックが残っているぞ!』
星輝兵 メビウスブレス・ドラゴン(なし)
星輝兵 カオスブレイカー・クライシス(なし)
ノアダメージ:2→4
ノア「これでダメージ4。またリードされた」
クロノ「トランジットのスキル」
スプリットソウル:3→4
クロノ手札:9→10枚
クロノ「これで俺のターンは終了だ」
カズミ『ですが、ここで解呪が行われます』
ミヤ『前列のユニットは、いったい何だ!?』
解呪、左前:クロノジェット・ドラゴン・G、左後:ボンバード
ノア「!?(クロノジェットG!? くっ、こいつを退却させるわけにはいかない)カオスブレイカーのスキル。解呪したボンバードを退却。1枚ドロー」
ノア手札:6→7枚
カズミ『この判断は正しいです。前列にユニットを残したため、次のターンの呪縛対象にできますし。G3がドロップに送られていないので、超越コストにもできない。次のターンがノア君の腕の見せ所です』
ミヤ『新導クロノのダメージは1なので、決着が着くにはまだ早いと思いますが?』
カズミ『次のターンの彼の行動次第では、もう彼のターンが回ってこない可能性があります。そうならないようにできるか、と言うことです』
ノアダメージ:4
ノア手札:7枚
カオスブレイカーソウル:6
〈 〉〈ク〉〈グ〉
〈 〉〈 〉〈 〉
クロノダメージ:1
クロノ手札:10枚
クロノジェットソウル:4
〈G〉〈Z〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈 〉
ノア「スタンド&ドロー。《星輝兵 ペンローズゲート》をG3としてドロップに送る。ストライドジェネレーション! 《滅星輝兵 カオスユニバース・アルサーニ》! 超越スキルは使いません!」
ノア手札:7→8→7枚
ミヤ『これは、アルサーニのスキルを優先したか!』
カズミ『アルサーニも呪縛できますからね。新導君のリアは1枚。アルサーニの2つ目のスキルを考えるのなら、カオスブレイカーのスキルは、コストの払い損となってしまうからでしょうね』
ノア「アルサーニのスキル。登場時、SB1で、クロノさんは自分のリアを2枚まで呪縛してください」
クロノ「……クロノジェットGを呪縛」
アルサーニソウル:6→5
●左前:クロノジェットG
ノア「2枚呪縛できなかったため、僕は2枚ドロー。そしてアルサーニとグロビュラディアにパワー+2000」
ノア手札:7→9枚
アルサーニパワー:26000→28000
グロビュラディアパワー:9000→11000
ノア「さらに、ペンローズゲートのスキル。超越コストとして、このカードを捨てた時、SB1して、山札の上7枚を確認。その中のカオスカード1枚を手札に加えます。《星輝兵 カオスブレイカー・クローズ》を手札に。残りはシャッフル」
アルサーニソウル:5→4
ノア手札:9→10枚
クロノ「クローズまで……」
カズミ『これでノア君は、次のターンの超越コストを手に入れました。手札も多い。まだまだ動けますね』
ノア「もう1度、グロビュラディアをコール。ボンバードを右前列に呪縛してください。その後、このユニットのパワー+6000」
ノア手札:10→9枚
ノアダメージ:4(裏0→1)
●左前:クロノジェットG、左後:ボンバード
グロビュラディアパワー:9000→15000
ミヤ『星崎ノア!新導クロノの前列を全て呪縛したぞ!』
カズミ『グロビュラディアには、相手の呪縛カードが2枚以上なら、パワーをさらに+3000するスキルがあります。状況は先ほどよりも悪いと言えるでしょう』
ノア「さらに、《星輝兵 サテライト・ミラージュ》をコール。手札のクローズを捨てて、1枚ドロー。捨てられたクローズのスキル。SB1して、クロノさんは手札1枚を呪縛状態でリアに置いてください」
クロノ「またかよ……」
ノア手札:9→8→7→8枚
アルサーニソウル:4→3
クロノ手札:10→9枚
●左前:クロノジェットG、右前:ボンバード、右後:不明
〈グ〉〈ア〉〈グ〉
〈 〉〈 〉〈サ〉
ミヤ『星崎ノア、サテライト・ミラージュとのコンボで、新導クロノの盤面と手札を削っていきにゃす!』
カズミ『既に前列が封じられている以上、新導君は次のターン、ヴァンガードでしか攻撃できません。これがどう影響をもたらすのかが勝負の分かれ目でしょう』
ノアは他の手札を暫く見ていたが、決意したように目を離した。
ノア「アルサーニでヴァンガードにアタック」
クロノ「ノーガード」
ノア「トリプルドライブ」
鉄壁の星輝兵 トリウム(なし)
星輝兵 カオスブレイカー・クローズ(なし)
星輝兵 パラダイムシフト・ドラゴン(☆)
ノア手札:8→11枚
ノア「ゲット、クリティカルトリガー。クリティカルはヴァンガードに。パワーは右のグロビュラディアに」
グロビュラディアパワー:11000→16000
アルサーニパワー:28000/☆2
ミヤ『ここでクリティカル! 一気にダメージを詰めます!』
クロノ「ダメージチェック」
刻獣 リボルバー・ドラコキッド(なし)
刻獣 スピアヘッド・ユニコーン(なし)
クロノダメージ:1→3
ノア「左のグロビュラディアでヴァンガードにアタック」
グロビュラディアパワー:15000
クロノ「《刻獣 ヒュプノシス・シープ》でガード」
クロノジェットZ+シープシールド:21000
クロノ手札:9→8枚
ノア「右のグロビュラディアでアタック」
グロビュラディア+ミラージュパワー:23000
クロノ「《スチームテイマー アルカ》で完全ガード」
クロノ手札:8→6枚
ノア「えっ? ここで完全ガード?」
ミヤ『なんとなんと! 新導クロノ、Gガードではなく、完全ガードを使用。これには、どんな意味が含まれているのでしょうか?』
カズミ『次のターンに注目ですね』
ノアダメージ:4(裏1)
ノア手札:11枚
カオスブレイカーソウル:3
〈グ〉〈ク〉〈グ〉
〈 〉〈 〉〈サ〉
クロノダメージ:3
クロノ手札:6枚
クロノジェットソウル:4
〈●〉〈Z〉〈●〉
〈 〉〈 〉〈●〉
●左前:クロノジェットG、右前:ボンバード、右後:不明
クロノ「(ここでダブルトリガーだったら、危なかったかもな)行くぜ。スタンド&ドロー。クロノジェットのスキル。ドロップゾーンのクロノジェットZをバインド。ストライドジェネレーション。《クロノドラゴン・ギアネクスト》!」
クロノ手札:6→7枚
クロノバインド:2→3
ノア「ええっ!? 何時の間にZをドロップに……あ!」
ミヤ『これは、いったい?』
カズミ『先ほどの完全ガードで、捨てていたのですよ』
ミヤ『なるほど! 完全ガードはこのための布石だった! しかも、新導クロノが選択したのは、連続攻撃が可能なギアネクスト! これで勝負を決めるつもりか!?』
クロノ「超越スキル。右のグロビュラディアを山札の下へ。山札でもG3として扱うメリーブロックをコール」
ギアネクストソウル:4→3
ギアネクストパワー:26000→28000
クロノ「さらに、ドロップのアルカと十二支刻獣のトリガー、ヒュプノシス・シープをバインドして、もう1枚のアルカを手札に」
クロノバインド:3→5
クロノ手札:7→8枚
カズミ『なるほど』
ミヤ『何がですか?』
カズミ『先ほど新導君が完全ガードを切った理由ですよ。すでにドロップには、ヒールで落としたアルカが居たので、切っても問題なかったのですよ(そして、バインドを増やすことも目的の1つだろうね)』
クロノ「ドキドキ・ワーカーをコール。そして、SB1を払って、ギアネクストは、スキル獲得」
クロノ手札:8→7枚
ギアネクストソウル:3→2
クロノ「いくぞ、ノア! メリーブロックでブースト、ギアネクストでアタック! ドキドキ・ワーカーのスキル。さらに、メリーブロックのスキルで、自信以外の十二支刻獣1枚につき、このユニットのパワー+2000」
ギアネクストソウル:2→3
クロノ手札:7→8枚
ギアネクストパワー:28000→33000
メリーブロックパワー:7000→9000
ギアネクスト+メリーブロックパワー:42000
ミヤ『なんというパワーだ!』
ノア「《鉄壁の星輝兵 トリウム》で完全ガード。スキルで1枚ドロー」
ノア手札:11→9→10枚
クロノ「トリプルドライブ」
刻獣 クルージング・ドラゴン(なし)
刻獣 オビュラシー・オックス(なし)
刻獣 ヒュプノシス・シープ(醒)
クロノ手札:8→11枚
クロノ「ゲット、スタンドトリガー。スタンド対象は居ないが、パワーはギアネクストへ」
ギアネクストパワー:33000→38000
ギアネクスト+メリーブロックパワー:47000
ミヤ『ガード成功! しかし、まだ攻撃は終わっていないぞ!』
クロノ「ギアネクストのスキル。アタック終了時に、手札とリアから十二支刻獣を3枚選び、山札の下に送ることで、このユニットをスタンド! リアのメリーブロック、手札の《刻獣 オビュラシー・オックス》とヒュプノシス・シープを選択。ギアネクストをスタンド。ドライブ-2」
クロノ手札:11→9枚
クロノ「もう1度、ギアネクストでアタック。GB4発動。2回目のアタック時、パワー+10000。ドライブ+1」
ギアネクストパワー:38000→48000
ノア「Gガード! 《創世獣 デスティニー・ガーディアン》。クロノさんの右列の呪縛カードを全て解呪。シールド+10000」
ノア手札:10→9枚
解呪、右前:ボンバード・G、右後:トランジット
カオスブレイカー+デスティニーシールド:36000
ノア「トランジット!? カオスブレイカーのスキル。ボンバードを退却させ、1枚ドロー。さらに、《星輝兵 パラダイムシフト・ドラゴン》、《星輝兵 マグネター・ヘッジホッグ》でガード。グロビュラディアでインターセプト」
カオスブレイカー+デスティニー+パラダイムシフト+ヘッジホッグ+グロビュラディアシールド:61000
ノア手札:9→10→8枚
クロノ「ツインドライブ」
スチームテイマー アルカ(なし)
刻獣 クルージング・ドラゴン(なし)
クロノ手札:9→11枚
ミヤ『星崎ノア! 新導クロノの連続攻撃を、大量の手札で防ぎきりました!』
カズミ『ですが、新導君も大量の手札を抱えています。次のターン、ノア君が決めきれることができるのかが、勝負です』
ノアダメージ:4(裏1)
ノア手札:8枚
カオスブレイカーソウル:3
〈 〉〈ク〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈サ〉
クロノダメージ:3
クロノ手札:11枚
クロノジェットソウル:3
クロノバインド:5
〈G〉〈Z〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈ト〉
解呪、左前:クロノジェットG
ノア「スタンド&ドロー。ストライドジェネレーション! 《滅星輝兵 カオスブレイカー・デリュージ》! 超越スキル。CC1でクロノさん、リアを1体呪縛してください」
クロノ「トランジットを呪縛だ」
ノア手札:8→9→8枚
ノアダメージ:4(裏1→2)
●右後:トランジット
ミヤ『星崎ノアは、ここで切り札を投入だ!』
カズミ『あのユニットは恐ろしいですよ。まさに切り札に相応しい性能です』
ノア「まだです。超越コストとしたクローズのスキルも発動します」
デリュージソウル:3→2
クロノ「クロノジェットGの位置に置くぜ。クロノジェットGは退却だ」
●左前:不明、右後:トランジット
クロノ手札:11→10枚
ミヤ『新導クロノ。上手く呪縛対象を減らしたぞ!』
カズミ『さらに、クロノジェットGがドロップに送られたため、次のターンの超越コストも確保しました。新導君はこのターンを確実に守りきるつもりですね』
ノア「まだです! 《猛攻の星輝兵 ドブニウム》と《混濁の星輝兵 アイアン》、ジンクをコール。ジンクのスキル」
ノア手札:8→5枚
デリュージソウル:2→3→5
ノアダメージ:4(裏2→0)
ノア「デリュージのGB3。SB1と手札1枚を捨てる。クロノさん、今度は手札2枚をリアに呪縛して置いてください」
クロノ「またかよ」
ノア手札:5→4枚
デリュージソウル:5→4
クロノ手札:10→8枚
●左前:不明、左後:不明、中央後:不明、右後:トランジット
ノア「このスキルには続きがあります。相手のダメージが4以下なため、相手は自分の呪縛カード1枚をダメージゾーンに置いてください」
クロノ「左前のカードを置くぜ」
クロノダメージ:3→4(裏0→1)
〈 〉〈Z〉〈 〉
〈●〉〈●〉〈●〉
●左後:不明、中央後:不明、右後:トランジット
〈ア〉〈デ〉〈ド〉
〈 〉〈 〉〈サ〉
ノア「アイアンでアタック。スキルでパワー+2000」
アイアンパワー:9000→11000
クロノ「ノーガード。ダメージチェック」
クロノジェット・ドラゴン・Z(なし)
クロノダメージ:4→5(裏1)
ノア「カオスブレイカー・デリュージでアタック」
クロノ「アルカで完全ガード」
デリュージパワー:26000
クロノ手札:8→6枚
ノア「トリプルドライブ」
星輝兵 ペンローズゲート(なし)
星輝兵 メトンアクス・ドラゴン(なし)
星輝兵 パラダイムシフト・ドラゴン(☆)
ノア手札:4→7枚
ノア「ゲット、クリティカルトリガー。効果は全てドブニウムに」
ドブニウムパワー:9000→14000
ミラージュでブースト、ドブニウムでアタック。スキル発動。CB1。クロノさん、手札1枚を呪縛していいですよ。断るなら、このユニットパワーは+10000されます」
ノアダメージ:4(裏0→1)
クロノ「……」
クロノは迷わず手札を置かない選択をした。
ドブニウムパワー:14000→24000/☆2
ドブニウム+ミラージュパワー:31000/☆2
クロノ「Gガード、《刻獣守護 イリシュ》でガード。SB1でシールド+5000。さらに、バインドゾーンのカードが5枚以上なため、さらに+15000」
クロノ手札:6→5枚
クロノジェットソウル:3→2
クロノジェット+イリシュシールド:46000
ノア「耐えられた。くっ。ターンエンドです」
ミヤ『新導クロノ! 渾身のGガードで、見事に全ての攻撃をいなしました!』
初戦にも関わらず、会場は大きな歓声に包まれた。
これには、伊吹達主催者側も、今後の展開に期待することができて、大いに満足な結果となった。
ノア手札:7枚
ノアダメージ:4(裏1)
カオスブレイカーソウル:4
〈ア〉〈ク〉〈ド〉
〈 〉〈 〉〈サ〉
クロノ手札:5枚
クロノダメージ:5(裏1)
クロノジェットソウル:2
クロノバインド:5
〈 〉〈Z〉〈 〉
〈●〉〈●〉〈●〉
●左後:不明、中央後:不明、右後:トランジット
クロノ「流石に強いな、ノア。でも、俺だってここで負けるわけにはいかないんだ。俺のターン。スタンド&ドロー! ジェネレーションゾーン解放! 今こそ示せ、我らが真に望む世界を! ストライドジェネレーション! 《クロノバイザー・ヘリテージ》!」
クロノ手札:5→6枚
クロノバインド:5→6
クロノが出したユニットを見て、会場はさらに大きな歓声に包まれた。
ミヤ『新導クロノ! ここで最強のGユニットの投入だ!』
カズミ『新導君の重要なファイトでは必ず決め手となったユニットです。ノア君の手札は7枚。これに耐えることができるでしょうか?』
クロノ「超越スキル。ドブニウムを戻して、メリーブロックをコール。さらに手札からオックスをコール」
ヘリテージソウル:2→1
メリーブロックパワー:7000→9000
ヘリテージパワー:26000→28000
オックスパワー:11000→13000→18000
クロノ手札:6→5枚
ミヤ『新導クロノは、スプリット・ペガサスの永続スキルでパワーを+2000し、さらに、オックスのGゾーンの表の枚数と同じ数だけパワーを+1000できる永続スキルで怒濤のパワーアップだ!』
カズミ『さらには、インターセプトを1つ封じました。これでノア君は防ぎにくくなりましたね』
クロノ「オックスのスキル。CB1で、Gゾーンの表の枚数と同じ数だけパワーを+1000できる。合計+5000」
クロノダメージ:5(裏1→2)
オックスパワー:18000→23000
〈メ〉〈Z〉〈オ〉
〈●〉〈●〉〈●〉
●左後:不明、中央後:不明、右後:トランジット
〈ア〉〈ク〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈サ〉
クロノ「いくぜ、ノア! メリーブロックでアイアンにアタック」
ノア「くぅ、ノーガード。アイアンは退却」
カズミ『全てのインターセプトを狙ってきましたね』
クロノ「ヘリテージでアタック」
ノア「完全ガード!」
ノア手札:7→5→6枚
クロノ「トリプルドライブ」
スチームテイマー アルカ(なし)
クロノスピン・サーペント(なし)
クロノメディカル・ハムスター(治)
クロノ手札:5→8枚
クロノ「ゲット、ヒールトリガー。ダメージ1回復。パワーはオックスに」
オックスパワー:23000→28000
クロノダメージ:5→4(裏2→1)
クロノ「オックスでアタック!」
ノア「(ここでノーガードは駄目だ。勝負は次のターン)パラダイムシフト、メトンアクスと《星輝兵 クォーク・シュービル》でガード」
カオスブレイカー+パラダイムシフト+メトンアクス+シュービルシールド:31000
ノア手札:6→3枚
ミヤ『星崎ノア! 手札を大きく消耗しならがらも、防ぎました!』
カズミ『これは、次のターンのダメージトリガーに賭けたのでしょう』
クロノ「ターンエンド。エンドフェイズ。解呪が行われる」
解呪、左後:メタルパーティ、中央後:ヒュプノシス、右後:トランジット
ノア「! カオスブレイカーのスキル。ヒュプノシス・シープを退却してください」
ノア手札:3→4枚
ノアダメージ:4(裏1)
カオスブレイカーソウル:4
〈 〉〈ク〉〈 〉
〈 〉〈 〉〈サ〉
クロノ手札:8枚
クロノダメージ:4(裏1)
クロノジェットソウル:1
クロノバインド:6
〈メ〉〈Z〉〈オ〉
〈メ〉〈 〉〈ト〉
クロノ「Gゾーンに戻ったヘリテージのスキル。自信以外の表の十二支刻獣4枚を裏に戻すことで、追加のターンを得る!」
クロノはギアネクスト2枚、スプリット・ペガサスとイリシュを、1枚ずつを裏に戻した。
クロノ「スタンド&ドロー。ライドファイズをスキップして、メインフェイズの最初にヘリテージは戻ってくる。もう1度、俺のターンだ!」
ミヤ『でたああーーー!! ヘリテージのエクストラターンスキル!!』
カズミ『ギアクロニクルのみに許された特殊スキル。さっそく見れましたね』
クロノ「超越スキル。サテライト・ミラージュを山札の下へ。コールは行わない。左列前後を交替」
クロノ手札:8→9枚
ヘリテージソウル:1→0
メタルパーティパワー:10000→11000
ヘリテージパワー:26000→27000
オックスパワー:11000→12000→13000
ミヤ『これは、使う意味が有ったのか?』
カズミ『新導君があるカードを警戒していたのなら、使う意味はありますよ』
クロノ「ヒュプノシス・シープをコール。メリーブロックでブースト、メタルパーティでアタック」
クロノ手札:9→8枚
メリーブロックパワー:7000→17000
メタルパーティ+メリーブロックパワー:28000
ノア「(ここだ!)ノーガード」
ミヤ『ここでガードしない!』
カズミ『トリガー。特にドロートリガーが出れば、新導君は攻めにくくなります』
ノア「(僕は勝つんだ!)ダメージチェック」
星輝兵 パラダイムシフト・ドラゴン(☆)
ノアダメージ:4→5(裏1)
カオスブレイカーパワー:11000→16000
ミヤ『ここでクリティカルトリガー! 新導クロノ、攻めきれるか!?』
クロノ「流石だな。でも、俺だって負けてられない。メリーブロックのスキルで、このユニットをバインド。メタルパーティのスキルで、CB1を払い、自信をバインド。そして、バインドゾーンからG3とG1のカードを同じ縦列にそれぞれコール。クロノジェットGとメリーブロックをコール」
クロノバインド:6→7→8→6
クロノダメージ:4(裏1→2)
クロノジェットGパワー:11000→12000
クロノ「オックスでアタック」
オックス+トランジットパワー:20000
ノア「ペンローズゲート!」
カオスブレイカー+ペンローズゲートシールド:21000
ノア手札:4→3枚
ヘリテージソウル:0→1
クロノ手札:8→9枚
クロノ「ヘリテージでアタック」
ヘリテージ+シープパワー:31000
ノア「もう1度、完全ガード」
ノア手札:3→1枚
ミヤ『さあ、運命のドライブチェックだ!』
クロノジェット・ドラゴン・Z(なし)
刻獣 メタルパーティ・ドラゴン(なし)
ドキドキ・ワーカー(☆)
クロノ手札:9→12枚
ノア「くっ」
クロノ「クリティカルトリガー。効果は全て、クロノジェットGへ」
クロノジェットGパワー:12000→17000/☆2
クロノ「クロノジェットGでアタック」
メリーブロックパワー:7000→15000
クロノジェットG+メリーブロックパワー:32000/☆2
ノアは唇を噛みしめた。
ノア「(耐えられない)ノーガード」
星輝兵 カオスブレイカー・クライシス(なし)
ノアダメージ:5→6
クロノWIN
ミヤ『決まった!! 新導クロノVS星崎ノア。勝者は、新導クロノ!』
ノア「あーあ。負けちゃいました」
クロノ「ホント、強かったぜ。ノア。ありがとな」
クロノが手を差し伸べたため、応えたノアと握手を交わした。
ノア「うーん。気持ち的にも負けるつもりはなかったんですけどね」
ノアは頭をかいて反省ポイントを探している。
ノア「僕も彼女の前でカッコ良く勝ちたかったな~」
クロノ「え゛っ!? ノア、彼女居たの?」
ノア「あっ、言ってませんでしたね。居ますよ。幼馴染みなんですけど」
あははは、と笑って報告するノアに、クロノは驚いて口を開けてしまった。
クロノ「まあ、お前。この3年でカッコ良くなったしな。背も伸びて、声も低くなったし」
3年前のノアの身長は、トコハよりも小さかったが、今のノアの身長は、クロノよりも大きい。
内面も外見も成長すれば、モテるのも当然だろう。
ノア「まあ、僕が気づかなかっただけで、昔から好意を持っていてくれたみたいですけどね。この間のU-20にも応援に来てくれましたから、今度も良い所見せますよ」
デッキを片付けながらノアは決意を表した。
ここで、ノアの足元が下がりだした。
ノア「あっ、ここまでか。クロノさん。頑張ってくださいね。セカンドステージ以降でリベンジしますから」
クロノ「ああ。またファイトしようぜ」
ノアの姿が見えなくなると、地面が閉じて穴がふさがれ、ファイトテーブルも仕舞われた。
クロノ「よし。まずは1勝。次も勝つぞ」
クロノも決意を持って、走り出した。
VF世界大会ファーストステージは始まったばかりだ。
さらに激しいファイトが彼らを待っている。
続く
次回予告
「いきなりヘリテージを使うことになるとわな」
「ヘリテージとリンクジョーカーの相性が良すぎるんですよ。他になにか考えていました?」
「ミステリーフリーズ」
「あー。それもやばいですね。もっと早く攻め手を増やせるように調節しますか」
「頑張れよ~」
次回、第9ターン:互いの決意
「アラタ~。マコト~。早く勝って~」
「俺も負けないように気を引き締めないとな」